9/24 6年生 U-12 交流会(もやしがいたぞ!)

9月24日は鶴見緑地競技場にてMRR認定講習会兼U12交流会をおこなわれました。6年生は昨日の茨木RS戦の激闘からの連戦になりますが、朝のミーティングで全員の顔をみましたが疲れている顔ありませんでした。合宿でも2日目は体のなんというか重さが取れて軽くなったような気がして良く体が動きます。それが原因かどうか?私の思い込みかどうかわかりませんが、今日の選手たちは普通よりキビキビ間があったように見えました。

昨日に引き続き「エース」「ヒーロー」 18名の選手とポジション的に現在豊中はスクラムハーフ担当の選手が骨折で不在のため能勢RSさんより助っ人をお願いした1名を加えた選手19名、指導員4名で4試合を戦いました。

(結果です。)

エース vs 阿倍野RSさん 4-6 (負け)

エース vs  OTJ さん   8- 1 (勝ち)

ヒーロー vs 箕面RSさん 3 -3 (抽選勝ち)

ヒーロー vs 大阪中央さん 4-6  (負け)

エースが対戦した 阿倍野RSさんは5年生まで豊中RSに所属していた 元H23(もやし)が現在所属しています。昨日から豊中の生徒には茨木さんの選手を「仮想元H23」だと思って思いっきりタックルをしてきました。しかし、整列した時に相手を見た時、あきらかに超小学生級の体格の選手が3人もいました。でも、ドコモカップを目標に練習をしてきましたので低いタックルで大きな選手を止めていました。しかし、ディフェンスの時間が多く最後は押し切られました。(もやしにもトライされて眉間にシワできました。)

しかし、次のOTJ戦ではフォワードが良く相手を押し込み、生きたボールをバックスに供給、スタンドオフL4が飛ばしパスやキックでうちの快速ウイング(A10,R20)を走らせて得点を重ねました。(この試合で失敗しましたがスタンドL4からウイングA10へのインゴール隅へのキックパスはキャッチできれば超小学生級のスーパープレーでした。胸にボールが当たっていたのですごく惜しかったです!)

ヒーローはこれまで大量失点で大敗する試合が多かったです。原因は「タックル」です。相手の突進を止めるのに3人ぐらい選手を使わないと相手1人を止めれません。「どうしても手だけ」になるため沢山の手が必要だったのです。 指導員として「ヒーロー」のタックル恐怖感を取り払う練習を見つけることがまだまだできていません。(難しい課題ですが見つけることができたら論文にして発表でもするつもりです。)しかし、今回は「ヒーロー」で出場予定のなかった能勢RSさんの”助っ人Mr.X”がけが人による負傷交代のため「ヒーロー」のメンバーとして出場、彼は要所要所で大事なところでタックルを決めて相手の連続攻撃を寸断してくれました。その影響でゲーム的には僅差で最後までどっちが勝つかわからない展開となり、他のメンバーも負けたくないと!必死にボールを追いかけてくれました。(タックルに行く選手がチラホラでてきました。)試合結果も京都成章杯で大敗した箕面RSさんと引分けました。(ラガールH16の久々のトライよかったですね)、春の関大フェスで対戦した大阪中央さんとも接戦ができました。(D23のトライS21の職人芸のようなラストパスがピカ1でした。) 

今日の試合をみて少しタックルについて恐怖感が薄れてきたと思いますので、これからドコモカップまで自分の弱点を克服する戦いをしてもらいます。これからの練習は手ぬるい練習は少なくなって、いままでコロナ禍でできなかったコンタクト系の練習メインで練習していきます。

(参考: もし録画していたなら 24日の南アフリカとアイルランドの試合フルでみてみてください。ラグビーのディフェンスのスキルが沢山みることができます。こういう試合をみるだけでもスキルアップできます。 ぜひご覧ください。)

あとお願いです。秋の夜長、特に練習日前日はゲーム機夜遅くまで遊ばず、いつもより早く寝てエネルギー満タンで練習にきてください。(理想的な前日の過ごし方のおすすめは K5のように難しい本を静かに読んでみませんか? 読書の秋にしてください!)

次の試合は10月中旬に試合がおこなわれます。 10月1日、10月8日の練習でさらにレベルアップしましょう!

最後に本日対戦していただいたスクールのみなさん、レフリー、協会の皆様、助っ人を出してれた能勢RSさん、そして2日連続でお子さんを送り出してくれた保護者の皆様ありがとうございました。

9/23 6年生 第44回vs茨木RS定期戦

9月23日(土祝)はマルチグランドで第44回豊中茨木定期戦をおこなわれました。44年も続く伝統の定期戦であり、秋のラグビーシーズンインの初戦でもあります。春から夏合宿まで取り組んできた成果をこの試合から披露していきます。またこの茨木定期戦は特別なルールがあってスクールとスクールのプライドをかけて6年生が1試合ガチンコの試合をおこないます。各学年の試合が全て終了した13:00 広いマルチグラウンドには両行の6年生だけがフィールドに立てる至福の時間です。今日6年生は17名で「エース」と「ヒーロー」に分かれて 3試合を戦いした。(指導員6名) 

試合結果(点数はワールドカップ風で) 

1試合目 vs 茨木RS  25-30 

2試合目 vs 茨木RS   5 ―  40 

代表戦   vs 茨木RS  40 ― 25 

1試合目は前後半で 「エース」 「ヒーロー」が前後半で交代、2試合目は「ヒーロー」で1試合、代表戦は「エース」で1試合をおこないました。 

「ヒーロー」では D23をセンターで起用しました。4月に入校してまだ6か月、ずっと今までサッカーをしてきて6年生からラグビーにチャレンジしています。いままでのミニラグビーではボールを前に運ぶにはラインを作って横にパスをつないで前に運ぶ、「横パス」が主流です。でも最近のトレンドは「前パス」 といって ゴロキックや小さいパントキック(チョンパン)で相手のディフェンスの裏に蹴って、ボールを再獲得するプレーです。陣地を大きく回復するロングキックに比べてこの「前パス」は再獲得できないとピンチになる大変リスクのあるキックです。でもロングキックはほぼ100%相手ボールになるので、リスクを冒してでもチャレンジする練習を小学生の間に使えるようになると将来、中学、高校でラグビー続けるならば大変大きな武器になります。 D23はさすが元サッカー選手! ボールを上手に前に転がしボールが上に跳ね上がった時に再獲得して「前パス」を成功させました。そのあとゴール前まで迫り、トライにつながらなかったですが「裏にでる」ことには成功しました。 

またヒーロー唯一のトライは「タックル職人」 S21がラストパスを出してK15がトライしました。S21はD23と同じセンターのポジションで主にディフェンスに力を発揮します。この9月から新ルールでタックルは胸骨より下となりました。S21はどっちかというと受け止めるタックルをするのでタックルの瞬間どうしても胸骨より上になります。しかし、S21は今日は違いました。1歩足を前に出してタックルできているので低いタックルになっていました。またそこから相手を捕まえ、そのままホールドしてモールパイルアップ! 豊中のマイボールスクラムを獲得します。その時の彼の課をはまるで職人の顔です。ヒーローの両センターがしっかりしてくれば、S6,N13の快速ランナーも前に出れるのでこのままチーム一丸で勝ちにいきましょう! 

「エース」ではL4のキックがベストでした。キックオフが100%のキックで滞空時間、ボールの落下地点全て最高でした。私がもし選手だったらその蹴ったボールを追いかけて直接ジャンピングキャッチするか?相手が取ったとしても滞空時間が長いので取った瞬間で相手の腹にタックルすることができる「最高のキックオフ」でした。  

代表戦はこのL4のキックオフがとても効果的でした。キックオフで確実に敵陣でプレー開始というパターンができ、それをきっかけに両ウイングでフィールドの隅にトライ、そして、茨木RSさんの猛反撃で1点差まで追い上げられても、うちにはボールを持つとトライか、またはゴール前まで必ずボールを運ぶ豊中のエースC22の突破があります。「サインはC22」 このC22の突破を起点にダメ押しのトライ! 最後はキック絶好調のL4がマルチグラウンドの高いフェンス越えのキックで蹴りだしノーサイド(13:30に用事があって帰る準備をしていたDコーチをやぶ蚊と蛇とへんな毛虫のいる草むらにボールを取りに行かせる場外キックでした。) 

代表戦は昨年に続き勝利できました。しっかりと試合を見てくれた5年生にバトンは渡せました。来年は5年生がんばってください! 

明日はMRR ミニラグビーレフリー試験の交流会に参加します。今回の試合でもあったセルフジャッジで足が止まる、レフリーの笛がなるまでプレーする。明日はそういった場面が多くあるかもしれませんがセルジャッジ禁止です! 

最後に今日対戦していただいた茨木RSさん、レフリー、指導員のみなさん、応援していただいた保護者の皆さんありがとうございました。

9/17 6年生「推し」ではなく「押し」てみました。

9月17日 生徒13人、指導員4人

インフルエンザ、コロナが流行しています。また3連休もあり、1年生のころに戻ったかのような生徒参加者数13名で練習しました。

いつもだいたい土曜日に練習メニューを考えてくるのですが、さすがに13名では当日に無い知恵しぼって、6年生に覚えてほしい練習をしました。それは 「押し」です。

スペースにボールを回すように指導してきましたが、右に、左に走ると疲れます。そこで押しです。しっかり押せれば、敵のディフェンスラインがぐちゃぐちゃになります。そこでまずは13名の押す姿勢をチェックしました。ここではどっちかというと体の大きい生徒さんは押すときの姿勢で膝の高さが高く、背の低い生徒さんの方がコーチから見て「できてるやん!」という人が多かったように思えました。中でもK15は合格です。彼の所属するヒーローチームは彼を使って仕掛けてみてください。かなりチャンスが生まれるでしょう!

全体的な指摘としては膝の高さ以外に ”背中を伸ばす” ことです。力が前に伝わりません。みなさん今両手で「T」を作ってみてください。(縦と横)そして 横の手の指を曲げてみてください。力が上に行くのが理解できると思います。6年生はこの状態になっています。これではモール、ラックに何人使っても相手を押し切ることはできません。どうやったら強く推せるか? 簡単ですね! 一本の棒になってください。棒人間になって押せれば試合で「おおー」っていう外で見てるお父さんお母さんの声を聞くことができます。

次に変則3対3と 1対1のタイマン勝負をおこないました。 コーチ的にはディフェンスはタッチでいいと思ってましたが生徒さんからタックルで!という声が多数のためタックル有りでおこないました。 確かにタックルは実戦に近い状態で練習するのが上達の早道です。今後はタックル有り練習増やしていきます!

5年と試合 外のスペースにボールを運ぶ意識と、さっき行った「押し」早速使ってくれました。ありがとうございます。あななたちの攻撃のパターンに一つ増やしてみてください。

さあ 来週は試合が続きます! インフルエンザ、コロナに感染しないように気を付けてください。コーチの娘(元豊中RSOG)は日曜日コロナ感染発症してコーチは現在マスク生活に戻っています。(コーチは予防接種6回打ってます。 口が暑い!)

9/10 6年生 タックル タックル タックル

9月10日(日)は南丘小で練習でした。 生徒17名、指導員4名

 久しぶりの南丘小に来てみると芝生、”野生芝”の浸食がひろがっていて、グラウンドの3/4が緑で覆われていました。 ぱっと見て、少年野球にもサッカーにも、そしてラグビーにもベストなグラウンドに変身していました。(芝生化当初はグラウンドの1/4が芝生のみでした。)南丘小に通う生徒さんだけの特権ですねうらやましいですね!

今日は中学3年生が最後のスクール大会に出場していたため、普段中学生が使うスペースで練習をおこないました。

1)アップ: 今日は「タックル」がメインの練習でしたので アップは「膝裏取りゲーム」から開始して、動画でみたスペースにボールを運ぶゲームなどをおこないました。

2)タックルです。 タックルは私たちコーチ陣が昔昔、学生の時のラグビー部で行われていた「THE 昭和のタックル練習」から「暴言、暴力、脅迫」を取り除いた、令和の小学生用のゆるーい練習に練習をおこないました。数種類おこなったメニューの中で唯一少し意気が上がる練習は「10本連続タックル」でした。でしたがタックル大好きY11には物足りない練習みたいでした。

3)5年生と先週に引き続き試合を「エース」と「ヒーロー」に分かれて戦いました。この中で「エース」のY11はチームに反則が多いことを指摘!チームメイトに「このままだと茨木RSに負けるぞ!」と皆に危機感を伝えたことなどチームとして同じ方向に持って行こうとする言動はとてもGOOD POINT でした。 「ヒーロー」もまだまだR8しか声でてません。5年生の時のキャプテンR8としっかりコミュニケーションをとってチームを強くしてください!

最後に 本日おこなった練習に ”10本連続タックル” がありました。この連続タックルは私がタックルできるようになった練習の一つで学生だった当時のラグビー部顧問が「ラスト」っていうまで10本ではなく“永遠に”タックルをし続ける練習でした。3分ぐらい経過してもう動けない、ダッシュもできない、息もできん、水欲しい!という状態まで追い込まれたとき、顧問が「OO!ラスト」っていう声がかかります。すると私は「この1回で決める」と自分がその日の練習後の日常生活に最低限必要だった基礎体力までも使ってこの1回のタックルに命をかけます。(はやくこの地獄から逃れたい)と心と体がと言ったとき! 私の心技体が一つになりました。そして最高の1本がきまります。顧問の「よっしゃ!」を聞くか聞かないかその場にへたり込んでいました。体がタックルを覚えた瞬間でした。これ以降はタックルの形は完成しているので「タックルする」という気持ちだけで痛いと感じるタックルは無くなりました。

今私が生徒さんに教えている 1)足で相手の懐に踏み込む 2)肩を相手のおなかにヒット 3)腕で相手をつかむ、この3つが全て同時にできたらそれがタックルです。って言っていることは、上記の私の習得した経験からみんなに伝えています。 

特に 2)は今秋から WORLD RUGBY がタックルの高さについて「胸骨より下」って明記されました。 生徒のみなさん タックルは今日行った10本連続タックルの高さ忘れないでください。この高さより上は反則です。 

来週は戦術中心に定期戦に向けて最後の練習をします。

9/3 6年生 やっぱりタックルが難しい

9月3日はマルチグラウンドで生徒18名、指導員久しぶりにフルメンバー7名でこの日は全国で一番暑い街になった豊中市(37.2℃)で練習をおこないました。

(補足:スクールの練習は9:00~11:00までで37.2℃に行く前に練習は終了しています。 熱中症でダウンした6年生は0人です。)

1)先日サッカー番組のTVで見た「シューズの掃き方」から始めました。まず靴紐は全部緩めた状態にします。次に足を入れます、足をいれたら「かかと」をトントンし、「かかと」を靴の後ろ側をぴったりフィットさせます。次に靴紐をしめていきます。占める時、足の裏は地面につけない! トントンした状態をキープした状態で靴ヒモを足の先の方から締めていきます。ここでもヒモを縛る時に注意点があります。通常ヒモは手前(自分の方)の方に引っ張りますが、そうではなく、ヒモを水平に両方の外側へ引っ張っていきます。つま先から足の甲までピッタリフィットするようにヒモを横にまっすぐ引っ張り結んでいきます。これでスパイクと自分の足が一体感を感じることができ、「自由自在に動けるような気分」になります。今後もスパイクを履くときはこの方法でやってみてください! (特に試合の日)ヒーロー&ヒロインになれるかもしれません。

2)アップとして制限付き3vs3をおこないました。ディフェンスは横移動しかできませんがトライラインを今までのディフェンスの前の線から3m後ろの線に変更しました。これによりアタック側はディフェンスをしっかり外さなければトライはできません。スペースを探しながらパスを回す。一度に複数のことを考える!しっかりスペースを見つけてください。

3)キックされて転がるボールの処理を3人でおこないました。ここではボールを拾う選手と2番目にボールをもらう選手、そしてそのボールをつなぐ選手の合計3人でスムーズにボールを動かせるか? 走りながらパスをもらう!(停まってパスをもらってはだめです。)ここでは声出しが一番重要です。2番手の選手はボールを拾う人にどういう風にパスしてくれればトップスピードでボールをもらえるか? しっかり考えてみて練習で間違っても良いからどんどん試してみてください。

4)チームごとにフォワード、バックスに分かれました。 “エースは9人”

、”ヒーロー”は13人となりますがチームの戦術は共通です。なのでヒーローの選手がエースに行ってもエースの選手がヒーローに行っても同じ戦術なので「できない」というのは原則ありません。エースでは H14,S9,L4,R20の4名 ヒーローでは K17,R19,R8,D23,S21 の5名の選手はすみませんがドコモカップまでの2か月間 “2刀流” で準備お願いします。

5)試合 :スクール内で他の学年の指導員の方が9月にミニレフリー試験を受けるため、レフリー試験対策と場数を踏むため5年生との試合をおこないました。みてて感じたことはやっぱりタックルへの恐怖心を取り除かなないといけません。 

最後に

合宿感想文にも誰かが書いていた まだタックルへの恐怖心がなくならない! と!  そういうわけで来週の練習は実践経験を増やすためタックル練習の時間を増やして練習します。ショルダーガードなど持っている人は持ってきてもいいですよ! 

8/27 6年生 スーパー強化練習はじまる。

8/27 はマルチグラウンドで16名の生徒、3名の指導員で練習をおこないました。

練習内容

1)ショートミーティング

2)アップ 3vs3など

3)スーパー強化練習

4)アタック&ディフェンス

今日は以前から言ってたとおり、チームを2つに分けました。チーム名も「エース」と「ヒーロー」に振り分けてドコモカップまでの2か月間メンバーを固定して戦術を学んでもらいます。戦術を理解するには兎に角ラグビーを好きになってもらわないといけません。スマホゲームの方がまだ好きな選手は切り替えてください。なぜならラグビーのシーズンは秋冬です。そして6年生としてラグビーをできるのも実質あと6か月、回数にして20数回となりました。22名で卒業まで全力でラグビーをエンジョイしましょう!

注意: スーパー強化練習の内容は内緒です。

8/11  6年生 合宿前直前練習!

8月11日 (祝金) 生徒14名、指導員4名 

今年の暑さは半端でないことを証明するかのようにマルチグラウンドの青々とた夏芝が暑さが原因か不明ですがところどころで緑の色素がなくなって白くなっていて多分上からみたら「アート」だろうと思うほど緑と白のまだら模様になっていました。といっても白い部分も柔らかい芝生です。6年生は柔らかい芝生の上で合宿前の練習をおこないました。 

1)アップ 

2)ステップ1 カットインの練習 

3)ステップ2 ミラーリングの練習 

4)ステップ3 制限付き 3対3 

5)ハイパントキャッチ&ラン 

6)ADからの試合 

2)いつものカットインの練習ではトライできる選手は少ないのですが、3)ミラーリングの練習では相手の逆を取ってトライする選手が多かったのは驚きました。存在能力としては1対1で相手を抜けるセンスが今日参加した14人にはあります。その素質をどう磨いていけばよいのか? 指導員として責任を感じました。 練習方法考えます。

5)ハイパント&キャッチ&ランでは主にキャッチングを見ていて、「ドッチボールキャッチ」になってしまう選手は練習後、直接呼び出してキャッチングの方法を1から教えました。通常ハイボールキャッチは数をこなすしか上達しません。このままでは危ないので今後の練習ではちょっと工夫して!しっかり体に染み込ませていこうと思いました。(次回新兵器にご期待ください) 

今週末から2泊3日で合宿です。今回の合宿の意義は、練習成果だけではなく寝食を共にし、激しい練習を通して仲間との連帯感、絆が生まれ、時間と空間を共有することで、生涯に残る思い出となります。ここ数年コロナ禍で活動が中断し、ラグビースクールで一番習得してほしいスキル「チームワーク」がまだまだできていません。この合宿では4月から言っていたとおり、合宿後にチーム分けをおこない、サインプレーの練習もあるのでメンバー固定します。チーム名は「エース」「ヒーロー」 の2つに 分けます。固定したらチームごとにドコモカップに向けて準備していくつもりです。 

MKTコーチから合宿で特に頑張ってほしいポイントは3つ 

1)チームファーストできる選手:試合ではチームの勝利を最優先で動ける選手です。 

後に書く 2)3)の選手も結局は「チームファースト」なんですけど。チームが勝つために自分が何をしないといけないか? この合宿で学んでください。 これが習得できれば人間的に大きな成長になります。(自由研究にも書けるかもしれません。)

2)しんどい時に力をだせる選手:試合中に走っていてしんどい時が来ます。このしんどい時は相手もしんどい時です。この時間に「負けるか!」と自分にカツを入れて踏ん張れるとゲームの流れが自分たちにきます。しんどい時は声がでるはずです。このチームには「オリャー」ていう選手がいます。彼の「オリャー」は力を最大限出すためには非常にすばらしい声なのです。筋トレでも「力を入れるとき息を吐く」と教わります。彼はそれができています。この合宿中に第2第3の「オリャー」の出現に期待しています。 (みんなで重いものを持ち上げるとき 1,2の3って言いますよね!この3って言う時ちゃんと息吐いているでしょ!それとオリャーは同じなんです。)

3)最後は試合中元気な選手:1点とられても10点とられても、まだまだ0対0と心をリセットして常に試合開始の状態をキープしていられる選手です。この役目はキャプテンとバイスキャプテンが普通に考えたらおこなうのですが、最近は出場している選手全員がキャプテン、バイスキャプテンになったつもりでみんなを励ますと普段では考えられない力がでるそうです! 自己超越!目指してがんばってください! 

8/6 6年生 くるり!

8月6日(日)は豊中15中で練習をしました。(生徒18名、指導員3名)今日午前中は4年振りコロナ制限のない「夏合宿」の説明会が行われ、午後から練習をおこないました。今年はいつも以上に気温の高い夏になっていて午後は暑さのピークでした。このような高温の状況では通常の練習ができません。またグラウンドも手狭なためどんな練習を行おうか?暑い気温縦長の練習エリアということで以下のような練習をしてみました。 

1)体操&アップラン(モモ上げ、後ろ走り、サイドステップ等々) 

2)ゴールラインディフェンス 

3)スペースを探す 

4)くるりアタック 

5)アタック&ディフェンス 

1)土のグラウンドだったのと暑かったのでアップは短めでした。 

2)これは今季初登場の練習をしてみました。3vs3に分かれてディフェンス3人は横幅を広くとったゴールラインを横にしか動けないルールにしてアタック3人がボールを回してトライをするというゲームです。最初はポジションチェンジもなく、ボールが右左にいくだけでした。ゲーム性を出すためチーム戦にしてみたところ、3人の動きが良くなり、声もでてきました。また仲間を応援するチームメイトの外野の声も大きくなり、盛り上がってきました。久しぶりに「もう一回やろ!」のアンコールがはいりました。またやりましょう! 

3)これも3VS3でおこなます。 ディフェンスラインに立った3人に内側から番号を1、2、3とつけます。コーチがこの3つのうちの番号をコールして、アタック側3名にボールをパスします。コールされたディフェンスは5m下がってから戦線に復帰します。つまりディフェンスが一旦少なくなるので、アタックの3人はディフェンスの穴をついていけるかどうか?をためしてもらいました。結果は少なくなったディフェンスの方が「危ない」という意識が高まりどっちかというとアタックの練習だったのですが、ほとんどディフェンスに止められてしまいました。この練習は改良の余地がでました。 

4)本当はモールをやりたかったのですが、コンタクトはさけて、「くるり」を練習してみました。通常のコンタクトバックを使った練習はとにかくバックに真っすぐ当たることです。真っすぐ当たること=タックルの餌食になります。「くるり」はコンタクトバックの半分に当たると体も半分コンタクトバックからでているのでそのでている半分の体が勢いで1回転する、それが「くるり」です。安全にラグビーするには倒れないことです。倒れないために当たりも工夫してみてください。「くるり」はその倒れないスキルの一つです。 

5)アタックディフェンス 9VS9でおこないました。 試合を見ていて悲しかったことは先週の練習のモールも今週の「くるり」もだれも使ってないことでした。新しいことはすぐ使う、そうしないと使えなくなりますよ! 

練習はこれでおわりです。早く涼しい合宿に行っておもいっきり練習したいですね!この合宿で茨木RSさんとの定期戦の先発メンバーを決めていくつもりです。教えたスキルをどれだけ使えるか?使いこなせるか? 小学生最期の戦いの準備よろしくお願いします。

7/30 6年生 ”新スキル” 練習中

7月30日(日) マルチグランド 生徒16名、指導員4名

  • アップ: ステップ
  • ストレートラン
  • ハイボールキャッチ
  • モールプッシュ
  • アタック&ディフェンス  をおこないました。
  • ステップは相手に捕まらないために必要な重要なスキルです。ステップの最終目標は相手選手が「目の前で消えた!」というぐらい言わせることです。体重移動、足の裏の使い方ですが特に重要なのは「足の親指の使い方」です。親指で「地面を噛む」です。(実際はスパイク履いているので地面は噛めませんが)親指で地面を蹴る!(トレーニング方法は階段の淵に足の指だけを載せて、それ以外は浮かせます。そして指だけで体を上下に動かします。慣れたら足の親指だけで上下してみてください。強靭な親指ができあがります。
  • 3人1グループでバックスのラインパスをおこないました。まっすぐ走ってパスをするだけの単純な動きですが地面においたマーカーの上を通過するのが難しいようでどうしても流れてしまします。流れることで自分たちの攻撃スペースが狭くなることはダメということを意識してストレートに走ってください。
  • ハイボールキャッチ: 今後ドコモカップに出場するためには正しいキャッチングを身に着ける必要があります。今回の蹴り上げたハイボールの高さは標準的な小学生の蹴ったボールの高さでした。まずは素早く落下地点にはいる! これができていない生徒さんいます。次に正面キャッチする生徒さんいます。何度も言います。「半身で!」また、キャッチする人以外の選手はキャッチしたらパスをもらって前にでる意識も身に着けてください。このスキルは「声を出してキャッチーに自分がどうしたいかキャッチするまでに伝えてください。 次回はアタックのハイボールキャッチです。
  • モールプッシュ:みんなで押す! ですが押し方があります。理想はトンガ戦で日本代表の長田選手がトンガの選手3人の圧を1人で押し返したプレーがありました。あの押しが皆さんの最終目標です! 足腰鍛錬(学校の階段は1段または2段飛ばしで!)してください。
  • アタック&ディフェンス:試合形式の練習で今日行ったトレーニング、特にハイボールキャッチとモールプッシュについて練習しました。ハイボールキャッチはK7、H14が正面キャッチをしてしまうようです。 またモールプッシュも最初に当たった選手がずっとボールを持っています。ボールを最後尾まで送ってからプッシュです。次回また修正していきます。

以上で本日大変暑い天気のなか練習よくがんばりました。私の考えとしては9月の茨木RS戦でAチームメンバー9人を選びます。9人がパス(長い距離が投げれるパス)、ステップ(サイドステップ&クロスステップ)、ハイボールキャッチ(半身+αジャンピングキャッチ)、2番手の声(後ろからの指示の声がでる)、体幹と首の強さ(足の親指を強くする)、そしてタックル(おなかにズドン!)などなど「チームのためになるスキル」ができる選手9人を選考していきます。沢山練習してラグビー上手になり豊中代表として茨木RS戦のピッチにたちましょう!

7/23 6年生 ”初” 2部練習

7月23日(日)は 6年生が初めて午前、桜塚高校グラウンドでと午後の2部練習をおこないました。理由は今年は日曜日に雨で中止が多かったこと、11月にドコモカップというイベントが控えているため、少しでも練習量を増やすためにスクールより特別に許可をいただき、猛暑の中熱中症に最大限気を付けながら2部練習をおこないました。夏休みがスタートして最初の日曜日! 暑い夏ですが生徒も保護者も指導員もがんばりました。

第1部(桜塚高校:生徒18名+中学生3名、指導員6名)

1)アップ:体幹強化 ラグビーは体幹です! 体の芯が強ければコンタクトプレーは痛い!という感覚がほぼなくなり、相手を吹っ飛ばしたくなる欲望がでてきます。お家でもどうぞ!ぜひ!1週間体幹トレーニング続けてみてください。1週間後のスクールで「あれっつ? 自分パワーアップしてる!」と実感ができるでしょう。実感できるとラグビーが楽しくなります。楽しくなるとタックルができるようになるので、まずは体幹頑張って!

2)オフロードパス:スクールの方針として「倒れないラグビー」を今後も目指します。用意にラックにするのではなく、1歩でも前に進む。進めなくなって倒される前にオフロードパスをする。パスを受ける選手は普通のパスは無い!と思ってトップスピードでオフロードパスを受けるように準備してください。

3)2)の練習をふまえて「オフロードタッチ」の試合をおこないました。しかしながら、以前と同じパスを受ける選手が積極的に前にでていません。またパスを受ける選手も「パス!」とか「オレにくれ!」とか大声でボールキャリアーからボールを奪ってください。

4)ハイボールキャッチ: 練習量が増えた分、最重要で取り組みたかったスキルです。

  キャッチ方法を文章で書くと以下のようになります。

A)目線をぶらさない

B)  常に半身でボールを見る。

C)少し後ろから捕球体制に入る

D) 落下地点を予測する  これらA)~D)は 野球のキャッチングの方法です。ラグビーボールは野球のボールより高速で飛びませんがこの方法で落ちてくるボールを半身でキャッチできるようにしてください。 といっても実際の練習を増やします。

5)2対1からの3対2 :  ここでは数的有利な状況を100%利用する。つまり確実に1対1でパスをして1人余らす。ように! K7はボールをもったらすぐに誰かにボール渡そうとします。もっとボールを持ってギリギリまで相手を引き付けるように!ここではN13がキレのある動きをみせてくれました。(拍手)

6)オフロードラグビー:最後にオフロードタッチの進化系、オフロードラグビーをおこないました。ルールとしてタックルはありますが、モール、ラックなどのブレイクダウンはありません。ここではタックルが課題でした。ドコモカップまでしつこく練習していきましょう。これで午前の練習はおわりました。今日の練習で伝えたいことは 認知、判断。実行の3つをゲームを通じて毎秒、繰り返し考え、実行する時は大きな声で指示を出す!というところでしょう! それでは暑いのでお昼ご飯を食べにかえります!
 

第2部 豊中3中 生徒12名、中学生1名、指導員4名

1)到着して熱中症専用の温度計の針は36.5度を指していて、温度計に書かれていたコメントは「36度以上は原則外での運動は禁止」となっていました。なので35度に下がるまで校舎の涼しい影のところで「座学」をおこないました。タックルの入る位置とキックオフサイドについて説明をしました。新ルールは9月から適用です。しっかり修正していきますので選手の皆さんは体幹強化してブレない体を作ってくださいね!

2)座学が一通り終わったところで温度計の針が「運動OK」のところまで下がりましたので、グラウンドにでて練習開始です。 まずはサッカーボールのようにラグビーボールをドリブルしてもらいました。3チームに別れてリレー形式で競争してもらいました。K17のいるチームが3連敗でした。(K17ドリブルは大きく蹴りすぎて、ballがとんでもないところにいってました。蹴りすぎです。それはドリブルではありません。)

3)ステップ(カットイン)の練習: これも2チームに分かれて団体戦で野球のように攻守交替をして5イニング戦いました。試合は白熱して延長戦にまでいきました。 1対1でステップを切って相手をかわす。6年生はこのスキルがないと試合に勝てません。「倒れない」ためには「相手に自分を触らせない」ということでもあります。これからも競争しながらスキルをしっかり練習していきましょう。

4)タックル: コンタクトバックに勢いよく当たってもらいました。コンタクトバックのあたる6年生はどれもこれも「ナイスタックル」を連発します。しかしこれが試合ではでない。やっぱり体幹を強くしないとだめかもしれません。

5)試合: 2チームに分かれて オフロードラグビーとミニラグビーの試合をおこないました。ここでは中学生のお兄さんが1年上の風格とドコモカップベスト8の自信からくるオーラを6年生に出しまくり、ステップで6年生にタックルをさせない動きをみせてくれました。11月までこれと同じ動きができるように真剣に自分自身のレベルアップに取り組んでください。

7/16 6年生 独占マルチグラウンド2

7月16日(日)はマルチグラウンドで練習でした。3連休の中日のということもあり11名という小人数で練習しました。(今回はレジャーに行くというお休みよりも、体調不良でのお休みが多かったと聞いています。コロナもまた増えているそうですのでみなさんお大事に!)  

ということで11人での練習になりました。さらに今週は6年生だけ時間延長で練習ができる環境を用意していただきました。しかしながら猛暑です。メニューを休憩多めで走るメニューを減らして、パスとステップとキックの習得にそして延長した1時間はタックルの練習だけにあててみました。 

1)アップ 

バックスのランパスでラグビーするぞ!というモチベーションをあげていきます。アップだから「グランド〇周」とボールを持たずに走るのではなく、ランパスすることでスペースにボールを運ぶということを意識してボールをパスしてください。しかし、パスのコントロールが全体的に低いので以前から言っている手首回しを意識してボールを投げてください。 

2)ストレートラン 

今日から取組みます。これは今後ドコモカップでは大変重要なスキルになります。全員に習得してもらいます。 

3)カットイン 

これも前回から導入しました。2)と合わせて非常に重要なスキルです。全員ができるようになってもらいます。ステップを切ってトライした数を数えて誰がトライ王になるか?競ってもらいました。この練習ではR19とR20のデッドヒートになり、2人ともキレキレのステップを披露してくれました。この練習はステップを切って方向を変える練習です。最初からまっすぐ走ろうとするのは100%タックルされます。みんなもご存知のL4は最初は「ん?」っていうステップでしたが、ずっと練習してこの前の成章杯ではきれいなステップでトライをしていました。このステップもドコモカップに必要なスキルです。必ず全員にステップきってもらいます。 

4)キック

ステップの練習中に豊中RS OBで現在リーグワンの釜石シーウェイブスに所属するO先輩(ポジションSO)が来てくれたので次週予定していた「キックスキル」を直接教えてもらいました。体幹とボールを持つ位置が重要と教わりました。今度は今日これなかったチームメイトに教えてあげてください。そして5年生までサッカーをしていたD23はやっぱり「うまい!」と先輩は言ってましたよ! 練習の最後にO先輩にハイパントを蹴ってもらい普通にキャッチをしてもらいたかったのですが、ハイボール苦手のようです。今日キックスキルしたので次週からハイボールキャッチも1から教えます。(少年野球をしていたコーチはキャッチ大得意です。)  

O先輩短い時間でしたがキックスキルを教えていただきありがとうございました。 

5)Y11が早退したので5vs5でフルコンタクトの試合をおこないました。試合を見る限り新ルールに対応したタックルはまだまだできてません。9月から新ルールで胸骨より下しかタックルできなくなります。「俺が(私が)タックルしなければ、他の味方がタックルしてくれる」から大丈夫!」とまだ思っていませんか? その味方がいた場所は相手にはとってはスペースになるのです。タックルは1歩前にでるか?でないか?まできてます。 コーチは1歩前にでるの待ってます。

6)そして時間延長の練習が始まりました。6年生以外いなくなったマルチグランドでの練習はR19が用事帰りましたので9人でおこないました。とにかくタックルです。今回はタックルリングとコンタクトバックを使って速く、低く当たる練習をおこないました。形を覚えたら最後は1対1でタックルをおこないました。この特訓をした9人の中から1歩前に踏み出せる選手がでてくるのをコーチは本当本当にに待ってます! 

最後に来週は予定では6年生だけ2部練習です。 9:00 と15:00の2回練習します。1日ラグビー漬けにしてチームワークをもっと高めます。合宿、9月の定期戦に向けてしっかり準備しますよ!

7/2 6年生 独占!マルチグラウンド

7月2日(日)の暑い1日 6年生は初めて2部練習をおこないました。4月に新年度が始まってから今日まで15回の練習と試合のスケジュールが組まれていましたが、今年はすでに6回雨天中止だったこと、そして4回試合&合同練習だったため、「100%練習日」は5回しかありませんでした。しかも試合の前の週にいつも雨で降って練習できず、教えたいこともできずにここまで過ごしてきました。

さらに6年生だけの特権「ドコモカップ」の日程も11月5日と決定され、そこから逆算すると、今日からドコモカップまで20数回しか練習ができないことになりました。これから1回1回が貴重な練習時間です。そういうこともあり、今日の2部練習はとてもありがたい1日となりました。

午前練習: (生徒19名、指導員5名)

  • 座学: 前回の試合というか今までずっと思ってきたことを言葉にしました。試合中足が止まる「見る」「見た」、そこから次の動きが遅いです。ボールゲームでは当たり前の「認知」「判断」「実行」が間髪入れずにできるようにならなくてはいけないと説明をおこないました。今後の練習はこの3つを意識した練習をいれます。すぐ動く! 約束ですよ!
  • まず体幹強化: 今年9月からタックルの高さが胸骨より下とルール上決まりました。といことは相手のタックルも低くなるので、「倒れない」身体に強化していく必要があります。協会から推奨された体幹強化メニューをおこないました。ラグビー以外に柔道をしているR18、そして以前からアタリの強いK5以外はヨレヨレしていて体幹強化は今後も継続します。
  • 今までは4連パスでパススキルのみを伸ばしていましたが、今回よりバックスのアタックラインでのボール回しを始めました。私的にミニラグビーの9人制は大人ラグビーのセブンスと同じようなイメージをもっており、どれだけ「立ってつなげるか?」全員が「倒れないラグビー」ができて、全員が「走るラグビー」ができるように練習していきます。しっかりスキルアップしていきましょう!
  • 今日はスクールOBで先月「京都成章杯」でいろいろサポートしてくれた先輩2名がスクールに遊びに来てくれたので、しっかりOBさんに「走るラグビー」に必要なラグビースキル「カットイン」と「ヒット&リップ」直伝で教えてもらいました。ステップの切り方やリップの足の運びなどOB先輩のお手本はどんなコーチングよりも効果があります。時間をかけて教えてもらいました。先輩ありがとうございました。
  • 練習試合: 成章杯の時のAチーム、Bチームに分かれて試合をおこないました。試合ではR8の指示の声が大きく、的確でした。チームが劣勢のなか、チームを勝たせようと声を出し続ける姿は素晴らしいです。彼の思いが他のメンバーに伝染すればチームはまとまります。 第2、第3の「R8」がでてきてほしいですね!

午後練習:(生徒12名、指導員2名)

  • 午前から2時間休憩をとって 13:30~14:30まで練習をおこないました。グラウンドに来て知ったことは午後の練習は6年生だけのマルチグラウンド貸し切りということでした。(本当は今日雨で午前のグラウンドが使えない時の予備費なのでグランド全面を使って「大人サイズのフィールドの大きさ」を体感するためにアップとしてオールコートを使ってキック合戦をおこないました。12人なので6対6に分かれ各チーム7回の攻撃権を与えゴール目指してハイパントを蹴ります。しかし、ハイパントをノーバンキャッチできれば攻撃権が1回減ります。7回の攻撃でゴールまでたどり着けるか? 競ってもらいました。6人で半コートを守るのは広すぎますが、ハイパントなので落下地点までの走っていく時間的余裕もあるためキャッチされて攻撃権を減らされることもしばしばありましたが楽しくアップができました。来年は中学になればこのサイズでラグビーします。イメージできました?
  • 次もアップとして3チームに分かれて「タッチラグビー」をおこないました。午前中既にコンタクトしてるのでタッチラグビーは「違う」と感じましたので1周で打ち切りました。
  • オフロードラグビー: 今まで「オフロードタッチ」はおこなってきましたが今日から「オフロードラグビー」をおこなってみました。(You tube動画を参考) ルールはオフロードタッチのタックル有りですが、モール&ラックなどのブレイクダウンはありません。タックルされてオフロードパスができなければ1アウトとして攻撃回数が減ります。以前のオフロードタッチよりも「2人目の速い寄り」が重要です。この練習は毎回とりいれていきますのでみなさんもこれから練習に来るときは「タックル」の準備をお願いしますね!

最後に今日はR18が掛け持ちしている習い事「柔道」に専念するため、ラグビースクールを去りました。冒頭でも言いました体幹の強いR18です。入ったころは毎年暑さに弱くてアップだけでリタイヤするR18でしたが2年前に初トライをしてから5年生時は暑さにも負けない体になっていて、さあこれから!というところでしたが痛いですね。R18くん! これからは柔道一直線で頑張ってください。

次週は南丘小で練習です! 今日ならったカットインをもっと極めます。

6/18 6年生 ”激闘” 京都成章杯

6月18日(日)は京都成章高校主催の「京都成章杯」に参加してきました。生徒21名と指導員4名、そして20名を超える保護者さんでチャーターしたバスは補助席も使用するほどの満員状態で7:20分出発しました。6年生はバスに乗っての遠征は昨年の讃岐遠征以来2回目です。バスの中ではお世話係の保護者さんに「ラグビークイズ」を出してもらったり、今日の試合の入りについてチームビルディングをしてもらいました。次回10月の静岡遠征の時もお願いしようと思いました。会場に着くと京都成章高校ラグビー部で豊中OBのお兄さんたちにエスコートしていただき、さらに試合直前にコーチングをしてもらったりして生徒さんたちのやる気も爆上げです。(おかげさまでコーチ陣はサイレントラグビーをして次の課題探しに集中することができました。)

ミニメモ:京都成章高校は今年リーグワンでラグビー日本一になったクボタスピアーズ、そのスピアーズでリーグ戦デビューした豊中OB ”押川選手”の出身高校でもあります。

京都成章杯は今年で14回も行われるミニラグビーのトーナメント戦でこの大会で活躍すれば将来、京都成章高校ラグビー部に優先入部できる? カップ戦です。カップ戦は通常「負けたら終わり」ですが、成章杯は負けても敗者戦があるため、参加した全チームは必ず3試合は試合ができます。またチーム内で活躍した選手に個別表彰もあるため、真剣にラグビーをするしかない環境でAB2チームは戦いました。結果はどうだったでしょう!

 Aチーム (ベスト8)

vs 福知山RSさん 5-3 〇

vs 洛西RSさん  2-3  ●

vs 茨木RSさん  4-3  〇

Bチーム  

vs京都プログレさん 1-8 ●

vs箕面RSさん      0-11●

vsアウル洛南さん    1-6 ●

Aチームはキャプテンが泣きながらチームを鼓舞し、また自らボールを持って突進して相手を吹っ飛ばしチームを引っ張ってくれました。泣き虫キャプテンを笑顔に変えるべくチーム全員ががんばりました。3試合全て最後の最後まで勝敗がどっちに転ぶか分からない緊張感のある好試合ばかりでした。結果はベスト8でしたが、今回のAチームの選手は「負けたくない」 だからそのためには自分がチームのなかでどう動けば良いか?が「わかった」と思います。今回経験した「あの緊張感」を忘れずに今後の練習、試合につなげていってください。

Bチームは 1)足を止めない、「見る」「見た」というプレーはしない。 2)「誰かがやってくれる!」ではなく自分が動く(仕掛ける)。今回はこの2点の課題をクリアすることができるかどうか?じっくりみさしてもらいました。しかしながら、結果のとおりBチームの得点は個人がボールを持って走っただけで、ボールをつないでのトライはありませんでした。またディフェンスは 「見る」、「見た」を連発して足が止まっていて相手を止めれませんでした。特に3試合目につきましてはBチームのみなさんに直接いいましたが「恐らくいままでの人生で1番悔しい試合」を経験したと思います。この悔しい思いを2度としないためにも毎週しっかり練習をして「自分から仕掛ける」選手に変わっていってください。

閉会式で個人表彰がありました。これは京都成章の高校生お兄さんたちが1日みなさんを見て選んでくれました。選ばれた選手おめでとうございます。

Aチーム

ランニング賞: H14 、

スーパータックル賞: Y11

ナイスファイト賞: L4

MVP: C22

Bチーム

ランニング賞: N13

スーパータックル賞: R18

ナイスファイト賞: R20

MVP: R8

最後に本日試合に招待していただいた京都成章ラグビー部のみなさん、チームをフルアテンドしてくれた京都成章 豊中OBのみなさん、本日対戦していただいたスクールのみなさん そして、最後まで声援を送ってくれた保護者の皆さんありがとうございました。

来週から夏の練習にはいります。6年生はこの夏がターニングポイントになります。練習の強度もあげていきますので よく食べて、よく寝て、たくさん勉強して、ラグビーをがんばりましょう!

6/3 6年生 箕面RSと合同練習!

6月3日(日)は快晴の天気のもと青々とした天然芝のマルチグラウンドで箕面RSさんと合同練習をおこないました。(豊中参加:生徒21名、指導員5名)

確か昨年の夏と今年の2月も箕面RSさんとは合同練習をおこなっていて、生徒さんの間では「旧知の仲!」という雰囲気がでておりました。そこでもっと仲良くなってもらおうと今日の練習がスタートしました。まずは箕面RSさん3名、豊中RS3名で6人1グループを作り、会社のセミナーなどで使う「アイスブレイク」(自己紹介)をグループ内でおこなってもらいました。例えば「私は年齢56歳、C級コーチでC級&ミニレフリーとセーフティーアシスタントの資格を持っていて、AED講習も受講したサラリーマンです!」というように! 自分について説明してもらいました。これでグループ内のギクシャクを取り除きます。次にフィールドの外をグループで走ってもらう(1列に並んでボールを後ろに送り、最後の選手がボールを持って先頭に出てまたボールを後ろに回す。これにてアップ完了!

そして次に6人グループで競争をおこないました。ゲームは6人が肘と肘で腕を組んで輪になります。そして10m先に立っているコーチのところまで行って戻ってくるというゲームです。腕が離れたり、手と手だけつなぐのはNGです。最下位チームは罰ゲームがあります。これをまずは全員内向きで1レース、次に全員外向きで1レース、最後は5mのところにもコーチに立ってもらい、2カ所のポイントをジグザグで往復するレースをおこないました。6人が同じペースで速く走れれば転倒せずに走れますが、ところどころで転倒し、さらに罰ゲームという悲劇的な結果になるグループもいました。転倒せずに走るためにすぐにみんなで考えて対応できるか?できないか?ラグビーの試合と同じですね?

次に、タックルです。先月日本協会からタックルについてかなり厳しいルール改正がありました。指導員にとっては「恐らくラグビー人生で一番困難な指導だと思います。」強いラガーマン&ラガールになってもらうため、ここは指導員が「汗」をかいて子供たちを安全に正しいスキルを教えていけるよう練習方法を考えていく必要がでてきました。

今回は危険と言われる「逆ヘッドタックル」にならない練習をおこないました。2人1組で縦1列になり同じ方向を向きます。コーチの合図で先頭の選手が一回転して「足じゃんけんのチョキ」の形で対面します。後ろの選手はどっちの足が前に出ているか?をすぐ(0.1秒位で)判断して逆ヘッドにならないようにタックルします。(今回は肩をあてるだけで相手を倒しません) 普段の練習では最初からタックルする肩を決めてタックルするからコーチから「ナイスタックル」と褒められて良い気分になっている生徒さんも今回は直前までどっちかわからない場合は判断が遅れてへなちょこなタックルをしていました。さらに判断を速くさせるため、最初の合図から1秒後にもう一度笛を吹き!その笛の後でタックルした選手はペナルティーを与えます。「目で見て、脳が判断と指令、そしてタックル」この動作を0.1秒で判断するように追い込みました。ラグビーの試合では相手はステップも切ってどっちにいくかわかりません。どっちにステップを切っても「逆ヘッド」にならないように対応できる反射神経を鍛えてください。

次にこの流れで「一番私がしたかったこと!」 “ヒット&リップ” をおこないました。豊中のモール&ラックはちゃんと人数をかけているのに相手に負ける、しかも相手は少ない人数なのに押し返される。これは「入り方が悪い」からです。原因は逆ヘッド対策の練習でもあった「得意な肩」で押すことが原因です。日本人はほとんどが「右利き」のため得意な肩も右肩になる。右、右、右と入ると押し込む中心線が右にズレて押せなくなっていました。今回はコンタクトバックを持った指導員に1人目がヒット! そのヒットした肩がどっちか瞬時に判断して逆の方でリップするという練習です。今日は指導員さんも大勢いますので8カ所ポイントを作り、“待ち時間0” にしてとにかく生徒さんたちに沢山ヒット&リップをしてもらいました。

最後は1時間ほど練習試合をおこないました。本日教えた「逆ヘッドしないでタックル」「ヒット&リップ」も正しく瞬時に判断しているか?を見ました。今のところ「ちゃんとタックルができている選手」「受け止めるタックルができている選手」は豊中は全23人中新人D23を含めて9名ぐらいと以前の3名から大幅に増えてきました。9名以外の選手は今回の試合で相手にトライされた時、その直前に「ここで俺、私がタックルしてればトライされなかった!」という場面を思った選手がたくさんあったと思います。

タックルは「しっかりと目を見開いて相手のお腹を見続けて、あと一歩踏み出せば」(スーパータックルは2歩)間違いなく「タックルスキルを習得」することができます。

今の6年生で14名の皆さんをポケモンカードに例えると「進化する」、蛇やカエルでいうと「脱皮」、蝶々でいうと「サナギから成虫」へという時期です。新ルールで「ハイタックルの反則」の基準も厳しくなり、以前から言ってたとおり「タックルはお腹」以外できなくなりました。これからもタックルの練習はしていきますので卒業までに23名全員タックルできるようにがんばりましょう!

最後に本日練習に参加していただいた箕面RSの生徒さん、指導員、保護者の皆様ありがとうございました。来週豊中6年生は体力測定です。俊敏性のタイムをあげるには「なわとび」が良いらしいです。あと30m走は足を真下におろすあのYou Tube 和田賢一さん「走りの学校」の動画を参考に!https://youtu.be/gm3o-Ps-R7M 好タイムをだしてください!

5/28 6年生 ラグビーカーニバルに参加しました。

5月28日は 花園ラグビー場で「ラグビーカーニバル」に参加してきました。例年春のラグビーカーニバルは子供から大人まで花園ラグビー場で試合をおこなう企画でして、コロナ禍前までは午前はスクール幼年、小学生、中学生の試合、午後から高校生、大学生、社会人などの試合が行われていました。でもコロナ禍でこのイベントが中止となりましたが、そんななかでも協会さんが子供たちだけでもラグビーをさせたいと!「花園第一グランド」を解放して昨年まではきれいな芝生を走ることができました。しかし、コロナ対策も緩和されるといつもの状態にもどります。6年生は「練習グラウンド」で試合をおこないました。先週の北摂大会から連チャンになります。なので先週の反省点を改善することができないままでAチーム、Bチームそれぞれ2試合、計4試合を戦いました。 さて結果はいかに? 

Aチーム 

vs 吹田RSさん 2-5 

vs 高槻RSさん 3-8 

Bチーム 

vs 四条畷RSさん 1-4 

vs みなとRSさん 0-6 

指導の責任です。誠にすみません! 4連敗となりました。 結果をみるとAもBも1試合目に20分走ったら疲労がたまるようで、2試合目の後半に足が止まって失点を重ねました。これを改善するスタミナ対策は週1のスクールの練習でするなら2時間の練習中、最低1時間は持久走的な練習にしないと改善はできませんし、実際現実的ではありません。 

そこで今日もNamaコーチが言ってたようにスクールの練習時間以外でスタミナをつけるしかありません。公園で縄跳びするとか?小学校の休み時間に階段を3段飛ばしぐらいで1階から4階まで登るとか? 神社の坂道階段をかけあがるとか? イヌの散歩はイヌと一緒にいつもより長く走るとか?夏までに20分間バテない走力をつけていきましょう! 

各試合ごとの私の感想です。 

VS吹田RSさん: 先週の北摂大会では防戦一方で後半足が止まってしまい大差で敗戦しました。1週間経って、チームにいわゆるゲーム感が戻ってきたこと、そして簡単なサインプレーを導入することによって攻撃に幅をもたせてみましたところ、少し相手を慌てさせました。前半終わって1-2、そして後半すぐ2-2の同点になり、ギャラリーがザワザワしてきましたが、相手は下のボール(ラックやブレイクダウン)に強くポゼッションで負けて押し込まれてしまいました。でも北摂大会から比べると大幅な改善です。キャプテン中心によく声がでていました。課題のラック&ブレイクダウンは6月から取り組みます! 

VS 高槻RSさん: 吹田戦で出し切った感があったのと、試合前に途中交代を希望する生徒さんがチラホラあり、そのモチベーションの低さが試合にでました。前の試合で見せた「やる気」が減少しています。「やる気」があれば1試合目あれだけすごい力というかアドレナリンがでるのに2試合目は残念でした。でもチームを引っ張るH14やウイングとしてトライが期待されるA10が声を出してパスを呼び込んでフィールドのコーナーにトライした時はそこに至るまでのボールのつなぎがとてもよかったです。

VS 四条畷RSさん: 北摂大会 2連勝しているので高いモチベーションで挑みましたが北摂の各スクールとは違う戦い方する相手に対応できず、ディフェンスの時間が増えます。Bチームもいわゆる下のボールを「見る」ということが多く、また相手に当たるときも体が真っすぐで半身になる選手が少なく、その時にボールにからまれたりして球出しが遅くなるのと、ゴール前まで攻めあがるとディフェンスの分厚いところに突っ込んでいくシーンが見られました。でも この試合では試合終了間際 バイスキャプテン R20のコーナーに走りこんだトライがありました。トライ後吠えるR20を見たのは初めてです! 気持ちがボールにしっかり乗り移った良いトライでした。 

VSみなとRSさん  :戦前、練習スペースでみなとRSさんをみると体格では豊中が大きく、しかも単独でチームが組めず、他のスクールさんから助っ人を借りての対戦でした。 コンバインチームということでサインプレーは少ないと予想、押し込めると予想して、ゴール前でのサインプレーを練習して送り出しましたが、フタを開けてみると2人ほど強いランナーでこの2人の突破を止めれなかったです。でも諦めないという声を出してチームの士気は高かったです。勝たせてあげれなかった指導者の責任を感じました。 

この2週間でいろいろ課題がでました。後ろから声を出す。スペースにボールを運ぶ、団子ラグビーをしない、半身であたる。下のボールの反応を速くする。ハイボールキャッチはダイレクトでキャッチする。いろいろありますね!覚えることがいっぱいです。また今回のルール改正でタックルは低くなります。 低くなるということは倒される可能性もあがります。上手に倒れないと危険です!タックルの倒れ方などコンタクト系の練習も増やすので練習前日はしっかり睡眠とっておいてください。  

最後に本日試合してくれたスクールのみなさん、レフリー、協会の皆様、そして朝早くからお子さんを連れてきてくれた保護者のみなさん。ありがとうございました。 久しぶりに花園で保護者さんの応援する声がきこえました。ようやくいつものラグビーの風景が戻ってきたみたいでした。

追記: 今日はお家の引越しのため、4月から阿倍野RSに移籍した。もやし君に会いました。試合も途中からですがしっかりでてがんばってました。秋に対戦できればいいですね!