3/20 ー 3/21 4年生 練習 & 修了式

3月20日 マルチグラウンドで練習でした。といっても昨日の大雨でグラウンドは最悪の状態です。コロナ過での2部練習で初めて「良かった」と思ったのは今回の後半組は幼年、3年、4年の3クラスでマルチグラウンドを使えたことです。マルチグラウンドの両端はラグビーなら「インゴール」の場所、そしてサッカーなら「ゴール裏」の場所なので普段でも利用頻度の少ない場所だから芝生もしっかりあって良い状態!今日の練習はほとんどその良い状態の隅っこで練習しました。

今回はウォーミングアップのなかに「腕力向上&逆上がりができるように」ということで「手押し車」のメニューをいれました。逆上がりのできる選手はホイホイっとメニューをこなしますが、できない選手はやっぱり歩みが遅いし倒れていました。この手押し車がホイホイ素早くできるようになれば逆上がりもできる準備が完了します。ラグビーのパスにも大きく影響する腕の力なので春休み中(約2週間14日間)家でも練習してください。(家での練習方法: 腕立ての姿勢でつま先を椅子やソファーの上にのせます。あとはその姿勢をキープして好きな音楽を1曲聞いてください。それだけでパスはうまくなります! コーチは”WADADA”聞いて練習してます。)

次に新しく取り組んでもらったのは「クロス」(シザースパス)です。ボールを持つ選手と平行して走っていた味方選手が、急にボールを持つ選手の後方に交差するように回り込んで受けるパスの練習です。これは2人の息が合わないと成功しません。みんな最初は初めてなので黙ってやってましたが声を出さないとうまくいかないことを説明してからはポツポツですが良いシザースパスがみられました。いつもいつも「声だせー」って言ってますが今回のシザースパスのように「声を出さないとうまくいかない」プレーは他にもたくさんあります。つまりラグビーは声を出すことでチームの連携がうまくいきます。たとえば、試合の時、R8のいるチームが強いのはR8が声出してみんなに指示して他の味方選手も声出して連携して動くからです。逆にR8が声出しても他の味方選手が声でてないときは試合に負けています。それぐらい声って大事なのです。コーチとしても今回のシザースパスのサインプレーのような練習をすればみんなが声がでることが分かったので、次回以降「声」が自然にでるメニューを作っていきますね!

最後に明日3月21日は親子対決があるので、2コート、4チームで「オフロードタッチ」と「フルコンタクト」の試合をおこないました。ここでは体験の女の子Hちゃんがなんとトライ!しました。コーチもびっくり!てゆうか、「他何やってんの!」でした。サイドラインぎりぎりを駆け上がり、タックラーが3人きても捕まらず走り切りました。Hちゃんのうれしそうな顔が印象的でした。

そして3月21日です。今日はスクールの6年生の卒業親子試合があるため、9:00~10:30までの変則的な時間でした。4年生は最初から親子対決するのを決めていたので親子全員でウォーミングアップしてすぐに試合に移行しました。親チームのハンドリングエラーが起こるのを予想して最初は「3分間攻め放題」ルールで試合を始めました。このルールで親チームがボールに慣れてきたところで通常のタッチフットにもどします。ゲーム時間は1試合3分、生徒は3チームが順番に戦い、親チームは入れ替え自由で10:30まで約1時間ゲームをおこないました。

生徒チームのトライの特徴は近場を連続で攻めてくる攻撃がメイン、親チームの特徴は外のスペースを狙っていく戦いでした。だんだん単調になったところでトライの獲得点数に種類を設定(例えばママさん、女子選手のトライは3点、各コーナーにトライすれば点数2倍)などを設定して全員の集中力を維持させます。すると生徒チームはコーナーにめがけてパスを運び出します。試合終了間際のA10のトライは空いているスペースに走り込む良いトライでした。このトライで生徒チームが1点差まで追いあげます。残り30秒です。攻撃している親チームがボールを落球、すかさず生徒チームA1がボールを拾いターンオーバー!生徒チーム最後の連続攻撃! 必死に守る親チーム、親のタッチを見過ごすレフリー!あと5m N13が快足で走り込む! どう?

「 ピーーーーーーーーーーーー! 」とホイッスルがなりました。!

N13がNママにタッチされてノーサイド!試合終了です。14-15と1点差という僅差でしたがなんとか親チームが勝利!昨年の冬に続いて親チーム連勝となりました。

このあとは卒業する6年生の卒業親子試合を応援!みんなもあと2年後にスクールのみんなが見てる前で華麗なトライができるように練習してください。親チームは今回1時間走っても元気でした!ということはスタミナは問題ないみたいなので 「空いているスペースにボールをチームで運ぶこと!」を常に考えてあと2年間たのしい練習とおもしろい試合をしましょう!

修了式のあと今日でチームを離れる S2がお別れの挨拶してくれました。S2といえば1年生のころから、試合にでるととにかくトライとる。センス抜群のスーパーガールでした。次のステージでもその抜群のセンスを発揮してがんばってください。

そしてうれしいニュースもあります。昨日トライを決めた体験Hちゃんのスクール入校がきまりました。これで4年生は24人となって5年、6年の2年間9人制ラグビーを戦っていきます。

今日コーチ陣で少しミーティングをしました。決めたことは4月スタートダッシュをかけます。この2週間しっかりラグビーボールをさわって練習しといてください。(4月の練習で最初にノッコンした生徒 ----> 手押し車です。)

そんなこんなですが4年生修了お疲れ様でした。少し休んで4月からバチバチいきますよ! 対外試合もあるし! まじがんばっていきましょう! 保護者のみなさんは今日はしっかり体のケアをしてくださいね! 1時間も走れるなんて! 若い!

2021年度の修了式と中3・小6の卒業式が行われました

前日までの寒さも収まり、春の日差しが降り注ぐ豊中市マリンフードマルチグランドで豊中ラグビースクールの修了式と、中3・小6の卒業式が行われました。

各学年の練習の後、6年生とその保護者及びコーチの卒業試合が行われ、6年生がこの間の練習の成果を発揮し圧勝しました。保護者の皆さんは、我が子の成長を実感されたことでしょう。
また、修了式と卒業式の中で、スクール校長の後退が現中村校長から発表され、次年度から運営委員で中学のコーチをされている村上良氏が就任されることとなりました。

昼からは、「沖memorial much」として「大阪北地区合同中学部卒業記念試合」が行われました。
豊中・箕面高槻・茨木天王山の各スクールが参加しました。最初は現役チームとして1・2年生チームによる総当たり戦が行われ、豊中ラグビースクールが2戦2勝しました。
そのあと合同チームで3年生対2年生の試合が行われ、3年生が一日の長を示した結果となりました。最後に3年生と卒業生・コーチとの対戦が行われ、見ごたえのある伯仲した試合が展開されました。

卒業されてもそれぞれの進路が決まるとは思いますが、できるだけラグビーを続けてほしいものです。
6年生諸君は引き続き豊中ラグビースクール生として中学部で頑張ってほしいと思います。
中学3年生諸君は、それぞれの進学先で新しい仲間とラグビーを楽しんでほしいと思いますし、休日には是非スクールを訪れて後輩たちに、技術を伝承して欲しいものです。
スクールでともにラグビーをできたことを感謝します。
ご父兄の皆さんにも、この間ご協力をいただき、お子さんたちを支えていただいたことにお礼を申し上げます。
お子さんたちは、立派に成長されました。

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グラウンドへの送迎時のお願い

マルチグラウンド前や南丘小学校グランド前において、車での送迎時の車道での駐停車が増えてきております。
交通の妨げになるだけでなく事故の原因にもなりますし、近隣住民の方々への迷惑になります。
もしトラブルが発生しますと最悪の場合、施設自体が使用不可となってしまいスクール活動に影響が出ます。
グラウンド前での車の乗降は一切しないよう、スクール関係者皆様に改めてご理解とご協力をお願いいたします。

3/13 4年生 逆上がりできます?

3月13日は南丘小学校グラウンドで練習でした。新型コロナウイルスが流行して2年経過しました。 今日まで予防接種も打たずに感染しなかった生徒さん、とうとう1名陽性者がでてしまいました。まだまだ未知のウイルスです。自宅でゆっくり過ごして、100%治してもどってきてくださいね! また、他の生徒さん! コロナはすぐ近くまできています。 「手洗い」、「うがい」をしっかりおこない、感染しない体づくりをお願いします。

南丘でしたが4年生は高学年グループなので土のグラウンドでした。豊中ラグビースクールは全面芝のマルチグラウンドで練習するようになってから、土のグラウンドでは少しパフォーマンスが落ちるようにおもいました。 (理由:ジャージが汚れる、コケると痛いなど) パフォーマンスが下がると練習はだるーくなってしまいます。今回はこのだるーい空気が最後まで取り除くことができませんでした。いろいろアイデアやアイテムを導入して「マンネリにならないように!」「だるーい空気にならないように!」この2点に注意して練習メニューを考えてきましたが、今日は最近導入した「オフロードタッチ」がマンネリになってしまいました。新たなメニューの開発にがんばらねば! (でも芝生でおこなうならまだまだ有りかも?)

みんなに言ってませんが個人的に設定している目標があって、4年生の育成方針は「フラット」&「マルチタスク」です。具体的にいうと!「全員があと2年でランニングスキルとパススキルとキックスキル」のレベルをあげる! です。しかしながら 今回練習前に生徒がおこなっていた、鉄棒の「逆上がり」の状況をみて、危機感を持ちました。できない生徒さんが思ったより多かったのです。逆上がりができるコツで一番重要なのは回転時にずっと体を鉄棒に近づけている腕の力!

そうです「腕力」なのです。

逆上がりができない! =  腕力がない! ということは「パスの軌道が定まらない」、「パスの距離がでない。」です。

今までウォーミングアップの時に タックル受けても大ケガにならないように、腹筋と首は鍛えてきましたが、パスのレベルを上げる腕力とキックのレベルをあげる脚力と2つのトレーニングをウォーミングアップに追加します。

ランニングスキル&パススキル系での課題は「スペースを使うです。」 今日おこなった「2対1」の練習では パスする味方が一人しかいません。でも試合になるとこれができません。 修正するヒントがありました。 2対1を倍にして4対2で次回はおこなってみたいとおもいます。ボールキャリアー1名に対して3人味方がいればパスも3通りに増えます。これで生徒さんの反応をみてみることにしたいとおもいます。

最後にコンタクトです。タックルは「おなかに刺さる」と指導してきましたが今のラグビーではさらに効果的なタックルがあるそうです。現在いろいろ研究中ですので小学生のレベルに落とし込めるように勉強中です。お披露目まで少しおまちください。

以上で もうすぐ 春休みです。 さかあがり、縄跳び 自主トレ!お願いです。

3/6 4年生 22名で9人制を初めて練習してみた件

3月6日(日)マルチグラウンド 生徒22名 指導員6名

コロナウイルスの感染者が高止まりするため昨日大阪府に蔓延防止等重点処置の期限が延長された最初の日曜日久しぶりに22名も生徒さんが集まってくれました。

大勢集まってくれれば来シーズンからプレーすることになる「9人制」を説明しとくチャンスと考えて今日の練習のメインに「9人制」をすることにしました。

1)アップ & 体操 & 首、腹筋

2)コーディネーショントレーニング(足じゃんけんをして負けた選手はおしりからゴロンと倒れます。-- タックルで倒された時を想定して倒れてもらいました。)

3)コンタクトバックへアタリ&押し込み: 気温が寒かったので当たって押し込むパワー系のトレーニングを久しぶりにおこないました。「踏み込む足(パワーフット)、肩でヒット、そして押し込む(リードフット)」これらがヒットしてから一度も止まらずに前に進めるようがんばって押してください。

4)9人制の説明: 7人制との違いで大きく変わるところだけ説明をおこないました。特にラインアウトはコンテスト(相手とボールを奪い合います。)となります。バックスのスクラムハーフと同じようにボールを投げ入れる「スロワー」という役割がでてきます。(スロワーは味方のキャチャーとタイミングを合わせてボールを投げいれ、相手の奪いに来るタイミングをはずすテクニックが求められます。)5年生になると覚えることが多くなってきますが、先週来てくれた先輩がみんなにアドバイスしてくれていた「寝るときもボールと一緒」というぐらいラグビーを好きになれるようあと2年のめりこんでみてください。(私もあれから「ラグビーボールのクッション」を枕にして寝てます。練習アイデアが欲しいので!)

5)22人いたので 7人、7人、8人の3チームに分けて、9人制ルールでフルコンタクトの試合をしてみました。先週まで行ってきた「オフロードタッチ」のイメージができているかを確認しました。フルコンタクトなのでタッチフットのように連続攻撃ができる状況ではないため、流れるような攻撃はできませんが2人目が早く1人目をサポートにいけているためボールキープはできていました。 でもフルコンタクトになるとコンタクトを怖がらない生徒、怖がる生徒に分かれます。怖がる生徒は試合に参加しません。(どうやったらコンタクトをこわがらずラグビーをプレーすることができるか? とても難しい課題をいただきました。)

最後に4年生は今のところ、「とても大きい選手がいません。」 「とても足の速い選手もいません。」でも 大きな声で指示を出す選手が2名、そして自分の闘志を大声で表に出す選手が1名います。彼らの声がチーム全員に伝染していくようなチームにするのもコーチの仕事です。本当に難しい課題をたくさん頂いております。

(追記:ラグビーボール型のクッション以外に本物のラグビーボールも抱いて寝てみます。 上記課題解決のため)

2/27 4年生 vs スクールOB「パイセン」

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2月27日(日)はマルチグラウンドで18名の生徒さんと4人の指導員、そしてたくさんのスクールOB先輩が来てくれました。

ウォーミングアップ、ABランニングやOB先輩のタックルレッスンのあと、たっぷり時間をとって OB先輩チーム vs 4年生軍団でオフロードタッチで対戦をおこないました。OB先輩チーム編成は4人です。4人とも高校はラグビー強豪校出身で体の大きさは4年生の2倍以上なので、この体格差ハンデを解消するため4年生は1チーム9人で2グループつくり、5分ハーフ交代、OB先輩チームは連チャンで戦ってもらいました。

このオフロードタッチの目的は2人目の動き出しを早くするのが目的です。タッチされてからすぐにアクションしないとレフリーから「ラック」という声とアウトカウントが1個増えるため、攻撃を長く続けようと「2人目の寄り」が大事となります。すでに生徒さんは結構時間をかけてオフロードタッチをおこなってきていたので、初めて体験する先輩たちはさぞかし苦労したと思います。

試合は 予想通りゲームがなかなか途切れない生徒たちの連続攻撃が続きゴールにせまります。またディフェンスでは横1列に並んでスペースを与えないようにしていたため、ゲームとしては生徒さんの切れ目のない連続攻撃と必死でディフェンスする先輩たちの攻防がとてもスピード感があり緊張感がでていて、見ている方が楽しいということは、プレーしている方はかなりキツイゲームだったと思います。(事実息子(Y11 OB先輩)は帰って飯食って爆睡でした。)

そして試合は3回目のターンになった頃に先輩チームの足が止まり出しました。苦しくなると1発で形勢を変えたくなるのは誰もが思うところで、先輩たちもいままであまり使わなかった以下の3つのスキルを連発してくれました。

1)パスした方向に走り込み、もう一度ボールをもらう「スワーヴ」      2)攻撃する方向を味方と交差して方向を急に変える「スイッチパス」                 3)ディフェンスのいないスペースまで一気にボールを運ぶ「ロングパス」

この3つ? どこかで説明していませんでしたか? そうです! 今年から取り組み始めている Aシフト、Bシフトのあの3つのスキルです。すごいお手本を目の前でみることができたました。(コーチが教えるより、先輩のキレキレのプレーを忘れずに覚えておいてください。5年生になったら本格的にこの3つのスキルに取組みますよ!)

試合は最後のターンで必殺技を連発した先輩チームが勝利! 生徒さんももっとうまくなって必殺技を習得して次回また先輩に挑戦しましょう!

最後に こぼれ話:

A7先輩: 「俺、最後ガチで抜かれたわ!」 とコメント!

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「最後ガチで抜いていった生徒」 : R19

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さあみんなでA7先輩の「クボタスピアーズ 船橋・東京Bay」を応援しましょう!