第34回北摂大会 豊中5年生チーム

5年生になり9人制なって始めての試合
普段の練習の成果も随所に見られました

パス回しを主体としたプレー
接点での早い展開
声を出すフォロー
相手のディフェンスの状態を見て判断する
ディフェンス時は、相手の動きより素早く動く(気持ちを持つ)

それを実践しようとしていることを、外からも感じられているときは
完全に自分達ペースでの試合運びが出来ていたように思います。

うまく行っているときの感触、そいはプレーしていたメンバー自信が感じていたはず。
その”感じ”をいつも得られるような意識の高いチームになって欲しいと期待しています。

試合結果はしれらの完成度の目安として数字に表れています

第一試合の序盤は先制点を連続で取られました
しかしその後、集中力を高めたことで、更に追加1トライされるも、同点まで返したことは
君達の集中力や判断力が生かされた結果と思います。

第二試合も相手の躊躇なき攻撃に対しても、冷静に判断して、普段の練習を生かせた結果、相手より1トライ上回れたことに現れていると思います。

各自、試合中を思い起こして思うことが沢山あると思います。
次回はそこをなんとか改善させてやろう!と思うことが重要です。
改善方法をみんなで考えて実践できるように練習を重ねましょう。

しっかりがんばっていきましょう!

四年生は『弱くても勝てます』

待ちに待った北摂大会がやってきました。それも一週間前雨天の予報が一日ずれて熱中症が心配されるほどの快晴。昨年優勝の高槻RSさんが不参加の今年は、スクール全体の優勝に手が届くかもしれない絶好の機会。あとは生徒のバイオリズムがピタッと合うだけと思っていました。しかし結果は昨年と同じ総合2位。四年生の3勝2敗1分が響いたのか、はたまた2位に貢献したのか、泣き笑いのほろ苦い大会となりました。

マンオブザマッチ(MOM)の個人賞を廃止した今学年、生徒が何をモチベーションに北摂のライバルと戦うのかが最大の関心事でしたが、朝っぱらから「今日もMOMあるん?」と聞いてくる生徒が一人や二人ではありません。コーチの話聞いてなかったのか。早くも暗雲が立ち込めます。まさかそれでやる気を失ったわけではないでしょうが、試合前のミーティングで「やる気とよい気分の高いチームがチャンピオンになれる」といつもの表で再確認して練習開始してもどうもしっくりきません。沢山の提出があったラグビーノート。やる気まんまんのコメントと「母の日のプレゼントになるようなプレーをしたい」と泣かせてくれる文章は何だったのか?

第一試合は、今大会の結果を左右するいちばん大事な試合と戦前タカトセブンズのメンバーに伝えたのがまずかったのか、キックオフ早々から相手の出方を見てしまう受け身のラグビーになっていました。パスの回数の多いチームが強いかどうかを今日は見ると生徒の伝え、さあ、数えるとするかとペンを取るも、前半半分を過ぎても防戦一方の展開に、数えることも忘れさせられました。両者決定打の出ない膠着状態が続き試合が動いたのは7分。我慢の時間にどれだけ身体を張って前に出ようとするか、それがボクシングのジャブのように見えないダメージを相手チームに与えるのですが、前に出ないがために相手はブレイクダウンからポンポンとボールをリサイクルでき、相手バックスにリズムを与えてしまいました。S6、R15といったタックルの名手が何度止めても、ダウンボールをよく訓練された相手に対し、次のプレーヤーが相手より先にボールを越えない限りマイボールになることはありません。逆にセットプレーから自軍がゲインラインを突破しようとしてタックルされた際に生かすべきボールがことごとくターンオーバーでは、勝てるものも勝てなくなります。修正点が明らかとなった大敗でした(0-7)。それでも収穫は、S25の前で倒す気迫に溢れたタックルができたこと、K35が人生初試合にボールを触れたことでした。

第一試合の重苦しい反省会の横で、ファルコンズはチーム統制のよくとれた箕面RSさんの波状攻撃をよく前に出て食い止め、前半2-1で折り返し。しかし、炎のタックラーT18が腕の裏をいつになく痛がり後半途中までアイシングで戦線離脱。T18が先週傭兵として選んだY17も相手陣ゴール前で後頭部から転倒し、頭部を強打した模様。毎週、アスリートのパパと10キロ近い通学路を往復走って通学し足腰を強化して臨んだ試合だけにリタイアは残念でした。それでも残り9人で後半、虎の子の1点差を守り切ったのはさすがに強国ならでは。スクラムハーフH19の軽快なパスワークとS1のブレイクダウンでの活躍が光りました(3-2)。T18は後半途中から参戦するも痛みはひかないまま、病院へ。強度の打撲ということで重傷には至らず不幸中の幸いでした。

気をとりなおして今日もっとも楽しみにしていたスターダストキッズの観戦です。可能性無限大の星屑軍団の試合をスターダストレビュー。

対戦した摂津RSさんはY5より大きな選手を擁する相手、開始早々重量フォワードの縦攻撃で2点を献上。そんないやなムードを断ち切ったのは、オールイドックスの首相R21。イメージキャプテンとして100点満点のチーム貢献ができました。ボールを小脇に抱え、反対の腕を振り回しながら切るスワーブに相手は終始翻弄されたようです。前半逆転し3-2で折り返し。後半開始早々大型フォワードに同点とされるも、チームキャプテンT24のビッグランなどでゲインラインを幾度も越え、最大2点差まで突き放しました。ラスト数分は相手も持てる力を十二分に発揮し1点差まで詰め寄ったキックオフでレフリーのラストワンプレーのコール。トップリーグなら落ち着いてタッチに蹴り出しノーサイドのところですが、彼らにそんな勝つラグビーは教えていません。当然ゴール近くまで転がったボールを取ったA11は縦突進を試みます。相手と接触したはずみで相手ボールとなり、インゴールに飛び込まれて同点のトライでノーサイド。今後もし負けたら終わりのトーナメントに出場する機会があれば、教訓にしたいプレーとなりました。能勢RSさん四年生唯一のプレーヤーEishiro君は連合チームで初トライを経験。仲間との一体感を味わった瞬間でした。きっとお母さんへの最高のプレゼントとなったことでしょう。

反省点を確認して臨んだタカトセブンズの第二戦の相手は、一緒に何度か合同練習をし、手の裡を知り尽くした箕面さん。ファルコンズが辛勝した相手にどこまで食い下がれるかに注目しました。

この試合も先制を許し相手ペースになろうかというところで値千金の同点トライをした生徒はY5。タカトセブンズ国の神、本領発揮です。神のガッツポーズ(ラグビーは慎むべき行為ですが、神の所業ということで。。。)で俄然勢いづくと、S25も左サイドの狭いスペースを激走しトライ。ディフェンスの課題山積のJ22もアタックでは大活躍し追加点。さらにJ22の推定10メートルのロングパスがH9に届きトライ。4-1で後半メンバーに最高のバトンタッチ。後半早々2点差まで追いすがる永遠のライバルに引導を渡したのは小さな巨人チームキャプテンT30。ライン際の追いタックル、ボールを持てば相手のタックルにひるまず堪えて放ったS6への絶妙なパスで3点差となるトライを生み出しました。強いチームとの試合は初めてなのに、チームキャプテンのミッションを最大限遂行したのは責任感の為せるわざか。朝の敗戦を払拭するファルコンズ以上の点差での大勝利(5-3)。K4のサイド攻撃、S10の小刻みのステップ、ゲームキャプテンK20の密集での活躍全て積極的でした。やればできる子なんや!

Y17、T18の戦線離脱をどうカバーするか両翼をもがれたファルコンズがどう立て直すのかに注目が集まりますが、結果は0-6とバックスの深いライン攻撃が印象的な茨木RSさんに完封負けでした。皆が俺が俺がの気持ちが前に出過ぎてバラバラになってしまいました。もう個人技では勝てないことに気づいた生徒たちです。そんな中、R26のタックルが形になってきたことが収穫でした。H8は午前と午後の切り替えができなかったけどその生活に慣れて行こう。

いよいよ本日のラストゲーム。紅黒ジャージー軍団東淀川RSさんとスターダスト軍団の対戦。先の試合で連合軍初トライで気分最高の能勢ロンリープラネットEishiro君が先制トライで流れを引き込みます。R24の大股で大外を走り抜けたトライに次いで何とまたEishiro君のトライ。相手にヒットしてスピンで加速してトライラインを陥れたプレーは今日のベストトライ。毎週豊中に来てほしい仲間になりました(3-0)。

後半は、女神K16のタックルでどれだけピンチをしのいだことか。その後のトライで勝利を確実にしました。入校1か月のD34もポテンシャルの高い縦突進でギャラリーを沸かせました。伝え方が9割のラグビーノートに工夫を凝らすK31はゲームでも目を見張るプレーを披露しました。味方のパスを受け一旦右ライン際を快走するかに見せて矢のようなリターンパスがスポッとA11の入りそのままトライ。後半だけで3トライと気を吐いたA11。ラグビー以外の大怪我から半年、ラグビーをしたくてもぐっと堪えて我慢してきた思いの丈を今日の復帰戦でぶつけてくれました(7-0)。

6戦を終えてみれば、一度も負けなかったチームはスターダストのみでした。弱いと自ら認めるチームが与えられた場所で花を咲かせてくれました。

毎年東大に200人近くが合格するという開成高等学校の野球部を取材したドキュメンタリー風の表題の本のことを、スターダストの試合を観て思い出しました。どうやったらテレビドラマ化できるのか不思議でドラマは観ていませんが、そんな超進学校が東京予選でベスト16にまで勝ち進んだ唯一の「実績」はあるものの野球はメンバー自らが認める「下手」。下手は下手なりの矜持があるようで、著者はこんな監督の弱者の兵法を引き出しています。

「俺たちは小賢しい野球、ちょっと上手いとかそんな野球はしない。自分たちのやりたいことを仕掛けて、そのやり方に相手を引っ張り込んでやっつける。俺たちは失敗するかもしれない。勝つこともあれば負けることもあるけど、勝つという可能性を高めるんだ!これなら国士舘や帝京にも通用するんだよ!…….せめて思い切り振れ。守りに入るな。」

勢いある攻撃と大崩れしない守備をモットーに先手必勝の野球を目指している開成高校に学ぶことの多い北摂大会となりました。

 

 

 

5/11 3年生北摂大会

5/11 北摂大会
参加者:14名

3年生になって初めての試合、また7人制での初めての試合となりました。暑い中でしたが、生徒もコーチも保護者も熱い試合でとても楽しい1日が過ごせました。
また、参加者も14人となり2チームエントリーで4試合行うことが出来ました。年々人数も増えてうれしい限りです。

<試合結果>
1試合目
豊中2-東淀川3 負け

2試合目
豊中4‐天王山4 引き分け

3試合目
豊中2‐吹田7 負け

4試合目
豊中中0‐東淀川12 負け

簡単には勝たせてくれませんでしたね!次はリベンジしましょうね!

全体的な感想となりますが、
<よくできていたこと>
・ディフェンスラインのスクラム3m、ラインアウト5m、モール・ラック0mは守られていました?
・パスは相手チームよりもうまく出来ていました。
・フォローも出来ていました。
・ノックオン、スローフォワード、オフサイドの反則は少なかったと思います。
・前後半20分フルで出場したこと。(一部の生徒)

<できなかったこと>
・相手(orボール)をこわがって逃げないこと。
・相手を止めること。
・下(地面)のボールを相手より早く拾うこと。
・全員がモールに入らずにラインをひくこと。
・倒れてボールをはなさないこと。
・相手にボールをとられないようにすること

などですが、一番できていないことは、ポジション別に何をしていいのか?何をしたらいけないのかがあいまいで、不安のまま中途半端に試合をしていることだと思いました。迷わずに思いっきりプレーが出来ていなかった場面が多くみられました。コーチとしても反省しております。

これからの練習はこの迷いをなくすように考えていきたいと思います。
それと基本的なスキル、キックオフのキャッチ、正確なパス、相手を押す姿勢、などまだまだ相手の方が出来ていた点がたくさんありました。

すぐに出来ることは「戦う気持ちを相手より強く持つこと」です。「強い相手に勝ちたい、負けたら悔しい」と思う気持ちがまだまだコーチには伝わって来ませんでした。

いろいろと感じたことはありますが、みんなもいろんな思いを持ってくれたと思いますので、必ず今日の感想はノートに書いて次の練習で見せてくださいね!

ps.全体的には豊中RSは、2位になりました。3年生は貢献できていないと思いますが、この強い豊中RSの一員として、来年の大会では、1位に貢献できるようにしましょう!
また、今日、初めて試合に出た生徒がいます。まだ少ししか練習していないのですが、本人からも出たいとの声ももらいましたので、出てもらいました。体の大きい生徒なので、相手にもねらわれたと思いますが、怖くなかったでしょうか?これらもたくさん練習してどんどんうまくなって下さいね!

 

 

2014.5.11 幼年さん北摂大会

【2014-2015幼年team】
北摂大会
日時:2014.5.11 9:00~12:30
場所:万博公園運動場
参加者:m1、t2、s3、h4、k6、s7、t8、h10、t11、k12、y13、h15、s16、h17、h18、h19、s20、e21、y22、s23、y24、s25、m26
第一試合vs箕面 7:6w
第二試合vs吹田 8:2w
第三試合vs東淀川 6:8l
第四試合vs茨木 4:5l
エキシビジョンvs箕面 11:1w

2014幼年teamのファーストゲーム。暑い暑い熱い熱いゲームでした。
【第一試合】
出場:h10(c)、m1(vc)、t2(vc)、h15、s23、h4、s25、s3、h19、h18、y22
内容:ファーストゲーム、一進一退の攻防。キャプテンh10がトライを量産。h15が2トライ、h18が公式戦堂々のトライをゲット。h19が食らいつき、s3が負けずに走る中、m1がビッグプレイ。攻め込まれインゴール内でタックルし、相手が押さえつけてくるところをトライさせない。それをh10が拾い一気にトライ。h4、y22は、予想はしていたが、しつこさを見せつける。ボールの取り合いで絶対に負けない。また、ルールは教えますが、負けない気持ちはサイコーです。s23、s25も初登場。短い時間だったけど、コーチの言う事をちゃんと聞いてくれました。
【第二試合】
出場:k6(c)、t8(vc)、y13(vc)、t11、s20、k12、m26、s16、s7、e21、y24、h17
内容:一試合目の勢いを受け、ベテラン組がトライを量産。k6、t11、y13が走り抜ける。そして、h17がトライ?。最高の場面は、入ったばかりのy24が初ゲーム初トライ!!やったね。e21は小さいのに、ボールを持つと怖がらずにぶつかっていく。負けじとs20はモールにゴリゴリって入っていく。t8が相変わらずのしつこさを見せ、k12、s16はモールで奪い取る強さを見せてくれました。m26もデビュー。怖がらない強さを見せてくれました。
【第三試合】
出場:h15(c)、m1(vc)、t2(vc)、h10、s25、h4、s3、h19、h18、y22
内容:この試合、相手の8にだいぶやられてしまいました。でも、コーチもビックリ!!教えてもいないプレーを、小さな戦士達は見せてくれました。!!モールドライブ!!単なる押し合いは幼年さんの試合では良く見ますが、ゴールラインを目指して進んでいく、統一感あるプレーが、このチームでやってくれるとは思いませんでした。最後はh10がトライ!!また、モールから飛び出るボールを狙ったt2もトライをゲット。モールに入っていきたくなる気持ちを抑えて、良く状況を見たナイスプレイでした。キャプテンh15の要所をおさえたタックルも見事でした。
【第四試合】
出場:t11、y13(vc)、t8(vc)、k6、m26、k12、s16、s7、y24、e21、h17
内容:前半から、攻め込まれる厳しい展開でした。苦しい中、モールを切り裂いてトライを決めたのはt8。m26もロングランを披露。y13、t11、k6がフォローに入る。s16、y24に長めにでてもらいましたが、集中力も切れず、いい走りを見せてくれました。e21は顔を打ったようでしたが、下がる事もせず、強いです!この試合、コーチが嬉しかった事はs7が後半に集中力を見せた事。これが続けば、絶対にトライ取れます。次も頑張ろう!
【エキシビジョン】
出場:k12、s16、h17、m26、e21、s3、h4、h18、y22、s23
内容:公式戦は4試合でしたが、箕面さんから申し出があり、年中小さんだけでのエキシビジョンマッチを行いました。ほのぼのとゲームを見ていましたが、s16がトライを量産。h18もサイドを突いてトライトライ。h4も初トライ?をゲット。k12、e21、h17も小さいのに強い強い。y22の力は、この学年ではかなり強いね。s3、s23は遠慮しちゃってたけど、ガンガンでようね。m26は、しっかり集中してたら、すぐトライがとれそう。頑張ろうね。

全部の選手の事が書けてないかもしれません(スミマセンm(_ _)m)。今日は、初試合で、子供達の恐るべき潜在能力を見せられた気がします。正直、今日は厳しい試合になると思っていましたが、想像以上のナイスゲームでした。
さぁ、どんどん暑くなると思いますが、元気をだしていこう。
今日は、おつかれさま~

PS:TRS幼年は、たくさんの子供達の参加をお待ちしています。どんどん体験も来て下さいね。
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