幼年懇親会

幼年保護者の皆様

いつもお世話になっております。主任Fです。

本日は世話係さんとOさんとの呼びかけをいただきまして二の切公園での懇親会が出来ました。

幸い好天に恵まれ楽しくできて良かったです。

何より集まった子供たちが自然に楕円のボールを持ってラグビーに興じていたのを見られて嬉しかったです。

「コーチぃ、審判やって!」なんてのはとても嬉しかったです。

我が家のボーズとコゾーは既に中学生となってしまってますが毎週こうして幼児と遊んでもらっていると癒されます。

癒してくれる仲間が少しでも増えると良いな、と思うと共に

子供たちに加えて保護者の皆さん同志の懇親を深めていただけると幸いです。

ラグビーの目的は仲間づくりですので。

今日はありがとうございました。

TEAM millennium [WEEK25] 中環171ダービー game report 11.10.8

☆交流試合☆伊丹・吹田・茨木
汗ばむ好天の下、北摂BIG3と兵庫の雄が激突する中環171ダービーが開催されました。
中環171の覇権を巡る戦いはこんな具合でした・・・
1.member
player:11人(ユカ・ヒデ・リョウスケ・コウ・ワタル・タク・リョウタ・タイセイ・ヤッシー・シンノスケ・カズシ
staff:5人(長門校長、池田、山下、露峰、三木、野田、吉岡)
2.game
1st game  vs伊丹RS(7min×2)
ヒデ
コウ                 (7min)SH
シンノスケ  → ユカ(7min)
リョウタ        → コウタ(7min)FW
カズシ
タイセイ
リョウスケ
タク   
ワタル
[score]
 豊中RS 1 (12min)
 伊丹RS 6 (2,4,5,7,13,14min)
[経過]
前半は開始から動きが悪く伊丹の攻勢が続く。DFは出足が鈍くタックルが甘い。アタックはサポートが遅いため孤立し、反則・被ターンオーバーが続きペースをつかめない。連係ミスなどにより失点を重ねる。後半は動きもよくなり落ち着きを取り戻す。DFからペースを取り掴み相手陣での攻防が続くが決定機を迎えられない。12分FW・BK一体となった連続攻撃から1トライを返すが、直後のKO・マイボールキープの連係ミスから2トライを献上し1-6でノーサイド。
[寸評]
後半の内容が良かっただけに、前半の入り方がもったいなかったなー(>_<)相変わらず朝1発目の試合は立ち上がりが悪すぎるでー(*_*)自分らからゲーム前の雰囲気を作って、気持ちを盛り上げてや(*^^)vこのゲームの反省点を挙げるで。
・サポートが遅い→ボールを持った味方へのサポート(2人目)が遅いから孤立して反則やターンオーバーが多かった(*_*)
・DFは前に出る→強い相手に待つDFでは前進を許すだけやで。相手の圧力に負けんと前に出てDFしよな。モチロン網を張って!
・KOは前に出る→試合前に練習したとおりに網を張って「前に」出よな。
・イーブンボール、キックされたボールへの反応を早くする。→イーブンボールや相手がキックしたボール(キックしたボールは相手が攻撃を放棄したんといっしょやで)をしっかりキープ出来たらビッグチャンスにつながるで。誰がそのボールに働きかけるかまずコールしよな。
よかった点は自分たちの一番強いカタチが作れた事!(*^^)v センターの縦突破(あんなサインプレーいつ作ったん?)→FWのサポート→BK展開→フォローしたFWがトライ!オールブラックスみたいやったで!(^^)! 「前で仕掛けてサポートができてる」時は強い相手でもなかなかDFできんのよ。このカタチは茨木戦でも炸裂してたやん♪さらに磨きをかけよな(^o^)
2nd game  vs吹田RS(7min×2)
ヒデ
コウ                 (7min)SH
シンノスケ  → ユカ(7min)
リョウタ        → コウタ(7min)FW
カズシ
タイセイ
リョウスケ
タク   
ワタル
[score]
 豊中RS 0
 吹田RS 4 (6,8,10,11min)
[経過]
伊丹戦よりも攻守によく動けていた。DFはCTB陣を中心に前でタックルしていた。テリトリー・ボールポゼッションはほぼイーブンながらも、攻撃時の好機を反則により活かせない。反則・ミスに付け込まれ終盤トライを奪われ0-4で敗れる。
[寸評]
この試合はレフリーしながら見てたけど内容はよかったで!(^^)!タイセイ・リョウスケを中心に激しくDFできてたよ。ただ、そのあとのプレーヤーの「寄り」が遅いから、ポイントに横から入ったりして反則になってたんがもったいなかったねー。ヒットはみんな激しくできてたわ(^_^)/演習の成果やな。ポイントへの寄りの遅さ(ラグビーでは集散と言います♪)はアタックでもあったで。ユカが縦突破で前進した時に、サポートプレーヤーが次のプレーを予測・イメージできてへんからユカへのサポートが遅れて「ノットリリースザボール」を取られてしまったやろ?
あの一連のアタックは前に出ていいカタチやったから、サポート・フォローをしっかりやで!
あとは、ペナルティ(以後P)をもらった時・とられた時のリアクションを素早く取ろう!Pはもらえば大チャンス!相手のDFが整う前にすぐに仕掛けよう。取られたらチャッチャと5mバックして相手のアタックに備えるで!
3rd game  vs茨木RS(7min×2)
ヒデ
コウタ     → シンノスケ(7min)
ユカ
コウ
カズシ
タイセイ
リョウスケ
タク   
ワタル    → リョウタ (6min)
[score]
 豊中RS 4 (3,5,7,9min)
 茨木RS 1 (12min)
[経過]
今日最も動きがよかったゲーム。開始からポゼッションで圧倒しゲームを優位に進める。攻守によく前に出ていた。両CTBの突破にFWがサポート、ボールリサイクルからBK陣が効果的にゲインラインを突破しトライラインを越えた。FWの集散の速さが際立っっていた。
[寸評]
やろうとしてる事が出来たゲームやったね(*^^)vWTBからのコールができてるからボールも回ってきてトライチャンスが生まれたやろ?外のプレーヤーからコールをしたら必ずボールは回って来るからこれからのゲームでも続けてや。
FWが走ってボールに絡めてくると攻撃の継続が出来るからトライチャンスは増えてくるよ。パス練習の成果で今日はノックオンがほとんどなかったんちゃうかな?プレッシャーがかかる中で細かいミスが減って来てるのはえぇこっちゃ(^_^)/パス演習とタッチフットはこれからもやろうぜ!
今日はお疲れちゃんでした!

一年生の仲間力

一年生の絶好の力試しとなる伊丹交流戦が秋晴れのもと行われました。伊丹、吹田、茨木各RSさんとの交流戦3試合。結果は2分1敗とホメオスタシスよろしく負のフィードバック作用が働いたのか、5連勝から一転、ムードメーカー不在の今朝はいつもの元気が感じられなかった一年生でした。但し、今日も新しい金太郎飴が跳び出しました。

伊丹戦:4-4引分け。闘将T18が2分、スクラムからのブラインドサイドを抜け先制トライ。スタメン初出場のK12も果敢にボールを持って突進を繰り返しました。大きく成長した瞬間でした。他の選手も目が覚めたかと思わせましたが、相手キックオフでノーホイッスルトライを2本献上するなどモールサイドもあっさり抜かれ、2-3で折り返し。後半1分、ペナルティからY17H9T18に繋ぎ同点のトライ。Y17T2の追いタックルや闘将の連続タックルもあって両者膠着状態が続く中、アクシデント発生。走攻守に100%全力投球したキャプテンがリタイアという事態となりました。急遽、吹田戦のキャプテンS10に救援を要請。二つ返事でピッチに急行してくれました。S10T18の魂を引き継いだかのようなハードタックルを見せ、ラストワンプレーで同点に追いつきノーサイド。Man of the Matchは、これまでアタックでよい動きを見せ、今日タックルでチームに貢献したY17

吹田戦:5-5引分け。伊丹戦の救援で胸を打撲しながらもS10はキャプテンとして持てる力を合宿のときと同じように発揮してくれました。前半は、相手モールから器用にボールを奪いK4が連続トライ。器用さでは負けないS1もラインアウトから快走しトライ。トライこそ無かったものの、ひきしまった試合になったのは、H7の積極的な攻撃にありました。締めはキャプテンS10のスクラムからのステップでトライ。4-0で全く危なげないゲーム展開でした。ところが、後半は吹田の反撃の烽火が上がり、あれよあれよという間に1点差に詰め寄られた揚句、ラストワンプレーで痛恨の同点トライ献上。圧勝ムードの中、タックルをあきらめる悪い癖が出た事が原因です。春に次いで同点という、ジャパンとカナダの関係のような因縁の対決とこれからなりそうです。キャプテンの悔し涙が全てを物語っていました。Man of the Matchは、前回の大工大戦から成長著しいH7初受賞。おめでとう!

茨木戦:初めてのキャプテンというだけでなく、足りない人数(3人)のメンバーを自分で考えないといけないという重い宿題を先週与えられたS14は、一週間悩み抜いたことでしょう。コーチはS14に全員の名前が入ったお馴染みのMan of the Matchカードを渡し、その中から彼は3枚選んで生徒全員の前で発表しました。選ばれた生徒は今日大活躍のS10の他、T2J22の3人でした。非常によく考えた選択だと感心しました。前半はS10のみ参戦し、H13K16K20を盛り立てました。激しく突進しタックルを受けたS10が後方に転がした(相手のプレッシャーから判断し、ダウンボールでなく敢えて転がしたことが素晴らしい!)ボールをうまくピックし、ゴールライン右隅目がけて快走したK13が前半唯一トライ。1-5で後半に希みを託します。後半はカード3枚を惜しげもなく使ったキャプテンは、生き返ったようにハッスルプレーを連発。S10のワールドカップのような激しすぎるタックルもチームに勢いをつけ、圧巻は、S14J22H13とテンポよく繋いでH13がこの試合2本目のトライ。ここで十分すぎる程救援の役目を果たしたS10に代えてアクシデントから回復したT18にバトンタッチ。ここはコーチとして強権を発動させて貰いました。伊丹戦で戦えなかった時間を取り戻すかのようにT18の快進撃が始まりました。ラスト3分の気迫の籠った攻防は今年の「ベスト3分」かもしれません。わがチームの課題としてあげたプレッシャーがほぼ完成の形で発現したのです。特にJ22の低く相手の腹に突き刺さるタックルが素晴らしかった。攻撃でも自陣ゴール前からT18からキャプテン→J22とオフロードパスで繋ぎ、J22が自陣中央から軽やかなステップで相手をかわしてのトライ。3-7と敗れはしましたが、プレッシャーのあるべき姿を全員が目撃できたことは大きな収穫でした。Man of the Matchは、フィニッシャーとして2つの難しいトライを跳びこんで決めたH13初受賞。おめでとう!H7H13の両御祖父さん・御父さん、やりましたよ!!そしてMan of the Match特別賞として、キャプテンの代わりを務め大活躍したS10をブラジルの銅コインで表彰しました。(表彰状は明日渡します)

交流戦3試合終了後、生徒と「仲間」ということについて一緒に考えました。伊丹戦闘将T18が途中リタイアした時、吹田戦の主将S10が最高のリカバーをしたこと、茨木戦主将が一週間考え抜いたリリーフを受け、身体を張って応えた3人の生徒の事、一人持ちで無理するのではなく、次の選手にボールを託した生徒のことをどう思うかを問いました。皆真剣に考えている様子でした。

大きな夢を皆で共有したうえで、自分の弱さを認め、助けが必要なときは素直に助けを求めて、思いを託す。一方で、託された人は自分の強みを最大限生かして最後までやり遂げる。そうすることによって、お互いがバランスよく成長する。これが一年生の「仲間力」ではないか。今日の3連戦の中で強く思いました。

明日も練習です。運動会で活躍した生徒ともこの仲間力を共有して欲しいものです。