6年梅雨の季節の新メニュー

前日の激しい雨にも拘わらず、グランドコンディションは若干水たまりはありましたがマイルドな柔らかさ。6年生はいちばん広い8中グラウンドの奥の院にて蹴鞠ならぬキックベースで汗をしっかりかきました。広いフィールドを5人で守るのはキツイかと思われましたが、反応もよく、課題の連携プレーで効率的な試合運びでした。6年生ともなるとキック、パスともによく伸びるようになっています。

3メートル四方のグリッドでアタック2vsディフェンス1で連続パス回数を競う練習で、2人連携プレーから始めましたが、20秒間に10回が最高というレベルの低さでした。ボール保持者がじっとしていたことが低レベルの原因だったようです。ボールを持つプレーヤーには、ディフェンスの背中を通したらどうかとアドバイスをしました。

次に5M四方のグリッドを2つ用意し、1vs1のアタックディフェンスの形をディフェンス側が両脇を閉めてアタックのコアの部分をプッシュすることで復習です。次に2vs1でアタックの連携プレーの基本練習を行いました。2‐1=1なわけですから、アタックは1人余ることになりますが、最初はアタック二人が重なりうまく余らせることができませんでした。アタックの二人がグリッドの両コーナーの幅で離れたり(ディフェンダーの視野外に位置する)、ボールを受けるプレーヤーが慌てて前進せずじっくりディフェンスをひきつけてから、ロングパスをしてみてはどうかとのアドバイスで漸く簡単に抜けるようになりました。

あまりの蒸し暑さで遠隔会員1名がグロッキーとなり、ナインによる回転の速い苦しいタックル練習をしました。常に試合を意識し、ボールがモールから出たと同時にディフェンス側バックス3人がフラットに前に出て当たりマシンに対し、パワーフットを効かしたタックルを敢行。タックル後は、一つずれ、3人がライン上に揃ったところでGO!の合図で再度タックル、これを一人3連続行いました。今度は逆にアタッカーとしてマシンに当たる練習です。低い姿勢のまま懐を保って(お腹の部分に相手に入り込ませない)当たりドライブをかけた後、敵の手が届かないところへ体幹を使ってジャックナイフをするところまで復習しました。ジャックナイフは皆できるようになっています。

コンタクト練習で馴染んだところで、先週も行ったアメフト形式の1vs1アタックディフェンスを行いました。1Mの距離で相手がボールを広い上げた瞬間にタックルに入る練習(アタック側はドライブとジャックナイフの練習)ですので、相撲の立会の姿勢から起き上がって反応していては止められません。自然と膝の位置にタックルが入れるようになっていました。

最後のランパス練習の前に、3vs3のアタックディフェンスを行いました。アタックの3人は、後方10Mの位置のコーンまで戻り、ターンをして攻撃開始、一方、ディフェンスの2人は10M、15M前方のコーンからディフェンス開始します。残りのディフェンス1人は15M後方まで下がったところで折り返し、アタッカー3人をチェイスします。この時、団扇を持って追いかけまわし、追いつかれたアタッカーは後方から頭をはたかれることになります。京都に本社を有するラーメンチェーンの団扇を使ったことから、次回よりこの練習は「来来亭」と呼ぶことにします。

先週のイレブンサッカーから今週はナイン野球教室に成り下がり、来週が不安ですが、何とかフィフティーン揃って欲しいのものです。