5/18(日)三中
参加生徒:15名
先週の北摂大会の反省を生かし、これから2か月かけてじっくりとチームを作っていきたいと考えています。しっかりと基礎練習を行い、夏合宿に完成したいと思います。
今日も気温が高く暑い中での練習でしたが、たくさんの人数が参加してくれました。また生徒それぞれがいろんなことを感じ練習に目的をもって参加してくれているようです。ノートの数、文章量も増えてうれしい限りです。
1.ラックの解説
先週の北摂大会で、ラック(下のボール)を相手に先に拾われる場合が多くみられました。豊中3年生にには、最初のルール説明だけで練習ではまだ教えていなかったので、どう動いてよいのかわからなかったのが原因ですが、まだ記憶に残っている間にラックの対応方法にて説明いたしました。
ラックは、タックルされたプレイヤーが倒れた時に、ダウンボールしますが、その地面のボールに対して、味方・相手チームの選手が取りに行きます。
・この時、双方のプレイヤーが組み合った時にラックが成立し、そのボールを手で扱うことは出来なくなります。
・ラックのボールを手で拾うことが出来るのは、スクラムハーフだけです。
・スクラムハーフとは、ボールをバックルにパスおよびボールを拾いサイドアタックするプレイヤーです。
・ラックのボールを手で拾って、味方のプレイヤーに手渡す、そのまま拾ってモールにして押すなどを行うとペナルティーとなります。
この時に、
①相手がまだ近づいてなくて、ボールを拾えそうな時は、すばやく拾いそのまま走ることが出来ます。
②しかし相手も同時にボールに近づいている場合は、拾っている体勢の時に、相手に押し込まれてしまい、逆に相手にボールを奪われてしまいます。
③ラグビーの試合では、常にボール向かってプレイヤーが寄ってきます。通常、タックルが成立すると、タックルしたプレーやその近くのプレイヤーが、すばやくボールを取りに来ますので、よほどのことがない限り、相手がいない状況は出来ません。
④よって、最初にボールに追いついたプレイヤーは、拾うのではなく、倒れているプレーヤをオーバー(踏み越し)し、地面にあるボールを相手に取られないようにしっかりと防御し、味方を待ちます。
⑤先にオーバーした方が、有利ですが、オーバーした後も相手に押し負けないように壁のように力強く相手の押しに耐えなければなりません。
*文字ではわかりにくいと思いますが、頭に描いてみてくださいね!
2.ランパス
基本から行いますので、今日注意したことは、2点です。
1点目は、ボールを絶対に落とさない。2点目は、味方に近づてパスしないの2点でした。少しの練習で、全員が出来るようになりましたが、まだギコチなさがあります。ノッコン王と言われないように!
3.1対1、2対1
ボールを持っても、相手がタックルに来ると、どうしていいのかわからなくなる生徒が居ます。
<絶対にやってはいけないこと>
・相手にボールを渡さない ??ビビッて渡す人が居る?
・止まったり、後ろに下がらない。
・ボールを相手に取られない(ボールに絡まれない)
<どうすればよいのか>
・ステップを切り、相手を抜き去る
・ステップを切り、相手をづらし味方のパスをつなぐ。
・相手に捕まってもボールを味方に見せ、取りにこさす。
・相手をひきつけてパスをする。
第一に勝負!次につかまっても味方にボールを繋ぐことを常に意識して下さい。
ps.これからポジションをある程度固定し練習していきたいと考えております。今日もみんなに聞きましたが、自分なりにどのポジションにつきたいのか考えておいてください。今は、今日のようにいろんなポジションをやりながら練習しますので、いろいろ試してください。理想は全員がすべてのポジションを出来るようにすることですが、得意なポジションを決めることも必要と思っています。