スクールの活動報告です

久しぶりに、マルチグランドで朝からスクールの練習です。蔓延防止発令中なので、二部制にし、練習時間短縮で開催しました。
大学の春休みなどで多くのOBが参加してくれています。ちょっとしたアドバイスでも現役中学生には刺激的なものです。
まだ、会話をしてのやり取りにまでは至りませんが、目を輝かせて先輩の話やプレーを注目していました。
スクールの卒業生たちが来校し、一緒に練習をしたり、アドバイスをしてくれたり、OB達がラグビーを楽しんでいる姿を現役の諸君にその姿を見せてくれているのは大変有意義なことだと感じました。
またの来校を心待ちしています。
中学生は、卒業予定の3年生が一緒に記念写真を撮っていました。

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2/23 4年生 オフロードタッチ(フルコート ver.2.0)

2月23日(水祝)生徒16名、指導員5名+R8お父さんコーチ) 服部緑地陸上競技場(インフィールド)

天皇誕生日の祝日、本当は北摂大会で北摂の強豪スクールと試合の予定でしたがコロナウイルスに恐らく「最後の猛威」を振るわれたので中止となりました。 しかし、終日グラウンドを予約していたため通常練習となりました。でしかも2部制のため午前午後入れ替えで練習となりました。 4年生はは5年、6年と同じ午後のグループにはいり、縦約100mの芝生のピッチを3学年で3等分して練習開始です。

まずはグラウンドを端から端まで軽くアップをしてもらい、4月から試合することになるフィールドの大きさを体験してもらいました。9人制の試合グラウンドは大人用のサイズの横60mを縦となります。60m直線ダッシュを何回してもスピードの落ちない走りを作って下さい

 次に体操と体幹、首トレ、腹筋など一通りのルーティーンを行ったあとグリッドを使ったパス練習をおこないました。まっすぐ走って右にパス、パスしたあとも真っすぐ走って反対側へ(左パスを忘れました)もう一つは右にパスしたらパスした方向へフォローするトレーニングを2グループに分けてグリッド間で競争するという形をとって実施しました。緊張感の中でも速く正確にパスができるようになれば合格です。生徒の中にはプレッシャーを感じて全てが上手くいかない生徒がいました。「練習で失敗するのが当たり前」と思い、どんどん挑戦してください。 (理想はN13のように失敗を恐れないでチャレンジ!する人)

次にドロップキックコンテストをおこないました。56年のルールはドロップキックでキックオフをおこないます。このキックはその名のとおり「地面にボールをバウンドさせてからキックします。」でも話を聞いてない数人の選手は直接蹴っていました。それも45人いました。蹴り方はコーチ全員知っています。 今回直接蹴った選手は必ずコーチから蹴り方を教わってください。逆にきれいに高く遠くへ飛ばした A10とR19が次の試合のキャプテンにしました。この2名に負けず劣らず飛ばせる能力のあるL4はプレッシャーに押しつぶされて普通の距離で終わりました。(さすがL4! お笑いのセンスは抜群です。)

ということで今日の細かい練習はここまでにして、次は試合です。ここはサッカーJリーグの「FC大阪」がホームグラウンドに使うグラウンドです。ですから芝生のピッチ状態が最高でした。こんないいピッチです、試合をたくさんするしか選択肢はありません。5年生からフルコンタクトでの試合のオファーもありましたが、コロナ禍でもあるため、今回は4年だけの試合にしました。試合はコンタクトのない「オフロードタッチ」をフルコートでおこなうという初の試みです。「オフロードタッチ」の特徴は攻撃しているときに敵からタッチされても次にボールをつなぐ味方が直ぐそばにいて流れ作業のようにスムーズにつなげれれば、そのタッチはノーカウントになり、攻撃が延長されます。つまり2人目がそばにいなければならないとアウトカウントが増える。増えるとディフェンス側んいなってしますからヤダ!いう意識づけが自然に身についてくるという最新のタッチフットです。今回はフルコートで8人vs8人と、ほぼ9人制ラグビーのような試合ができました。途中試合を盛り上げるために 「各コーナーにトライすれば5点」とか、両チームに名前が同じK5,K17がいたので彼らがトライすればポイント2倍とか? トライ後コーチとじゃんけんして勝てばポイント2倍」等々、変則的ですがやる気のでるアイデアを付け加えながら、気が付けば練習終了時刻ギリギリまで約1時間ゲームに全員が熱中していました。最終スコアも47対27と本当のラグビーのようなスコアになりました。このゲームは通常の対外試合での試合時間は1試合約20分で選手は2試合出場するので、40分間走ることになしますが今日はそれを超えて1時間も走ってくれました。みなさん良く走りました。(拍手パチパチパチパチ) 

このゲームで素晴らしい声を出していたのが2人いました。1人目はR8です。R8はディフェンスの時に「壁をつくれ!」とチームメイトに大声で指示していました。大きな声で指示をすることは自分のチームだけでなく、敵のチームにも聞こえるため、「壁あると突破が難しいな」と思ってしまいます。2人目はH23です。 以前も褒めましたがH23は外側で大声を出してボールを呼び込みます。しかし、味方のボールを持ったらまだ自分で行きたい選手がいるのでボールはもらえません。 チームでH23の声が聞こえたらすぐにH23までボールを回せばトライチャンスはもっと増えていたかもしれません。個人で攻める、いわゆる低学年のミニラグビー戦法は5年6年のラグビーでは時代遅れです。これからはチームでトライを取りに行くラグビーをすることにシフトしてください。それができれば本当にラグビーが楽しい!と思うようになってきます。(この感覚を早く体験してください。落ちますよ! ラグビー沼に!) 

次の練習(27日)は4月からプロラグビー選手としてOneリーグに参戦するスクールOBが一緒に練習してくれます。自分が上手くなるためにOB先輩にいろいろ聞いてみてください。上達の近道があるかもしれません!

 それでは

2/20 4年生 「Aプラン、Bプラン」とは?

2月20日(日)は豊中8中グラウンドで練習でした。豊中8中グラウンドの水はけの良さはピカイチで昨日降り続いた雨もほとんど吸収して最高の状態になっていました。このグラウンドに15人の選手、3名の指導員、それから他の学年の指導員でもあり、4年生のお父さんでもある2名のコーチに手伝ってもらいました。

まず今日は8中の道具の入った倉庫の扉が開かないというトラブルからボールがない状態で練習がスタートしました。ボールがないので最近導入した「フラットマーカー」(平べったいマーカー)を使って遠投大会にしました。このフラットマーカーはシリコン製でできているため重みがあるのでフリスビーを投げるように投げれば飛びます。だれが1番遠くまで飛ばせるか?を競いました。1番はオーバースローで最長距を出したY28、タテに転がって距離がでたC22, 正当なフリスビーの投げ方で遠くに投げたR12が 1位、2位、3位となりそれぞれ、黒、緑、白チームのキャプテンとしました。

次にお父さんコーチのアイデアで「〇✖ゲーム」をおこないました。似たようなゲームは以前にもおこないまいしたが、スタートから中央までの距離が短いため、スリリングな展開になったようです。 しばらくこのゲームで時間を使いましたが、まだボールがありません。

次に久しぶりに「スポーツ鬼ごっこ」をおこないました。(これもボール使いません。) ここでは黒チームの個人技、緑チームにチームプレー、白チームの全員ディフェンス(誰が攻めるねん?)などなどボールがなくても十分トレーニングをすることができました。 そしてボールが到着しました。 (「ボールがある」=Aプラン、「ボールがない」=Bプラン)

ボールが到着したので現在取り組んでいる「オフロードタッチ」に関連するトレーニングをおこないました。これは3m先にいるボールを持った選手が攻撃方法を向いて立っています。後ろからきた選手は「右」または「左」の声をかけますとボールを持った選手は前を向いたまま右か左にボールを出します。後ろからきた選手はそれをもぎ取るようにボールを取り、3m走って止まり、その後ろの選手が同じことを繰り返すというトレーニングをおこないました。単調なトレーニングなのでチーム間競争にして練習に集中させます。この動きは試合では捕まった味方からボールを奪って前にでるか?それともボールをキープさせてモール、ラックを形成するかという判断が必要になります。(この練習では前にでるの一択でおこないました。) 「前に出る」=Aプラン、「モール&ラックにする」=Bプラン

前の練習が頭の中から無くならないうちに「オフロードタッチ」をおこないまいした。タッチされてもすぐにボールをつなげばアウトカウントは増えません。このルールを利用して2番手が走り込んで大きく前にでる黒チーム、タッチされた後、スペースにボールを運ぶ緑チーム、コロナの影響で最近練習に出てこれなかった選手が多いため、動きがギクシャクしていた白チームなど各チームそれぞれ良い点、悪い点を出してくれました。このオフロードタッチは4年生のチームのテーマ「立ってボールをつなぐ」ために必要なスキルを学ぶ要素が多く入ったボールゲームです。試合に近い状況で練習をすることで自然と「試合のための練習」をしています。 選手のみなさんも「常に試合をイメージして」ゲームをおこなってください。

今日はタイトルにもかきましたが Aプラン、Bプランについてです。これはAプランがだめならBプランで!ということです。今回北京オリンピックで銀メダルをとったカーリング女子の戦い方をみていると狙ったとおりにストーンを当てれればAプラン、少しずれて狙ったとおりにならなければBプランと瞬時に戦術を変更しています。今日は最初にボールがないということで、ボールがなくてもできる練習を2つをおこないました。次に味方からボールを奪う練習(ガットといいます)をおこないました。A)ボールを奪い前にでるか?Bはそのまま横についてモールやラックをつくるなど 「AがだめならBで!」と瞬時に考え方を切り替えれる頭の速さが必要ですのでこれも4年生は今後の「脳トレ」で鍛えます。

最終的にはほら! 今 Aシフト、Bシフトで練習しているパターンが試合中に自在にできるようになれば! ラグビーの沼にハマります! どうです? 沼にどっぷりつかってみます?

【お知らせ】タグラグビー体験会は中止します

3月6日開催予定の「タグラグビー体験会」については、コロナ感染防止の観点から中止いたします。
楽しみにされていたお子さんたちも、十分感染予防対策をお願いします。
再開のめどが立ちましたら、改めて、本ホームページなどで告知しますので、奮ってご参加ください。

2/6 4年生 今日の新種目は 「キックベース(改)」

2月6日 豊中15中グラウンド 生徒11名体験1名、指導員6名

新型コロナウイルス オミクロン株の感染が止まりません。大阪でも陽性者が10000人を超え「どないするねん!」状態が続いています。スクールはすでに2部制を実施してスクールに集まる生徒さん、保護者さん、指導員を分散させて密接にならないようにして練習をおこなっています。「10000人感染」という経験のない数字であること、そしてオミクロン株は主に子供に感染が広がっているということでしたので、4年生の練習も「非接触」のメニューを中心に練習をしてみました。

1)グラウンドを軽く走ってから ラジオ体操第2、体幹、首トレ、腹筋をおこないます。すべての動作をまじめにやらせる、全力でやらせるです。(R20は体操からいつも全力なのでとても気持ちがこもっていてよいです。

2)キックベース(改): 以前受け持っていた学年(彼らは今高校2年)で朝私の先輩コーチが子供たちと練習前におこなっていた「3角キックベース」を少し改良しておこないました。ポイントはキックしたら1塁まで走って、またホームに戻ります。守備側はボールを取ったら真ん中に引いた線の上に守備側が全員並ぶ、ホームに帰るのが先か、並ぶのが先かを競います。キックの上手な人もまだまだな人も全員が蹴ることができ、守備側もボールを取る、取らないに関係なく並ばないといけないため全員が動きます。結構盛り上がり5回戦までおこないました。(このキックゲーム正しくはボールを取った人のところに守備側全員がホームベースに対して一直線に並ぶのが正しいそうなので次回はそのルールでおこないます。)

3)ダッシュでボールをだっしゅ(奪取):いきなりオヤジギャグ炸裂させましたが先週取入れた「オフロードタッチ」に必要なスキルの練習です。ボールを持っている人に「ダッシュ」でボールをもらえればディフェンスラインのウラに出ることが簡単にできてトライチャンスが広がります。まずは5m先でボールを持ったコーチにトップスピードで走りこむ練習だったのですが、初速にキレのある選手が見たところH23ぐらいでだったでしょうか? 全体的に瞬発力系のトレーニングも行う要性を感じました。

4)オフロードタッチ: 先週に続き2回目のオフロードタッチでした。チームのプレーヤーの人数を4人にしてボールタッチが増えるように工夫をしましたが「3歩まで歩いて大丈夫」という思い込みがはげしくタッチされてすぐにボールをパスしないのでこのゲームでの醍醐味である「流れるようなランニング」がみられません。この練習は「試合で相手に捕まりながらパスを見方に出す」というのがテーマです。試合では相手に捕まれば数秒で倒されてしまいます。その数秒間、または数歩歩くというとても短い時間の中で味方にパスするか?またはモール、ラックにしてまずはボールキープをするか?のどちらかの選択もこの短い時間で行う必要があります。試合が少ないとイメージが沸かないのは当たり前ですので4年生にはまだまだ難しかったようです。まだまだ改良して「ウラにでる」ことを理解してもらおうとおもいました。(このスキルが得意なH6とH14が戻ってくることを待ってます。)

5)整理体操:ラジオ体操第一 (ゆっくりリラックスして)

最後に今日はリーグワンの試合のチケットをとある方から譲っていただき、長居まで試合を見に行ってきました。譲っていただいた方には申し訳ないのですが個人的には「推し」のチームの試合ではなかったので、そういう時は試合全体よりある部分にテーマを決めて見る様にしています。今回のテーマは「タックルのパワーフット」と「ハンマ―の入る位置」を中心に望遠カメラのファインダー越しにみていました。パワーフットについては足先を相手に対して真っすぐに踏み込まないと足を前に運べないし選手全員が真っすぐ押していたことに驚きました。さすがプロ!しかしハンマーに入る位置はどこがベストポジションなのか? あまりわかりませんでした。生徒さんにとってわかりやすいハンマーのポジションと入り方について、またまた調べることが増えました。その他に東京SGの ダミアン・マッケンジー選手のパスは誰よりも速くて距離のでるパスでした。あのパスを生徒さんたちが大きくなったらできるようにするため、今はどういった基礎を固める必要があるか?これも調べなければなりません。

お知らせ:次週2月13日(日)13:00 ~15:30 たっぷり2時間以上練習ができ、しかもマルチグラウンドです。グランドいっぱいいっぱい使った練習します。

大阪ラグビースクール U14大会

大阪ラグビースクール U14大会、1回戦は堺と対戦
U14スクール大会が2月6・13日の日程で開催されています。豊中ラグビースクール中学部も参加しています。
6日は、東大阪多目的グランドで1試合を行いました。対戦相手は堺ラグビースクールでした。素早く着実なラックへのサポートなどフェーズを重ね、得点につなげました。
ディフェンスも抜かれそうになるもバッキングアップなどで止めるなど、相手に付け入るスキを与えませんでした。まだ、キャッチミスなどイージーなミスが多く、練習での修正が望まれます。

結果は3トライ2ゴールの19-0で勝利しました。
13日は鶴見緑地で、本日の勝者による順位戦が予定されています。
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