5/21練習と「周りを見る」

夏のような暑い日で、15人出席での練習になりました。

まずは、KJコーチによる整列その他の動きの練習です。2年生の現在の最大の課題は、周りを見ながら動くということだと思っています。整列も、周りの生徒の位置を見て自分の行くべき場所にパッと収まるということなので、大事な練習です。でも、「2列!」と言われていて、102くらいになっていて、「あっちが足りない」と言われ、今度は210になる、というようなことがまだまだ起きます。「あっちが足りない」ことまでは見ていても、その後、一人目、二人目、三人目、四人目が行った、というところを見ていないんですね。コーチ間でも次は「周りを見させる」というのが共通の認識になってきたように思うので、いろいろな場面でアイディアを出し合いたいと思っています。

次は、ラダーです。ここでも、ラダーをしながら前で出されるサインを見て、指の本数を答える、足し算をするなどや、コーンタッチをしながら合間にパスをもらう、など周りを見たり、他のプレーをするなどの練習を増やしています。

前週の試合の反省としても、ディフェンス時にすごくいい勢いで前に出ているのに、見事にズボッと抜かれていて、あれは相手の動きを見てないからだよね、ということがありました。その対策として、HAコーチによるアメフト流練習をしてもらいました。素早く足踏みをしながら、サインに応じて右ひねり左ひねり、右横左横、上下、右回転左回転と動くものなのですが、動いている間に次々にサインが出てしまいますので、常に見ていなくてはなりません。

次は、ボールタッチの練習です。通常のルーティン25種とウルトラC2種で27種類の紙を配りました。出来たものに丸を付けるようにカードも配っています。5×5のビンゴ型式になっています。誰が最初に1列揃うか、2列目は、という形で競争できたら、と思っています。コーチがテストとして、目の前で見ていた時にできたものに限り〇をつける、というように厳格に運用しようと思っていますので、カードは忘れずに持ってきてくださいね。今回は、上を向いたまま1回拍手で手元を見ないでキャッチ10回というのをまずやりました。ほとんどの人に○が付きましたが、出来なかった人、欠席だった人は次回テストします。難しかったのは、「卵」でしょうか。ボールを立てたまま、上下をはさんで持ち、上下の手を入れ替えるものですが、ほとんどの子が、ボールが横になってしまったりして、出来ていませんでした。現在の課題その2は、パスだと思っていますが、それには手首から先の繊細な動きが必要で、このような練習をしていく必要があるのではないかと思っています。次は、スクエアですが、これもパスの方に課題があり、時々突出した記録が出るものの、なかなか全体では記録が伸びません。

チラリと隣を見たところ、1年生がちびボール(7、8cmくらいの楕円球)を導入していました。捕るのも投げるのも難しいし、特に投げるのは上手に手首から先を使わないとできません。とてもいい試みだと思い注目しています。

時間がなくなってきたので、相撲3回戦、ボールへのからみ3回戦にしました。前回の試合では、「タックル開眼」という子が2人も出ました。相撲を続けている結果が出たのかもしれません。継続は力なり、です。

次は、前週の試合の合間にやったモール時の練習です。モールに入るのは3人で、右側に一人、左側に一人入る練習です。これも、一人目、二人目、三人目とモールに入って、自分は4人目なので横に、みたいな判断がまだまだ難しいようで、まだまだでした。また、モールからボールが出て、またポイントを作って、というふうに続けると、オフザゲート連発でした。もっともっと単純化して、1年生の最初の方でやったみたいな、3人と4人に分かれる、みたいなゲームも必要なのかもしれません。

 最後はいつものように紅白戦です。ラインに押し出されたがボールは生かした、みたいなプレーが増えてきている気がします。そのような意識、スキルができてきたように思います。

5/21 6年生練習内容

5/21 マルチグランド
16名参加

先週の試合に参加出来なかったので、色々と想像して練習に参加しました。コーチ、生徒から話を聞き、練習前に2つの反省点を確認して、今日の練習を行いました。6年生になりそれぞれが自覚をもって、先週の試合には挑めたようです。

(反省点)
・キックオフのキャッチ。相手は弱いと思われるところを狙って来ます。1人に任せるのではなく、周囲の人がフォローしてボール確保すること。
・2次、3次攻撃をされるとディフェンスがいなくなる。ウイングなどの外にいる生徒が声をかけてディフェンスに来るように呼ぶこと。

1.ランパス
いつもどおりのグランドいっぱい使ったものと狭いエリアで縦のスピードを意識しながらの2種類のランパスを行いました。

(注意した点)
・ハンズアップした手を前に出してボールをキャッチする。
・ボールをパスするときに横に流れない。(前の相手を見る)
・フォローは、味方がミスを起こした時のために行っている。

2.デイフェンス
モール、ラックからディフェスラインへ素早く戻って、タックルを行う練習をしました。

(ポイント)
・ディフェンスに戻る時には、走りながらどこにポジションをとるのかを大きな声でコールし、味方と重ならないように1秒でも早く相手の前にディフェンスを整える。
・ボールが出たと同時にデイフェンスが揃って前に出れるようにみんなで声をかけてタイミングを合わせる。

この2点が出来るとタックルしなくても相手にはプレッシャーをかけることが出来るので、相手もミスをしたり、単純に突っ込んできたりしますので、まずはチームでディフェンスの体制を早く整えることに努力して下さい。

3.試合形式
先週の試合の反省を踏まえて行いました。またサインプレーも指導するなど、レベルアップした練習を行うことが出来ました。

ps.次は、北摂大会です。毎年対戦している相手ですが、これまで北摂大会での豊中6年生の成績はあまりよくありません。吹田、摂津、高槻、茨木と行いますが、力強いプレー、素早いランニング、パスで自信を持って相手に挑んで下さい。

5月21日小学1年生練習内容

5/21 マルチGにて練習 9:00~11:30 参加生徒17名 指導員5名
練習内容
●ラダー(はしご)、ハードル、コーンを使ってのランニング
・スタートで前転しラダー、ハードル両脚ジャンプ、コーン折返しストレートラン
・スタートで後転しラダー蟹走りハードル両脚ジャンプ、コーン折返しストレートラン
・スタートで前転しラダー一枠飛ばしハードルスラロームに走りコーン折返しストレートラン
◎注意点
・ラダーで自分の足を注意しながら、腕をしっかり前後に振りましょう。
・上記の応用でラダー(足元)ばかり見ず顔を上げ前を向いて走りましょう。
●1対1ボール獲得ゲーム
・攻撃側と守備側に分かれる。
・攻撃側は前の二つのラダーの間の範囲でサイドステップで守備側を惑わせながら左右にセットされているボールのどちらかを取りに行く。
・守備側は攻撃側に惑わされずについていき攻撃側が取りに行った側のボールを取りに行く。
◎注意点
・守備側は攻撃側の腰(顔をみれば惑わされやすい)の辺りを注視し速く前に詰めついていく。
●パス練習(Mコーチが指導してくれました。)
★秘密兵器のミニボール(個別背番号記載)を渡しますので練習時間以外の時間でも触っていよう。
・2人一組で右手(左手)で相手にパス。だんだん距離を広げてやってパスしてみよう。
・受ける側は両手でしっかり確実にキャッチする。
・受ける側はハンズアップ(両手を相手にかざし三角おにぎりを作る)的を作り動かさない。
 パスする方は動かない的をめがけて丁寧にパスする。
◎注意点
・パスをする時、腕、肘を柔らかく手首を効かせてハイどうぞの思いでパスをする。
・右手(左手)でパスをするときは左足(右足)を前へ出せばボールコントロールが効きます。
●ディフェンス練習
①タッチジャッジを見る。タッチジャッジの示しているライン上に横一線に位置取りする。
②横の味方を見る。横の味方を見て横一線に並び相手を見る。足は横に揃えず前後に構える。
③相手が持っているボールを見て相手がパスを出し他のバックスがキャッチしたと同時にスタートし相手を捕まえにいきましょう。
◎注意点
上記の①②③の動きを速くセットし素早く行動する。遅れている仲間には声をで出し教えてあげよう。
●ミニ試合 (特にオフサイドについての理解)
3チームにて約5分ハーフを3本実施。
キックオフ、スクラム、ペナルティとタッチからの試合再開。この4つの試合再開の時に、アタックの5名は立つ位置の確認、パスをもらうのはだれかの確認。デェフェンスの5名は3mか5m後ろに立つことの確認。自分は相手の誰を捕まえに行くかの確認。いつスタートするかの確認をして下さい。
ダウンボールされたボールを積極的に取りに行くのは良いですが、自分のゴールライン側から前に行かないと(ゲートを通らないと)オフサイドとなります。理解するのは難しいですが少しずつ覚えていきましょう。

●来週5月24日は服部緑地人工芝グランドにて北摂のラグビースクールの交流試合です。
楽しみですね。しっかり日頃の練習の成果をだしましょう。

                      5月ブログ担当トレンディコーチ記