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一年生の仲間力

一年生の絶好の力試しとなる伊丹交流戦が秋晴れのもと行われました。伊丹、吹田、茨木各RSさんとの交流戦3試合。結果は2分1敗とホメオスタシスよろしく負のフィードバック作用が働いたのか、5連勝から一転、ムードメーカー不在の今朝はいつもの元気が感じられなかった一年生でした。但し、今日も新しい金太郎飴が跳び出しました。

伊丹戦:4-4引分け。闘将T18が2分、スクラムからのブラインドサイドを抜け先制トライ。スタメン初出場のK12も果敢にボールを持って突進を繰り返しました。大きく成長した瞬間でした。他の選手も目が覚めたかと思わせましたが、相手キックオフでノーホイッスルトライを2本献上するなどモールサイドもあっさり抜かれ、2-3で折り返し。後半1分、ペナルティからY17H9T18に繋ぎ同点のトライ。Y17T2の追いタックルや闘将の連続タックルもあって両者膠着状態が続く中、アクシデント発生。走攻守に100%全力投球したキャプテンがリタイアという事態となりました。急遽、吹田戦のキャプテンS10に救援を要請。二つ返事でピッチに急行してくれました。S10T18の魂を引き継いだかのようなハードタックルを見せ、ラストワンプレーで同点に追いつきノーサイド。Man of the Matchは、これまでアタックでよい動きを見せ、今日タックルでチームに貢献したY17

吹田戦:5-5引分け。伊丹戦の救援で胸を打撲しながらもS10はキャプテンとして持てる力を合宿のときと同じように発揮してくれました。前半は、相手モールから器用にボールを奪いK4が連続トライ。器用さでは負けないS1もラインアウトから快走しトライ。トライこそ無かったものの、ひきしまった試合になったのは、H7の積極的な攻撃にありました。締めはキャプテンS10のスクラムからのステップでトライ。4-0で全く危なげないゲーム展開でした。ところが、後半は吹田の反撃の烽火が上がり、あれよあれよという間に1点差に詰め寄られた揚句、ラストワンプレーで痛恨の同点トライ献上。圧勝ムードの中、タックルをあきらめる悪い癖が出た事が原因です。春に次いで同点という、ジャパンとカナダの関係のような因縁の対決とこれからなりそうです。キャプテンの悔し涙が全てを物語っていました。Man of the Matchは、前回の大工大戦から成長著しいH7初受賞。おめでとう!

茨木戦:初めてのキャプテンというだけでなく、足りない人数(3人)のメンバーを自分で考えないといけないという重い宿題を先週与えられたS14は、一週間悩み抜いたことでしょう。コーチはS14に全員の名前が入ったお馴染みのMan of the Matchカードを渡し、その中から彼は3枚選んで生徒全員の前で発表しました。選ばれた生徒は今日大活躍のS10の他、T2J22の3人でした。非常によく考えた選択だと感心しました。前半はS10のみ参戦し、H13K16K20を盛り立てました。激しく突進しタックルを受けたS10が後方に転がした(相手のプレッシャーから判断し、ダウンボールでなく敢えて転がしたことが素晴らしい!)ボールをうまくピックし、ゴールライン右隅目がけて快走したK13が前半唯一トライ。1-5で後半に希みを託します。後半はカード3枚を惜しげもなく使ったキャプテンは、生き返ったようにハッスルプレーを連発。S10のワールドカップのような激しすぎるタックルもチームに勢いをつけ、圧巻は、S14J22H13とテンポよく繋いでH13がこの試合2本目のトライ。ここで十分すぎる程救援の役目を果たしたS10に代えてアクシデントから回復したT18にバトンタッチ。ここはコーチとして強権を発動させて貰いました。伊丹戦で戦えなかった時間を取り戻すかのようにT18の快進撃が始まりました。ラスト3分の気迫の籠った攻防は今年の「ベスト3分」かもしれません。わがチームの課題としてあげたプレッシャーがほぼ完成の形で発現したのです。特にJ22の低く相手の腹に突き刺さるタックルが素晴らしかった。攻撃でも自陣ゴール前からT18からキャプテン→J22とオフロードパスで繋ぎ、J22が自陣中央から軽やかなステップで相手をかわしてのトライ。3-7と敗れはしましたが、プレッシャーのあるべき姿を全員が目撃できたことは大きな収穫でした。Man of the Matchは、フィニッシャーとして2つの難しいトライを跳びこんで決めたH13初受賞。おめでとう!H7H13の両御祖父さん・御父さん、やりましたよ!!そしてMan of the Match特別賞として、キャプテンの代わりを務め大活躍したS10をブラジルの銅コインで表彰しました。(表彰状は明日渡します)

交流戦3試合終了後、生徒と「仲間」ということについて一緒に考えました。伊丹戦闘将T18が途中リタイアした時、吹田戦の主将S10が最高のリカバーをしたこと、茨木戦主将が一週間考え抜いたリリーフを受け、身体を張って応えた3人の生徒の事、一人持ちで無理するのではなく、次の選手にボールを託した生徒のことをどう思うかを問いました。皆真剣に考えている様子でした。

大きな夢を皆で共有したうえで、自分の弱さを認め、助けが必要なときは素直に助けを求めて、思いを託す。一方で、託された人は自分の強みを最大限生かして最後までやり遂げる。そうすることによって、お互いがバランスよく成長する。これが一年生の「仲間力」ではないか。今日の3連戦の中で強く思いました。

明日も練習です。運動会で活躍した生徒ともこの仲間力を共有して欲しいものです。

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