一年生、タグに挑戦


一年生は今日(7月10日)も天然芝のグランドで裸足になって走り回りました。(2名病欠、1名体験の22名参加)


途中、健康診断と採寸で練習が中断し、子供たちの集中力を途切らせてしまいましたので、練習メニューを変更しました。



今日は初めてタグラグビーに挑戦しました。わざわざ協会認定のタグを用意せず、あるもので代用しました。限られたリソース(資源)で知恵を絞るのも将来社会に出て大切なことです。ちょうどご家庭からお持ちいただいたタオルが役に立ちました。タグならぬタオルラグビーの開始です。



タグラグビーは、1990年代初めにイングランドで考案されたそうです。タグは「札」という意味の他に「鬼ごっこ」という意味もあり、子供たちが鬼ごっこの感覚で始められるスポーツともいえるでしょう。鬼ごっこは運動神経の発達という点からは重要なドリルです。鬼は相手がどの方向に逃げようとしているのかを素早く判断し、瞬時に体の向きを変えて追いつかないといけません。反応能力、バランス能力、相手との距離を測る能力が必要となります。タグラグビーはタックルや当たりなどのコンタクトプレーが禁止されており、ランとパス(ハンドリング)を重視します。一人2本のタグを腰の左右に取り付け、ボールを持ったプレイヤーはディフェンダーからいずれかのタグを取られると3秒以内にボールをパスしなくてはいけませんので、ボールを持ったプレイヤーは相手のギャップを見つけタックルを受ける恐怖感を抱かずに、相手を抜き去る解放感を味わうことができます。タグを取られた(タックル成立)としても瞬時に次の行動を自分で判断する力が身につきます。また、相手チームの子にタグを放り投げるのではなくてタグの手渡しを通じてファインプレーの精神の素晴らしさも感じてくれるものと思います。



ただし、タックルポイントでしっかりタックルができるプレイヤーにとっては手だけで行く悪い癖がつかないか気になるところではあります。そうは言ってもボールを持った相手に接近することができない選手、相手の顔ばかりに目が向いてしまう選手には腰の位置を意識する癖づけになりますので、タックルをこれから覚える生徒には向いていると思います。生徒がちゃんとタオルをラグパンの左右に挟みこめられるか心配でしたが、皆かっこよく装着していました。



まず、1対1の局面を想定し、抜く(相手はタオルを奪う)練習を行いました。今日初めて体験入校の生徒が早業で何度もタオルを奪っていました。これはすごい新人の登場です。幼年から何年もラグビーをやってきた生徒には脅威です。是非、入校して旋風を巻き起こして欲しいものです。



1対1の次に4チームに分かれ試合を行いました。試合は先のミニレフリー筆記試験(難問・奇問)で低い合格率の中、見事パスした蒔田コーチの笛でキックオフ。試合をしていない2チームはコーチと一緒にラダートレーニングを行いました。ラダーではひと升毎に両足を交互に前進させ速さを競わせました。ストップウォッチでひとりずつ結果を言うと一喜一憂し、まじめに取り組みました。そうしないといつもの電車ごっこの道具になり下がります。そうはさせじとコーチも無い知恵を絞ります。その他、ラダーをくぐりタオルを早く拾ってラダーをまたくぐって戻るゲームも行いました。タオルをわざと遠いところに置く意地悪生徒もいましたが、悪がつく知恵でも使えば成長している証拠です。子供たちが練習中にバッタを取りに行ってしまうのも、彼らの神経回路にさまざまな刺激を与え、配線を増やそうとする本能の現れですので、コーチは逆に安心しています。この年代でコーチの言うことに全て真面目に聞いて取り組んでいたら気持ち悪いですよね。飽きるのが早いのも特徴ですので、上の空状態(中には口の中で風船造りをパクパクク始める子もいます)が垣間見えたら、もっと楽しいドリルを用意するのもコーチの仕事と思っています。



今月は兵庫県のラグビーを実感できる練習試合があります。猛暑の中、立っているだけでもしんどいですが、神戸製鋼の素晴らしいグランド(人工芝)で灘浜の潮風を背におもいっきり駆け抜けて欲しいと思っています。来週の練習で2チーム編成の上、キャプテン2名を指名し、西宮・東大阪両チームとの練習試合に臨みます。全員元気に練習参加してほしいと思っています。

3年生

楽苦備と書き込む かわいい後輩に触発され・・・^^

先日3週間ぶりに 練習に参加したときに 思ったことですが・・・

練習中の子供たちの笑顔が少なくなってることに気づきました。  ”声をだして・・・元気出して・・・” 暑いので、なかなか練習もきついかと思います。 

で。。。す。。。が。。。 練習は遊びではないので、真剣にして欲しいですが、もっと笑顔で練習して欲しいと思いましたねぇ。 苦しさと楽しさが備わってる・・・。 個人的には練習中は苦しい思いでしかないですが^^

目指したいのは、楽しいラグビーです。 練習でも試合でも いいプレーをしたら 笑顔が出るようになりたいですね。 真剣ないい笑顔が欲しいですね。

子供たち・指導員・保護者 そしてスクールが 笑顔に包まれて 真剣に練習できればなぁ~んて、思っています^^

と。。。独り言です^^

しばらく 暑いですが 楽しい時間を一緒にすごせればと思います。

【重要】夏季練習時のお願い《熱中症対策》

※保護者の皆様へのお願い
キャップの着用、水分補給の確保は必ずお願いします。
★500mlボトル1本では足りません
練習中にドリンクがなくなってしまう子が多く見受けられます。
練習開始前、途中で複数回飲ませますので、不足しないようご配慮願います。
(※夏季期間中は最低1リットル以上必要と思います。)
電解質を含んだ飲料(スポーツドリンク等)を持たせると共に、
朝食時にも必ず飲ませておいてください。
(起床から練習開始までにトータルで最低300ml~500mlを飲ませること)
500mlを多いと感じられるかもしれませんが、起床時、朝食時、出かける前、グランド到着直後など、数回に分けて飲むことをお奨めします。練習開始直前に一気に大量に飲むのは絶対いけません。

★遅くとも練習開始の2時間前には起床すること。
そして重要なのが暑さに慣れること
1時間~2時間かけてグランドの気温に徐々に慣れさせることがポイントです。
そのためにも早めに起床し、朝食を取り、トイレもすませ、
ゆっくり余裕をもってグランドに向かいましょう。

Tシャツ着用での練習も行いますが、ジャージも必ず忘れないようにしてください。
※Tシャツには記名すること(忘れ物が多いので・・・)

寝不足や体調不良で練習に参加すると熱中症のリスクが高まり非常に危険です。
熱中症に陥ることを防ぐためにも、睡眠時間の確保、適度な運動も含めて、日ごろの健康管理をお願いいたします。
※熱がある、おなかを下しているなど、異常が見受けられるときは絶対に練習禁止です。

★コーチの皆様もこれらの対策を実践するようお願いいたします。

—-参考資料————————————
◆熱中症環境保健マニュアル2011年5月改訂版(⇒HTML版
◆熱中症環境保健マニュアル2011年5月改訂版(⇒PDF版)ダウンロードしてご覧ください

以下に堺ラグビースクールさんの安全対策に関するページをご紹介いたします
◆堺ラグビースクール安全対策マニュアル(⇒紹介ページ
 ※マニュアルダウンロード⇒PDF版

TEAM millennium [WEEK13]11.7.10

暑い。暑すぎる…(*_*)。
わしゃ何か悪い事でもしたんかい?とお天道様に問いたくなるような暑さやったな。
いやいや、合宿もあるんやしこんなもんで負けてられへんで(^^)
しっかり動いて・食べて・寝て体を鍛えるで!!
ほんじゃ今週のご馳走です。
1.practice  @南丘小
2.member
player:14人(ユカ、ヒデト、ハルト、リョウスケ、コウ、ワタル、タク、リョウタ、タイセイ、トモヤ、タイチ、ヤッシー、シンノスケ、カズシ)
staff:6人(長門校長、池田、露峰、三木、野田敬称略 吉岡)
2.メニュー
①ランニング&サーキット
②ガット、リップ、ダウンボール&ピックアップ、ランパス(ストレート、フォロー、クロス、飛ばしパス)
なかなかできてきたねー!(^^)! 地面にあるボールをピックアップする時はボールをしっかりまたぐんやで(^o^)丿
ランパスはストレート・フォローはOK!ボールに対して走り込めるようになってるで。クロスや飛ばしパスは、まず前に走ることを意識しよう!!パスはそれからや。パスの事を第一に考えてまうと、スピードは落ちる・流れる・狭いエリアにかたまる・・・等グダグダになってまうで。まず前に走ろう!
特にクロスの時はボールキャリアがトイメンを抜きにかかるイメージでやってや。キャリアは自分から「仕掛けていく」こと。
③4vs3でギャップを突く練習
コーチがディフェンス役をし、4vs3の数的優位の状態を作りディフェンスのいないスペース(ギャップ)にボールを運びゲインする練習をしました。初めてのメニューでやや難易度も高いかと感じましたが、みんなよくできてたで(^o^)丿
この練習で必要な事は①ギャップを見つける②コーリング・ヒアリング③コールに反応した動きをすることです。
最初は戸惑ってたけど繰り返すうちになかなかえぇ感じでできてたやん(^_-)-☆
ギャップを見つけるにはまず前(ディフェンスの位置・数)を見ること。ついボールに集中しがちやけど、常に相手のディフェンスは意識してや。
コールは大外のプレーヤー(WTBの位置)が一番全体が見えるから的確なコールしたってや(^_^)/
大外まで振るのか、2人目のギャップをつくのか、3人目のギャップを突くのか・・・。コールがないと内側のプレーヤーは外まで見られへんからしっかりナビしたってな。
そしてコールを聞いたらラインがコールに反応した動きをすること。ギャップにボールを運ぶ動きをするんやで(^O^)
ギャップを突いて相手ディフェンスの裏に出たら、外側のにフォローしてる味方にパスやで。もしも、味方のフォローが遅れてたら相手DFラインの裏をオープン側(展開している方向)に走ってフォローを待つねんで。
理由はわかるやんな?内側は相手DF(特にFW)のカバーディフェンスが返って来るからやで。相手のDFの薄いところを攻めつつ味方のフォローを待ってくれい!
これはめちゃめちゃえぇ練習やから続けていこな。
今日は回数をこなすうちにみんなのコーリングが出来てきたのにビックリやたわ\(◎o◎)/!
しかもかなり的確なコールやったで。
前にも言うたけど、外にボールを回して勝負する状況は①数的優位にある状況(AT側が余った状況)②空間的優位にある状況
(AT側とDF側の人数が同じでも、DFにとって守備エリアが広くDFに負荷がかかる状況)③ミスマッチにある状況(BKプレーヤーに対してFWプレーヤーがディフェンスにいる場合)です。今回は①の状況で練習しました。ゲームでは①②③の状況がよく起こります。その状況の中でどこにギャップがあって、どこにボールを運べばよいのかを瞬時に判断することが勝利への近道やで。
くり返し反復すれば感覚的に身につくんでこれからもやっていこうぜ(^_^)/
今日のよかったイメージをしっかり頭に残しといてや。
[楽苦備後記]
暑い中みんなよく頑張りました。途中何人かダウンしたりしましたが。
ダウンの理由はわかりませんが、ケロっと練習をやっている仲間もいるワケです。
もちろん個人個人体調や暑さへの耐性は違うので、「根性でやらんかい!!」とは言いません。
でも、もう少し頑張れるのに、暑さやしんどさに負けるよりも先に自分の気持ちに負けてしまう事だけはしないようにしましょう。
暑い中で体に負荷をかけているのはコーチもわかっています。
だから頻繁に休憩を摂っているはずです。
炎天下で激しい運動をするのはわかっているだから、それに対する自己管理をしっかりしてください。
十分に睡眠を取る。食事もしっかり摂る。
グラウンドに来てからだけがラグビーではありません。
グラウンドに来る前からラグビーは始まっています。
夜のテレビやゲームが楽しいのはコーチも知っています。
ラグビーだけに情熱を注げなどとは言いません。
でも、せめて土曜の夜だけはしっかりと準備(体と道具の)をしてください。
その上で、どうしてもしんどいのならば胸を張ってコーチに言って来てください。