11/23 は花園ラグビー場で6年生は全力で戦ってきました。 6年前今シンガポールにいるF先輩が決めた。毎年1月に新しい学年のプログラムがスタートすると決めて今年で6年目、その6年目の修了検定的なプログラムと言っても過言ではない ”秋のスクール大会”が先ほど終了しました。
結果です。
豊中B vs 枚方RSさん 3−7
豊中A vs OTJ RS さん 6 – 0
豊中B vs 堺RS さん 3 – 5
豊中A vs 吹田RSさん 4 – 4 (吹田RSさんも 1勝1分のため両スクール優勝)
今回は私がBチームの試合2試合とAの試合1試合ARに入り、ARの責務を淡々とこなし、チームに対して助言せず(ルール上当たり前のことなんですが)豊中の選手の動きを見ていました。Bチームは2試合とも負けはしましたが、今回の修了検定の試合!最後の最後でようやく全員が「マジでラグビー」をしていました。今までBチームといえば「俺がトライする!」的な選手がほとんどで、トライができなければタックルもしない、結果大差で負けます。その時しょんぼりはしますが悔しい顔をする選手はいませんでした。しかし、今日は2試合目の堺RSさんとの試合後、6年最後のスクール大会だったからなのでしょうか? 全員が「悔しい!」顔をしていました。というのも上のスコアを見てください。「負けたくない!」という気持ちが出て、全員で相手をタックルして、全員でターンオーバーして、そしてパスをつないで取った6トライです。ARとして近くで見ていたので両方の試合はパスが通ればあと3〜4本トライが取れるチャンスがありました。(もし通していれば、結果は180度違っていたかもしれません。)「マジでラグビー」をしたので本当に悔しかったでしょう! それに気付いただけでBチームの修了検定は仮合格とさせていただきます。「仮」にしたのは「まだ勝ってない」からです。今後、静岡遠征、東淀川フレンドリーマッチ、東大阪フレンドリーマッチ、卒業試合等があります。今日みたいな「マジでラグビー」をして勝ってください。この試合を見ていた保護者さんからはチームに「やる気スイッチ入れる選手がいない」と感想を聞きました。「やる気スイッチ」を装着した選手を作る! これはコーチの宿題です。静岡遠征からビシビシいきますんでよろしくね!最後に AOコーチよりT30、K33の2名「良いタックルをしていました。これはブログに載せてください。」というメールを頂きましたのでしっかり載せました。自主トレの効果が出てます。よく頑張りました。
次にAチームです。おそらくシンガポールのF先輩がこの場にいたら100%号泣しているのではないかという戦いをAチームはやりました!(私もARに専念していなかったら感動で涙していたと思います。)それぐらい今回の吹田RSさんとの試合はこの6年間で1番というぐらい素晴らしい試合でした。吹田RSさんは10月のラグビーマガジンカップ、11月初めにドコモカップで優勝し、名実ともに「大阪のチャンピオンチーム」です、豊中Aチームに取っても今年春の北摂大会で負けているし、借りを返すたmに、「チャンピオンチーム」に挑戦できる!その対戦する場所が「花園ラグビー場」という最高の相手と最高の場所での挑戦になりました。
劣勢を予想していた試合はいきなり豊中の先制から始まりました。吹田RSさんのラック連取でテンポを上げて左、右にボールを動かすラグビーに対して、豊中は「勢い良く前に出るディフェンス」で相手の攻撃を真ん中で寸断し彼らのペースに持って行かせませんでした。豊中6年「規格外の小学生」S1&J22のセンターコンビが真ん中で躍動し、相手をフィールドの真ん中に留めることができ、相手の形がなくなりました。真ん中からバックスで展開してもすぐにタッチラインが迫るため、相手バックスのランニングコースは限られます。豊中はタッチライン際で相手を捕まえ何度もターンオーバーしていました。その証拠に相手エースの背番号をもぎ取ってしまうほど激しいディフェンスができていました。しかしながら、背番号がむしり取られても相手のエースはエースです。普通の選手なら少しタックルが甘くて倒せなくても捕まえることができますが、このエースに甘いタックルは完全ではありませんでした。数回ラインブレイクされトライされてしまい結果同点でノーサイドとなりました。ポゼッションは完全に豊中が支配していたので敵陣での攻防が多く、当初のゲームプランであった「キックを使って敵陣に入る。」というゲームプランが使えず。規格外小学生S1,J22を何度も相手にぶつけてラインブレイクする多少荒っぽい内容になってしまいました。(最初の決め事が使えない場合の次の指示をしておくこと!) ここはコーチの予想していた範囲が狭すぎました。次回は急にプランが変わっても対応できるように2個以上プランを持たせないとダメだと反省しております。ノーサイドの笛の後、この試合を見ていたギャラリーの多い事、多い事! そのギャラリーの通りすがりの全然知らないスクールのコーチが話していたのを聞き耳立ててみました。「これが小学生のラグビーか?まじ最後までみてもうた!」このセリフは今まで吹田RSさんと対戦するときは何度も聞きました。「内容は完全に勝っていたし、何より大阪のチャンピオンチームを相手にこれだけの試合をしたことは各人が今まで自主トレでコツコツ積み上げてきた成果が出たと思います。(週2で練習するチャンピオンチームに週1+各人の自主トレで対抗した豊中の選手の頑張り! 本当に頭下がります。)
(試合前のちょっとええ話!)
この日、吹田戦に向けて、ご飯も食べずラグビー場の外の公園でランニングで汗を流していたM19,J22,M23 がいました。努力は決して裏切らない!そういう試合でした。(実際J22とM23は大活躍してるし、M19もパスさばきが今までで最高でした。)
最後に 突然寒くなった1日となりましたが朝早くから夕方までお子さま達のサポートをしていただいた保護者の皆様 本当にありがとうございました。 お家でしっかりラグビーのお話聞いてあげてください。そして今週末は静岡遠征もあり忙しい時間が続きますが今後とも宜しくお願いします。 (賞状ゲットだぜーーーーー! :賞状をもらうT18キャプテンの嬉しそうな顔最高によかったですよ!)