夏季合宿についてのお願い

保護者・指導員の方へ
合宿に向けてのお願いです

■お薬について
自分で使う可能性の高いお薬は各自用意し持参してください。
(※車酔いどめ、虫刺され時のかゆみどめ 等)

指導員の方々も同様に、飲みすぎ食べすぎ対策のお薬は、
ご自身でご用意ください。

■熱中症予防対策として
合宿前までに、子どもの平常体温の測定をしておいてください。
(※日を分けて3回以上)
そして、測定結果を連絡表へ記載して提出お願いします。

以上ご理解の程、よろしくお願いいたします。

大阪南地区スクールジュニアリーグ戦について

9月12日、23日の2日間にわたり、東大阪多目的グラウンド(花園ラグビー場第3グラウンド)において、高学年チームのみの大阪南地区スクールジュニアリーグ戦が行われます。

豊中RSは単独チームで参加いたします。

この大会では、参加チーム総当たりのリーグ戦を2日間行い、大阪府下高学年最強ラグビースクールを決めます。1試合は15分1本で実施され、トライ後のコンバージョンキックを実施します。

なおこれはスクール大会とは別の大会です。

秋になると、スクールで参加する大会が2つあるということです。合宿でしっかりとチームを作って、良い成績を残せるよう頑張りましょう。

6年生、合宿前のベーシックトレーニング

今日の練習は、猛暑のため15分短縮されました。ウォーターブレイクも多めに入れましたので予定していた練習メニューの一部しかできませんでした。合宿までにベーシックなユニットトレーニングを身につけておき、合宿では茨木戦を想定した実践的なトレーニングを行いたいと考えています。

 

いつもの体幹トレーニングから練習開始。今日は、野球のバックネットのコンクリート部分でラグビーの基本姿勢を復習しました。K9の姿勢が美しく、模範演技を披露して貰いました。中には、足をスリップさせたり、背中が曲がっていたりとまだまだの生徒もいました。大人になるとふくらはぎの上に乗られたり、背中に腰掛けられたりとハードな練習ですが、やればやっただけスクラムやタックルの姿勢がよくなると思います。

 

ウォーミングアップとして(既に体温は沸点に達しそうな状態でした)、7ボールを行いました。ルールは、四隅に分散した生徒が順番にボールを集める方法、ボールをピックした後、パスをする方法、コーチがコールした番号の生徒が一人でボールを集める方法で行いました。見ている生徒の的確なコ―リングが足りないところが負けていたようです。

 

ベーシックトレーニングでは、ストレートラン&パスから始めました。5メートル間隔に2列で並んだ生徒の真ん中を走りながら、パスを貰い、即座に反対側の生徒にパスを返す単純な練習ですが、きれいなパスを通すことができる生徒が未だ少ない状況です。走るコースもパスを出す生徒に近づき過ぎ、受け取った後にパスするために身体をひねる動作が入り、パスすらままならない生徒もいました。

 

次に、5メートル毎3か所にディフェンダー各1名をつけ、アタッカー2名がディフェンダーに触れられずにパスで攻撃をする練習を行いました。ノックオン、スローフォワードも散見されましたが、ディフェンダーを引き付けてフリーの味方にパスする感覚はしっかり身についてきました。応用編として、最初のディフェンダーが抜かれたところでアタッカーに加わる練習も行い、31の攻撃を楽しんでいました。

 

バックス練習として、先週から始めたカットイン、カットアウトの基本を左右繰り返し練習しました。SHだけ固定し(S11は休憩なしできつかったと思います)、SOCTBWTBFWDBK関係なく皆が経験することで、ボールを繋いでディフェンスの裏に出る快感を体験させたいというのがコーチの思いです。FWDの生徒がディフェンスのギャップを見つけたり、パスのタイミングを考えたりしており、即座の習得ができるゴールデンエイジを痛感しました。合宿では、エキストラマンを入れた応用編を練習に取り入れたいと思っています。

 

ユニットプレーの最後は、ディフェンダー54のアタック練習を行い、〆は、水たまり(少しずつ水を貯めておきました)のところでタックルマシーンにタックルです。猛暑の中、泥水に飛び込む生徒が楽しそうでした。「お母さん!汚してごめんなさい!!」と叫びながらタックルしていた生徒もいました。お母さん、どうか、子供を叱らないでください。全ては私の。。。

7/25 5年生 練習内容 

場所:三中
参加者:10名
コーチ:3名

今日も、真夏日で大変暑い中での練習となりました。さすがに日陰での練習や時間短縮で行ないました。はやく涼しいところで練習したいものです。

1.ランパス
・今日も歩いてランパスを歩いて行いました。3人or4人で行いました。
・ポイントとしては、前回と同じですが、すばやく正確に長いパスを放れることが目的です。
・1つ注意したことですが、ボールをもらうときは、もらう相手の方でもらいそのまま次の人にパスするように心がけて下さい。

2.姿勢(日陰)
・久しぶりに行ないましたが、みんな体が覚えているのか、日々自主トレしているのかよく出来ていました。
・夏合宿と言えば「姿勢」ですね!今年はNコーチは全参加ですので、楽しみにしていて下さい。

3.当たり、モール、ラック(3人、日陰)
・当たって、ラック・モールを1人目が判断し、2人・3人目が工夫してボールを出す練習を行ないました。
・1人目は、足も体も真っ直ぐにして当たり、そのまま押し込むことが大事です。押した後モール・ラックで見方に出す最善の選択を行なってください。
・2人、3人目は声を出し、ボールが出るように工夫して、ボールに行くのか、相手をはがすのか判断し下さい。

4.コンビネーション、ミニゲーム
・最後に15分だけ走ろうと思い、日向で行ないました。暑い中よく頑張っていました。

以上 夏合宿に向けて、基礎練習ばかりですが、この暑さではしょうがないですね!しかし基礎は色んなプレーに関係してくるので、我慢して頑張って行ないましょう!

6年生、ストーリーとしての競争戦略

前回、今年のベスト経営書の話を書きました。今回はその経営書から思い当った6年生の競争戦略について書きたいと思います。楠木建一橋大学大学院教授がお書きになられた『ストーリーとしての競争戦略』(東洋経済新報社、2010年)がその経営書です。「目から鱗」のお話が散りばめられており、その名の通り、読み応え十分のストーリー性を持った良書です。

 

競争という言葉は、今話題の大相撲の例えで考えると分かりやすいのですが、同じ土俵でいちばんを決めることです。一方、戦略は、大人でも説明が難しい言葉です。もし誰かに「豊中ラグビースクール○年生の戦略は?」と尋ねられて、即答できるコーチは何人いるでしょうか。そもそも戦略という言葉は、人によって戦術の意味で語られる場合があり、定義付けしにくい点がやっかいなのです。戦略と戦術の違いを日本ラグビー界の重鎮と言われた方々は次のように明確に定義付けされています。

 

「戦略とは、たとえばゲームをフォワード戦に徹して行うか、バックス戦で終始するかというそのチーム独特のラグビープレーのあり方で、いわば戦法といった方が分かりやすいかもしれない」(注1)という岡理論に対して、戦略という言葉を戦法と言い換え、ドライビングモール(強いフォワードがラックではなく、固いモールでボールを前進させる)戦法、アップ・アンド・アンダー(バックスがハイ・パントを上げ、落下地点にフォワードが雪崩込み、ボールを獲得する)戦法を例に、「試合の戦い方・目指すラグビーの思想統一という意味で用いる」(注2)とする日比野理論も戦略を同じように説明しています。

 

これで競争戦略という言葉が見えてきました。つまり、ライバルに勝つためにチームとして目指すラグビーの戦い方ということかと思います。楠木教授曰く、戦略の本質は、「(競争する他チームとの)違いをつくって、つなげる」こと。つまり、ラグビーの戦略というのは、「要するにそのチームに固有の『攻め方』なり『守り方』を意味しているわけですが、攻め方なり守り方はいくつもの線で構成された「流れ」や「動き」として理解できます。戦略の実体は、個別の選手の配置や能力や一つひとつのパスそのものではなくて、個別の打ち手を連動させる『流れ』、その結果が浮かび上がってくる『動き』にあるのです。

 

先にご紹介した岡氏も、「チームはいろいろな戦略を身につけなければならない。そして体得した戦略を実際のゲームにおいてどういう場面でどういうふうに使うかは、プレーヤー自身が試合の流れの中で判断していかなければならない」と断じています。楠木教授と同じ「流れ」という表現をお使いになられているところに興味深いものがあります。そして、ここからが日本の世界と競合する全てのスポーツに言えることですが、「いちばん危険なのは、戦略を戦術と決めこんでしまうことである。すなわちゲームの前に、そのゲームの戦い方を決めてしまうのである。(中略)現在の日本のラグビーが“型にはまっている”ことを指しているにほかならない。ひとつの型にはまった原因が、伝統的に戦略をそのまま戦術として使うことが多いからのように私には思えてならないのである」と、日本のスポーツが型にはまった時は強いが、ひとたびその型が破られた時は意外に脆いと言われるのはまさにこのことではないでしょうか。

 

ではこれまでのまとめとして、ストーリーとしての競争戦略とはどういうことかというと、「『勝負を決定的に左右するのは戦略の流れと動きである』という思考様式です」。つまり、試合の流れの中で、生徒達がこれまでの練習で学んだ戦術を考えながら組み立て、全員の力をフルに出し合ってプレーをし、ゴールである勝利を目指すことにつきると思います。

 

6年生には1年生の最初の紅白試合から、両チームのキャプテンにじゃんけんをさせ、ボールを取るか、陣地を取るか選ばせていましたが、じゃんけんに勝って陣地を取った生徒にコーチは必ず尋ねることにしています。「なんで、こっちの陣地にしたん?」。そのキャプテンは、「風上だから」とか、「太陽がまぶしいから」と選択した理由を明確に説明していました。これは敵と戦う上の戦術のイロハですが、6年生には、「何故、そこでパスをしたのか?」「何故、キックをしたのか」といった理由を問うことで生徒が自分で考えるコーチングを行っていきたいと思っています。

 

長々と読後感想文調になってストーリーのない文章になってしまいました。それはさておき、先週、主任コーチからあったように、9月の茨木定期戦に5点差以上で勝利するという目標を6年生は見据えています。この目標が、生徒達が毎週の練習、合宿でどうしたら良いかを考える機会となって欲しいですし、試合で選手達が繰り出す選択肢を一つでも多く持たせたいと思っています。

 

今週の練習は、常に敵を想定したユニットプレーのレベル向上を目指し、密集付近で味方からボールをガットする際の力強いダッシュ練習、敵防御網の中央突破とその左右にサポートするプレーヤーが声を出し続ける練習、バックスのカットイン、カットアウトで敵ディフェンスラインを力強く突破する練習、ヒット&ドライブを行う選手に間髪を入れずバインドしオーバーをし、さらに後方のプレーヤーがピックしサイドへ潜り、同じことの繰り返しする練習、最後に、タックルマシーンへのタックルを行いました。梅雨明けの猛暑でしたが、誰も倒れることなく集中して取り組めました。Y4のおニューのスパイクが本人のやる気を感じさせ、特に印象に残っています。

 

 1:岡仁詩『ラグビーの技術と戦術』講談社、1985

 2:日比野弘他共著『ラグビーの作戦と戦術』早稲田大学出版社、2002

5年生 7/18練習内容

場所:十五中
参加者:11名
コーチ:4名

今日は、梅雨も明け大変暑い真夏日での練習でしたので、スロースタートで適宜休息・水分を取りながらの練習を心がけました。生徒にも事前にその旨を伝え、口々に「暑い・のど乾いた」など言わないように、体調が悪い人だけは申し出るように伝えました。夏の練習はどうしてもチームのやる気が継続できないので、一人でもやる気がなくなるとチームに感染してしまいます。また、今日の練習のテーマは「立ってプレーを継続する」とし練習を行いました。

1.柔軟
・グランド2周後に、再度柔軟を行いました。一応練習前に全員で行うのですが、正しい姿勢が出来ておらず、このまま続けても一向に効果が出ないので、そのあたりを指導しました。
<ポイント>
座って足を前にする場合
・ひざの後ろに隙間をなくし、地面にぴったりとつける。つま先は開かず付け、地面と90度、上を向くように。
・背中、腰を曲げずに真っ直ぐに地面と90度になるように、腕も真っ直ぐに上に伸ばす。
・息を大きく吸い込む。少しずつ息を吐きながら、前に倒し(顔は前向き、胸から倒すように)手で足の裏をつかみに行く。
座って足を開く場合も基本は足を前にする場合と同じです。ようするに、足が曲がっていたり、つま先が伸びていたり、背中が丸まっていたりした状態で、楽に柔軟体操をする癖がついています。これから体が急激に大きくなり、生徒の力も強くなりますので、体が硬いとケガをしてしまいます。是非ともお風呂上りに毎日続けて下さい!

2.ランパス
・今日は歩いてランパスを行いました。4人で行いました。
・ポイントとしては、真ん中の2人はとってすぐに(2歩以内)パスを放ることと、スピードに緩急(ボールを取る前と取る時、取った後はスピードを上げる)をつける意識付けの2点です。
・次に歩いてランパス(フォロー)を行いました。
・ポイントとしては、フォローする人は早い目にボールを持っている人に声をかけることです。右に入る!など早い目に声をかけてお互いに意識しあうようにしましょう!
・フォローに入るコースどりも色々工夫して下さい。目的は相手を抜き去ることです。
・歩いているにもかかわらず、ノックオンやスローフォワードが最初は目立ちましたが、なんとか形になってきました。
・最後に、走って行いましたが、数段に上手くなっていました。これからも続けたいと思います。

 3.キックダュシュ
・キックオフを想定して、ドロップキックより味方がスタートするようにしました。
・ポイントとしては、キッカーが蹴った瞬間、全速力でボールを追いかけて相手にボールを取られないように競う又は、取った後にタックルに行くことです。
・残念ながら、まだみんなのドロップキックのスキルが低く、いいボールが上がりませんでした。
・追いかける人も、スタートダッシュが出来ておらず、もたもたとしていました。

4.3対2
・アタック側3(SH、SO、CTB)、ディフェンス側2(FW、SO)の位置でスタートしました。
・ポイントとしては、アタック側は、ディフェンスの足を止めてパスを繋ぐこととパス後のフォローです。ディフェンスは、最初のFWがすばやくプレッシャーをかけ、SOはFWの状況を見て、ディフェンスに動くことです。簡単に言うと、2人で1人にタックルしないようにです。
・ディフェンスの意識付けは出来るようになりましたが、まだまだタックルに入れていない人が多いです。
・アタック側も個人技に走る傾向があるので、パスで相手を抜けるように練習が必要です。

5.アタック・ディフェンス
・本日の仕上げとして、少人数で行いました。ルールはBKのみで、3回連続して攻撃を行なう。倒れたら攻撃終了で行ないました。
・倒れる生徒はほとんどなく、意識できていましたが、そこからボールを繋ぐのは難しいようです。捕まったところへ走りこんで行くプレーが出来るようにしたいものです。
・タックルは相変わらず入れていませんね。夏合宿のテーマはやはりタックルですかね~
以上 夏合宿に向けて、柔軟等体調を整えるようにして下さい! 今年は、合宿中試合が2回行なわれますので、楽しみにしておいて下さい!

6年生の算数教室

今日は芝グラウンドでの練習。芝ラグビーを当たり前に20数年行ってきたコーチにとっては至福のひとときです。6年生にも少しでも芝の感触・匂いを味わって貰いたく、1M幅の空間を借用して体幹トレーニングからスタート。

 

5M四方のグリッドでポップ・ガットパスをボール目線で行いました。ガットは腕の振り下ろしに意識が行き過ぎ、未だ脚の踏込みが弱い(顔を相手から離して腰がひけている)生徒が散見されました。次に、グリッド上の対角線で向き合い、それぞれがボールを持って中央まで前進し、名前を呼ばれた方に目を向けずパスする練習です。試合では、ボールと顔をレシーバーに見せることが基本ですが、テーマであるチームワークのためのコーリング練習として敢えてレシーバーを見ずに行いました。最初は小さな声しか出さなかったシャイな6年生でしたが、徐々に大声が出るようになり、他の学年の声が聞こえない程になりました(出せば出るやないか!)。

 

気持ちが高まったところで同じグリッド上で2vs1のアタックディフェンス(タッチのみ)で算数初級(一桁の引き算)レッスン開始です。さすがにここで引き算ができない生徒はいませんでした。ディフェンスを引きつけて、うまいタイミングでパスをレシーバーに投げていました。

 

水をつけた後、2vs2のアタックディフェンスです。これはゼロを発見したインドの算数レベル(小学校で99×99をあたりまえに習っている)なので、日本の小学生は苦戦していました。ヒントは、2人の対面(トイメン)に混乱を生じさせること。一つには、ボール保持者がトイメンの隙間に鋭く走りこむ方法が考えられます。このスピード感はK14の得意とするところで、トイメンのM1が顔面で受け鼻血を出し一発退場。お互い真剣が故の交錯プレーでした。奇想天外T18はボールを前に放ってトイメンを唖然とさせていました。ルール上は勿論スローフォワードですが、発想は面白い!

 

実践編として、7M四方のグリッドを縦に3つ並べ、2人のアタッカーが7M14M21M先のディフェンダー各1名(同じコーナーから順番に出てくる)を抜いていく練習を行いました。第一・二関門は楽々抜いていましたが、第3関門はノックオンが最初は頻出しました。チームワークがうまくいくと皆の目つきが変わってきました。これまでであれば、一人で敵を抜くことを楽しみにしていた生徒が、自分を犠牲にして仲間を活かすことの快感に気づいたのでしょう。綺麗にパスが通るようになり、拍手喝采の美しい連携プレーが沢山拝見でしました。この応用編として、最初の(7M)ディフェンダーを抜いた後、このディフェンダーが味方に加わり、後方から前方のアタッカー2人に指示を出しながら攻撃する練習を行いました。攻守が即座に変わる面白さか、脳内モルヒネどくどく状態の生徒もいました。

 

残念ながら、雨が激しく降ってきたため、あえなく練習は中止となりました。腹八分目でよかったかもしれません。また来週が待ち遠しくなるでしょう。

 

コーチは練習後、晴耕雨読&投票を行いました。今年、自身いちばんと評価する経営書を読了しましたので、6年生のラグビーに役立ちそうなことを今度書いてみたいともいます。『もしドラ』じゃないですが。

6年梅雨の季節の新メニュー

前日の激しい雨にも拘わらず、グランドコンディションは若干水たまりはありましたがマイルドな柔らかさ。6年生はいちばん広い8中グラウンドの奥の院にて蹴鞠ならぬキックベースで汗をしっかりかきました。広いフィールドを5人で守るのはキツイかと思われましたが、反応もよく、課題の連携プレーで効率的な試合運びでした。6年生ともなるとキック、パスともによく伸びるようになっています。

3メートル四方のグリッドでアタック2vsディフェンス1で連続パス回数を競う練習で、2人連携プレーから始めましたが、20秒間に10回が最高というレベルの低さでした。ボール保持者がじっとしていたことが低レベルの原因だったようです。ボールを持つプレーヤーには、ディフェンスの背中を通したらどうかとアドバイスをしました。

次に5M四方のグリッドを2つ用意し、1vs1のアタックディフェンスの形をディフェンス側が両脇を閉めてアタックのコアの部分をプッシュすることで復習です。次に2vs1でアタックの連携プレーの基本練習を行いました。2‐1=1なわけですから、アタックは1人余ることになりますが、最初はアタック二人が重なりうまく余らせることができませんでした。アタックの二人がグリッドの両コーナーの幅で離れたり(ディフェンダーの視野外に位置する)、ボールを受けるプレーヤーが慌てて前進せずじっくりディフェンスをひきつけてから、ロングパスをしてみてはどうかとのアドバイスで漸く簡単に抜けるようになりました。

あまりの蒸し暑さで遠隔会員1名がグロッキーとなり、ナインによる回転の速い苦しいタックル練習をしました。常に試合を意識し、ボールがモールから出たと同時にディフェンス側バックス3人がフラットに前に出て当たりマシンに対し、パワーフットを効かしたタックルを敢行。タックル後は、一つずれ、3人がライン上に揃ったところでGO!の合図で再度タックル、これを一人3連続行いました。今度は逆にアタッカーとしてマシンに当たる練習です。低い姿勢のまま懐を保って(お腹の部分に相手に入り込ませない)当たりドライブをかけた後、敵の手が届かないところへ体幹を使ってジャックナイフをするところまで復習しました。ジャックナイフは皆できるようになっています。

コンタクト練習で馴染んだところで、先週も行ったアメフト形式の1vs1アタックディフェンスを行いました。1Mの距離で相手がボールを広い上げた瞬間にタックルに入る練習(アタック側はドライブとジャックナイフの練習)ですので、相撲の立会の姿勢から起き上がって反応していては止められません。自然と膝の位置にタックルが入れるようになっていました。

最後のランパス練習の前に、3vs3のアタックディフェンスを行いました。アタックの3人は、後方10Mの位置のコーンまで戻り、ターンをして攻撃開始、一方、ディフェンスの2人は10M、15M前方のコーンからディフェンス開始します。残りのディフェンス1人は15M後方まで下がったところで折り返し、アタッカー3人をチェイスします。この時、団扇を持って追いかけまわし、追いつかれたアタッカーは後方から頭をはたかれることになります。京都に本社を有するラーメンチェーンの団扇を使ったことから、次回よりこの練習は「来来亭」と呼ぶことにします。

先週のイレブンサッカーから今週はナイン野球教室に成り下がり、来週が不安ですが、何とかフィフティーン揃って欲しいのものです。

5年生 7/4練習内容

場所:八中
参加者:14名
コーチ:6名

今日は、雨はあがったものの、大変蒸し暑い中での練習でした。気分が悪くなる人が多く、途中より少し控えめな内容といたしました。しかしながら、練習への気持ちの切り替え、声だし等テーマを持って練習を行いました。

1.ランパス、キックダッシュ
・基本に戻り、ハンズアップ、声、ノックオンをしないことを重点に行いました。
・キックダュシュは、キックオフの想定で行いました。常に三角形の体系と作ることと、ボールが自分より後ろに行ったときの戻り等、基本を思い出すような練習を行いました。なぜ、三角形を作るかと言うと、常にボールを持っている人が先頭になるようにすることが必要だからです。ボールより前に居る人は、オフサイドに成るので、何もプレーには参加出来ません。なので、前の人がボール取り損ねたとき、相手に捕まっ時、抜けた時も、後ろからプレーに参加できるようにポジショニングを取ることが必要となります。ラグビーだけでなく、サッカーでも全員が常に次のプレーを呼んだ動きをしているチームは強いですね、ぼぉ~としている人が居るチームは弱いチームですよ!

2.FW.BK
<FW>
イーブンボールに対する働きかけを行いました。状況に応じて、ボールを拾う、相手に当たり押仕込む、ラック、モールを形成する等様々な選択を瞬時に行わなければなりません。大変難しいですが、目的はひとつ、ボールを確保することです。そのために今自分が行える最適を選択できれば最高です。

<BK>
ハサミパスを行いました。パスを正確にすばやく行うことは永遠の課題です。改めて行うとまだまだ出来ていないことがわかりました。

その後、2対1での抜きあいです。1人目の走るコース、スピード、視線。2人目のコース取り、パスのコール、スピード等色んな重要な要素が含まれている練習です。単純ですが、2対1で確実に抜けるようになるには、まだまだ練習が必要です。
その後、フォローして相手を抜く練習も行いましたが、フォローすると言うことは、攻撃人数が増えることですので、常にパスした後の動きを意識して下さい。決してパスをしたら終わりではありません。

以上 夏合宿に向けて、体調を整えるようにして下さい。暑いからといってクーラーばかりに頼らないようにしましょう!