一年生の『三枚のお札』

心配されていた天気も何とか持ち堪えてくれ、今日は久しぶりに芝の上でスクール大会直前練習ができました。やはり、芝で裸足になってはしゃぐ生徒の笑顔が一番です。最後のミニゲームでの追いタックルで激しく胸から倒される場面が多くありましたが、鼻血を見ず、生徒はけろっとして起き上がっていました。今日も早くから熱心なお父さんが生徒へ特別メニューを施していらっしゃる姿があり、コーチとして嬉しい限りです。コーチの持ち時間は週2時間しかお借りできません。後は「父親力」にお任せするしかありません。単身赴任のお父さんも持ち時間が限られ大変ではありますが、我が子と一本でも多くキャッチボールしてあげてください。

今日も抱腹絶倒の2時間でした。春の入学式から半年余りで一年生は大きく成長しました。そんな生徒達に、コーチは「3枚のお札」を手渡して、どうにか秋の本格的なシーズンインまで引率してきました。そのお札にはこう書いておきました。「準備」・「目標」・「勇気」と(青森県の昔話「三枚のお札」のあらすじにご興味にある方は、最後までお読みください)。ここまでは、コーチの3枚の札で全員スクールをやめることなく、なんとか壁を乗り越えられました。ここからさらに大きな壁を乗り越えるには4枚目のお札が必要だと思います。しかし、そのお札をコーチは持っていません。どこにあるかと言うと、そのお札は生徒全員が一つになったところにあるのです。そのお札とは、いったい何でしょう。

昨晩、コーチ全体のミーティングが福祉会館で行われました。そのミーティングでは、各学年のコーチの皆さんがこれまでの練習方法、悩みなどを忌憚なく発言され、豊中RSが今後どうあるべきかについて活発な意見交換がなされました。ミーティングの最後のまとめとして、長く小学生教育を現場でなさって来られたF先生のお話が参加者の多くに共鳴を呼びました。そのお話は、「豊中の生徒は総じて元気がないような印象がある」、「中学年でも仲間の名前を呼べない」といったコーチの声に呼応したよきアドバイスでした。そのお話をひとことで表すとするなら、「コミュニケーション力」です。チーム全体ですぐに意思疎通ができるものではなく、まず、4-5人のグループでコミュニケーション力を高めることが大切だそうです。その方法として、ドリルゲームと数多く試合の局面を想定した練習が必要とのことでした。グループ間でポイントや時間で競わせたり、2対1、3対2といった試合で起こりうる局面で生徒達に何をしないといけないかを考えさせること。コーチも今月から「アメーバ経営論」と一年生について考え始めたところでしたので、このお話を拝聴した時は、まさに腑に落ちた瞬間でした。

4枚目のお札とは。もうおわかりですね。その札には「コミュニケーション」と書いてあるはずです。さあ、新しもの好きのコーチは早速、今日から実践です。

まず、練習前に全員を座らせてスクール大会のメンバー発表を行いました。大会には2チームをエントリーしましたので、計4試合あります。1チームはリーグ戦形式で、もう1チームはトーナメント制です。今回は、前にも書いた通り、4つのチーム(6人単位)に分け、それぞれキャプテンを指名し、そのキャプテンを中心にゲームを行うこととします。以下は、時系列の試合出場メンバーです。A・Bチームではなく、キャプテンの名前をチーム名(レーシングチームの名前のようでカッコイイ)としました。そのチームで試合の半分を全力で戦い、その時間に勝てば勝ちです。

①9:00KO. vs大工 チームYou→S1、Y5(C)、T8、A11、K12、K16

②9:10KO.vs大工  チームHaruhito→H13(C)、M19、K20・R21・R27(偶然3太郎)、Masaki、Shousuke

③11:40KO.vs八尾 チームRyu→Y3、K4、S14、R15(C)、T18、J22

④11:10KO.vs八尾 チームYousuke→T2、S6、H7、H9、S10、Y17(C)

⑤14:00KOvs港 チームHaruhito→同上

⑥14:10KO.vs港 チームYou→同上

⑦14:40KO.vs高槻・摂津の勝者 チームYosuke→同上(⑦、⑧は③、④の勝利を前提)

⑧14:50KO.vs高槻・摂津の勝者 チームRyu→同上

今日の練習で生徒には前回同様「三角形」をMan of the Match坊やのイラストを3隅につけた三角形のイラストでイメージして貰いました。先ほど発表したチームの中で3人ひとまとまりの意識を持って試合に臨めるようこれから練習で取り組むことを説明しました。

まずは、ウォーミングアップとして、先ほどの4チームでリレー競争から始めました。

①タックルマシン越えリレー

②スリッパ履き換えリレー(スリッパを脱ぐとき次の生徒の履きやすいように丁寧に揃えていた生徒もいれば、脱ぎ散らかしの生徒もいました。スリッパ走りでK12が器用に芝の上をスケーターの如く走っていたのが印象的でした)

③ボールアップ&アンダー(キャプテンを最後尾にボールを後ろに手渡しするリレー。「上!下!」「右!左!」の声がよく出たチームHaruhitoとチームYouが速くゴールできていました。他のチームは未だコミュニケーション不足のようです。

④△△パスリレー(5人が2つの三角形の角に立ち、決められた順番にボールを回し、速く2周・3周できたチームが勝ち。最初は1個のボール、次に2個で競いました)

⑤扇形パス(キャプテンを扇の要に立たせ、残りの4人とランダムにキャッチボール。ボールは2個ですので、キャプテンが投げ終わったところでキャプテンに放ってあげる気配り力が試されますが、わざとキャプテンを困らせてた生徒もいました。次にキャプテンが代わりの生徒を自分で指名しました)

④ラダー・コーンタッチ・ハイコーンジグザグ走・ミニハードル越え・タックル混合リレー(2つのメニューをこなした後、グランド中央に立てたタックルマシンにタックルし、次の人とバトンタッチ。一年生の練習グランド一杯使って楽しみました。グランドは用具だらけになっていました。コーチはさらに大人の高さの棒も欲しくなってきました)

休憩後、3人一組の動きを意識した練習開始です。

①チームの中の3人でジグザグ走(コーンやら、タックルマシンやらで障害物だらけのグランドをボールを持った生徒を三角形の頂点とし、後の2人が三角形を崩さないようにフォローする練習。横に大きくふられると対応できなかったようです。バリエーションとして、コーチの笛でダウンボール、モール、パスを入れました)

②チーム5人で円になり、ボールを回し、コーチの笛の回数に反応してモール、ラック(モールは笛1回、ラックは笛2回)

③5対5のアタックディフェンス(ブレークダウンを想定した3か所にボールを置いておき、コーチの笛で反応。笛1回は右側、2回は真ん中、3回は左側。アタック側はキャプテンがボールを押さえておき、その後ろに三角形で攻撃の態勢を整え、ディフェンス側はモール(あるいはラック)サイドと相手の陣形に合わせてフラットに立ち、指さし確認を励行。攻撃側のパスアウトでアタックディフェンスを開始。今度の花園のグランドは横が22Mあり広いため広く開いているスペースに展開してみるようアドバイス)

フェーズ(局面)での動きがわかったところで、最後にミニゲームを行いました。チームRyu対チームYousuke、チームYou対チームHaruhitoの2回戦です。それぞれ見ごたえのある攻防戦でした。今度のスクール大会での大活躍が期待されます。指名されたキャプテンも今日早くも闘志をみせてくれましたので、本番が楽しみです。試合の合間にゴールラインの攻防を意識した生タックルの練習を行い、チームへの貢献の中で最も重要なものがタックルであることを再認識して貰いました。

4枚目のお札は皆の中にある。今度の試合で各キャプテンがそのお札を出せるかどうか。コーチたちはじっと見つめていたいと思います。

『三枚のお札』

ある村に、寺があった。そこに、小僧と和尚が住んでいた。ある日、小僧が山へ栗拾いに行きたいと駄々をこねた。和尚は仕方なく3枚の札を出すと、小僧に持たせた。

栗拾いに夢中になっている内に日が暮れる。老婆が現れ小僧を家に泊めてくれた。だが夜にふと目覚めた小僧は、老婆が山姥の本性を現し小僧を食べる用意をするのを目にする。

小僧が「糞がしたい」と言うと、山姥は考え込んで小僧を縄で括って便所へ送った。小僧は1枚目の札を便所の柱に括り、「札さま、何かあったら俺になってけろ」と頼んで窓から逃げた。

山姥が「もういいか」と尋ねると、小僧に化けた札が「もうちっと」と繰り返す。山姥が我慢できず便所をぶち破ると、小僧は跡形もなく消えていて、破れた札があるだけだった。

だまされたと知った山姥は小僧を追いかける。

追い付かれそうになった小僧が「大の川、出ろ」と呪って2枚目の札を投げると、なるほど、大の川が出た。だが、山姥はぐびぐびと飲み干した。

次は「火の海、出ろ」と呪って最後の札を投げると、火の海が出た。しかし山姥は川の水を吐いて吹き消した。

寺に逃げ帰った小僧は和尚に助けを求め、壺に入れてもらった。やがて山姥が寺に入って来た。

「小僧を出せ」

「その前にわしと術比べをしよう。山ほどに大きくなれるか」

「ああ、出来るとも」

「豆になれるか」

「ああ、出来るとも」

豆になった山姥を和尚は餅に挟んで食べてしまった。(了)

10/16 6年生 練習内容

場所:八中
出席:生徒:13名、コーチ:4名

 

私、伊丹での試合には参加出来なかったのですが、DVDを見せていただきました。確かに吹田との試合は、みんなの集中力があり、とても頑張っていたと思います。FW・BKとも前に出てボールを繋ぐ意識が見られました。ディフェンスもよく止めていたと思います。この調子でチーム一丸となって練習しましょう!

本日の練習は、11/3にスクール大会に向けて、コンビネーネーションを多く行いました。

FW・BKに分かれての練習 
BKは、2対1での抜き合いです。走るコース、スピード、パスのタイミング等、2人の息が合っていないと、ディフェンスに捕まってしまいます。コツを掴めば、楽々と抜けるので、今日のコツを試合でも使ってくださいね!

コンビネーションは、キックオフを中心に行いました。試合での最初のプレーですが、試合時間が短いこと、又豊中は試合の最初にエンジンがかからないことより、今後重点的に練習すべきと考えています。内容は、単純なことで、キッカーがどこに蹴るのかを追いかける人は把握し、相手にプレッシャーをかけることです。マイボールにならなくても相手に走られないように複数人でディフェンスを行うようにして下さい。もしマイボールに出来ることがあれば、大チャンスです。

次に、ペナルティーと取られた時のすばやいディフェンスです。一番に5m下がった人がチーム全員に指示し、すばやく横一線に並び、相手がボールをチョン蹴りした瞬間に前に出て止めてください。

これらラグビーの試合中は、1人ではなく、チームで動くことが必要です。場面、場面でチーム全員が常に同じ事を考えれるようなれば、そのチームは統制の取れた強いチームになれます。ラグビーは頭も使うスポーツですので、試合中も次の想定を頭で考えながらプレーするように心がけてください。

一年生の自分を超える法

昨夜の雷雨で今日のグランドコンディションが心配でしたが、水はけがよい校庭のお陰で全く問題ない状態でした。一年生23人(2人欠席)は昨日練習できなかった分、しっかり頑張りました。

キックベースでウォーミングアップした(新人SHOSUKE君は大きなキックでアピールできました)後、生徒達に以前から「どういう意味?」と聞かれていたニュージーランドの「ハカ」についてお話をしました。今日はNZと 豪州がワールドカップ準決勝を戦ったわけですが、試合前のハカは過去から慣れ親しんだものとは違い幻想的かつ地から湧いてくるような凄味に溢れていまし た。ハカは、コーチが高校生だった頃、流行っていた漫画の題名と同じく「ウォー・クライ」と呼ばれていましたが、今ではハカの方が定着しています。ハカは ご高承の通りNZの先住民マオリ族の舞踏です。生徒には、何を大声で叫んでいるのかを日本語の訳詩で説明しました。

私は死ぬ 私は死ぬ

私は生きる 私は生きる

見よ、この勇気ある者を

ここにいる毛深い男が再び太陽を輝かせる

一歩はしごを上へ さらに一歩上へ

一歩はしごを上へ そして最後の一歩

そして外へ一歩

太陽の光の中へ

日 本の「武士道と云ふは死ぬことと見つけたり」という葉隠れをどことなく想起する死生観を感じますが、ここで言っていることはそういうことではなくて、勇気 を持って毎日を一歩一歩前進して、生きられるところまで生きて行くんだと言っているのではないかと思います。太陽とは人の人生そのものと捉えれば、しっく りきます。生徒達には、別のイラストで大きな目標と今の自分を棒グラフで示し、今すぐに大きな目標(今の自分の3倍くらいの棒のイラスト)を越えることは できないけれど、毎週の練習で一歩ずつ前進していけば、知らない間に「はしご」を一段一段越えて、最終的に大きな目標を越えることができるということを話 しました。生徒は少しハカの意味がわかってきたようです。

さあ、大阪府スクール大会、堺RS25 周年記念交流戦、そして、高槻戦がやってきます。一年生の年末テストマッチです。ハカが言っているような前進をせず、変化のないままでは、強い相手には勝 てない。どうしたら変化できるか。世の中に出回っている成功本に必ずと言っていいほど書いてありますが、「聞いただけでは何も変わらない。知っていても行 動しないなら、知らないのと同じ」という考え方。良い話だったので、とりあえずノートに書いておいて、時が来たら実行しようと思いがちです。結局やらな い、できない言い訳を思いつき、殆ど実行することがない。コーチもその一人として反省していますが、変化することへの恐怖感によって行動が阻害されてしま うのです。タックルが怖いと思っている生徒はたくさんいます。でも、一瞬の恐怖に打ち勝って一歩踏み出せば、誰でもT18のようにタックルを大好きになれるし、T18も答えてくれた通り「全然怖くない」と思えるようになると生徒に話しました。第一にめざす変化は一歩前にでる勇気です。今日はここまで話して、実戦練習に入りました。

こ れからの新たなテーマとして、3人が一つのユニットとなってボールを活かし続けることとしました。春からこれまでは、一人が行けるところまで走り切るとい うことを徹底し、全員ができるようになりました。しかし、これからは相手のディフェンスが強くなってくることから、簡単には一人では抜けなくなります。こ の対応として、3人を一つのアメーバとして見立て、3人で協力してボールをつなぐ、ディフェンスをするという意識改革を行っていきます。各アメーバのリー ダーが中心となって、全員の知恵と努力によりゴールを目指す。そうすることで、ひとりひとりが主役となって自主性を持つことができれば完成です。一年生で どこまでできるか、早速一歩を踏み出しました。まずは、3人で攻撃する時、三角形をイメージする。ボールを持っている生徒を頂点にして、底辺の隅に残りの 2人が待機するベーシックなフォーメーションです。今日も会場を沸かせたNZも難しいことをやって いるわけではなく、常に左右どちらでもパスできる体制ができているだけなんですね(しかし、両チームがあれだけ鼻血を出した試合は見たことありません。一 年生チームみたいでした)。今日は、三角形を3か所作り、その上に立つ→左右どちらかにパスする練習を行いました。逆にディフェンスも3人ひと塊になっ て、三角形に対峙し、対面を指さす習慣づけを今日から始めました。

最後に三角形を意識した練習試合を3チームに分けて行いました。勿論チーム名は、オールブラックス、フランス、そして昨日14人で戦ったにも拘らず1点差で敗れたウェールズです。ウェールズの最後の連続攻撃回数は27回だったそうで、フランスのタックル回数が140回を越えていたようです。世界のラグビーは遠くなりにけり。我が一年生ウェールズチームはフランスを撃破しました。A11のボールを持ったら前に出る姿勢、H13の大外を走り切ってのトライ、Y17の低いタックル、M19の相手ボールモールでの押し返し、R27も確りキャッチできるようになってきているところなど日に日に成長しています。試合中に多くの生徒がコーチに言われなくとも「三角形!」と言っていました。いやはや、すごい一年生です。ボトルネックのないチームになる日は意外と近いかもしれません。

23年度 伊丹交流戦 4年生

4年生父兄各位殿

 秋晴れの下、毎年定例の伊丹RSさん主催の交流試合を3試合行いました。結果は1勝2敗でしたが、大きな成果を得る事ができました。
伊丹RSさんとの第一試合で、1Tryは許したものの前後半共に、フォワードとバックスが一体となり攻め続けました。これぞラクビーという素晴らしい試合でした。

第1試合:
豊中A(4) 対 伊丹A(1)
トライ:ブッチギリのリク(1)、
    イケメンのテツヤ(2)
    ドロダンゴのカジン(1)

第2試合
豊中A+BC(2) 対 吹田A(6)
トライ:ハミパンのケイタ(1)、ブッチギリのリク

第3試合
豊中BC(2) 対 茨木B(5)
トライ:フクツのコウスケ(2)

23年度 茨木交流戦 4年生

4年生の父兄各位殿

台風一過、素晴らしい快晴の下、6試合行いました。5勝1敗という結果でした。夏合宿の成果が
でたのではないでしょうか? 低いタックル、イーブンボールへの反応スピードなどずいぶんよくなったように見えます。
第1試合
 豊中BC混合 4 vs 茨木B 1
 トライ
 高速ヒロト(3)、怒涛のフミヤ(1)
第2試合
 豊中A 7 vs 茨木A 4
 トライ
 ハミパンのケイタ(3)、ナルシストソウスケ(1)、ブッチギリのリク(3)
第3試合
 豊中BC 2 vs 徳島 4
  マイペースのリク(1)、怒涛のフミヤ(1)
第4試合
 豊中BC 5 vs 茨木B 4
 マイペースのリク(2)、怒涛のフミヤ(2)、面倒見のよいテルヨシ(1)
第5試合
 豊中A 5 vs 大工大 4
 ハミパンのケイタ(1)、ブッチギリのリク(2)、ギョロメのマサタカ(1)、ヘンガオのカジン(1)
第6試合
 豊中A 5 vs 茨木A 4
 キックのケイタ(1)、ブッチギリのリク(2)、ナルシストソウスケ(1)、ヘンガオのカジン(1)
                   以上

第14回大阪府スクールジュニア・ラグビーフットボール大会(U-14リーグ)

10月23日(日)の第14回大阪府スクールジュニア・ラグビーフットボール大会(U-14リーグ)についての案内です。舞洲運動広場にて行われます。

豊中は第2試合10:40~ vs大阪、第6試合13:20~vs中地区Aに出場します。

このリーグ内で優勝すれば、10月30日(日)の決勝トーナメントに進出できます。

9:45 開会式
1 10:00 南地区B(富田林・河内長野)―北地区B(吹田・箕面)
2 10:40 豊中―大阪
3 11:20 中地区B(ノーサイドJ・OTJ)―堺
4 12:00 南地区A(みなと・南大阪)―北地区A(島本・高槻・茨木)
5 12:40 南地区B(富田林・河内長野)―南地区C(八尾・岬)
6 13:20 豊中―中地区A(守口・寝屋川・大東中央・大阪中央)
7 14:00 ③の敗者―④の敗者
8 14:40 北地区B(吹田・箕面)―南地区C(八尾・岬)
9 15:20 大阪―中地区A(守口・寝屋川・大東中央・大阪中央)
10 16:00 ③の勝者―④の勝者

三年生 伊丹交流戦

参加いただいた 生徒達・保護者・指導員の皆様お疲れ様でした。いい天気でしたねぇ。

 

第一試合 VS伊丹

 緊張の午前第一試合目(しかも時間も第一試合)平常心で望めるか?緊張してるか?集中できるか?エンジンはかかるか? と心配な試合でした。

 Kick off・・・  伊丹さんすごい!! きちんと指導されており レベルがかなり上でしたね。 モールへの対応・セットの早さ・パス・ボールまわしすべてにおいてレベルが上でした。 ポジショニングも抜群です。 案の定、厳しい試合となりました。 

結果  2-1 勝

 そんな中 わが豊中は集中していましたね。 みんなで前に出ること、下のボールへの対応、生徒達はしっかりとやっていましたね。 オフサイドを多くとられたのが反省点ですが、みんなで前へでる姿勢が相手にプレッシャーになっていたのかもしれません。前に出ることで、攻守で相手の出足が遅れたのかな?  敵陣での試合これが今回の指示でした。 厳しい試合でしたが 子供達楽しかったようです。

  第二試合 VS吹田

 緊張の第一試合を終え メンバーを入れ替えての吹田戦 ここもよく指導されていると評判のチームです。 

 Kick off・・・  いきなりノーホイッスルトライ>< やられちゃいました。 やはりメンタルな面で下向いていましたね。 今まででしたらズルズルと・・・が、心配されたのですが、我慢してくれました。 ディフェンスでは前の試合同様前へ出ていました。いいプレッシャーだったと思います。 攻撃面で少しミスがでたのが、敗因ですね。

攻めるのですが、ミスが多かったですね、1トライできれば・・・という感じでした。

 結果  0-2 負

 今回の試合 前試合の雰囲気を持ち込んで欲しかったのですが、できませんでした。動けている子供達に私が気持ちを伝えられませんでした。私自身が集中力弱く、子供達に伝わってしまったのかも知れません。反省です。 吹田さんはコーチも含め気合入っていましたもんね。 生徒・コーチ・保護者1体にならないといけませんね。

 第三試合 VS茨木

 さて最終は茨木戦です。 生徒を信じ、この茨木戦どうするのか?を子供達で話しあいさせました。一つの目標を与えてみました。(これは秘密です)輪になり、話していました。(何を話していたのでしょうか?)準備万端! 開始前 吹田戦を反省し生徒に気合注入^^

Kick off・・・  今回の茨木戦は非常に集中していました。一進一退のゲームとなりました。 先日の定期戦とは違う辛抱強いチームでしたね。 なんとか先行はするのですが、追いすがってこられました。 緊張感のあるいいゲームでした。 

結果 3-2 勝

 最近このような競ったゲームがなかったので、いい経験になったと思います。みんなでよくがんばりいい経験になったと思います。みんなが最低一つ自信を持つことができていて欲しいです。

 結果 2勝1負

 茨木定期戦からのすぐのゲームでしたので、いい形で試合できると思ってました。今回10人で午前中に3試合となり体力的に少しきびしかったのかもしれませんね。 緊張の第一試合を乗り越えたことも コーチ・保護者のみなさんにもいい経験になりましたね 笑^^

 アタック

今回 敵陣で試合することをもっと認識させることを感じました。あとボールを持ったら攻め続けること。相手のプレッシャーか気持ちの急きすぎかミスが多かったです。モールで相手ボールになることが多かったです。モールからボールが出ません。こちらがすべきことをできませんでした。今回は競った試合でしたから、選手があせっていたのかもしれませんね。 練習でできていたことを忘れてしまっていました。 練習です^^

 ディフェンス

今回は競った試合となりました。 前に出て捕まえることはできていたと思います。 タックルまではまだまだですが、みんな追いかけて捕まえていました。(ラインディフェンスまであと少し・・・^^ いえ まだまだです^^) 捕まえて相手を止める。二人目が早くですね。子供たちが前に出ることで、ゲインラインをなかなか突破させずにできていたことが、収穫かな? 身体で覚えていてくれていたら・・・望みます^^。 忘れないために・・・ 練習です^^

 今後こちらも相手も 身体が成長して大きくなっています。個人の力だけでは抜けなくなります。シンプルに基本をしっかりと練習していきます。 そして敵陣で、主導権を握って・・・  

 次回はスクール大会です。 練習参加してみんなでいい結果を出しましょう^^ 目標は・・・全員1トライずつにしょうかなぁ?

走って走って みんなで豊中のラグビーをしましょう

お~~~~っ!!^^

一年生のUへの旅

久方ぶりの芝での練習を楽しみにしていましたが、「冬芝養生中」の立看板にがっくり。仕方なしに隅っこの芝らしきところで練習をすることにしました。(出席20名)


今日のテーマは、昨日の試合結果を踏まえた練習と運動会と重なって試合に出られなかった生徒との一体感を呼び戻すことです。運動会だった生徒には「かけっこで一番だった?」と尋ねると全員元気よく「一番だった~!」と即答が返って来ました。どの生徒も春から格段に走力を伸ばしていますから、それもそのはずではあります。一方、試合で頑張った生徒の中で、初キャプテンのS14に3人の助っ人を選んだ理由を質問しました。彼曰く、「S10君は、いちばん頑張っていた。J22君もタックルとかで頑張っていた。T2君は前の茨木(定期)戦で出られなかったから選んだ」と。一年生でもちゃんと大人の回答ができることに感銘しました。Man of the Match初受賞の生徒2人と2回目の生徒、そして吹田戦のキャプテンを務めながらも伊丹戦、茨木戦で身体を張って仲間を助けた生徒S10を改めて表彰しました。彼にはブラジルからやってきたタレス君(夏合宿でお世話になった留学生)から画用紙(ワールドカップの決勝トーナメントに出場したチーム名の入ったラグビーボールのイラスト上に、キャプテンを中心に吹田戦のメンバーの絵が貼り付けてあるもの)を贈呈しました。昨日のMan of the Matchの副賞としてブラジルレアルのコインを贈呈しましたが、まさか今日、本物のブラジリアンが現れるとは思いもしませんでした。村上春樹の小説のような「繋がっている」の感覚でした。因みに一番最初から合宿に何度も参加してくれていたフィジーのマラカイ君は英国で生活するとか。合宿でのフィジアンマジックがもう見られないと思うと寂しい限りです。前途洋洋たる彼(と彼のパートナー)の新天地での幸運を祈ります。


練習の前にコーチは昨日の3試合目(茨木戦)でのラスト3分のことを話しました。あの3分間が一年生の目標としていた姿であると。皆おしゃべりをやめてそのシーンを思い出しているようでした。生徒には難しいので話してはいませんが、あの時の状態は心理学で言うところの「フローの状態」だったと思います。あるいは最近では「ゾーンにいる」と言うスポーツマンも増えました。ギリギリの精神状態にあった生徒達が、何かが弾けたような行動に駆り立てられ、一気に流れが変わった瞬間でした。あの3分間は近く開催を計画しているDVD観賞会でもリプレイしたいシーンです。プレッシャーからのボールの争奪後、ノーミスでパスが継続され、トライに繋がるというラグビーの醍醐味が凝縮されていました。それは間違いなく一年生が目指す最高の未来の可能性に繋がっており、未来のビジョンがまさに今ここに持ち込まれたような感覚を覚えました。この上から「降ってくる」感覚のことを研究し「U理論」としてまとめている学者もいるほどです。


生徒には今年最後の目標として、春に大敗している「高槻に勝利する」ことを掲げました。それまでにスクール大会で4チーム(エントリーは2チームなので、前後半でチーム分けします)に分けて、各キャプテンを4人新たに選び全員が大阪の初めての対戦相手との試合を経験すること、次に堺交流戦でも全員で勝負することを中間目標としました。最後の高槻戦はコーチ陣が選ぶ今年のベストメンバー7人が闘うこととし、全員が高槻と試合できるわけではないと説明しました。多くの生徒が「よしッ!」と言う気持ちになったようです。つぶぞろいの個性派集団から選ぶコーチはノーベル賞選考より大変ですが。。。


今日の練習は、伊丹RSさんにできていて豊中にできていなかったブレークダウン(展開されたボールが敵のディフェンスによってその動きを止められた状態のこと)での個人のプレーを中心に楽しい2時間があっという間に過ぎました。


ラックでは、タックルを受け倒れた時のボールの処理の仕方について指導しました。倒れるときはボールをお腹に大切に抱えて倒れることが一番大事です。そこからボールを移動させてラックから優位に次の展開に持ち込むわけですが、その移動の仕方として、四角形をイメージして貰いました。原則はタックラーから一番遠いところに両手で置いておくことです。生徒は笛の合図で倒れて1.2.3.4のリズムでボールを両手で四角形の四隅に上手に移動できるようになりました。腕だけの動きではなく、その前の練習で柔道のエビ移動をやったように、体幹を動かして一番遠くにボールを移動するようにできれば卒業です。


モールでは、ヒットする際に当たり自体が弱い生徒が多いので、コンタクトバッグを持ったコーチ二人の狭い間を走りこんで抜き、正面に立てたタックルマシンにヒットする練習から始めました。次に、コンタクトバッグに強くヒットした軸足を中心にターンをする練習です。今回はターンするだけでなく、ヒットの勢いで一回転してサイドを抜ける練習を繰り返しました。大人になって2人のタックラーの間をするりと抜ける選手がよくいますが、小さい頃からこの回転軸の意識が刷り込まれているんだなと思います。


次にブレークダウンでのボールの争奪で重要なプレーとなる最初にボールに絡んで来る相手を払いのける練習を二人ペアで行いました。2メートル四方のグリッドを横に3つ用意し、この長方形の短辺に二人がうつ伏せで寝て、笛の合図で攻守に分かれます。攻撃側は最初のグリッドで中央に置いてあるボールを両手で押さえ頭を上げて敵のスイープに備えます。守備側は攻撃側の生徒を腕のところでスイープしてボールを蹴らないようにオーバーします。次のグリッドに移動し、攻撃側はボールを真上に跨いで守備側のスイープに備えます。守備側は同じく低く相手をスイープします。最後のグリッドでは、攻撃側がボールの上に寝転びます。守備側はこの相手を両手で持ち上げ払いのけます。これができるようになれば、もうひとつグリッドを追加し、ロールオフ(ボールに覆いかぶさっている相手をつかんで一緒に横回転してボールだけを残す練習も加えます。ワールドカップでもこのロールオフが散見されラックからの球出しをスムーズにしていました。


最後に「ピラミッド」(3メートル間隔で置いたコーンのところにボールを積み上げて行くリレーを2周行ない、競争しながら総力を高める練習をしました。皆スピード感ある走りを見せ、運動会でもきっとこんな顔で一番のテープを切ったんだろうなと想像しました。


来週土曜日は、天候次第で体力測定を行いたいと思います。春からどれだけ伸びたか楽しみです。

幼年懇親会

幼年保護者の皆様

いつもお世話になっております。主任Fです。

本日は世話係さんとOさんとの呼びかけをいただきまして二の切公園での懇親会が出来ました。

幸い好天に恵まれ楽しくできて良かったです。

何より集まった子供たちが自然に楕円のボールを持ってラグビーに興じていたのを見られて嬉しかったです。

「コーチぃ、審判やって!」なんてのはとても嬉しかったです。

我が家のボーズとコゾーは既に中学生となってしまってますが毎週こうして幼児と遊んでもらっていると癒されます。

癒してくれる仲間が少しでも増えると良いな、と思うと共に

子供たちに加えて保護者の皆さん同志の懇親を深めていただけると幸いです。

ラグビーの目的は仲間づくりですので。

今日はありがとうございました。

TEAM millennium [WEEK25] 中環171ダービー game report 11.10.8

☆交流試合☆伊丹・吹田・茨木
汗ばむ好天の下、北摂BIG3と兵庫の雄が激突する中環171ダービーが開催されました。
中環171の覇権を巡る戦いはこんな具合でした・・・
1.member
player:11人(ユカ・ヒデ・リョウスケ・コウ・ワタル・タク・リョウタ・タイセイ・ヤッシー・シンノスケ・カズシ
staff:5人(長門校長、池田、山下、露峰、三木、野田、吉岡)
2.game
1st game  vs伊丹RS(7min×2)
ヒデ
コウ                 (7min)SH
シンノスケ  → ユカ(7min)
リョウタ        → コウタ(7min)FW
カズシ
タイセイ
リョウスケ
タク   
ワタル
[score]
 豊中RS 1 (12min)
 伊丹RS 6 (2,4,5,7,13,14min)
[経過]
前半は開始から動きが悪く伊丹の攻勢が続く。DFは出足が鈍くタックルが甘い。アタックはサポートが遅いため孤立し、反則・被ターンオーバーが続きペースをつかめない。連係ミスなどにより失点を重ねる。後半は動きもよくなり落ち着きを取り戻す。DFからペースを取り掴み相手陣での攻防が続くが決定機を迎えられない。12分FW・BK一体となった連続攻撃から1トライを返すが、直後のKO・マイボールキープの連係ミスから2トライを献上し1-6でノーサイド。
[寸評]
後半の内容が良かっただけに、前半の入り方がもったいなかったなー(>_<)相変わらず朝1発目の試合は立ち上がりが悪すぎるでー(*_*)自分らからゲーム前の雰囲気を作って、気持ちを盛り上げてや(*^^)vこのゲームの反省点を挙げるで。
・サポートが遅い→ボールを持った味方へのサポート(2人目)が遅いから孤立して反則やターンオーバーが多かった(*_*)
・DFは前に出る→強い相手に待つDFでは前進を許すだけやで。相手の圧力に負けんと前に出てDFしよな。モチロン網を張って!
・KOは前に出る→試合前に練習したとおりに網を張って「前に」出よな。
・イーブンボール、キックされたボールへの反応を早くする。→イーブンボールや相手がキックしたボール(キックしたボールは相手が攻撃を放棄したんといっしょやで)をしっかりキープ出来たらビッグチャンスにつながるで。誰がそのボールに働きかけるかまずコールしよな。
よかった点は自分たちの一番強いカタチが作れた事!(*^^)v センターの縦突破(あんなサインプレーいつ作ったん?)→FWのサポート→BK展開→フォローしたFWがトライ!オールブラックスみたいやったで!(^^)! 「前で仕掛けてサポートができてる」時は強い相手でもなかなかDFできんのよ。このカタチは茨木戦でも炸裂してたやん♪さらに磨きをかけよな(^o^)
2nd game  vs吹田RS(7min×2)
ヒデ
コウ                 (7min)SH
シンノスケ  → ユカ(7min)
リョウタ        → コウタ(7min)FW
カズシ
タイセイ
リョウスケ
タク   
ワタル
[score]
 豊中RS 0
 吹田RS 4 (6,8,10,11min)
[経過]
伊丹戦よりも攻守によく動けていた。DFはCTB陣を中心に前でタックルしていた。テリトリー・ボールポゼッションはほぼイーブンながらも、攻撃時の好機を反則により活かせない。反則・ミスに付け込まれ終盤トライを奪われ0-4で敗れる。
[寸評]
この試合はレフリーしながら見てたけど内容はよかったで!(^^)!タイセイ・リョウスケを中心に激しくDFできてたよ。ただ、そのあとのプレーヤーの「寄り」が遅いから、ポイントに横から入ったりして反則になってたんがもったいなかったねー。ヒットはみんな激しくできてたわ(^_^)/演習の成果やな。ポイントへの寄りの遅さ(ラグビーでは集散と言います♪)はアタックでもあったで。ユカが縦突破で前進した時に、サポートプレーヤーが次のプレーを予測・イメージできてへんからユカへのサポートが遅れて「ノットリリースザボール」を取られてしまったやろ?
あの一連のアタックは前に出ていいカタチやったから、サポート・フォローをしっかりやで!
あとは、ペナルティ(以後P)をもらった時・とられた時のリアクションを素早く取ろう!Pはもらえば大チャンス!相手のDFが整う前にすぐに仕掛けよう。取られたらチャッチャと5mバックして相手のアタックに備えるで!
3rd game  vs茨木RS(7min×2)
ヒデ
コウタ     → シンノスケ(7min)
ユカ
コウ
カズシ
タイセイ
リョウスケ
タク   
ワタル    → リョウタ (6min)
[score]
 豊中RS 4 (3,5,7,9min)
 茨木RS 1 (12min)
[経過]
今日最も動きがよかったゲーム。開始からポゼッションで圧倒しゲームを優位に進める。攻守によく前に出ていた。両CTBの突破にFWがサポート、ボールリサイクルからBK陣が効果的にゲインラインを突破しトライラインを越えた。FWの集散の速さが際立っっていた。
[寸評]
やろうとしてる事が出来たゲームやったね(*^^)vWTBからのコールができてるからボールも回ってきてトライチャンスが生まれたやろ?外のプレーヤーからコールをしたら必ずボールは回って来るからこれからのゲームでも続けてや。
FWが走ってボールに絡めてくると攻撃の継続が出来るからトライチャンスは増えてくるよ。パス練習の成果で今日はノックオンがほとんどなかったんちゃうかな?プレッシャーがかかる中で細かいミスが減って来てるのはえぇこっちゃ(^_^)/パス演習とタッチフットはこれからもやろうぜ!
今日はお疲れちゃんでした!

一年生の仲間力

一年生の絶好の力試しとなる伊丹交流戦が秋晴れのもと行われました。伊丹、吹田、茨木各RSさんとの交流戦3試合。結果は2分1敗とホメオスタシスよろしく負のフィードバック作用が働いたのか、5連勝から一転、ムードメーカー不在の今朝はいつもの元気が感じられなかった一年生でした。但し、今日も新しい金太郎飴が跳び出しました。

伊丹戦:4-4引分け。闘将T18が2分、スクラムからのブラインドサイドを抜け先制トライ。スタメン初出場のK12も果敢にボールを持って突進を繰り返しました。大きく成長した瞬間でした。他の選手も目が覚めたかと思わせましたが、相手キックオフでノーホイッスルトライを2本献上するなどモールサイドもあっさり抜かれ、2-3で折り返し。後半1分、ペナルティからY17H9T18に繋ぎ同点のトライ。Y17T2の追いタックルや闘将の連続タックルもあって両者膠着状態が続く中、アクシデント発生。走攻守に100%全力投球したキャプテンがリタイアという事態となりました。急遽、吹田戦のキャプテンS10に救援を要請。二つ返事でピッチに急行してくれました。S10T18の魂を引き継いだかのようなハードタックルを見せ、ラストワンプレーで同点に追いつきノーサイド。Man of the Matchは、これまでアタックでよい動きを見せ、今日タックルでチームに貢献したY17

吹田戦:5-5引分け。伊丹戦の救援で胸を打撲しながらもS10はキャプテンとして持てる力を合宿のときと同じように発揮してくれました。前半は、相手モールから器用にボールを奪いK4が連続トライ。器用さでは負けないS1もラインアウトから快走しトライ。トライこそ無かったものの、ひきしまった試合になったのは、H7の積極的な攻撃にありました。締めはキャプテンS10のスクラムからのステップでトライ。4-0で全く危なげないゲーム展開でした。ところが、後半は吹田の反撃の烽火が上がり、あれよあれよという間に1点差に詰め寄られた揚句、ラストワンプレーで痛恨の同点トライ献上。圧勝ムードの中、タックルをあきらめる悪い癖が出た事が原因です。春に次いで同点という、ジャパンとカナダの関係のような因縁の対決とこれからなりそうです。キャプテンの悔し涙が全てを物語っていました。Man of the Matchは、前回の大工大戦から成長著しいH7初受賞。おめでとう!

茨木戦:初めてのキャプテンというだけでなく、足りない人数(3人)のメンバーを自分で考えないといけないという重い宿題を先週与えられたS14は、一週間悩み抜いたことでしょう。コーチはS14に全員の名前が入ったお馴染みのMan of the Matchカードを渡し、その中から彼は3枚選んで生徒全員の前で発表しました。選ばれた生徒は今日大活躍のS10の他、T2J22の3人でした。非常によく考えた選択だと感心しました。前半はS10のみ参戦し、H13K16K20を盛り立てました。激しく突進しタックルを受けたS10が後方に転がした(相手のプレッシャーから判断し、ダウンボールでなく敢えて転がしたことが素晴らしい!)ボールをうまくピックし、ゴールライン右隅目がけて快走したK13が前半唯一トライ。1-5で後半に希みを託します。後半はカード3枚を惜しげもなく使ったキャプテンは、生き返ったようにハッスルプレーを連発。S10のワールドカップのような激しすぎるタックルもチームに勢いをつけ、圧巻は、S14J22H13とテンポよく繋いでH13がこの試合2本目のトライ。ここで十分すぎる程救援の役目を果たしたS10に代えてアクシデントから回復したT18にバトンタッチ。ここはコーチとして強権を発動させて貰いました。伊丹戦で戦えなかった時間を取り戻すかのようにT18の快進撃が始まりました。ラスト3分の気迫の籠った攻防は今年の「ベスト3分」かもしれません。わがチームの課題としてあげたプレッシャーがほぼ完成の形で発現したのです。特にJ22の低く相手の腹に突き刺さるタックルが素晴らしかった。攻撃でも自陣ゴール前からT18からキャプテン→J22とオフロードパスで繋ぎ、J22が自陣中央から軽やかなステップで相手をかわしてのトライ。3-7と敗れはしましたが、プレッシャーのあるべき姿を全員が目撃できたことは大きな収穫でした。Man of the Matchは、フィニッシャーとして2つの難しいトライを跳びこんで決めたH13初受賞。おめでとう!H7H13の両御祖父さん・御父さん、やりましたよ!!そしてMan of the Match特別賞として、キャプテンの代わりを務め大活躍したS10をブラジルの銅コインで表彰しました。(表彰状は明日渡します)

交流戦3試合終了後、生徒と「仲間」ということについて一緒に考えました。伊丹戦闘将T18が途中リタイアした時、吹田戦の主将S10が最高のリカバーをしたこと、茨木戦主将が一週間考え抜いたリリーフを受け、身体を張って応えた3人の生徒の事、一人持ちで無理するのではなく、次の選手にボールを託した生徒のことをどう思うかを問いました。皆真剣に考えている様子でした。

大きな夢を皆で共有したうえで、自分の弱さを認め、助けが必要なときは素直に助けを求めて、思いを託す。一方で、託された人は自分の強みを最大限生かして最後までやり遂げる。そうすることによって、お互いがバランスよく成長する。これが一年生の「仲間力」ではないか。今日の3連戦の中で強く思いました。

明日も練習です。運動会で活躍した生徒ともこの仲間力を共有して欲しいものです。

TEAM millennium [WEEK24]11.10.2

ちゃお!
W杯に続いて関東大学対抗戦・リーグ戦、関西大学Aリーグも開幕して本格的ラグビーシーズンの到来やで(*^^)v
ラグビーを目にする機会が多くなる季節やから、カテゴリーに関係なくいろんなゲームを見てや。
いいプレーのイメージを頭に作って、引き出しを多くしてたら自然とええプレーが出来るようになるんやわ!(^^)!
1.practice  @15中 
2.member
player:11人(ユカ、リョウスケ、ケンジ、コウ、ワタル、タク、リョウタ、タイセイ、トモヤ、コウタ、シンノスケ、カズシ)
staff:4人(池田、津田、露峰、三木、野田、吉岡)
3.メニュー
①ランニング&いつもの基礎体力強化メニュー
②2VS1のパス練習
 2対1はアタック側から言うたら「決定機」やで。トライとってトーゼンってな感覚になってな(^^)v
 パサーはどのタイミングでパスを出したら、もらい手がフリーになれるかをつかんでな。
 もらい手は、深さを保つ・フラットに走り込む(深いままの位置でパスを受けたらDFに捕まんで(>_<))・コーリング(自分の位置とパスを呼ぶコール←めっちゃ重要!)
 練習の終盤はかなり出来てきてたで(*^^)v
③タッチフット6VS6、VSコーチ陣
 タッチフットしたんは初めてかな?面白かったやろ?コンタクトプレーがないだけであとはゲームと一緒やで。
 『何処にスペースがあるのかを早く見つけてボールを運ぶ。』これがトライへの方程式ですわ。DFがそろう前に早くしかけよな。タッチされんのを怖がって後ろに下がるんは厳禁やで。タッチされるということは、DFが寄って来るということやから、外にスペースがあるはずやで。タッチフットをやってると、パス能力とスペース感覚が養われるから練習前にやって下され(^_^)/
ちっちゃいおっさんも日が暮れるまで、暮れてからもようやってたわ。
コーチ陣を破るというオマケつきで・・・(*_*)。今度はケチョンケチョンにしたるからな!
④6vs6のコンタクト練習
 いつものコンタクト練習やりました。はじめはサポートが遅れて孤立したり、ターンオーバーが目立ってたけど三木コーチの指摘の後はしっかり修正出来てたで!(^^)!難しいようで、実はそんなに難しくないメニューやで。しっかりヒットする・ボールを見せる・リップするの繰り返しだけやで。慌てんと落ち着いて取り組んだら、みんなは出来るはずやで。出来てないことを確認しながらするんも手かもね。
⑤6vs6のミニゲーム
 タックルが『手で行ってる』のがチョイと気になったけどなかなかよかったよ。最近はボールがよくつながるいいラグビーが出来てきてるで。フォローができたらもっとボールがつながって面白くなんで。トモヤのボールの絡みと、シンノスケの連続タックルはお見事やったで!(^^)!
[楽苦美後記]
この頃みんなよく走れています。体力がついたのか?走力があがったのか?もちろんそれもあるのでしょうが、それ以上にラグビーを楽しんでいるからだと思います。特に夏以降の練習は笑顔がとても多いことに気がつきます(あんだけ暑い夏やったのに)。millenniumのお家芸「コーチ、しんどいからもう走れませーんオーラ」の放出が最近見られません。きっかけは僕にもわかりません。でも間違いなく楽しんでいます。練習の高い出席率からもそれが窺い知れます(行事の欠席は欠席と考えていません(*^^)v)。
楽しいから上手くなる。上手くなるから楽しくなる。いい循環に入ってきました。僕らもビックリするようなプレーを事もなげに披露してくれます。楽しさ+上手くなってる自信+ヒラメキはとてつもない可能性を感じさせてくれます。僕たちコーチ陣も今週はどんな成長を見せてくれるか楽しみに日曜の朝を迎えています。今秋はゲームが続きます。可能性のカタマリ達はどんな輝きを見せてくれるでしょうか?楽しみですね。彼ら彼女らの頑張りをとにかく褒めまくってあげてくださいね(^o^)

10/2 6年生練習内容

 10/2(日) 十五中

出席:生徒:13名、コーチ:3名+1

練習内容とは関係ないですが、この活動の書き込みが100回を迎えることが出来ました。初回は、3年生の2月でしたので、短い期間ですが、子供は確実に成長しております。継続できたことは、ひとえに生徒・父兄はじめ読んでいただける方がいらっしゃることが、励み・歯止めとなっております。自分ひとりでは到底続かなかったと思います。今後も継続いたしますので、よろしくお願いします。

さて、今日の練習ですが、10/8に伊丹rsはじめ強豪チームと対戦するために、戦術的な練習に時間をとりました。ある程度決め事を決めて、チームプレーで何とか強豪チームにくらいついて行きたいものです。キックオフ、自陣、敵陣、中央のスクラム等場所によって効果的な戦術が異なってきます。最終目的はTRYです。一度の攻撃でTRY出来ることはありません。チームが同じ考えを持ち、少しずつ陣地をとり最終TRYを取りましょう!

また、ディフェンスについては、いくら決め事を決めていても、1人がタックルをサボればたちまち狂ってきます。豊中6年チームのディフェンスはまだ、個人がしっかりとタックルに入り、相手を倒すことが出来ていませんので、まずは個々人がきっちり肩を当てて相手を止める・倒すことが出来るようになりましょう!大きな相手にも勇気をもって、ぶち当たって下さいね!

 ps.10/8の試合は、体の大きな相手一人に独走させない事!2人がかり3人がかりでも絶対に倒す事! この2点をチームとして共通意識を持って望んで下さい。 

 

 

 

 

11/27 高槻RS交流試合

場所:高槻市立総合スポーツセンター
GoogleMap⇒http://g.co/maps/tcj9h

集合時間:9時(各学年での決定時間を優先してください)
開会式:9時15分から

必ず専用駐車場[有料]を利用すること。(223台収容可)
○自家用車は、1日1回につき、1間まで100円、2間まで200円、3間まで300円、3間を超えると400円

《注意》
駐車場が混雑することが予測されますので、できるだけ乗り合わせて御来場ください。
近隣の「コーナン」、「ジャパン」の店舗駐車場は絶対に利用しないようお願いします。
なお、当施設駐車場が満車の場合は下記施設の駐車場をご利用ください。
※利用料金は同じです。
       
◆芝生図書館・芝生市民プール
高槻市芝生町4丁目3-11
(総合スポーツセンターを南へ100m下ったところ)