9/3練習

まだまだ暑いですが少ししのぎやすくなったでしょうか。今日は18人参加。

まずは、KJコーチによる整列の練習です。自分は何番目か、とか隣の列と人数は釣り合っているか、などを何となく全員が見ていなくてはならないわけですが、大人だったら自然にできそうなことがまだまだできません。味方のラインが足りているか、足りなければそこに向かって走る、などラグビーにも直結する能力なので、練習を続けていく必要があると思いました。今日は、その後3列、4列などに並ぶ場面もあり、「18人だと1列何人?」などと算数のお勉強もしながら練習しましたが、なかなか均等に並ぶことができず、まだまだでした。パッと並べるようになるまで続けていくしかありません。

次は、いつものようにラダーの練習です。ラダーを苦手としていた子もいましたが、ずいぶん上手になってきました。

次は、HAコーチ式リアクショントレーニングです。これも、身のこなし、周囲を見る、素早い反応など必要な要素を含んだいい練習だと思います。今日は、HAコーチがお休みだったので、HOコーチがぎこちないながら指示を出しました。

この後は、前転と馬飛びの練習です。前転は、脳天を地面につけてばったんと倒れる、みたいなイメージでやっている子がまだ何人かいました。手をついた後でなるべく頭を地面につけないように柔らかくジャンプするのがコツです。小学校などでこういう動きをする機会が減っているのかもしれません。いろいろな動きをさせてみるのが大事ですね。

次はボールタッチの練習です。ボールはたき、片足通し、胴回し、首回し、膝回し、腹筋8の字、卵、マジックハンド、逆上がり、クロスキャッチなど200回くらいはボールタッチすることができました。「卵」などでは、柔らかいボールタッチができるようになってきています。手首を柔らかく使ったパスがどんどん回るようになるのが楽しみです。ただ、ボールタッチが苦手な子は、「やだなあ」と思いながらやらないようにやらないようにしています。この年頃だとまだ「苦手なので人より多めにやっておこう」というようにはならないんですね。これもいつ成長するのか楽しみにしています。

次は、中抜きです。まだ、パスをどうしても胸でキャッチしてしまう子がいます。胸でとるとすぐ次のパスができないので、どうしてもうまくいきません。意識して手で取るようにしましょう。

次は、モール形成と両脇に一人ずつ付く練習です。夏休み前と比べるとずいぶんできるようになってきた印象です。また、「お前は向こうを見ろ」など声も出るようになってきています。実戦に生きてくるのももうすぐだと思います。

最後は、紅白戦です。せっかくボールを回す練習をいろいろやっているので、今回は、どんどんボールを回してみよう、と声をかけて始めてみました。すると、ちゃんとボールを回そうとしてくれて、見事に3回くらいつながるシーンもありました。まだ、真後ろに入ることが多く、横でもらって抜くみたいなシーンは少ないし、ボールを離すのが早すぎたり、うまくいくことの方が少ないのですが、こちらの言ったことをちゃんと受け止められる言語能力、それを実現できるラグビースキル両方の進歩が素晴らしいと思いました。上級生の例年の上達ぶりを見ていると、紅白戦などでボールをたくさん持つチャンスがある一部の子だけが、ボールを離すタイミングを練習する機会があり、残りの子はボールを持ったらまっすぐ突っ込むしかない、みたいに分化していってしまう印象を持っています。全員のボールに触る機会を増やし、全員がいいタイミングでボールを離すことができるチームが最強だと思います。そういう方向に練習していきたいものです。

9月3日 小学1年生練習内容

2017,9.30. マルチGにて 参加生徒12名(体験2回目のN.H君がきてくれました。)
              指導員 6名
練習内容
●ラダー,ハードル,ポール、マーカー,ボールを使用しての様々なランニング練習
 ・ダウンボールしピックアップ⇒ラダーノーマルラン⇒ハードルジャンプ⇒左右マーカ
  -にステップ⇒リターンストレートラン
 ・ボールを真上に投げ落下するまで2回拍手後ボールキャッチ⇒ラダー蟹走り⇒ハード
 ルジャンプ⇒左右マーカーにステップ⇒リターンストレートラン
○ポイント
 ・ダウンボールは脚を前後に開き身体の中心部でしっかりダウンしよう。   
・ボールピックアップはボールを跨ぎ、身体の中心で腰(尻)を充分落とし両手で拾う。
 ・地面の障害物をみないで相手の位置を想像していろんな動きのランニングをしよう。

●2人1組で2人鬼ごっこトライゲーム(ポール5本使用)
 ☆①コーチの笛で一人はスタートラインからボールを持ってゴールラインまで5本のポールをジグザグスラロームランしトライを目指す。(攻撃側)
☆②コーチの笛でもう一人はスタートラインより3メートルゴールラインに寄った地点よりスタートし
スタートラインの地点まで戻ってトライを目指している相手を追っかけ相手の背中にタッチする事を目指す。(防御側)
○ポイント
 ・攻撃側はポールを相手とみなしうまくステップで身をかわしトライめざして後ろから
  追いかけてくる相手にタッチ(タックル)されないようしっかり走る。
 ・防御側は相手にトライされないよう、しっかり走って追っかける。

 ☆上記②の防御側の人はコーチの笛でボールを①の攻撃側にパスをし、素早くスタートラインの地点まで戻り①の攻撃側にトライをされないよう追っかけ相手の背中にタッチする事を目指す

 ☆上記①の攻撃側の人はコーチの笛で相手からパスされたボールをキャッチしゴールラインまで5本のポールをジグザグスラロームランしトライを目指す。
 
●相撲ゲーム(はっけよいのっこった)
 ・2人1組にて相撲ゲーム
  勝った人は勝った人、負けた人は負けた人と対戦する事し最終優勝を目指す。
 ☆結果 S16が優勝 男子次回は頑張ろう。
●ミニ試合 (特にオフサイドについての理解)
今日は12名の参加だったので1チーム4名の
3チームにて約5分ハーフを3本実施。
キックオフ、スクラム、ペナルティとタッチからの試合再開。この4つの試合再開の時に、アタック側は立つ位置の確認、パスをもらうのはだれかの確認。デェフェンス側は3mか5m後ろに立つことの確認。自分は相手の誰を捕まえに行くかの確認。いつスタートするかの確認をして下さい。
ダウンボールされたボールを積極的に取りに行くのは良いですが、自分のゴールライン側から前に行かないと(ゲートを通らないと)オフサイドとなります。理解するのは難しいですが少しずつ覚えていきましょう。

○相撲ゲームは、ラグビーに必要な動きがすべて入っています。首、肩、腕力、各部筋力
 足腰の良い鍛錬になります。ぶつかる勇気、瞬発力、粘り腰、・・・。
 学校の友達、お兄さん、お姉さん、お父さん、お母さん、御祖父ちゃん・・・等相手に
 相撲ゲームを挑んでください。ラグビーがうまくなります。

以上                    トレンディコーチ記。