幼年指導員YHです。
前回幼年のところに校長が書き込んでおられたように、今週の練習の紅白戦ではパイルアップを厳格にとってみました。
試合開始前に、まず説明。「ラグビーはボールを持って走るスポーツなので、つかまったら5秒でボールが出ないと相手ボールになります。」
試合中は、「モール」と宣告し、1,2,3、4、5と数えました。
効果はテキメン。2,3秒でどんどんボールが回り、ほとんどラックにもなりませんでした。
もちろん年中さんが相手だったことは割り引かなくてはなりませんが、立ってするラグビーには効果的なように思いました。幼年のうちに刷り込んでおくのはとても大切なように思います。
子供ががんばってボールを取り合っている姿は、それはそれでコーチ的には嬉しく、つい「がんばれ、がんばれ」と思いながら、長めに見てしまっていました。しかし、世界的な趨勢としては、なるべく立ったままどんどんボールを回すという方向性にあるようですし、その方が安全かつ楽しいのは確かでしょう。スクールの方針として、校長が「立ってするラグビー」を宣言されておられますので、これを実現すべく考えていきたいと思います。
指導の方向性について、どうしたらよいのかがずっともやもやしていましたが、頭がすっきりした気がしています。