5年生 2013北摂大会 

5月 初夏のいい天気でした。  本日参加16名 さて・・・ 毎回内容のよくない北摂大会です。
今日のパフォーマンスはいかに???

予想以上の好天(暑さ)と 少々過酷なタイムスケジュールなど 不安な条件でした。

ゲーム内容は・・・ 厳しかったですねぇ・・・  練習したことが全くできませんでした。
先週・先々週の練習で懸念したことが、一気に噴出してしまいました。

孤軍奮闘のオンパレードでしたね。  いろいろ試したことを差し引いても・・・ 練習ですね><

今回は以上です・・・><

ひとりごと・・・ 高学年になると、ゲームもハードになってきます。  子供達のために いいパフォーマンスができるように、せめて。。。1時間 昼ごはんの時間を作ることも 今後の大会運営で考えて欲しいと思いました。

6年生 北摂大会

5/12 暑い中、保護者の皆様ご苦労様でした、6年生18名(一名欠席)よくがんばりました。試合前のミーティングで練習でやったことを少しでも試合で出してみようと臨み、その通りディフェンスラインのプレッシャーと、早い展開の攻撃と素晴らしい試合を見せてくれました。18名全員が試合に集中しそのゲームに出ていない選手も懸命の応援で一体感を感じられ、その中でここ一年のベストゲームもあり、充実した一日になりました。
各選手の頑張りを私が感じた視点でお伝えします。

1 ソウスケ 縦への突破が何度も見られ、ディフェンスの集中力も素晴らしかった
2 カジン 常にFWの中心で全体をコントロールでき、密集での貢献度大
3 ゼン 試合に出ている時も出ていない時も一番声が出ていた。チームを助けています。
4 アユム 縦へのスピードはチーム一、FWとしての可能性も見せてくれました。
5 リク エースとしてチームを引っ張ってくれました
6 リョウタ 派手なプレーはなかったが、確実に自分の仕事が出来ていた。
7 マサタカ 前回の試合ほどのブレイクはなかったが、アタックでのスピードは今回も良かった
8 アユム 2度、3度と諦めずにしつこくタックルに向かっていけていた。
11 ケイタ ゲームの運びは完璧。タックルで多くのピンチを救った。
12 ユキムネ 11ケイタと同じくゲーム運びは完璧。前への仕掛けも多く見られ縦、横のバランスも良かった
13 リョウタ 懸命にブレイクダウンのボール奪取に貢献。
14 コウスケ 確実に対面のプレイヤーを止めるタックルは安心して見れました。
15 ケンタロウ ガムシャラな縦への突進がゲームのリズムを作りました。
17 リオイ ブレイクダウン後のオーバーが何度も見られました。
18 フミヤ ライン際いつもであれば、外に出てしまっていたところを、うちに切り替えすプレーが見られ、成長しています。
20 ケイタ キャプテンとしても、個人のプレーもずば抜けて良かったところ多数。
22 テツヤ 2つのポジションを難なくこなし、あらゆるプレーにセンスを感じました。
新人リク 初めての試合で動きもわからない中、よく頑張りました。少しづつ覚えて行こう。

以上が北摂大会のレポートです。次回試合では、さらに上を目指し個人の体力アップ、スキルアップ、チームとしての戦略の幅をつけ試合に臨もう。

三年生の強みを活かす『ストレングス リーダーシップ』

昨日まで二日間降り続いた雨もあがった快晴の下、第33回北摂大会が予定通り開催されました。三年生は3チーム編成で6試合を行い、北摂の強豪スクールとの春のテストマッチは4勝2敗の勝ち越しとなりました。スクールの総合順位は準優勝!10年コーチをやっていますが久しぶりの受賞となりました。三年生もスクールの準優勝に貢献したことと思います。熱中症になるほどの暑さの中、長時間の観戦、試合の繰り返しで間延びするスケジュールでしたが、生徒達30人フル参加でよく頑張りました。

今回の大会では、チームを引っ張る各リーダー9人とリーダー達に付き従う21人のフォロワーがどんな動きをするのかをじっくり見させていただきました。各チームのゲームキャプテンに試合前集まって貰い、先発メンバーをすり合わせました。さすがはゲームキャプテン。自分で考えた編成の説明があり、ほぼそのオーダーで各チーム試合に臨むこととしました。三年生で既にこれほどまでキャプテンの自覚があることに感心させられました。

フォロワーには、今日の試合で心がけることを説明しました。生徒に「今回の大会は何回目?」と聞けば、声を揃えて「33回目!」と答えられる記憶力(主催者の挨拶で33回目とおっしゃっていたことをちゃんと覚えている頭のよさ!)を活用して、「3秒間、3人で頑張ってみる」ことをテーマとしました。

今日の天気のように「あつい」戦いとなった6試合の結果を以下に記しておきます。こんな激しい試合にもめげない屈強な身体に育ててくださったお母様方へのプレゼントとなったでしょうか。

①ハッピーターンvs茨木A : S1、K4(GC)、Y5、K12、H13(IC)、Y17、M19、M23、S25(TC)、K27

(前半)相手ボールKO早々フェーズを重ねてGCのK4が難なくトライ。2分、マイボールスクラムでハーフM19とK4が目配せし、ハーフがオープンにフェイントパスで相手バックスを釣りながらショートサイドのK4に絶妙なパスで大きくゲイン。最後はM19のトライ。トライ後のキックオフは数日前のコーチの指示で一夜漬け練習ながらS25が綺麗な放物線を描いていました。Y17も負けておらず、何度も激しい突進やタックルで流血しながらも、相手のこぼれ球に素早く反応し拾い上げ、そのまま駆け込んでトライ(MOM受賞)。6分に相手のペナルティからの速攻で1トライを献上した後よく耐え3-1で折り返し。

(後半)二番煎じながらスクラムのショートサイドをM19→K4→M19と黄金のリサイクルでトライを2本追加後は、ペナルティからS1がトライ。終了間際、北摂の雄の猛攻をM19が逆ヘッドながら追いタックルで阻止(今日は朝からテンション上がりっぱなしのM19がMOM受賞)。最後はK12がトライラインを超えてグラウンディングと思いきや、認められず、逆襲をくらい6-3でノーサイド。

②ドラゴンクエストvs吹田B : Y3、H7、K8(IC)、A11、K16、K20(GC)、R21、R24(TC)、R26、E28、T30

(前半)マイボールKO早々、ラガール快速特急K16が左タッチ際を綺麗なフォームで独走トライ(WOM受賞)。相手も負けじと独走するもデッドボールラインを超えてしまいトライならず。どちらが勝ってもおかしくない接戦の中、豊中に勝利の方向性を示したのはGCのK20。突進後、モールの核となったプレーでA11のサイドアタック40M独走トライやチームへの指示の声がよく出ていました(MOM受賞)。TCのR24も今日はタックルが光ります。最後もK20が低い姿勢でステップを切り右隅にトライし3-0で後半へ。

(後半)今度はR21が相手大型FWDに絡みつくしつこいディフェンスで何度も相手モールからマイボールスクラムを奪取。これで自信をつけたR21は本日の最長不倒距離50Mの独走トライ(MOM受賞)。先週レスリングの大会で男子を退け堂々3位入賞したというH29がラグビーデビュー。相手のスピードに圧されて初タックルはお預けとなりましたが、仲間の熱い戦いが彼女の心の油田に火を灯したようです。堺戦が楽しみです。締めはR24が左隅に飛び込んでトライし5-0の完封勝利。

③ハッピーターンvs箕面A

(前半)この2年間、大差で負けている相手にチームプレーでどこまで食い下がれるかが焦点のこの試合、7分までどちらもトライラインを割らせない膠着状態が続きました。Y5が相手ペナルティで5M正面に仁王立ちし相手の突進を阻止(MOM受賞)。この均衡を先に破ったのはハッピーターン。相手が深く蹴り込んだボールをM19が戻り逆襲のトライ。このまま1-0で後半予想される猛攻に備えます。

(後半)予想通り、フルフェイス軍団の中、赤キャップでひときわ際立つ相手エースが本気モードにスイッチオン。M23が笑顔で追いタックルに成功(MOM受賞)しながらも14、15分立て続けにトライされ逆転を許し、この流れを最後まで止めることができませんでした。ハッピー転じて1勝1敗。強い相手であろうがなかろうが、自分たちの全てを出し切ることができて初めて勝利を得るに値するチームとなることを痛感させられた試合でした。

④ドラゴンクエストvs東淀川B

(前半)歴代、大柄の生徒を輩出する相手スクールに気持で負けないかが勝利のポイント。ドラゴン探索隊はそのチーム名の通り、勇猛果敢に全勝というドラゴンを見つけることができました。この試合前ICのK8の進言でスクラムハーフとフライハーフをコンバートしたことが奏功、フライハーフに変わり水を得た魚のように泳ぎ回るK8(MOM受賞)がゲームの基点となり、K20、R24それぞれにパスで繋いで2トライ先制。K20の独走もあり3-2でドラゴンの砦に向かいます。

(後半)K8のスクラムからのトライの後、相手のゲインライン突破をK20が追いすがり足元を掬う見事なタックル成功。大阪2試合目で慣れてきたE28が同じサイズの大きな相手の攻撃を何度も阻止(MOM初受賞おめでとう!)。絶好調男R21、K8が立て続けにトライし、ドラゴン探索の任務完了。

⑤クリーチャーズvs高槻A : T2、S6、H9(IC)、S10(TC)、S14(GC)、R15、T18、J22

(前半)早朝から何もさせて貰えず辛抱の5時間で迎えたのは、なんと常勝軍団との一騎打ち。突然のスケジュール変更に生徒もうんざりの様子。我が軍が巌流島で2時間以上待たされた小次郎を彷彿させるようでいやなムードの中、マイボールKO。開始30秒、ラックを連取しR15が左隅に飛び込んで先制トライ。これも武蔵の想定通り歴史は繰り返し、相手インゴールまで攻め込むもとどめが刺せないまま、逆襲を喰らい同点トライ。T18も雨あられのタックル砲火(MOM受賞)にも相手の冷静なゲーム組立での連続トライで1-3の2点差で後半へ。

(後半)相手の猛攻をR15が身体をはったタックルで一次防衛に成功するも二次攻撃でトライを許す苦しい立ち上がりから、時間だけがラスト3分まで虚しく過ぎてゆく。途中から投入の(未だ信管抜きの)リーサルウェポンJ22を基点に漸く相手陣に侵攻し、R15(MOM受賞)、T18が最後の力を振り絞った根性のトライで1点差に詰め寄ります。幼年から大敗してきたトラウマから解放され、神の創造物たるクリーチャー軍団が未踏の領域に一歩脚を踏み入れた瞬間でした。最後は3-5と破れはしましたが、秋の再戦が楽しみな内容でした。

⑥クリーチャーズvs吹田A

(前半)全力を出し切り刃折れ矢尽きた選手に代わって、他チームのキャプテン衆が援軍に加わりもうひとつの強豪と対戦。前半は両者決め手を欠く0-0のイーブン。そんな中でも知将S10(MOM受賞)が細部で繰り出すジャブが後半に効力を発揮し、S6の2トライ(MOM受賞)に繋がりました。最後は試合巧者の猛攻に抗せずトライを献上するも2-1と堂々の勝利で長丁場に終止符を打ちました。

今日の大会で各チームのキャプテン(リーダー)はどう行動し、それらリーダーにフォロワーはどう向き合っていたのでしょうか。キャプテンの指示通り行動した生徒もいれば、キャプテンとアイコンタクトで最高のパフォーマンスを演じた生徒もいました。しかし、未だキャプテンの苦労を我がことのように感じて行動する生徒は少数です。これからも全員がキャプテンを経験できる機会を用意しながら、生徒自らがキャプテンに選ばれたらどうやって仲間を勇気付けられるかを考えて欲しいと思っています。

表題の本を著したリーダーシップについての調査専門家チームは、世界中のさまざまな組織のリーダー並びにフォロワーを50年以上にわたって調査した結果、次の3つの重要な事実が判明したといいます。

1.最も有能なリーダーは常に強みに投資している

2.最も有能なリーダーは周囲に適切な人材を配置し、チームの力を最大限に引き出す

3.最も有能なリーダーはフォロワーたちの欲求を知っている

上記1、2はまさに各ゲームキャプテンが自ら考えた行動でした。3については、生徒達が長い人生の中でリーダーシップを発揮する場面場面でのフォロワーの反応から気づいていく部分かと思います。

同書は、フォロワーが自分の人生に最も大きな影響を与えているリーダーに期待し、求めているものは、きわめて明確で、その同じ単語とは、信頼、思いやり、安定、希望だそうです。

30人の生徒達の名前にも、信(信頼)、仁(思いやり)、太(安定)、希(希望)という漢字が沢山使われていて興味深いものがあります。素晴らしい名前を名づけてくれた両親にコーチからも感謝の「母の日」となりました。