Taro Toyonaka について

中学コーチ

茨木戦からスクール大会本選へ

9月23日(水祝)は、茨木RS交流戦で、1年主体チームの試合と、U15チームのADを行いました。

1年主体チームは2年も出ているので、勝ち負けは関係ないのですが、1年が目立ってないのが気がかりでした。2年が活躍していたというわけでもない(1年主体だから頑張りすぎないでねと釘を刺していました<^^;)だけに、今後の頑張りに期待したいところです。

U15チームは、怪我人がいる中、3連覇を目指すチーム相手に、頑張っていたという印象です。テクニカルな指摘ができるくらいにメンタルが充実していました。
強いチームと弱いチームの差は、走力やハンドリングなどもありますが、やはりブレイクダウンです。特に強いチームは、一瞬のスキを逃さず、ボール奪取してきます。このチームはBDでマイボールキープし続けることを目標に定めて、出稽古したり、繰り返し練習したりしてきましたが、やはりまだ精度が低く、何回か取られてしまいました。試合前に、再度、ヒット→ドライブ→スーパーマン→ジャックナイフの基礎を確認してください。また、2人目が早くサポートできるように走り切りましょう。
また、ファーストタックルが相変わらず甘いのですが、試合直前の今、これはすぐに修正できることではないかもしれません。これまでやってきたタックル練習の基礎を、試合前のアップ時に確認します。

さて、先週の予選の結果を受け、9月27日の本選タイムテーブルが確定しましたので、お知らせいたします。

9月27日(日) 鶴見緑地球技場
9:20 中地区(東淀川・大東中央・寝屋川・守口・四条畷・大阪中央) vs 吹田
10:00 南地区B(河内長野・富田林・みなと) vs 堺
10:40 大阪 vs 北地区(高槻・天王山・箕面・茨木)
11:20 豊中 vs 吹田
12:00 ノーサイド vs 堺
12:40 南地区A(八尾・岬・南大阪) vs 北地区
13:20 中地区 vs 豊中
14:00 南地区B vs ノーサイド
14:40 大阪 vs 南地区A

吹田とは全国大会予選で負けた相手ですし、中地区とは8月の変則練習試合で引き分けた(1本差だったかな?)相手です。その後、どちらが頑張ってきたのかが試される、最後にふさわしい対戦相手となりました。7~9位決定戦ですが、2連勝して7位で終われるよう頑張ります。
泣いても笑っても、これが最後です。悔いのない最後になるように、3年には全力を尽くしてもらいたいですし、コーチ陣も全力が尽くせるようサポートします。(スクールの練習と被りますが)応援、よろしく願いします!

第18回大阪府スクールジュニア大会U15の部予選結果

9月21日は第18回大阪府スクールジュニア・ラグビーフットボール大会U15の部の予選日でした。

豊中RSはノーサイドジュニアと南地区Bと同じBグループでした。
結果は、2戦2敗。

ノーサイドジュニアとの試合は、試合の入りが悪く、気持ちがゲームに入りきれないままあれよあれよと点を取られ、前半終了。後半から息を吹き返し、1トライを返して逆転へと意気が上がってきたところで、サインプレーをインターセプトされてトライ。万事休す。10-27で終了。
公式戦の恐ろしさというのか、技術的なことより、精神面の弱さがもろに出た試合でした。

ノーサイドジュニアに大きく点差を開けて勝利した南地区Bとの試合は、気持ちが入っていて、先制されるもすぐに取り返すという競った展開に。しかし、チームの大黒柱のFBが脳震盪で退場してしまう。いつもならここで気持ちが切れてしまうところですが、他の選手たちの闘志に火が付き、競った展開のまま試合が進むものの、じわじわと引き離されてしまう。ラストプレーで自陣から果敢に攻めるも、トライには結びつかず。ベンチがバタバタしてしまったため、スコアは詳細はわかりませんが、負けてしまいました。
この試合はこれまでよりブレイクダウン時のマイボールキープができており、効果的ではないものの、繋いで攻撃するという意志がチームにありました。しかし、ファーストタックルが甘く、また2人目3人目のバックアップディフェンスがほぼないような状態で、特にBKが抜かれると一気にゲインされてしまいます。タックルは豊中RSが抱える大きな課題ですね。

9月27日(日)の順位決定戦は、7~9位決定戦で2連勝を狙います。大黒柱と欠きますが、引退試合となる3年が奮起してくれるものと期待しています。

中学スクール大会(9/21,27)に向けて

出張が立て続けに入っておりまして、2週間練習に参加できませんでした。8月末の雨天中止、その前週は大学の合宿と計4週間のスクール断ち…。夏合宿以降の成長を見れないまま1ヶ月が経ってしまいました。

でも、

安心してください!
コーチ陣で情報共有しており、練習試合の映像も見て、練習メニューを考えて練習してもらっていますから。

今回のU15スクール大会は、1グループ3チーム、計3グループで予選を行い、グループ内の順位によって、やはり3チームに分けられ、9月27日の優勝決定戦、4~6位決定戦、7~9位決定戦に進みます。

先週土曜のスクール大会の抽選の結果を受け、9月21日の予選タイムテーブルが確定しましたので、お知らせいたします。

9月21日(月祝) 寝屋川市太間グラウンド
9:00 開会式
9:20 南地区B(河内長野・富田林・みなと) vs 大阪
10:00 ノーサイド vs 豊中
10:40 堺 vs 北地区(高槻・天王山・箕面・茨木)
11:20 南地区B vs 中地区(東淀川・大東中央・寝屋川・守口・四条畷・大阪中央)
12:00 ノーサイド vs 南地区A(八尾・岬・南大阪)
12:40 堺 vs 吹田
13:20 大阪 vs 中地区
14:00 豊中 vs 南地区A
14:40 北地区 vs 吹田

中学3年はいよいよ最後の大会です。
春の全国中学生大会の大阪予選敗退後、目標を「スクール大会で優勝決定戦進出」とチームで定めて練習してきました。決して楽な相手ではありませんが、勝てないチームでもありません。スクールで学んだすべてを発揮し、勝ってきます。

ぜひ、みなさん、応援に来てください!!
グラウンドはベンチ、屋根等ございません。暑さ対策をしてお越しください。また、車でお越しの際は、淀川河川公園太間地区の駐車場に駐車し、公園を川上へ進んで公園を出たところにグラウンドがあります。

中学報告8月 合宿~練習試合

夏休みも終わりに近付き、私の仕事もひと段落、ようやく報告ができます。ちょっと溜まってしまいましたので、ダイジェストで報告いたします。

合宿のテーマは、走れるチーム作りとディフェンスの強化でした。

残念ながら、早朝の走り込み練習ができなかったので、午前練習の直前に走りましたが、熱中症者が1人出てしまいました。反省しきりです。今後は走り込み練習をどの時間帯にやるか検討が必要です。

ディフェンスは、立ち方を復習し、ピラー、シャロー、ドリフトのシステムを再確認しました。並び方は、これまでと異なる新方式にしてみましたが、これが吉と出るか凶と出るかは今後次第ですね。

これまでは、ディフェンスばかりでしたが、今回はオフェンス練習も入れてみました。正確には、必ず対面をつけて、ディフェンスだけの練習ではなく、オフェンスの練習も行う、つまりより試合に近い状態で練習するようにしてみました。人数がほどほどに増えてきたからこそできる練習メニューですね。

小学生のコーチ陣に感謝!!ラグビー好きに育てていただいて、中学でも続ける人数が増えていることが非常にありがたいことです。

8月23日(日)、午前の練習を終え、午後から、練習試合に行ってきました。
中地区のコーチに声掛けをいただきまして、U15は中地区、甲南中学、庭窪中学と1本ずつ計3試合を、U13は中地区&甲南中学、庭窪中学&豊中RSで前後半1試合を行いました。

U13は、随所に良いプレーを見せるものの、負けてしまいました。単独チームではないですし、今回の趣旨ではないのでチームについての話は割愛しますが、個々のプレーはまだまだ向上させないといけないでしょうね。新チームに向けてポジションも考えていかなければなりませんので、おいおい話し合っていきましょう。

U15の試合結果は、以下の通りです。スコアはトライ数のみで、正確ではありません。

vs中地区 1-1
エンジンがかかりきる前に試合終了といった感じに終始してしまいました。ポジションのコンバートがいくつかあったので、致し方ない部分がありますが、試合時間が短いので、試合の入り方は非常に重要ですね。

vs甲南大学 4-1
こちらは逆に、良い試合の入り方をして、トライを重ね、終了間際の1本に抑えました。また、太間グラウンドは癖があるので、グラウンドに慣れてきたのもあるのかもしれません。

vs庭窪中学 1-3(?)
暑さもあるので、疲労を考慮し、2年主体のチーム編成で臨みましたが、まだまだですね。強い学年と言われていましたが、中学での1年間は大きな差になることを再認識しました。

さて、スクール大会に向けて、収穫と修正点とをまとめておきます。

まず、収穫ですが、ディフェンスは確実に良くなっています。ディフェンスが甘い部分もありますが、トライを取り切らせないようになってきました。オフェンスでは、ブレイクダウンのキープ率がかなり上がってきたこと、意図のある攻撃がつながるようになってきたことが挙げられます。また無理なパスをせず、堅実にマイボールをキープする局面と、ポップでつなぐ局面との使い分け、状況判断が向上してきたように思います。1対1の局面で仕掛けられるようになってきたことも大きな成長です。

さて、修正点ですが、列挙しておきます。練習での修正していきますが、心がけ次第の部分もありますから、こちらは早速意識して修正するようにしてください。

・キックオフ時のキャッチ
FW陣、毎日、外野フライを取りたまえ。3年はもう遅いかもしれないけれども、高校に行っても課題として残るだろうから、練習するべし!これは才能ではなく、経験だからね。

・タックルが甘い
まだまだ、身体を当てきれていないので、タックルに入ったつもりで抜かれてしまう局面がまだまだ多いですね。また足首への飛び込みタックルも同様に、足をするっと抜かれて走り続けられています。身体へのバインドを意識しましょう。

・ペナルティ時のタッチキック
チェイスしている選手が少なすぎる!キックがタッチに出なかった時に備えて、WGとFWはマストでボールをチェイスしましょう。

・スクラムのブラインドサイド
左プロップ、両ロックのスクラム解消が遅く、相手スクラムハーフがブラインドサイドを攻撃した時にまったくディフェンスできていません。この3人は、スクラムの際に、お互いに声を掛け合って、もっと早くブレイクしてディフェンス、プレッシャーをかけれるようにしましょう。

・ピラーを立てる
まだピラーが立ててないシーンが多くあります。ゴール前でピラーがおらず、トライを取られたシーンもありました。ゴール前のようなわかりやすくピンチの際には特に全員で声を掛け合って、必ずピラーを立てるようにしましょう。

さて、大会まであと3回しか練習がありません。大会で上位に食い込むためにも、悔いのない中学ラグビーにするためにも、また新チームへの布石としても、頑張っていきましょう!

7/19中学練習

さぬき遠征の結果を受けて、自分たちのスタミナがどの程度なのか、20mシャトルランを測定してみました。

文部科学省が公表している全国平均のデータを見てみると、
中1 70.12中2 87.60
中3 94.06
となっていました。

中学の測定値をイニシャルで公表してみようかとも思いましたが、なんとか思いとどまって、平均値の上下のみを公表すると、
平均より上  下
中1    4人   3人
中2    4人   5人
中3    1人   5人
となりました。

がっかり…。
この夏の大きな課題です。これまでも、「毎日走らないとスタミナはつかない」、「スタミナは運動神経にほとんど関係なく、努力した分だけ伸びる」と散々言い続けてきましたが、残念ながらコーチ陣の言葉は届いていなかったようです。

我々コーチ陣も反省しなければならないですが、こんな体たらくでよくもまあ「毎日走ってます!」と言えたもんだよね…。はあ…。

今更凹んでいても仕方がないので、測定後は、いつもの練習に戻りました。

接点近くでラインブレイクを狙う練習です。
・接点近くで相手を振り切る。
・相手の動きを見て、最善の攻撃を選択する。
・ラインブレイクしたら、ライン参加者全員が顔を出す。
といったこれまでのポイントに加え、
・全員がフォローに回る。
・FWがラインの後ろにフォローにつく。
を新しい課題にしてみました。

先週もやった練習のポイントを今週忘れてしまっていることにがっかりしてしまいました。
こちらも、あれほどラグビーノートをつけろと口酸っぱく言っていたのですが、その日の練習が終わったら、頭に残らず次々と抜け落ちていくようです。
一時はほぼ全員が出していたラグビーノートも次第に減り、今では常に出してくれる中1と来たときは8割がた出してくれる中3のみとなってしまいました。残念ですね…。

これからも指導はしていきますが、コーチの言うことを聞く世代ではなくなったのか、私らの指導方法が悪いのか、ただの反抗期なのか…。ともあれ試行錯誤ですね。これまでと異なる指導方法を考えていきます。

7/11.12 さぬき遠征

7/11~12に、中学もさぬき遠征に帯同し、U15は香川連合(さぬきRS、高松一中(すいません、さだかではありませんが))と愛媛連合(宇摩RS、愛媛県中体連(すいません、こちらも不確かです))と試合し、U13は香川連合と合同チームで愛媛連合と試合しました。

U15は、最初に愛媛連合と試合しましたが、開始5分くらいでスタミナ切れをおこし、1次ディフェンスで止められなかったら、その後なすすべもなく走り切られるという状態。次々に点を重ねられる有様。孤軍奮闘する選手から怪我していき、野戦病院のような状態に。インターバルを置いて、香川連合+愛媛連合と試合しましたが、同じような展開に終始し、2戦とも大失態ともいえる惨敗でした。

U13は、練習ではあまりぱっとしない選手たちがポテンシャルを見せつけるかのようにのびのびとプレー。いつもは2,3年に遠慮しているのか、自分たちができるプレーを随所に見せ、さらにそんなことできるの!?とコーチ陣がびっくりするようなプレーあり、今後に期待させる内容でした。

さて、今回の遠征の目的は、合宿に向けてこれまでの課題をどれくらいクリアしているか確認することと、課題をあぶりだしておくことでした。年間計画において、合宿でディフェンスシステムを整備することは決まっていますが、特に攻撃についての練習については今回の遠征の成果次第でした。

まずは、これまでの課題で、遠征であげられた成果を列挙します。
・密集に入る人数の減少
オーバーとブリッジの使い分けができるようになったこと、コーリングができるようになったこと、個々の判断力が上がってきたことなどが原因として考えられそうです。これによって、ディフェンスラインの人数が明らかに足りない状況はぐんと減りました。
・BD(ブレイクダウン)でのマイボールキープ率の向上
密集にかける人数が減らしつつ、マイボールがキープできるようになっています。やはり判断力が上がってきているのだと思います。
一方で、ボール出しに時間がかかると、カウンターラックをかけられてしまい、なす術もなく相手ボールになってしまうことがまだあります。BDでの姿勢、特にブリッジング時の姿勢が高いのが原因です。低い姿勢を保ちましょう。
・接点の強さの向上(気味?)
まだまだタックルは甘いですが、身体を相手に当てれるようになってきたのかな?相手の強い選手にはやられてしまいましたが、簡単に相手の突破を許す場面は減ってきたように思うような思わないような…。

さぬき遠征を終えて、この夏の課題をいかに列挙します。
・スタミナ不足
開始5分でバテるチームが強いわけがないですね。相手チームにも失礼な有様で、小学生の時中3を指導していたというNコーチは見ていられないと非常に残念な様子でした。数日で成果が上がるものではないので、毎日走らなければスタミナはつかないので、スクールの練習では走り込みをせず、自主性に任せていましたが、チーム全体でサボってきた結果がこのように出てしまったのだと思います。合宿でランニングの習慣をつけてほしいですね。
・ディフェンスの甘さ
FWのピラーディフェンスが機能していない。ピラーが前に出たり出なかったり、それも第2フェーズ以降はピラーが上がらないだけでなく、存在しないことも多い。
BKのシャローとドリフトのディフェンスの理解、意識、選択がどれもできていない。これまでの練習が蓄積されていないことが浮き彫りになりました。せっかく密集に人数をかけすぎなくなってきているので、余裕をもってディフェンスできるはずなので、合宿で再確認していきましょう。
・バッキングアップディフェンスができない
FWのスタミナ不足では片付けられない問題です。FWで早くブレイクできなかった選手はどこに向かうべきなのか、理解していません。合宿と言わず、すぐにでも取り組みたい課題です。
・ラインブレイク時のフォローが少ない
この試合に限らず、どの試合でも数回あるラインブレイクのチャンスに、裏に顔を出してくる選手が相変わらず誰もいません。どんな意識で練習し、試合しているのか、不思議です。最近の練習でも取り組んできたのになぜできないのか、意識を変えていきましょう。特に、BKのサインの練習時から変えられますよ。

U13は、チームとして試合がまだできていませんが、早く見てみたいですね。もっとコールできるようになれば、凡ミスが減るのではないでしょうか。

さて、次回練習では、動機づけと合宿で取り組む練習に向けての準備練習をしていきましょう。

最後にありましたが、対戦相手のみなさん、ありがとうございました。
特に、さぬきRSの方々、前日の合同練習からグラウンドの手配など、本当にお世話になりました。心より御礼申し上げます。

6/21,28,7/5の練習

摂津での練習試合で見えた課題克服の練習を行いました。

6/21,28は中学校の定期試験期間および直前ということもあり、参加者が少なく、遊びの要素を取り入れつつ、コーリングに重きを置いた練習をしました。また、タックルの入り方を見直し、タックルに入る間合いの確認、ハンドオフをかいくぐることを意識した練習をしました。

7/5はさぬき遠征に向けて、攻撃の選択肢を増やすこと、チーム内でどこを攻めるか即座に判断し共有することに主眼を置いた練習をしました。

夏合宿では、ディフェンスシステムの整備を行うために、個々のスキルレベルの問題はこの段階で解決しておきたいところです。

また、攻め手がないというチームの課題をクリアするべく、走り込みながら仕掛ける取り組みをしてきました。

さて、さぬき遠征では、
・タックル、コーリングといったこれまでの課題をクリアすること
・ポイントを作らずに攻撃すること
・ラックになってしまった場合の対処(マイボール・キープ)の精度を高めること
がクリアできるかが課題です。

また、1年生は、小学校の時の癖が抜けていないのか、
・立ち止まったままボールをもらってから攻める
・自分が苦しくなってはじめてパスをする
・タックルしない
といった課題があり、これらを克服する練習を、2,3年と離れてしてきました。

讃岐遠征では、これら課題を個人レベルでクリアできるかを確認します。せめてこれらをクリアしないと、2,3年と一緒に練習できません。あと3か月くらいで新チーム、つまり2年と試合に出ることになります。ぼやぼやしている時間がないことを自覚して練習、試合に臨んでほしいですね。

6/14練習試合

6月14日、小学生以下は東大阪交流大会にお呼ばれし、試合していましたので、中学も練習試合を組ませていただきました。

摂津市立第四中学校にて、U-15は摂津四中と、高槻一中(すいません、定かではないのです…)・摂津五中合同チームと、U-13は摂津五中と豊中RS合同チームとして摂津四中とそれぞれ練習試合をしました。

U-15については、両チームとも、中体連のチームらしいチームで、縦の意識と強さ、フォローしきる体力、途切れないコーリングがとても印象的でした。特に、フォローの意識と体力、そして味方へのコーリングは、うちのチームの大きな課題であり、とても良い勉強となりました。また、個人プレーにおいても、基本プレーが甘く、接触プレー時の倒れ方・倒され方、タックル時のダウンスピードなど長らく取り組んできた個人の課題が未だにクリアできていないことが明確に示されました。

一方で、ポジション適正の見直しという目標は達成できたかと思います。これからある程度ポジションを固定して練習を進めていけそうです。また、BKに慣れないポジションの選手がいる中で、FWはセットピースからのディフェンスなど試合途中の修正も効き、コーチ陣の思惑通りの仕上がりになってきています。また、倒れ方が悪い以外、ブレイクダウンでのマイボールキープができるようになってきています。さらに、4本目の試合では、チームの目指す形のプレーがようやく見れました。選手自身もテンポの良さを感じ取れていれば良いのですが、このプレーを突き詰めていきましょう。そして、キャプテンがキャプテンらしくなってきたことを非常に喜んでいます。あとは試合中のチーム全体への声掛けだけですね。

この練習試合でのMIPは、3年TSと2年FKです。

U-13は試合慣れ、グラウンド慣れが主目的でした。まだラグビーを始めて2ヶ月という選手たちとの試合、チームですから、スクールの選手が目立つのは当たり前ですが、まだ初心者とも言える選手たちが当たり前のようにタックルしているのを見て、スクールでのタックル練習をどのように進めていくのか、コーチ陣も反省した次第です。この試合では、うちの選手がどんな動きをするのか、どんなプレーが得意なのか、試合時のキャラクタを見ることができました。

U-13のMIPは、マルチな才能を見せた1年TSですね。

次の試合は讃岐遠征です。タックルの精度を上げる(特にハンドオフをかわす)こと、ピラーディフェンスの強化、ポイントを作らないテンポの良い攻撃を達成目標に頑張っていきましょう。

練習試合を組むにあたって、尽力していただいた方々に厚く御礼申し上げます。ぜひ今後も練習試合を組ませていただければと思います。

6/7練習

この日から、秋のスクール大会に向けて、個人の基礎練習から、チーム練習へと移行し始めることにしました。

まだ、基礎練習したい部分はありますが、チームとしての成熟が足りないと5月の大会で痛感したので、全体練習の時間はチーム練習をメインに、全体練習以外の時間は基礎練習に自主的に取り組んでもらうつもりです。

しかし、残念ながら、チーム練習との意識が弱いようで、個人練習の延長の気持ちで練習しているような印象です。6月中にはこの点を修正して、7月からはチームの成熟に直接つながるような練習に移行したいですね。

5/31合同練習

去る5月31日、小学生以下は北摂大会でしたので、中学は北摂大会に参加してるスクールの中学と、ふれあい緑地にて合同練習がありました。茨木、高槻、天王山、箕面に来ていただきました。

ランパス、キックキャッチ、フォロー、ラック、ポップなどの基礎練習と、10分程度のアタック&ディフェンスを、1年チーム同士、2,3年チーム同士で行いました。

他スクールの方々から、素晴らしいグラウンドでの練習ありがとうございましたと感謝の言葉をいただきました。ラグビーユニオンあって、ふれあい緑地が利用できています。ユニオンの方々、ご尽力いただきまして、心より感謝いたします。

第17回U15スクール大会

今日は、東大阪多目的グラウンドにて、第17回U15スクール大会がありました。
豊中RSは、大阪RSとノーサイドJrと同じBグループでした。偶然にも、昨年と同じ対戦相手でした。

試合は残念ながら、2試合とも負けてしまいました。両試合とも、前半は高いインテンシティで、大阪RSとは7-0、ノーサイドJrとは12-12で折り返しましたが、後半に入って運動量が落ち、また好調だった選手が怪我で交代するとチーム全体が意気消沈、ずるずると失点してしまいました。

来週は、8-10位決定戦に回ります。相手は堺RSと東淀川RSになりました。どちらも簡単に勝てるチームではありません。
今日の試合の疲労と怪我、体調不良からいち早く回復し、来週の最終戦へ準備万端整えましょう。

4/20 全国中学生ラグビーフットボール大会大阪府予選

全国中学生ラグビーフットボール大会大阪府予選に出場してきました。

抽選の結果、Bブロックに入り、初戦は大阪RS、次の試合は吹田RSと高槻RSのどちらかとなりました。Aブロックは大阪府の南部、Bブロックは北部のスクールが集まるという結果でした。
ですが、およそ全国大会の予選に楽な組み合わせというものはなく、(私個人の見立てで)上のチームとの対戦は避けられないものです。

・初戦 vs大阪RS
去年のスクール大会で初戦の善戦から「いけるかも?」というチームの良い雰囲気を一蹴され、苦杯をなめさせられた相手との対戦。3年が15人もいて、去年八面六臂の活躍をしていた選手がまだ3年で残っているという戦力。3年が9人のうちからすれば、やはり上のチームです。
この大会から、アップの仕方を変えてみました。これまであまりにスロースターターで、前半に取られ過ぎて後半に追い上げきれないという試合展開ばかりでしたので、せめて前半の点差を小さく、あわよくばリードして終えたいというのが狙いです。
このアップがうまくいったのか、いつになく気合の入った序盤の攻防で、1人では止められなくても2人目、3人目でなんとか防御して持ちこたえつつ、攻撃では相手も隙を見せずキッチリと止められる一進一退の攻防。相手の密集内でのハンドリングミスや、こちらの持ち込み後の相手ペナルティに助けられた部分は多かったものの、ゲームプラン通り、1T1Gを許すのみで折り返す。
後半KO直後のスクラムから、相手SHがそのまま持ち出してするすると走り、1T1G。これまでならここで心が折れてしまうシーンだが、ここから持ち直す。攻撃が徐々にかみ合いだし、トライをあげ、反撃開始。途中、相手エース(私の独断によるエース)のインゴールノックオン(遠くてよくわからなかったのですが、インゴールだったのかな?)に助けられたりもしたが、終盤にトライ&コンバージョンでついに19-19に追いつく。あと1プレーあるかどうかの相手KOのリスタートで、ペナルティをもらう。ここでベンチの痛恨のミス。この時点でリードしていると勘違いしてしまう。プレーを続ける選手の方が冷静に点差を理解していたのだが、続くペナルティでボールを蹴りだして、ノーサイド。

残念ながら、抽選負けになってしまい、ブロック内3位決定戦に。

・ブロック内3位決定戦 vs高槻RS
私が当たりたくなかった3つのチームのひとつ、高槻RSとの試合。怪我人、怪我明けが多く、また厳しい吹田RSとの初戦、さらにインターバルがうちの方が長かったこともあって、服部緑地での敗戦をリベンジするチャンス到来!?と期待もしましたが、こちらも病気明けの選手のスタミナが尽きかけ、大接戦後の疲労が各選手に残っていました。
前半開始こそ、持ちこたえていたものの、こちらの攻撃はほぼ1人で止められ、相手の攻撃は2人以上で止めるという負の連鎖から逃れられず、前半だけで3トライを許してしまう。
後半に入り、さらに追加トライを奪われたところで、一か八かの賭けにでます。初戦でもやってみて案外うまくいった(ある程度うまくいく算段は当然ありました)超攻撃的シフトにチェンジ。これは、怪我人によって層が薄くなったBKに、FWの要を敢えて投入し、FW陣には気合と根性と交代で乗り切ってもらおうというもの。ちょうど相手のスタミナ&セーフティリードによる気の緩みにつけ込むことができ、一気に3T3Gを返し、追い上げムードが最高に盛り上がる。
しかし、個人技に勝る選手に、攻撃力UPの対価であるFWの守備力DOWNを突かれ、ワンプレーで試合の流れを持って行かれてしまう。さらに1トライを取られ、21-40でノーサイド。やはり高槻RS、強い。

・試合を終えて
初戦の引き分けが順位にどう作用するのかと思っていましたが、引き分けは全く考慮されないようで、負け扱いでした。ブロック内2位とならず、ブロック内4位、8チーム中7位となりました。関西予選にはまだどのチームが進むかわかりませんが、①吹田②堺③ノーサイド④大阪⑤高槻⑥富田林⑦豊中⑧大阪淀川となりました。
腑に落ちない部分もありますが、インゴールノックオンに助けられたりもしましたから、地力では大阪RSの方が上だったように思います。出場チームには頑張ってきてほしいですね。

これについては、ベンチの大ポカです。勝たせてあげられるチャンスがありながら、みすみす逃してしまいました。大変申し訳ございません。猛省いたします。大会での指導員システムを確立いたします。

さて、チームについてですが、今日、ようやくこれまで破れなかった殻を破ったように思います。毎年より多くの練習試合をこなした成果か、これまでどこか他人任せだった部分、特にディフェンスが劇的に変化しました。2試合を通じて、簡単に抜かれるシーンが減り、なんとか食らいつく姿勢が出てきました。また、試合に集中し、折れない心でひたむきにプレーしていました。
ようやくです!ようやく、スタートラインです!
今までがあまりにタンパクすぎました。遅いんですよ?本当は2月のU-14スクール大会でここにこなければならなかったのですが、もう予選は終わってしまったのですが、さて、これでようやく、チームとして勝ち、負けを考えていけるようになりました。
試合前に確認した、1vs2タックル、キックチェイスなどチームの課題も少しづつ修正できてきました。
一方で、課題も多くあります。大阪RS戦の後半開始早々の不必要なトライもそうだったように、KOがあまりにお粗末すぎます。また、やはりタックルは1人で止めないと、ここから上のチームには通用しないでしょう。初戦はチームで引き分けに持ち込み、2戦目はチームで追いすがるも最後個人技に屈したとの印象がぬぐえません。個人の上積みも当然必要です。
秋のスクール大会での、優勝決定トーナメント進出を目指して、また頑張っていきましょう。

最後になりましたが、保護者の方々、負けはしましたが、これまでの試合と違った熱い試合をお見せできたのはないかと自負しております。ここで終わらず、さらに上のレベルに引き上げていきますので、これからも引き続きご協力お願いいたします。
また、手伝いに来てくれた1年生、ありがとう。来週から一皮むけた先輩たちとの練習に入ります。一緒に頑張っていきましょう。

中学練習試合 4月13日

新年度がスタートしました。総勢31人となかなかの大所帯です。さらに1人、見学に来てくれました!兄がラグビーをしているとのこと、野球からこちらに鞍替えしてほしいですね。

2,3年は公式戦が来週なので、1年とは別メニューで、試合に向けての練習をしました。

<2,3年>
・1vs1タックル
以前からの課題ですが、やはり接点で差し込まれてしまうので、改めて基礎からとやり直してみましたが…。タックルが苦手と思い込んでいると、タックル以外のこともできなくなりがちですね。怖い思いして下に入るだけがタックルではないんだよ?というのが伝わってくれたでしょうか。

・1vs2タックル
どうしてもタックルが嫌いという本来ならあり得ない選手のために、チームとしてのディフェンスの一環として試してみました。これならなんとか止めれるかな?
でもね、これはあくまで非常用ですからね。これを繰り返していくと、相手の人数が余ってしまうというリスクを頭の中に入れておいてください。

・合わせ
ディフェンスから切り返してオフェンスの意識ができる選手と若干のパニックになる選手との差が大きくなってきています。
お互いに声を掛け合って、コールして、何をしたいのか、何をするのか、どうしてほしいのかをもっと素早く上手に伝え合うことができるようになれば、もっと楽な試合運びになるんだけど、そろそろ自分たちの意識で変えてほしいですね。

<1年>
・向かい合わせ&グリッド
主にハンドリングの練習です。担当したMコーチからは、「なかなか筋がいい」とのこと。個々のスキルは個人練習でもできることだけれども、こういう複数人で行うグリッド練習で、コールの練習もしてほしいんだけど、みんな気付いているかな?多人数の練習では、コールを意識して。

・姿勢
強い姿勢とはどのようなものかを理解できましたか?
これからの、特に接点でのプレーの基本となる姿勢です。いつでも素早く、腰を落とせるようになってください。

 

さて、来週20日(日)は、いよいよ全国中学生大会大阪府予選です。参加8チームで、4チームずつA, Bブロックに分かれてトーナメント戦を行います。上位何チームが関西に予選に進めるかはまだわかりませんが、トーナメントですから、まずは初戦に勝たなければなりません。
試合は、17分ハーフで、40分。対戦相手は当日9:00に抽選により決まります。

ちょうど、豊中RSの練習がないので、皆さんの応援を期待しています!
9:30開会式、10:00第1試合KO、場所は鶴見緑地球技場です。
選手は、いきなりスキルが一気に向上することはありませんが、いつもの練習と体調を整えて当日を迎えましょう。私もくじ運を高めるために、毎日お札に祈ります。お札?本厄なので、門戸厄神さんのお札ですが何か。

3/9 vs甲南中学

中学は、甲南中学と練習試合に行ってきました。
甲南大学の綺麗な人工芝グラウンドを使わせていただきました。なんと、更衣室付きです!ありがとうございました!
M上コーチに案内されて、他の施設も見てきましたが、あさすが大学という施設でした。新しい建物、設備ってのはいいものですね。うちの職場も…。

20分ハーフと、1年主体チーム12分1本の試合を行いました。

2年主体チーム
豊中RS 甲南
前半 後半 前半 後半
1 2 T 4 1
0 2 C 4 1
PG
5 14 小計 28 7
19 35
3 0 Penalty 2 1

試合の入りが悪く、いきなり先制されるも、KOからラッキーな形で同点に。しかし、ペースをつかめず、ずるずると後退。何度も同じ形で相手FBにラインブレイクされ、前半終了間際にも不要な失点。BKに走られ、FWもターンオーバーを何度か許してしまうなど、防戦一方の展開で、攻撃のチャンスも少なかった。
気持ちを入れ直しつつ、WGのポジションチェンジ、BKのディフェンスの確認を行って、後半へ。ようやく、引き締まった試合になり、簡単な突破を許さなくなる。攻撃のチャンスが増え、トライに結び付けることに成功。数人の交代を行って、試合終了。

 

1年主体チーム
豊中RS 甲南
1 T 2
1 C 1
PG
7 12

両チームとも、1年のみで構成できないため、2年も入っての試合。ハーフバック団を中心に1年がばたつく中、なんとかかんとか持ちこたえる。どちらも1年ではエースを止められず失点という結果に。

 

<試合総括>

スクール大会の反省を踏まえ、その後の練習での修正ができているかどうかの確認、またポジションを変更した選手がどれくらい適応できて来たかの確認の試合でした。
まず、ポジションですが、いくつかほころびが出てきました。FWはラインアウトと密集戦です。ラインアウトは、キャッチもさることながら、リフトの安定が課題になりますね。密集戦はFW内での意思統一ができていない感じでした。SHも含め、密集で何をするのか、したいのかをお互いにコールできるようにならないといけません。BKはロングパス、サインプレーです。これらは練習を重ねれば修正できそうです。
修正点としては、内側のディフェンス、密集、コーリングです。
内側のディフェンスは、かなり修正されてきました。この試合では、内側を抜かれたシーンはなかったのではないでしょうか。しかし、最近の練習の副作用なのか、ディフェンスが前に出なくなってしまっていました。これは次への課題ですね。ピラーの前へのプレッシャーが少なくなっていましたし、特に1年チームは皆無に誓ったのではないでしょうか。FW,BKともに前に出る練習をしないといけませんね。また、タックルが弱く、なんとか止めているといった感じです。今回はたまたま相手が内側に入ってきてくれていたので止めていましたが、外側では振り切られるシーンがありました。また1年チームは簡単にタックルを外され、少しずつでもくいこまれるシーンが多くありました。
密集も、FW,BK関係なくブレイクダウンに絡めるようになってきました。BKが持ち込んでのターンオーバーは減ってきました。顔を上げて、ボールの位置、相手の位置を確認しながら、もっと精度を上げていきましょう。
コーリングは、相変わらずですね…。ボールの近くの選手、ボールから遠く大きくフィールドを見ている選手が中心にコールしないと、チームに意思が発生しませんよ?練習から取り組んでいきましょう。

今後の課題としては、前に出るディフェンスシステムの復習、タックル精度の向上、コーリングです。また、キックオフもやっていかないといけないですね。フォーメーションから組み直してみましょう。当然、個人のスキルアップも継続的に取り組んでいかないといけないでしょう。特に、新ポジションの選手は結構ボロが出てましたよ?1年もまだまだスキルレベルが低いので、個人練習してくださいね!

 

甲南中学さんとは、今後も継続的に定期戦や合同練習ができればという話になりました。強いチームと一緒にラグビーできるのはうれしいですね。これからもよろしくお願いいたします。

 

2月2日 第15回大阪府スクールジュニアU-14大会

中学は、2月2日(日)に鶴見緑地競技場にて行われた第15回大阪府スクールジュニアU-14大会に出場してきました。

今回の大会は、太陽生命カップの予選とならなかったので、勝ち負けにこだわらず、新チームのAsIsとToDoを考えることに専念することにしました。

<今回のポイント>
・チームコンセプトの達成度
チームコンセプトはスタンディングラグビー。つまり、ノーラックとは言いませんが、なるべく立ってボールを繋ごうということです。豊中RSのコンセプトでもありますが、中学でも様々な観点から積極的に取り入れていくようにしました。
ただし、ガツガツとFWでゴリ押しするという意味ではありません。当然、ラグビーは球技ですから、ボールを動かすという大前提を維持したまま、ということです。
・適正ポジションの見極め
チーム全体の底上げのために、いくつかポジションチェンジを行いました。原則的に選手の望むポジション、これまで経験してきたポジションでやらせてあげたいのですが、チーム事情や身体的な特徴からそういうわけにもいかないのが現状です。特に、今回はFWとBKを入れ替えたりしたので、チームとしてフィットできるかどうかも見ることにしました。

<試合結果>
第4試合 12 – 19 中地区(守口・大阪中央・寝屋川・大東中央)
第10試合 31 – 5 大阪淀川

<試合レポート>
vs中地区
私のくじ運がそうさせるのか、もともとご縁があるのか、大会でよく当たるのが中地区さん。なぜかどの年でも、お互いに実力差があまりないチームとの対戦でしたが、今回も接戦になりました。
先制トライはうちでしたが、直後に失点。うちの課題ですね。また、この失点だけでなく、またしても失点のほとんどが大外を振り切られてのものでした。
得点、失点だけでなく、接戦だからこそ見えるできたこととできなかったこと。年内の試合では隠れていたものが見えて、大変有意義な試合でした。
vs大阪淀川
2年生が主体の最近できたチームとの対戦。うちとの大戦前に、中地区さんとの試合があり、そこでよく繋いでくるチームだなという印象がありました。
結果は大勝でしたが、大阪淀川さんはインターバルが2試合しかなく、こちらは待ちくたびれるくらいでしたから、実力差以上の差がついてしまいました。特に後半は体力差がもろに出てしまったように思います。
この試合では、主に攻撃面での課題を見つけることができました。

<試合評価&今後の課題>
・チームコンセプトについて
新チームになり、これまで以上に指導員内で話し合うようになりました。ここですべてを書くと長くなりすぎるので端折りますが、そこで確認されたことは立っておくということでした。これまでより接点の練習を増やしてきたのもこのためです。
今回の試合では、まだ合格ラインには届かないものの、期待値より高く、チームとして意識できてきているように感じました。
もっと精度を高くすることと、状況に応じた判断(からまれた時はどうするのか、姿勢を崩された時はどうするのかなど)を培っていくことが課題です。
・ポジションについて
多少、不慣れな感じはありましたが、初めてのポジションでの試合の割にはかなりいい動きでした。まだルール、セオリーなどの基本的な部分での勉強が必要ですが、新チームの骨格は決まったように思います。試合をこなしていくことで、さらにフィットしていけるでしょう。
攻撃面では申し分ないですが、防御面ではさらに精緻化していかないといけません。
・攻撃面について
新チームでの前進、ラインブレイク、フィニッシュの形が明確になってきました。ある程度、頭の中で描いていたものでしたが、それ以上に様々な局面で新チームの特長、練習の成果が出ていたように思います。
FWでは0チャネルでの攻撃など、BKではライン攻撃、両センターの攻撃、FBライン参加など、全体としてはアングル変更、ブレイクダウンでのボールキープが及第点でした。
課題として、キックによる攻撃、SHやSOでの仕掛け、WGを交えたライン攻撃、密集からの攻撃などが挙げられます。これらは練習で順に進めていきましょう。
・防御面について
各選手、以前より懸命にチェイスし、タックルに入れる(相手にしがみつける?)ようになってきました。特に2年は、3年が卒業してから意識が変わったように思います。まずまず及第点といったところでしょうか。また、BKラインはドリフトDFが(まだ精度は低いものの)機能していたように思います。
しかし、満足のいく防御ではありません。
チームとしては、以前からの課題ですが、攻撃側にしろ防御側にしろ、キックオフが弱いままです。練習グラウンドの広さに制限があるので厳しい部分もありますが、早急に立て直すべき課題です。
密集サイドの防御も課題です。1次、2次とフェーズが重なっていくごとにピラー、ポストが減っていきます。12人制の性ではありますが、リロードを早く、チーム内で声を掛け合って、密集サイドを守っていかなければなりません。
選手個人の防御では、タックルが未だ課題です。なんとか食らいついているというだけですね。横に逃げる選手にしがみついたぶら下がり状態は、タックルとは呼べません。たまたま対戦相手がそうしてこなかっただけで、割と正面から攻めてこられたら、後ろにひっくり返されてしまうでしょう。基本に返って、タックルに入るための3つのステップを思い出しながら、練習でも取り組んでいきましょう。
・個人の課題について
これは個人的に話していきます。選手も、練習の時に積極的に聞きに来てくださいね。
ただ総じて、言えることは、柔軟体操をしておくことと、スタミナ(体力)をつけておくことは重要です。特に、体格や運動神経などは持って生まれたものがあるかもしれませんが、スタミナはトレーニングによってほぼ全員が持てるものです。これを手放すのは惜しい!1日でどうにかなるものではありませんから、継続して取り組んでください。

最後になりましたが、保護者の皆様、何かとご協力いただきまして誠にありがとうございました。このチームでは、積極的に練習試合を入れていこうかと思っておりますので、今後ともご協力よろしくお願いいたします。