カテゴリー: 中学生チーム, 活動報告

3/9 vs甲南中学

中学は、甲南中学と練習試合に行ってきました。
甲南大学の綺麗な人工芝グラウンドを使わせていただきました。なんと、更衣室付きです!ありがとうございました!
M上コーチに案内されて、他の施設も見てきましたが、あさすが大学という施設でした。新しい建物、設備ってのはいいものですね。うちの職場も…。

20分ハーフと、1年主体チーム12分1本の試合を行いました。

2年主体チーム
豊中RS 甲南
前半 後半 前半 後半
1 2 T 4 1
0 2 C 4 1
PG
5 14 小計 28 7
19 35
3 0 Penalty 2 1

試合の入りが悪く、いきなり先制されるも、KOからラッキーな形で同点に。しかし、ペースをつかめず、ずるずると後退。何度も同じ形で相手FBにラインブレイクされ、前半終了間際にも不要な失点。BKに走られ、FWもターンオーバーを何度か許してしまうなど、防戦一方の展開で、攻撃のチャンスも少なかった。
気持ちを入れ直しつつ、WGのポジションチェンジ、BKのディフェンスの確認を行って、後半へ。ようやく、引き締まった試合になり、簡単な突破を許さなくなる。攻撃のチャンスが増え、トライに結び付けることに成功。数人の交代を行って、試合終了。

 

1年主体チーム
豊中RS 甲南
1 T 2
1 C 1
PG
7 12

両チームとも、1年のみで構成できないため、2年も入っての試合。ハーフバック団を中心に1年がばたつく中、なんとかかんとか持ちこたえる。どちらも1年ではエースを止められず失点という結果に。

 

<試合総括>

スクール大会の反省を踏まえ、その後の練習での修正ができているかどうかの確認、またポジションを変更した選手がどれくらい適応できて来たかの確認の試合でした。
まず、ポジションですが、いくつかほころびが出てきました。FWはラインアウトと密集戦です。ラインアウトは、キャッチもさることながら、リフトの安定が課題になりますね。密集戦はFW内での意思統一ができていない感じでした。SHも含め、密集で何をするのか、したいのかをお互いにコールできるようにならないといけません。BKはロングパス、サインプレーです。これらは練習を重ねれば修正できそうです。
修正点としては、内側のディフェンス、密集、コーリングです。
内側のディフェンスは、かなり修正されてきました。この試合では、内側を抜かれたシーンはなかったのではないでしょうか。しかし、最近の練習の副作用なのか、ディフェンスが前に出なくなってしまっていました。これは次への課題ですね。ピラーの前へのプレッシャーが少なくなっていましたし、特に1年チームは皆無に誓ったのではないでしょうか。FW,BKともに前に出る練習をしないといけませんね。また、タックルが弱く、なんとか止めているといった感じです。今回はたまたま相手が内側に入ってきてくれていたので止めていましたが、外側では振り切られるシーンがありました。また1年チームは簡単にタックルを外され、少しずつでもくいこまれるシーンが多くありました。
密集も、FW,BK関係なくブレイクダウンに絡めるようになってきました。BKが持ち込んでのターンオーバーは減ってきました。顔を上げて、ボールの位置、相手の位置を確認しながら、もっと精度を上げていきましょう。
コーリングは、相変わらずですね…。ボールの近くの選手、ボールから遠く大きくフィールドを見ている選手が中心にコールしないと、チームに意思が発生しませんよ?練習から取り組んでいきましょう。

今後の課題としては、前に出るディフェンスシステムの復習、タックル精度の向上、コーリングです。また、キックオフもやっていかないといけないですね。フォーメーションから組み直してみましょう。当然、個人のスキルアップも継続的に取り組んでいかないといけないでしょう。特に、新ポジションの選手は結構ボロが出てましたよ?1年もまだまだスキルレベルが低いので、個人練習してくださいね!

 

甲南中学さんとは、今後も継続的に定期戦や合同練習ができればという話になりました。強いチームと一緒にラグビーできるのはうれしいですね。これからもよろしくお願いいたします。

 

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