6月22・23日スクール5・6年生による静岡遠征が行われました。
2001年から始まった静岡ラグビースクールとの定期交流戦の一環です。コロナ等でしばらく中断しておりましたが、静岡RSさんのお招きで遠征することになりました。
梅雨に入る中での交流戦で雨が心配されましたが、静岡RSの配慮の行き届いた会場手配などで、雨を気にせず交流を深めることができました。
22日、曽根の市民文化芸術センター前を保護者やスクール指導員等の見送りを受けて7:20出発をしました。名神・新名神・新東名を乗り継いで13:30静岡到着。安倍川河川敷田町グランド。本来なら合同練習ですが、試合当日の翌日が雨の予報のため、急遽試合を行うこととなりました。急な日程変更で、6時間近くマイクロバスに揺られて十分なアップもできないままの試合となったため、本来の練習の成果を十分発揮できない試合内容となりました。
5年生は、素早い集散と展開など日ごろの成果を十分発揮し、相手を圧倒する試合展開を見せ、静岡RSの指導員・保護者も驚嘆するスキルを見せてくれました。それに比べ6年生は緩慢な動きなど集中力のなさが露呈、相手のスピードに追い付けず、ライブレイク・ターンオーバーを繰り返されるなど相手のなすがまま試合展開となりました。ただ、そのようなチーム状態にあっても豊中の意地を見せる1~2人の生徒によるトライなど、チームに活を入れる動きもみられました。
バスの中での騒ぎとは大違いの静かなゲーム運びに、帯同したものとして「何やねん。バスの中のはしゃぎようのようにもうちょっと元気出せよ」と思ってしまいました。
宿舎に到着した時、バスの運転手の一人が降車した際倒れられました。同行していた指導員の消防職員と保護者の看護師さんすぐに対応し、救急車を呼�び救急搬送しました。そのことによって、急遽、指導員・保護者による静岡RSさんとの交流会は取りやめとなり、バスの代替運転手や交流会参加者の食事の手配など、少しざわついた状態となりましたが、校長や遠征幹事団の適切な対応で、翌日の予定はつつがなく行うこととなりました。なお、救急搬送された運転手は夜遅くに退院されてこられ、代替運転手とともに駆けつけたご家族と一緒に翌日帰られました。
翌日は、雨の予報もあり、静岡RSさんが屋根付きのフットサル場を手配していただき、混成チームによるタッチフットを行い、同じチームメイトとして試合の合間に戦術や戦略など話し合い交流を深めました。昼食は近くの公民館の大広間を借りての食事会で会話を楽しむなど交流が深まりました。
帰りには全員が出てきてバスを見送るなど、心あたたまる定期交流戦となりました。
急な事故等によって、急遽交流会をキャンセルなど、ご準備をいただいていたにもかかわらず、運転手の容態をご心配いただくなど、深い寛容の精神を見せていただき感謝申し上げるとともに、ご迷惑をおかけしたことお詫びします。引く続き、交流が深まることを祈念します。