カテゴリー: '10-6年生チーム

6年生の算数教室

今日は芝グラウンドでの練習。芝ラグビーを当たり前に20数年行ってきたコーチにとっては至福のひとときです。6年生にも少しでも芝の感触・匂いを味わって貰いたく、1M幅の空間を借用して体幹トレーニングからスタート。

 

5M四方のグリッドでポップ・ガットパスをボール目線で行いました。ガットは腕の振り下ろしに意識が行き過ぎ、未だ脚の踏込みが弱い(顔を相手から離して腰がひけている)生徒が散見されました。次に、グリッド上の対角線で向き合い、それぞれがボールを持って中央まで前進し、名前を呼ばれた方に目を向けずパスする練習です。試合では、ボールと顔をレシーバーに見せることが基本ですが、テーマであるチームワークのためのコーリング練習として敢えてレシーバーを見ずに行いました。最初は小さな声しか出さなかったシャイな6年生でしたが、徐々に大声が出るようになり、他の学年の声が聞こえない程になりました(出せば出るやないか!)。

 

気持ちが高まったところで同じグリッド上で2vs1のアタックディフェンス(タッチのみ)で算数初級(一桁の引き算)レッスン開始です。さすがにここで引き算ができない生徒はいませんでした。ディフェンスを引きつけて、うまいタイミングでパスをレシーバーに投げていました。

 

水をつけた後、2vs2のアタックディフェンスです。これはゼロを発見したインドの算数レベル(小学校で99×99をあたりまえに習っている)なので、日本の小学生は苦戦していました。ヒントは、2人の対面(トイメン)に混乱を生じさせること。一つには、ボール保持者がトイメンの隙間に鋭く走りこむ方法が考えられます。このスピード感はK14の得意とするところで、トイメンのM1が顔面で受け鼻血を出し一発退場。お互い真剣が故の交錯プレーでした。奇想天外T18はボールを前に放ってトイメンを唖然とさせていました。ルール上は勿論スローフォワードですが、発想は面白い!

 

実践編として、7M四方のグリッドを縦に3つ並べ、2人のアタッカーが7M14M21M先のディフェンダー各1名(同じコーナーから順番に出てくる)を抜いていく練習を行いました。第一・二関門は楽々抜いていましたが、第3関門はノックオンが最初は頻出しました。チームワークがうまくいくと皆の目つきが変わってきました。これまでであれば、一人で敵を抜くことを楽しみにしていた生徒が、自分を犠牲にして仲間を活かすことの快感に気づいたのでしょう。綺麗にパスが通るようになり、拍手喝采の美しい連携プレーが沢山拝見でしました。この応用編として、最初の(7M)ディフェンダーを抜いた後、このディフェンダーが味方に加わり、後方から前方のアタッカー2人に指示を出しながら攻撃する練習を行いました。攻守が即座に変わる面白さか、脳内モルヒネどくどく状態の生徒もいました。

 

残念ながら、雨が激しく降ってきたため、あえなく練習は中止となりました。腹八分目でよかったかもしれません。また来週が待ち遠しくなるでしょう。

 

コーチは練習後、晴耕雨読&投票を行いました。今年、自身いちばんと評価する経営書を読了しましたので、6年生のラグビーに役立ちそうなことを今度書いてみたいともいます。『もしドラ』じゃないですが。


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