「計画をたてて準備しよう」

 

平成27年4月 豊中ラグビースクール 校長 中村夫左央

さあ 新しい学年になりました。
今年1年間も、シンプルでイージーな(わかりやすい)倒れないでつなぐラグビーをめざして楽しみましょう!
今年度(2015年度)の豊中ラグビースクール活動の全体のキーワードは「計画を立てて準備しよう」にします。
ラグビーをする前にはいろいろな準備が必要です。当日のグランドの準備、準備体操、練習の計画など、コーチにもしなければならない準備がありますが、選手の皆さんにとって、試合のために必要な準備は練習です。衝突しないように走ること、試合中グランドいっぱい走りとおすこと、上手にパスすること、簡単に倒れないように体幹を鍛えること,良い判断をすること、ルールをよく知ること、礼儀正しくプレイすること、などが目標としてありますね。ちゃんと“あいさつ”をすることも目標として練習するべきことのひとつです。
生徒の皆さんは、自分の得意・不得意なことを振り返り、この1年間かけてどんなふうになりたいか、目標をさだめてそれを達成するための計画をたててみませんか?そして成し遂げようとする期限を作っていくことがとても大切です。毎日先延ばししないで、期限までにやってしまおうとする気持ちがとても大切です。ラグビーに限らず、なんでも上手になるためには、皆さん自身がこういうふうになりたい、こんなことができるようになりたい、こんな人になりたい、という思いが準備の始まりです。
計画をたてる前に、ラグビースクールの活動の中で、自分自身のこの1年間や最近のことをまず振り返ってみましょう。ラグビーノートから、お父さんお母さんやコーチと話したことから、うまくできたこと、うれしかったこと、気付いたこと、注意をされたことなどいろんなことをできるだけたくさん書き出してください。
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そうですか・・・たくさんありましたね。

振り返った中から、「得意なことが もっと上手になりたい・いちばん上手になりたい」「こうなりたい!」、「今は少し苦手だがもう少しできるようになりたい」 と、いちばん思ったことに自分で○をつけてみましょう。はじめてスクールに入って来た人やよくわからない人は、このラグビースクールに入った理由が良いヒントになるかもしれません。次に、もうすこし具体的な目標を自分自身でたてて、それをいつまでに達成したいか、期間を定めて、下の計画表に4月中に書き込んでみましょう!
計画表

目標と計画をたてることはラグビーに限ったことがありませんね。なんでも、自分からこうなりたいと目標をもって努力し続ける人は、教えられたことがすぐできる能力のある人を追い抜くことができ、信頼される良い人になるでしょう。
Are you ready?(準備はできていますか?)それでは今年1年間、そして今日も、目的を持って楽しく頑張りましょう!

指導員・親御さんへのお願い
★ワールドラグビーの 「ラグビーのための準備 (Rugby Ready)」 を是非見てください

★引き続き3つの点に注目してください。

  1. ちゃんと「目を開けて」「声を聞いて」判断しようとしているかどうか。
    目を閉じてしまうと、まわりの状況を把握する能力が減ります。正しく判断するためには、まずは倒れないで、いつも目を開けて、特に周りを見て、味方の声を聞いて周囲を注意していることが必要です。実はコンタクトやタックルでの将来の大怪我を避けるためにも、目を開いて前を見ることは絶対に習得してもらう必要があります。
  2. 自分からよく計画準備したか、そしてよく練習したか。ラグビーノートを書いたか。また選択・判断は自主的か。また判断のタイミングはだんだん早くできるようになってきたか。ラグビーノートにはコメントを返してあげてください。失敗は成功のもとです。
  3. 何よりも安全性を確保し、かつシンプルなわかりやすいラグビーで楽しんでもらえるようにご指導・フォローをお願いいたします。

4/29 ふれあい緑地で練習でした。

4/29はふれあい緑地で練習でした。 まず先に謝ります。今日は12時までと思っていたら11:30で終了でした。このため紅白戦がほとんどできず、特にA3は何もせず終了となってしまいました。 選手の皆様ごめんなさい!

まずは26日の交流試合について選手に ”良かったところ” & ”悪かったところ”について聞いてみました。 しかし意外だったのは A1もA2もA3も 答えはほとんど同じで、”ラックにはいるのが遅かった” ”声がでていなかった”ということでした。良かったところについても 今回はラグビーノート全て持ち帰って全て読みましたがほとんどの生徒さんが本当に悪かったことばっかりを書いていました。

なので、急遽当初計画していたメニューを変更しました。 まずはランパスです。このランパスは端から端まで走ってもらいました。 これは5年生、6年生でのグラウンドの広さを常に意識してもらうためにおこなっております。 今回はバックスランパス(横一列のパス)からフォワードパス(縦1列のパス)もおこない、ランパスの走るスピードを上げました。(トップスピードを端から端まで維持して走りきる力をつけてください。)

次にラックへの入り方を修正しました。わかるように説明するとラックの入りもタックルの入りと同じ高さで入ることです。1人目が”すもうのつっぱり”のように立ってラックに入ると力を相手に伝えきれないと説明、また2人目3人目の選手の入り方も1人目、2人目のおしりを押すようにしてください。

次に フォワード、バックスにわかれて練習です。 フォワードはラインアウト特にこの前の交流試合では1番先頭の選手に速い球を投げるという1パターンしかありませんでした。今回は2人目の選手にボールを取らせて、前か?後ろか? パターンを蓋すことを選手に考えてもらいました。A2グループは何度か2番へのロングスローや先頭の選手に走りながらボールを取らせて前にでるなどいろいろ有効なパターンを考えていました。5年生からラインアウトは競い合いです。マイボールラインアウトを確実に取って攻撃のリズムを崩さないようにするため、パターンはどんどん増やしていきましょう。

最後に6月14日 東大阪RS交流会に急遽参加することが決まりました。この交流会参加チームが東大阪さんを初め強いチームばかり招待されています。7月の四国遠征まで6月は全く試合がなかったので、良いタイミングで試合がはいりました。(唯、どのチームもすべて強敵ばかりなので北摂大会が終わったら、引き続きこの試合のために準備していかなければなりません。 選手の皆様、保護者の皆様、試合が続きますが体調管理と自主トレ(特に体幹と首のトレ)よろしくおねがいします。