☆4年☆11.3.20 練習@サントリートレーニングセンター

今年度最後の練習は、天候・グラウンドに恵まれました。普通の生活・ラグビーができる事に改めて感謝したいと思います。
では、今週の報告です。
1.練習参加者
メンバー:11人(ユカ・ヒデト・リョウスケ・ケンジ・コウ・ワタル・リョウタ・タイセイ・トモヤ・タイチ・カズシ)
スタッフ:5人(長門校長、三木、野田、敬称略 吉岡)
2.メニュー
①ランニング&フィットネス系メニュー
②ランパス
 春・夏と比べると目覚ましく進歩しています!が、基本の基本(ハンズアップ・コーリングetc)を疎かにしているとミスが頻発しています。「できる」ようになっても基本は常に実践しなくてはなりません。練習でやってない事は試合ではできません。練習と試合での温度差を作らないようにしましょう。最近長いパスができるようになってきました!!精度を高めて武器にしましょう!!
③キックダッシュ
 パスでボールを貰う時、パサーに寄り過ぎです。これでは相手のDF一人に、アタック側は2人をディフェンスされてしまいますよ。長くフラットなパスでDFの足を切りましょう!!
④パスゲーム
⑤グラウンド1周走×2
⑥コンタクト[コンタクトバッグを持ったコーチが3角形を作り、順次タックルする]
 ヒット・姿勢は勿論のこと、コンタクトした後は直ぐに立ち上がりましょう。寝ている時間が長すぎます。
 
[所感]今日で10-11シーズン終了です。4月にスタートし、大きく成長できたと思います。課題もありますが、春からまた頑張っていきましょう!!春休みの間は、しっかり休んで、しっかり遊んで、楽しい時間を過ごしてくださいね(たまには各自で体を動かしといてや)。体調不良・ケガがある人はしっかりケアしといてね。4月から高学年になり、11-12シーズンが始まります。また頑張りましょう!!1年間お疲れさん!!

東北地方太平洋沖地震について

3月11日(金)に発生した三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。尚、豊中ラグビースクールといたしましても、被災地の復興に微力ながらもお役に立ちたいと考え、スクール生、保護者、指導員から義援金を募っております。
13日、20日の練習日の両日で集まった総額85140円は本日3月22日に日本赤十字社を通じて被災地へ寄付いたしました。

ご協力いただいた皆様に感謝致しますとともに、また4月の入校式でも継続して義援金募集を行いたいと思います。
引き続きご協力よろしくお願いします。

3/20 5年生 今年度最後の練習

場所:サントリー箕面トレーニングセンター
参加者:15名
コーチ:5名

今日は5年生最後の練習と修了式でした。内容はみんなの期待どおり楽しい練習を行いました。
また体幹を鍛えるトレーニングを3つ教えましたので、次年度の練習(4/17)までに各自宿題とします。必ず家でも行い強い体を作って下さいね!

(体幹トレーニング)
・片足しで立ち(浮かした足はひざから後ろへ曲げる)、両手で持ったボールを前方の地面に置いたボールへタッチする。(ボールの位置が足先より遠くなればなるほど難易度UPです。)
・お父さん、お母さんにおぶさり、そのまま足を着かないようにしがみついたまま体を1週する。(1週出来たら、逆周りもして下さい。)
・ワニ歩行(うつぶせになり、両足を持ってもらい、腕だけで前進する。)
以上、これから体が大きくなりますので、体の芯も強くしようと考えています。人のあたりに強い体を作りましょう!周1回の練習では身につきませんので、毎日実施して下さい。牛乳、小魚等食べ物からも鍛えてください。

(練習内容)
1.キックダッシュ
ボールへのすばやい反応とその後のボールのすばやい展開を目的に行いました。
(注意する点)
・最初にボールを取る人は、ボールが出た瞬間に捕れると判断したら、迷わず大きな声でマイボールとコールしボールを必ず確保(キャッチ)して下さい。(誰よりも早くボールを取りに行くことも忘れずに!)周囲の人は、ボール確保はその人に任せ、次のフォローの体制に回って下さい。(ボールキャッチした人からパスをもらえるように予測し、ポジショニングを取って下さい。)
・常に前に出ながらラン&パスにて展開して下さい。パスしても後ろに下がっているようでは、TRYは取れません。

2.コーチとの対戦
アタック(生徒)3~4人 対 コーチ(ディフェンス)1人~3人でのアタックを行いました。
(注意する点)
・攻撃の人数が多いにもかかわらず、コーチのディフェンスを破ることはなかなかできませんでした。1人1人が前に出でおらず、横に流れながらの展開ですので、コーチ1人で2人も3人もディフェンスされてしまいます。
・またある程度予測できる攻撃ばかりなので、コーチとしてどのような走りをするのか全て解っていました。
・これからパススピード・縦へのランスピードを上げて相手を抜き去るプレーが出来るようになりましょう。

3.ご父兄との対戦  
コ-チも疲れが見え始めましたので、助けていただきました。みんな楽しく(中には厳しく)親子のふれあいを行うことが出来ました。子供の成長を体で感じられたと思います。1年後は、今日の6年生のようにみんなの前での対戦がありますので、おいおい頑張りましょう!

ps.この1年はとても早く感じられました。1年前に9人制になるので、慌てて準備したことを思うと、今は立派に成長したと思います。これからは、プレー精度を上げることを目的とし、考えたプレー、予測した動き、スピード、強さを鍛え上げたいと考えていますので、これから1年もともに頑張りましょう!

5/15 北摂ラグビースクール大会

第31回:北摂ラグビースクール大会

【場所】万博運動場
【参加学年】幼児から小学6年生までとし、原則学年別のチームを結成す
【試合方法】
・幼児、小学1・2年生は「5人制」を、小学3・4年生は「7人制」を、
・小学5・6年生は「9人制」をそれぞれ実施する。
・ミニラグビーのルールを適用する。
(平成21年度改正 日本ラグビーフットボール協会)
・試合時間は、幼児、小学生ともに「9分-2分-9分」とする。

【参加費用】
・1チームにつき金1,500円を、大会当日、本部受付で支払う。
(各スクール負担金 1,500円×チーム数)

【表彰】
・優勝、北摂賞(第二位)、敢闘賞(第三位)を表彰する。

【その他】
・小雨決行とする。
・なお、雨天による中止の判断は、午前6時30分時点で決定し、順次連絡網にて連絡する。
・試合用ジャージは、原則長袖とする。(半袖でも可能とする。)
・レフリーの服装について、レフリーらしいスタイルでお願いします。
・レフリーに対する野次等は、厳禁とする。
・負傷事故について、本部にて応急措置を行うが、後は各スクールでの対応とする。
・場内整理及びごみ清掃は、各スクールで行うこと。
・各スクールは、スクール旗を持参すること。
(開会式・閉会式で使用します。)

☆4年☆11.3.13 練習@南丘小

週末に東北地方を中心に大変な事が起こってしまいました。我々はラグビーを通じて人と助け合う・支え合う事も学んでいます。みんなは一人のために、一人はみんなのために。この難局を助け合い・支え合って共に乗り越えていきたいと思います。
今週の報告です。
1.練習参加者
メンバー:10人(リョウスケ・ワタル・タイセイ・トモヤ・タイチ・シンノスケ)
スタッフ:5人(長門校長、露峰、三木、野田、敬称略 吉岡)
2.メニュー
①ランニング&フィットネス系メニュー
②ランパス
前週の試合でパスが出来ていたので、あえてパスの距離を長くするように指示しました。ロングパスが上達しています。が、試合で使うにはまだ精度に難アリです(ノ_-。) パサーは受け手が出している『手の一歩前』に確実にパスしましょう。目を切らない・ヒジから下だけで放らないように意識してください。
③パスゲーム
コーチチームと対戦。ボールに群がる・コールが無い・スペースに走らない時はなかなかパスが繋がりませんよね (T_T) 反対に出来ている時は、良くパスが繋がりました。三木コーチが指摘していたように『止まってパスを受けず、走りながらパスを受ける』ようにしましょう。
④キックダッシュ
キャッチする人は『マイボール!』、その他の人は「キャッチする人」の名前をコールしましょう。パスをもらう人は走りこんで、スピードを作ってもらう。パサーは適当にパスしない。ディフェンスをしっかり引き付けてパスしましょう。ディフェンスが自分の前にいないのにパスしてるケースがありましたよ。ディフェンスがいなければ「パスではなく前に走り」ましょう。ラグビーは「前に」出ることが一番重要です!!!
⑤ダミータックル
強いヒット・顔を上げる・ドライブする事を意識して行いました。時折、顔が下がったり真っ直ぐヒットしない事がありましたが、コンタクトを続けるうちによくなってきました(o^-‘)b グッ! 特にヒットは強くなってきました!!今までなかなか強くヒットできなかった人のコンタクトが強くなっていました。ゲームで出来るようになれば自信がつきますね!!
⑥マンツーマンタックル
フロントタックル・サイドタックルをしました。踏み込んで強くインパクトしましょう。ヒットが弱いと、相手の推進力を抑えられないし、パックもできません。「人に当たる」事は痛いから怖いと思っていませんか?止まって相手が走っているところに手だけ出したりすると確かに痛い事もあるんです。でも、しっかり踏み込んで真っ直ぐインパクトすると、意外とコレが痛くもなんともないんです。ズドンとタックルに入ると「感触」がないんですよね。野球でも聞いた事ないですか?真っ芯でとらえたホームランは感触がないと。タックルもそうなんです。手だけ行ったり、真っ直ぐ入らなかったりすると「ジ~~~~ン」としますが、しっかり肩・胸でヒットしたら「ありゃ、タックル外された?」って思うぐらい痛くもかゆくもないんです。1回だまされたと思ってやってみましょう。小さいプレーヤーが大きい相手を倒せる。コレがラグビーの醍醐味です。ちっちゃいオッサンが三木コーチやタローコーチを倒してたでしょ?ちっちゃいオッサンが出来てたんやから、みんなも出来るハズ!頑張りましょう!!
[所感]
人数が少なかったので、ユニットの練習よりも基礎的・体幹を鍛えるメニューに絞って行いました。長いパスやヒットは出来つつあるように感じます。継続していく事で身についているだと思います。平日に個人で出来るトレーニングは時間を取ってやりましょう。積み重ねる事が大切です。春にむかい、暖かくなってくればユニットやゲームを意識したメニューもやっていきたいと思います。9人制は「ラグビーの理解」も不可欠な要素になります。各々ラグビーを考える時間を作ってください。遂に来週は2010-11シーズン最後の練習です。全員揃っていい練習しましょうね!!

豊中6年生のドミノ効果

今朝、一年生春の集合写真を何年かぶりに見て花園に向かいました。あんなに小さかった生徒たちが聖地花園第一グラウンドのクロスバーの下で大きく成長した姿を見せてくれました。コーチが6年前にイメージした姿が今ここにありました。残念ながら途中でスクールを離れた生徒やこれまで6年生を応援いただいた多くの人たちにこの雄姿を見てもらうことはできませんでしたが、コーチのつたない文章で、彼らがどんな素晴らしい6年間のフィナーレを迎えたかお伝えしようと思います。今日は最後ですので実名公表をお許しください。

 

北アフリカの小さな国で民主化運動の火が瞬く間に中東まで燃え広がったように、豊中6年生の心の油田にも漸く火がついたかのような快進撃の始まりです。名付けて「豊中6年生のドミノ効果」。

 

今思えば、先月20日の伊丹戦が彼らのティッピングポイントだったのでしょうか。ティッピングポイントとは、ある流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間のことです。この変化は次の3つの要因で生じるという人がいます。コーチも同感だと思います。

 

1.少数者の法則:一握りの例外的な人々の努力によって広まっていく。

   ブランクの長かった拓海君がラグビーに対する飢餓感を以ってカムバックし、彗星赤星の如く先発メンバー入りという快挙がその好例でしょう。そしてもう一人。春からコツコツと体幹トレーニングでバランス力を飛躍的にアップさせた彰吾君の存在感は誰もが認めるところ。頼れる縁の下の力持ち的存在になってくれました。

 

2.粘りの要素:生徒たち皆の心に火をつけるには記憶に残るような、行動を促すような粘り気のある強い感染力が必要。

  これは、主任コーチが6年間言い続けたことがそれでしょう。「君たちは強い」。どんなに大負けしても常に「君たちは強いんだからもっとできる」と高いところに生徒を持っていかれようとした首尾一貫性が医学的には説明のつかない極めて長い潜伏期間を経て全員に感染したのではないでしょうか。

   

3.背景の力:生徒たちの内面状態は、必ずしも意識していない形で、外部の環境に決定されている。

 

窓ガラスが割れていると周りの割れていないガラスも割りたくなる。逆によい環境におかれた生徒は、その環境の中で純粋に成長するのだと思います。豊中ラグビースクールが長い歴史の中、愚直に貫いてきた方針(しつけの指導の中から礼節を尊ぶ元気一杯の子どもとして育てていく。決して有名選手の養成所ではないという根底に流れる思想)がここに背景として生徒たちが体現してくれたものと信じます。彼らは、今日本の大人のラグビーをほとんど知らずにコーチを信じてスクールのラグビーを続けてくれました。コーチはスクールのラグビーと大人のラグビーは違うスポーツと捉えています。小学生で大事なことは、倒れたり倒されたりしてもしっかり受け身が取れること、ボールゲームの楽しさを覚えること、そして仲間を一人でも多く作ることだと思います。トップリーグの影響でしょうか、6年生になるとキックを多用するチームが増えてきます。大人顔負けの難しいサインプレーをするチームもあります。ラックのオーバーもますます過激になっています。豊中は、大人への促成栽培式指導とは対極にあるべきと思います。

 

ティッピングポイントから脱線しそうになりました。

 

伊丹戦は、2年前に一度勝って以来の対戦ですが、相手はサイズもテクニックも豊中の遥か上を行っており、とても歯が立たないのではと予想しました。ところが、蓋を開けてみると前半は同点で折り返し、後半も最後まで苦しめました。結果は惜敗でしたが、伊丹にショックが走ったようでした。

 

この日の試合では富田林も参加しており、伊丹戦の前に対戦しました。結果はエンジンのかからないまま相手のセンターに縦横無尽に走られ、惨敗でした。

 

そして、堺との定期戦へ。ここにも富田林が参戦し、前回汚名挽回のチャンスが早くも巡って来ました。昨年末、阿倍野に負けた後、すぐにリベンジ勝ちしたように、富田林にもラストワンプレーで逆転勝ちしました。

 

堺は豊中戦の前に、この富田林と対戦し、15対0の圧勝劇を演出しました。コーチはレフリングをしながら、荒削りながら個々のパワーで前進する激しい堺チームを目の当たりにしましたので、不安がよぎりました。下手をすれば、二桁の惨敗もありうると。

 

そんな不安感に包まれた中、6回目の堺定期戦がキックオフ。開始早々のマイボールキックオフからフォワードがしつこくモールに食らいつきボールをゲット、右隅にバックスが大きく繋いで難なくトライ。その後は嘘のようにフォワード・バックスが一体となってトライの山を築きます。その起点となったのは、体格があってスピードに乗ると振り切られる相手に早くタックルで襲いかかったことにあります。滉平君の浴びせ倒しタックルはもとより、拓海君、晋太郎君や剛太君が小兵ながらしつこく絡んで離さない。彰吾君の追いタックルは既に定評がありますが、今日もあと5メートルでトライされるところを追いすがり見事に阻止してくれました。相手は負傷退場。そして、この生徒も粘着性ではだれにも負けません。誠也君です。一度は堺に転校しながら、毎週末長時間かけて北摂に通ってまで豊中でラグビーを続けたかったというから、今日の試合にかける思いは人一倍だったと思います。その思い通り、ライン際を快走する相手を小指の先で食らいついた魂のタックルで2度も仕留めました。キャプテン佑介君がアタックではスタンドオフ、ディフェンスではフルバックという大車輪の働きで最後の砦を死守したシーンも印象的でした。あとは大阪陸上記録ホルダー大樹君の陸上走りで加点。11―5で下馬評を覆すハイスコアでの勝利となりました。

 

堺戦後円陣になって、「この勢いでアウルもやっつけようぜ!」と気勢を上げ、よいムードを持って、今日の卒業試合に臨みました。

 

卒業試合の対戦相手を見て、コーチは嬉しくなったものです。第一戦目のアウルは、昨春の京都成章高校杯の準決勝で対戦した京都有数の強豪チームです。そして、第二戦目の兵庫は5年生の時、一度対戦し、兵庫県のレベルの高さを痛感させられた相手です。それも30人以上いるチームの最強メンバーが対戦してくれるという何とも嬉しい組み合わせでした。

そのメンバーの中には、元日本代表のマコーミックの御子息もスタンドオフにいるという青春漫画のような展開です。

 

アウル戦前のアップで、生徒全員を大の字で寝させて、勝利のイメージトレーニングを行いました。6年間やってきたことだけをこの一戦に全てぶつけよう。自分がトライするシーンをイメージしよう。仲間が困っていたら助けてあげよう。そんなたわいもないことを話した後、いつもの体幹トレ、ガット、ポップ、2対1のパス、オフロードパス、ピンボール、スマッシュとメニューをこなしました。試合では、2対1の局面で対面をよく引きつけてパスをしていましたし、相手が縦にディフェンスしている局面でオフロードパスもできており、ピンボールの成果かラックでもよく「心の目」で下のボールを見ていたようです。基本的なプレーはほぼ完成の域にあることを実感しました。

 

アウル戦では、キックオフ早々、相手にトライを献上。しかし、あわてず逆襲の烽火を上げ、同点に。そして逆転。フクロウ軍団も常にバックスを4人余らせ分厚い波状攻撃をかけまた同点とシーソーゲームは最後まで続きました。結果は、7-6で我が軍の勝利!

戦場から凱旋してきた生徒は、はしゃぐでもなく大人しげでしたが、皆自信に満ち溢れた目をしていました。

 

そしていよいよ6年間最後の試合。兵庫県下のトップレベルのチームに17人全員出場でどこまで頑張れるか腕の見せ所です。

 

前半は、アウル戦のメンバーでは剛太、晋太郎だけが残り、その他のメンバーが頑張ってくれました。康大君は堺戦でタックルされながらもボールを放らず、しっかりジャックナイフで味方にボールを供給できており、成長著しいプレイヤーです。幸太郎君もガッツあるところを見せてくれました。丈尚もタックルができるようになりました。圭佑君もこれからが楽しみです。大和君は本当に見えないところで活躍する通好みのプレイヤーです。駿介君はノッコンせずに頑張りました。新人けいすけ君もわからないながらも光る走りを見せてくれました。皆強い相手によく13分間9点で抑えてくれました。

 

さあ、泣いても笑ってもこの後半戦が最終楽章。彼らは、本当に仲間思いだなと感心しました。前半の9点差を取り返そうと思っているのです。9点差は野球で言えばコールドゲーム。限られた時間の中、常識では逆転はあり得ません。ところが、その常識を簡単に一蹴してしまう勢いがこの6年生軍団にはあるのです。

 

ドミノ倒しはどこまでも留まりません。キックオフでのA.佑介のドロップキックが冴えわたり、あれよあれよという間に9点を連続加点し同点、しかし時間は残り2分を切っている。相手に一本でも取られたらおしまい。そんな状況で、今年いちばん伸びた生徒である幸太君がスクラムサイドをサイン0番で駆け抜けトライ。逆転です。

結局11―9で奇跡は成し遂げられました!!

 

試合後、4人の辛口コーチングスタッフに最高の褒め言葉を浴び、全員一列になって、観客席の父兄のみなさんに「6年間本当にありがとうございました~!」と深々と頭を垂れて謝意を表明しました。

 

西日が温かに降り注ぐ中、聖地第一グラウンドでの卒業写真。

 

♪・・・

卒業写真のあの人はやさしい目をしている

・・・

話しかけるようにゆれる柳の下を通った道さえ

今はもう電車で見るだけ

・・・

あの頃の生き方をあなたは忘れないで

あなたは私の青春そのもの・・・♪

 

君たちと一緒に走った6年間、走行距離およそ1,500km。シューズは何足擦り切れても君たちとの想い出は擦り切れることを知らない。卒業おめでとう!そして新たな世界へ。

2年生 堺交流試合

参加いただいた 皆様おつかれさまでした。

結果

1  豊中  2-0  2-2  富田林

2  豊中  0-3  1-4  堺C

3  豊中  6-0  4-1  堺A

4  豊中  0-7  2-1  堺B

5  豊中  0-3  2-2  堺B

6  豊中  6-0  4-0  堺A

3勝3負

今回は二年生最後の交流戦ということで、先々週の試合・最近の練習内容を考慮し みんながトライできるようなチーム編成を対戦相手を考慮して組んでみました (子供たちには元気な者を試合に多く出すとつたえました^^)  今までは決まった子ばかりがボールを持って走るので、遠慮がちな子もボールを持って走れればと考えました。

モールからの球出しがずいぶんよくなったと思います。 以前なら ボールを持って突っ込んで相手に捕まり後ろ向けずにパイルアップ→相手ボールスクラムということが多々ありましたが、今回はかなり少なくなりました。  (モールになってしっかりとボールをつかみ押してとることもあり それが得点につながるプレーも多かったです。  練習の成果ですね^^       攻撃は、まだ個々の力で抜けるケースが多く もっと全員でつなぐことができれば、もっと楽に得点ができるはずです。  これは練習ですね^^   守備面では、相手の突進を一人が捕まえて二人目がサポートするのが早くなり 止めるケースが多くなりました。  相手を早く捕まえてトップスピードで走らせないことができれば、タックルも楽になります。  いいことです。  はじめてトライした子もいれば、もう少しでトライできそうな子もいました。 次回こそは・・・ですね。  ボールを持ったらまっすぐ前に出て思いっきり走って目立ちましょう。 

今回 よかったことは 声が以前よりでていました。  みんなで、 子供たち同士で声を出し いいプレーなら称えあい ミスしたら励ましあい 激励しあい 喜び合えばもっとラグビーが楽しくなります。 失敗をおそれず 勇気あるプレーなら コーチも楽しくなります。^^  

来年度からは 7人制になります。 まだまだ練習の成果は全部出てませんが(コーチの贅沢です^^)個々ではなくチームで頑張ることが大切になります。   楽しくラグビーしましょう。

 

  

☆4年☆11.3.6交流試合 vs堺、富田林 @クボタ堺臨海工場

ついにやって来ました。スギ花粉が猛威を振るうこの季節。涙とくしゃみが春の風物詩となり20有余年。今後も末永お付き合いになりそうですが、お手柔らかにしてもらいたいもんです(ノ_-。) 注射と薬で何とか凌いでいます。春よ、早く来い!では、今週の報告です。

1.試合参加者
メンバー:12人(ユカ・ヒデト・ハルト・リョウスケ・ケンジ・コウ・ワタル・リョウタ・タイセイ・トモヤ・シンノスケ・カズシ)
スタッフ:4人(長門校長、露峰、三木、敬称略 吉岡)
2.試合結果
①豊中10(1st:6)-富田林4(1st:0)
[メンバー]
1st   (FW)ヒデト・コウ・ユカ (HB)ケンジ・タイセイ (TB)リョウスケ・カズシ
2nd  (FW)シンノスケ・トモヤ・ユカ (HB)リョウタ・ワタル (TB)リョウスケ・ハルト
[試合経過]
電光石火。開始5分間で3トライを奪い主導権を握りました。立て続けに5本取った事でゲームを支配しました。後半は取合いになるも打合いに負けませんでした。前半のリードを保ち圧勝しました。
②豊中6(1st:1)-堺A3(1st:1)
[メンバー]
1st   (FW)ヒデト・コウ・ユカ (HB)ケンジ・タイセイ (TB)リョウスケ・カズシ
2nd  (FW)シンノスケ・トモヤ・コウ (HB)リョウタ・ワタル (TB)リョウスケ・ハルト
[試合経過]
第1試合に勝った勢いで、ゲームへのいい入り方が出来ました。先制し終始リードを保ちました。接点でも力負けせず安定した内容でした。後半ややFWで押込まれる場面もありましたが、DFの戻りが良くトライラインを割らせませんでした。
③豊中6(1st:4)-堺B6(1st:2)
 堺RSのHPでは豊中6-堺7となっていますが、6-6が正ですv(*’-^*)-☆
[メンバー]
1st   (FW)ヒデト・コウ・ユカ (HB)ケンジ・タイセイ (TB)リョウスケ・カズシ
2nd  (FW)シンノスケ・トモヤ・ユカ (HB)リョウタ・ワタル (TB)カズシ・ハルト
[試合経過]
開始直後からトライを連取しゲームをコントロールできました。BKでゲインしFWがフォロー、リサイクルしたボールをBK→FWと繋ぐ理想的なトライも奪えました。後半は運動量とタックルの精度が落ち、追い上げられましたがBKの見事なパスワーク、要所を押さえるDFで引分けとなりました。相手にトライを連取されてもキレずに、しんどい時間に取り返したことは本当にすばらしい。
[課題]
勝ちゲームでは見落としがちになりますが、いくつか課題が見つかったので列挙します。
・ラックのボールはゲートを通って「前に」働きかける。
・セットからのDFはユニットで連動する。スクラムではオープンサイドFL(ラインアウトでは最後尾のプレーヤー)はインサイドのスペースを消し相手SOに圧力をかける、SO・CTB・WTBは「線」でゲインラインまでしっかり押し上げて相手BKを外側へ追い込む。
・ポジショニングの意識(ゲームから消えている時間をなくす)。モール・ラックに参加するのか、次のAT・DFに備えて位置取りをするのかの判断を瞬時に明確にしよう。特にペナルティの仕掛けは攻守に相手を上回りましょう。相手ボール=直ぐにに5mの指示・バックしましょう。マイボール=相手が揃う前に速攻を仕掛ける(ノット5mバックで更に5m稼げます)。
・キックオフは横一線に並んで網を張りましょう。キッカーを中心に左右に3人ずつ並んでみるのもいいでしょう。
・オーバーは「組む」のではなく「乗り越え」て行きましょう。相手プレーヤーを掃除して、ボールを残すイメージです。
・接点や大きい相手に対して1瞬足が止まってしまう。接点では1歩遅れる事で取れるべきイーブンボールが取れなくなってしまいます。ためらい・躊躇なくボールにシカケましょう。大きい相手は走り出すと止める事は困難です。勇気を持って思い切り「詰め」ましょう!!
どんな試合でも必ず課題は出てくるものです。でも、今日みたいに「勝って反省」出来るのは前向きでメチャメチャえぇ事なんです。キモチも乗るし、上を向いてやれるし、何より楽しいはずです。今日は本当にいい経験が出来たなー!!!ビデオ見たり、このレビューでもう1回試合を思い出して各自いいイメージを頭に残しといてくださいねー!p(*^-^*)q
カダイがあれば、セイカもあるんです(●⌒∇⌒●)
ここからは「お褒め」の時間です。
・『プレーコールがよく出ていた』これはホンマにビックリしましたw(゚o゚)w オオー! 練習中、この報告でも「声」「プレーコール」を出せー!と言い続けてましたが、サクッとできてたやん!!しかも、トライを取られてキックオフに戻る最中に「もっと早く(フォローに)寄って」・「早めに(パス)放って」の声まで・・・。ゲーム中に修正能力があるのは強い(強くなる)チームの必要条件です。コレ続けましょうね。練習でも。絶対強いチームになりますよ!!
・『交代メンバーが良く声を出していた』応援の声ではなく、指示の声を出していた事が更にスバラシイ!12人全員が「試合に入っている」証拠です。楽天・星野監督もベンチの選手に「常に試合に入っておく」事を求めたと聞きます。何時ゲームに出ても仕事ができるからです。練習でもやってやー!
・『バックスのパスワーク』何度もWTBまでキレイにパスが回ってましたw( @o@ )w ランパスの時はグダグダやのに・・・。しかも流れずに回せてましたよ。もっと練習して精度を上げてロングパスでDFを翻弄する脅威のBKを目指すで!!
・『連続攻撃』スクラムからSO→CTB→WTB→フォローしたFW→SO→CTB→FWで奪ったトライはシーズンベストトライです!このアタックならサントリーからでもトライできますよ。パスゲームの成果ですね。前に出る・パス&フォロー・スペースを見つける・次のプレーを考える、これらの要素を忠実に実行したから生まれたトライです。特別な事は何一つありません。各自がするべきことをキチッとやっただけです。このイメージずーーーっと持っててくださいね!!
・『セービング』相手のパスミスに飛込みチャンスに変えた。味方のミスに飛込みピンチを未然に防いだ。体を張ったプレーは形勢を変えるだけでなく、味方に勇気を与えてくれます。豊中も相手も必ずミスは起こります。自分達に流れを引き寄せるには、こういった「体を張る」プレーは重要です。
・『タックル』今日はいいタックル連発でした!タックルはボールを持たないアタックです。トライを取られてもゲームが崩れなかったのは要所でしっかりタックルできてたからです。欲をいえば、集中を切らさずノーサイドまでしっかり体をぶつけましょう!
・『ペナルティからの速攻』2回ほどあったかな。どんな強いチームも体勢が整っていないとDFできないもんです。「行ける!」と判断したら今日みたいに思い切り仕掛けて行きましょう!
・『切れない気持ち』今日はコレがピカイチやったといってもいいと思います。取り合いになっても、連続で取られても、「取り返したれ!」という気持ちがとても伝わってきました。豊中の一番弱いところ・一番強くしないといけないところであった「キモチ」の部分。「各自の意識」で大きく変われる部分。今日で何か吹っ切れたような気がします。
[所感]
今日はシーズンベストの日だったと思います。細かい事を上げればキリがないですが、今日はほぼ手放しで喜んでいい日やと思います。練習ではなかなかできない事が、アッサリできていたり。いつもこわごわしている子が、自信を持ってプレーしていたり。ボール持ったらすぐパスしてしまう子が、必死の形相でゴールを目指していたり(トライしたり)。彼(女)等は、大人の想像をはるかに超える速度で成長しているんですね。小さなキッカケがあれば何でも出来る可能性を秘めてるんやなぁと改めて実感しました。コーチから「チャレンジせぇ!」と再三声が飛んでいました。可能性のカタマリである彼(女)等には何にでもとことんチャレンジしてもらいたいです。時には背中を押し、時には突き放し、時(ごくごく稀に)にはケツをシバいて(愛情を濃縮して)、一緒にラグビーを楽しみたいと思います。
次は聖地でのカーニバル!豊中のトライ祭りで花園を席巻したろーぜ!!