1月15日 5年生 来週は北摂大会です。

1月15日(日)はマルチグラウンドで練習でした。といっても前日から降り続いた雨でグラウンドの中央は使用できず、来週北摂大会がある5年生、6年生だけがグラウンドの両スミで練習をおこないました。

1)2ボールタッチフット

アップをおこないました。2個ボールを使ってタッチフットをおこないました。タッチされたらボールをその場所において2個目のボールでプレーします。そしてまたタッチされると最初のボールを動かします。置いたボールの位置でオフサイドラインができますので、ディフェンスも、アタックも、前に後ろに忙しいゲームになります。そしてこのゲームの罰ゲームはトライが成立した時、両チームの端でプレーしていた選手計4人が消極的な参加者としてコートの一番長い区間をダッシュしなければなりません。積極的にボールをもらいに真ん中でプレーしないと罰走になる可能性が高い2ボールタッチフットでウォーミングアップは完了です。(“もやしH23”はほどけた靴紐をコートの端っこで結んでいる時にトライが発生し罰走になりました。さすが!もってますね!)

2)レフリーシグナルの確認

レフリーの動作をどれだけ知っているか練習しました。味方ボールのペナルティーは前にダッシュ、敵ボールのペナルティー-は5m下がる。そして、スクラムやラインアウトのシグナルを混ぜながらレフリーシグナルの確認をしました。

(重要)特にペナルティーの対応は攻めも守りも得点につながりますのでしっかりレフリーシグナル見て、すぐ反応できるようにお願いします。

3)ショートパスの練習

4人で1組作って短い間隔で横パスをおこないました。距離が短い分、一人のパスに掛かる時間も短くなります。「とったらすぐにパスする」 豊中RSの方針「立ってつなぐラグビー」をするにはこのショートパスの習得が急務となります。パスの練習はゲームのコントローラーを持っていてもうまくなりません。まずはパスが完璧にできるようになってからゲームしてください。

3)スイベルパスの練習

釣り具で「よりもどし」の金具をスイベルともいいます。ラグビーではスタンドがセンターにパスをする「フロントドア」とスタンドがセンターの後ろから走りこむ選手にパスをする「バックドア」の練習を本格的に練習していきます。せっかくタグラグビーでパスラグビーの面白さを体験してきた5年生です。パスラグビー=立ってつなぐラグビーです。それを継続するには、相手タックラーの的を絞らせないことも必要です。これからどんどんパスの種類を増やしていきます。例えば「スイッチパス」や「飛ばしパス」なども組み合わせていければ、敵から見れば、「誰にパスするのかわからない」状態になります。将来あなたたちが中学、高校でラグビーしたいなら小学生のうちにたくさんパスをしましょう! 

お知らせ! (5年生で「速いスクリューパス」ができる選手 ただいま 0人!です。)

4)タックルの練習

練習だとみなさん上手です。特にフォワード担当の選手は体も大きくだんだん迫力がついてきました。あとは試合で試すのみ! おなかにドスン!と一発いかがでしょうか?

(重要)タックルや相手を捕まえたら足を前に3歩運んでみてください。ラグビーは陣取りゲームです。常に敵の陣地でプレーすると負けません。だから3歩前へ押し込みましょう!

5)アタック&ディフェンス

コーチの独断でチームを2つに分けました。”ビブス チームはバックス選手中心、白ジャージチームはフォワード中心です。今日教えたペナルティーにはまだまだ反応が遅いです。

追記:6年生プログラムをスタートしました。さみしいことを言うとこのメンバーでラグビーできるのはあと1年です。「まだ1年あるやん!」って思っているでしょうが、回数でいうと約50回ぐらいしか練習はありません。 「まだ50回あるやん!」って思うでしょうが、雨が降ったり、コロナの影響や突然グラウンドが使えなかったりすると、「50回もどんどん減っていきます。」  今後もコーチは全力でできる練習を用意しますので“ゴールデンエイジ”最終学年のみなさん!練習も試合も自分の運動神経を伸ばすため全力で取り組んでください!

(でないと はやくからだが衰えますよ! )

(補足)ゴールデンエイジとは? 

ゴールデンエイジとは、 子供の運動能力が著しく向上するある時期 のことを言います。 一般的には6歳から12歳の時期 がゴールデンエイジとされ、この時期にどのような運動をするか、どれだけの運動量をこなすかで運動能力は大きく変わります。 

12/25(日)5年生 親子対決? 親子DE対決!

12月25日 (日)はクリスマスの日曜日は生徒14名+体験1名 指導員4名といつもより10名も少ないメンバーで2022年最後の練習となりました。 

今日は2学期末の練習です。夏合宿の最終日と同じように保護者と一緒に練習と試合をおこないました。 (最初から親子で練習しているのは5年生だけでした。)

まずはアップ、保護者さんも一緒です。軽くストレッチをおこなったあと5mダッシュをおこないました。ダッシュはつま先で!そして帰るときはバック走で戻る。これで足のオモテとウラをほぐします。次に”横一線で前にでる”練習をしています。揃えやすいように「12345」と声を出して全員で前にでます。保護者さんにも一緒に共鳴してもらいました。いつも最初はバラバラですが最後はキッチリ声が重なりました。さすが親子! 

次に少し気温が上がってきたので、少しスローなゲーム「〇✕ゲーム」をおこないました。 

ここだけは親子対決です。まずは約10mほど走って色ビブスを真ん中の9マスの中に置いていきます。そしてスタートに戻ったら次の人がスタート!次から次に9マスの中で自分のチームのビブスを動かして、縦横斜めに速く3つビブスを揃えたら勝ちです。〇✕ゲームは圧倒的に子供のころからやりこんでいる保護者さんチームが有利かと思いましたが、走っている間にどこにビブスを置けばよいのか?わからなくなってしまう脳が酸欠になる保護者さんが続出、あと一歩で揃うリーチの状態なのに違うところにビブスを置いて生徒にうっちゃられるシーンがあったり、マス目の前で立ち止まってしまう保護者さんがいて出した答えが「そこじゃない!」と突っ込まれたり、アップとしては頭も体もほぐれる練習になりました。 (爆笑です。)

次にタックルです。今日はコンタクトダミーをお父さん、お母さんに持ってもらい、子供のコンタクトを体験してもらいました。各生徒さん一人一人パワーに差があるのがわかってもらえたと思います。五年生指導員はこのパワー差をフラットにしてレベルをあげるように指導していくのにあの手この手で取り組んでいます。本当のタックルは「タックル肩」を作ってからタックルができるようになります。なので5年生はまだまだタックル肩はできていないので相手の柔らかいところ「おなか」だけにタックルできるように教えていきます。第一段階として恐怖心に打ち勝つには相手の顔はみない、相手のおなかだけずっと見続けながら近づくことができればおなかがみえてきます。2023年からタックルの練習を増やしますのでしっかり全員ができるようになりましょう。 

最後は親子対決のタッチフットしようと思いましたが、今日はクリスマス。家族団らんでクリスマスを過ごしてもらいたので、”親子対決”ではなく、”親子DE対決”をおこないました。今日は親子が同じチームになって、紅白に分かれて戦いました。このゲームではいろいろなパターンで戦いました。子供VS対決、子供&親がミックスで出場して対決、そして親VS親?対決などなど親子一緒に共同で力を合わせて戦ってもらいました。 (結果は 6-4 でオレンジの勝ちでした。)タッチラグビーでは2対1の場面になるとパスをしますが、コンタクト有りでは相手にぶつかってしまいます。これが5年生のボールがつながらない原因なのです。2023年はパス練習も増やします。(すでにメニューはできてます。)全員でパスをつなぐラグビーで来年は勝ちにいきますよ! 

さてこれで2022年のラグビーは終わりました。1月からは6年生プログラムを始めます。最上級生としての振る舞いも指導していきます。今の6年生みたいにカッコいいお兄ちゃん、お姉ちゃんと言われるようがんばっていきましょう! 

指導員としては来年は2023年うさぎどしです。うさぎのように飛び跳ねるぐらい嬉しいことが連続して起こるように最後の力を振り絞って教えていきます。あと1年本気でラグビーしますよ!  

追記:保護者の皆様!今日のタッチフットお疲れさまでした。来年もお子さんにとって1番のサポーターとして、1番の応援団として見守ってあげてください。よろしくお願いします。また来年はコンタクトの練習もコロナ前に戻す予定です。アタリ負けないようにしっかり食べて(カレーライスはじゃがいも多め)、しっかり寝て、しっかり勉強するように引き続きサポートをよろしくお願いします。 

よいお年をお迎えください。

12/18(日)5年生 茨木RS定期戦 (祝)初トライ!

2月18日(日)は 第43回 豊中・茨木RS定期戦が寒い冬の晴れの日に万博競技場行われました。まずは万博スタジアムというとても素晴らしい環境を提供していただいた茨木RS様ありがとうございました。伝統の戦いに相応しい環境を整えていただきました。このような素晴らしい環境で我が5年生は負けられない戦いをしてきました。(参加生徒19名、指導員5名) 

 今回のチーム編成は先週のシン・アルゼンチンとシン・ブラジルの2チームがそれぞれ「ヴォルテックス」と「ワイルドナイツ」にチーム名を変えて戦いました。(今回のチーム名はリーグワンの参加チームから取りました。ヴォルテックスは九州電力のラグビー部のチーム名で、NMコーチが応援しているチームになります。そして私が応援しているチームはワイルドナイツです。) 

 今日は茨木RSと3連戦です。他のスクールの参加はない「タイマン勝負」となりました。第1戦目はヴォルテックスとワイルドナイツが前後半入れ替わりで戦い、第2戦目はヴォルテックスが前後半、そして第3戦目を5年生代表戦と位置づけてワイルドナイツが前後半戦ってもらいました。2022年最後の対外試合です。さて結果はどうだったでしょうか? 

 (結果)

第1戦目: 13 – 2 

第2戦目: 10 – 4 

第3戦目:  8 – 4   

久しぶりの3連勝となりました。また来年(6年生)に向けた前哨戦としては貴重な経験が積めました。 

また、6年生の試合をじっくりみることができました。年齢は1年しか違わないのに、スキルレベルが全く違いました。来年あの舞台にあなたたちが立ちます。6年生みたいにかっこよくなりましょう!

 今後の課題: 

  • ディフェンス: タックル(捕まえる)が受け身です。 以前より捕まえようとする気持ちがでてきましたが、5年生に指導するタックルは「踏み込む」、「おなかに胸を当てる」、「両手で相手の膝裏を引く」、これらを全て同時に行う!です。他はありません。もう一度やり直しです。
  • レフリーシグナル と ルールの理解不足: タックルできなくてもルールは覚えてください。コーチもレフリーの資格を持っていますが、ルールを知っておくだけで次におこるプレーが予測できます。また相手に対して常に先手がうてます。試合の合間で説明をしましたが、H14はすぐに対応してくれました。外から見ていて素晴らしい反応でした。
  • チャンスの時とピンチの時にチーム全員で同じ意思をもつ。: このチームが強くなるには 「みんなで攻めるぞ!」または「みんなで守るぞ」というときに各人が自分の心の奥にある闘争心のギヤを1段上げることができるか?ということです。全員が「絶対トライとる」、「絶対守る」と集中できればすごい力が発揮できます。小学生のスクールもあと1年またゴールデンエイジ最終年です。 この1年全力で運動能力を上げておかないと大人になっても「運動能力が低い大人」になるそうです。これから大人になっていくみなさん! 「運動能力の低い大人」で将来を過ごしたくなければ、来週の練習からL8キャプテンのように全力で取り組んでください。

ちょっといい話: 昨日はR18が初トライしました。 試合前は「後半交代させて」とか「前後半しんどい」とか言っていた彼ですが、ゴール前でH16が持ち込んだボール、あと50cmぐらいで、H16もトライというところでしたが相手に押し返されラックになります。(H16は “ナイスエビ”でした。) 茨木RSさんはH16を押し返すために人数をかけたのでラックサイドにスペースができます。そこを見逃さずR18がボール持ち出して左スミに飛び込みトライでした。 とても嬉しかったのでしょう! 「後半交代する?」と問いかけると 「後半も行く」と言ってフィールドに戻っていきました。 いままで私が持っていたR18のイメージは「体が弱い」 です。理由は夏の練習はすぐに暑さでダウンするので、体の弱い彼はマイペースで頑張ってくれれば良いと思っていましたが、今回のインゴールへの飛び込み方など大人ラグビーのそれ! でした。かっこよかったです。でも、試合後に結びすぎてほどけなくなったスパイクの靴紐を必死にほどいていたR18の姿をみてL4に負けす、劣らず笑いのセンスも持っているR18でした。

特別注文: (今回R18がトライしましたが次回は同じシーンになった時はH16みたいに一人で持ち込んだ時にそのままトライする練習をする必要がでてきました。  H16へ足腰鍛えておいてください。 おすすめトレーニング: バーピージャンプ!)

最後に来週12月25日は ご要望通り「激しいタックル練習」してからの「親子対決」をおこないます。 まだ一度も親に勝ててない5年生諸君「お父さん、お母さんに勝って良いお年をむかえましょう!」 でもハンデとしてタックル練習で君たちのスタミナを削らせていただきます。 

次週の練習は 12月25日(日)14:00~16:30 豊中8中です。

12/11 5年生  高槻RS祭り (もやしの1mm)

12月11日(日)は高槻市ラグビースクール祭りに生徒18名、指導員3名という生徒も指導員も欠席者が多くでて、カツカツの状態での参加となりました。今回は来週18日の茨木RSさんとの伝統の定期戦もあるため、今回のメンバーで次週も戦ってもらうことにしてます。特に3ヵ国対抗ラグビー優勝の「ブラジルチーム」はR18を加えて「シン・ブラジル」チームとして豊中RS”5年生代表”として茨木RSさんと戦っていただきます。この試合でキャプテンR8を中心にチームとしてまとまれるでしょうか?

また、静岡ジャパンとフランスは合体して「シン・アルゼンチン」として新たにスタートです。サッカー界のアルゼンチン代表はリオネルメッシ(Lionel Messi)が世界的に超有名ですが、豊中5年のメッシ(”L” ionel Me”4” = L4) は定番のSOからフルバックにコンバートしました。また、C22もFWからセンターにコンバートしました。K15もスタンドオフ初挑戦です。これらのコンバートがどういう結果を出すでしょうか?

今回も寒い冬なので待機時間を短くするため、前半はシン・ブラジル、後半はシン、アルゼンチンと前後半で総入替して戦いました。さてさて結果はいかに?

第1試合  VS 箕面B  (12-0   前5-0 , 後7-0)   WIN

第2試合  VS  高槻A   (10-1   前 0-5 , 後 1-5)  LOST

第3試合  VS  箕面A   ( 4-1   前 0 -1, 後 4–1)   WIN

第4試合  VS  箕面A   (0-10   前 0-5. 後 0-5 )  LOST

勝敗でいうと買ったり負けたりでした。高槻RSさんとは5月の花園での対戦以来でした。あの時も同様な点差がつきましたが今回も1本やり返しているところ、しかもシン・アルゼンチンチームがやり返したのがコーチとして予想していなかったところです。次に箕面RSさんとの試合では お相撲でいうとようやく「がっぷり4つ」に組むことができましたが、最後は力尽きて押し出されたような感じです。

4試合みての感想です。まずは シン・ブラジルチーム チームワークがバラバラでした。まずスパイクを忘れてきた生徒がいました。不幸なことにその彼にトライチャンスが巡ってきます。彼はあと少しでトライのところスパイクを履いていないのが影響し踏ん張りがきかず、タッチに押し出されてしましました。 そして一番の原因はキャプテンR8が最後のミーティングで言った言葉が全てだと思います。「相手にトライされたら “1本取り返そう!” とチームに声かけしているのに誰もこの声に反応しないし、声もださない!」とコメントしていました。バラバラです。こんな状態で来週まともに戦えますか? ブラジルチームは全員もう一度「チームで戦う」ために何をすべきか?1週間考えて、”5年生代表” として準備してください。 

次にシン・アルゼンチン! L4をフルバック、C22をセンターにコンバートにして、さらにK15を初スタンドオフに抜擢して、スクラムハーフのS9と2人でフリーマンにしました。コンバートの効果はすぐにでて、相手の攻撃がいままで1次攻撃で抜かれていたのがC22とS21で止めることができました。攻撃面ではS9,K15が左右にボールを動かし、有利な状態でL4やフォワードがボールをもらう機会が増えました。こちらのチームは全員でミーティングするとき図に書いて作戦を共有をしていました。その効果もすぐにでて、最後の試合も負けはしましたが最初の5分間は緊張感が見てる側にも伝わる戦いをおこなっていました。

まとめ!

両チームへ! 最後のミーティングでも言いましたが両チームとも失点すると全員が「俺が何とかしてやる!」「私がトライする」とか? でチームプレーをしなくなり、全員がボールに集まり、幼年さんの試合のように「団子ラグビー」をします。 来週はR8キャプテンの掛け声に応える戦いを期待しています。特にシン・アルゼンチンは全員でディフェンスが途中までできてました。もう少し我慢することをがんばりましょう!

最後に5年生全員に告げます。試合でジャージ、スパイク、ヘッドキャップなど試合に必要な持ち物を忘れた場合、当日はチームの応援団長として仲間の応援にまわってもらいます。(保護者の皆様も試合の準備は自分一人で行うように決して手伝わないでください。)心を鬼にしてよろしくお願いします。

ラグビーはサイドライン1mmでも踏んだらタッチですからーーー  残念!

12/4 五年生 ディーフェンス!

12月4日(日)9:30 -11:30 は15中で練習でした。参加21名、指導員4名

プラス 体験1名 (K7と同じ小学校)

先週の試合でディフェンスが98%できなかったこと、11日、18日と試合が続くので今日はMTMをお休みして、ディフェンスの練習をおこないました。 ディフェンスで大事なところは 1)相手がトップスピードになる前につかまえる! 2)手だけだして腰が引けている。または目をつぶって飛び込むという修正をおこないました。

ます1)はタグラグビーで小学校チームが教えているディフェンス方法をコピーします。やり方は簡単です。全員が1~5歩まで、歩数を声に出して走り出すというだけです。これだけで相手との距離を縮めることができるため、相手がトップスピードになる前に捕まえやすくなるはずです。(タグラグビーでは効果がありました。)

この練習は全員で声を合わせて5歩ダッシュしてもらいました。(生徒の中には “ダッシュ”の意味が分からない生徒もいたのはびっくりでした。次からトップスピードと言います。)

ここでは R12,H16,K17,R18という豊中の5年生で体格の良い4名が全員と声が揃いませんでした。(この4名はフォワード担当としてあばれてもらわないと困ります。すごく期待していますので早くみんなと合わせるようもっと速く足を動かしてください。)

次にステップの練習です。 彼らが低学年のころに少し教えましたが誰も習得できていないので再度教えます。それはクロスステップです。一般的なサイドステップと今回教えるクロスステップの2つを完璧に使えるようになってください。特にクロスステップはマスターできればその後のラグビー人生にとって大きな武器になります。しばらく継続するのでどんどん試合で使ってください。このステップで重要なのはクロスする足を高く引き上げることです。全員マスターを目指します。

次にダブルタックルの練習です。(といっても2人で捕まえる練習)先週の試合で「タックルできない」(捕まえることができない)を露呈しました。いままでの指導では1対1で止める練習でしたがそれができるのはK2とS21しかいないので、2人には申し訳ないですが2人で止める練習をおこないました。 コーチ3人が 横1線でパスを回します。 パスが回ってきたコーチに4人でディフェンスラインを形成していた2名がタックル(捕まえる)にはいります。最初はぎこちなかったのですがH25が「ごっつええ指示の声」だしていました。こっちにきた! あっちにいった! と聞こえてきました。このような声をだすことで次の動きに備えることができます。このような声が無いからチーム全員が密集に近づく = 団子ラグビーをしてしまうのです。H25にアドバイスするなら

「右にいった」 「左にいった」 自分のところに来たら「任せろ! とか女子なら「任せて!」と言うと他のチームメイトがもっと「次の動き」の準備ができます。次はこれでお願いします。

最後に3チームで試合をしました。体験がいたので私が彼の「影」となって一緒に出場しました。この練習試合では H25がいままでと全然違う動きをしています。 どうしたのでしょうか? H25のお母さんと地獄のような特訓をしてきたのでしょうか? さきほどの声といい、今日の動きといい、数段レベルアップしていました。試合での活躍が楽しみです。

そしてK2がベストでした。敵のトライゲッター H23(もやし)に「タックル&前に足を進めて、後ろ向きにもやしを倒し、こぼれたボールを奪い、そのままトライ!」 今年1年で一番のビックプレーでした。というかこういうプレーって本当に珍しく貴重な瞬間を目撃できました。そしてトライした場所もまたいいところで休憩しているチーム、その後ろにいた5年保護者、そしてトライされた敵チームなど全員の目に彼のタックルが記録されたと思います。 (こういいのを アタックル(アタックとタックルの掛け合わせた言葉)というのです。 さあみなさんどうします? K2のS21に続く勇気ある生徒さんの登場をお待ちしています。(タックルはなんどもいいますが“おなか”にはいるです。)

最後に体験のSくん 今日はありがとうございました。世間はサッカーで盛り上がっていますが、サッカーにいかずにラグビーに来てくれた貴重なSくんです。これから2週間スクールは試合があって一緒に練習ができませんがまたマルチグラウンド(芝生)の時に一緒に練習しましょう!(K7 たのんだで !)

11/27 5年生 交流試合 「がんばれ プーさん!」

11月27日 (日) 9:00 ~ 14:00 にて 川西RSさん、天王山RSさん、摂津RS
を迎えて 服部緑地競技場 にて交流試合をおこないました。

(参加生徒 21名 指導員 4名)

今回は Team USJ は9名、Team TDL は 12名 に分けました。USJは自己申告で「タックルするのはラグビーの試合では普通のこと!」という9名、そしてTDLは「タックルが怖い」と申告した生徒さんも含まれますので、助っ人として「タックルは普通」と申告していた2名(S9,S21)をTDLの方に回して戦いました。コーチが最初にイメージした作戦としては、前半にUSJが相手をタックルで圧倒し戦意を喪失させて、TDLが波状攻撃をかけてとどめをさす。というイメージをもって試合にはいりました。さて、結果はいかに!!

結果)

第1試合vs 合同(天王山RS+摂津RS)    14  –  1  〇

第2試合vs 川西RS          1  –  14  ✕

第3試合vs 川西RS                    0  –   7  ✕

第4試合紅白戦 (USJ vs TDL)           5  –   0 (相手人数揃わず紅白戦に切り替え)

(感想)

第1試合は相手選手9人中6名が4年生で、しかも2スクールの即席合同チームです。(最初から彼らのメンバー構成を聞いていればうちのメンバーも大幅に入れ替えていました。)合計14点取ったことは当然の結果でしょう。むしろ1点取られていること、しかもオープンサイドではなくブラインドサイドを走られたことに対応できませんでした。力の差があれば当然のプレーです。しかしその危険予知を誰もやらなかった、油断したことが失点の原因です。

2試合目は相手に1名大きい選手(K3の小学校の友達)がいるだけでビビッて動かなくなりました。相手が突進してくる=タックルポイントは何度もある! でも最後までスルーしていました。(USJのメンバーは全員やっぱり怖かったというのがわかりました。(だと思いました。)

後半のTDLでは K2が1人鋭い出足で相手にタックルしていました。正直K2がここまでするとは思っていませんでした。とても
ナイスタックルでした。

3試合目はUSJのメンバーも奮起して「手」でつかまえにいき、離しませんでした。後半はTDLの2名(K2,,S21)「コーチが合格と言うレベルのタックル」を実践してくれました。そしてS9がスクラムハーフとしての役割を果たし危険予知をしてくれたことで川西RSさんとの第2ラウンドの結果は第1ラウンドの半分の失点になりました。

改めてボールゲームはディフェンスが大事なのが分かる試合でした。また最後の紅白戦は私もフィールドに入り選手間のコミュニケーションの声を近くで聞くことができました。このチームの弱点であるディフェンス次週から修正していきます。

次に今日のMVPはK2とS21 です。2名ともタックルが素晴らしかったです。K2は飛び出しが鋭すぎてオフサイドを数回取られていましたが、それでよいのです! 次回は“立ち位置”に気を付けて今日と同じスピードで飛び出してください。(コーチ的にはセーフに見えましたがレフリー的にはオフサイドだったようです。) 次にS21は感動です。S21は大きい選手の片足にしがみついて前進を阻むナイスプレーでした。20~30cmぐらい身長差がありながら、あのしがみつく姿は恐怖に打ち勝っている姿は最高でした。(上記2名以外にこの日は「タックル合格」と言った選手がいますが、厳密にいうとあと一歩です。それはお腹にタックルしただけで足を動かしてないのからが理由です。)

タックル以外で見つけた素晴らしいシーンを見ることができました。次の試合までの空き時間グラウンドの片隅でR12, H14, K17, H25の4名が次の試合に備えて2対1のパス練習をしているではないですか? 自発的に練習をする。すごく良いことです。それにつられて自主練習を始めた数名の選手たちもとてもいいです。このようなプレーをオフザボール(OFF THE BALL)といいます。少しでもラグビーが上手になる努力をしてみてください。必ず試合で活躍できるようになります。

最後に今回5試合あると思っていたらスケジュール表を読み間違えて4試合でした。すみませんでした。しかし、4試合目が紅白戦に変更になったことで、プレイ時間が増えて逆に助かりました。以後注意します。(重ねて反省!)

(予告)

次回よりディフェンスします。ディフェンスは約束事が多い練習です。1人でもさぼったりまた一人だけ勝手な動きをすれば簡単にこわれて、「団子ラグビー」に逆戻りになります。そうならないためにもみなさん! ディフェンスは必ず約束事を守ってください。

そして今後コーチが説明しているときに (今日も2名いました。)

1)よそ見する

2)隣の生徒とおしゃべりする

3)下を向く、砂(芝)をいじる  の行為は必ずしないでください。

説明を聞いてくれなかった場合コーチの引退時期が2024年3月から1年早まって2023年3月になりますのでご注意ください。 

11/6 5年生 3ヵ国対抗ラグビー(最終節)

11月6日はマルチグラウンドで 生徒20名、指導員4名で練習をおこないました。この日は「豊中ラグビーカーニバル」が開催されていて、外部から未来のラガーマン&ラガールになる可能性がめちゃくちゃあるちびっ子たちがタックルの無い、「タグラグビー」を楽しんでいました。

我々5年生は「3ヵ国対抗ラグビーリーグ戦」(校内マッチ)の最終節を行いました。優勝に圧倒的有利なR8率いる「ブラジル」チーム、直接対決の結果によっては優勝の可能性のある、S9率いる「静岡ジャパン」、上位の結果によっては「ひょっとしたら!あるかも?」のL4率いる「フランス」チーム、3チームが優勝かけてガチンコの勝負をおこないました。

その前にリーグ戦が開催されるので全体練習は少な目にします。ということでウォーミングアップは力をいれました。以前おこなった「変形グループ走」 6~7人で 一列にならび、ジグザグ走、丸太越え、トンネルくぐりなどをリレー形式でおこないました。上手なチームはリレーのつなぎのコミュニケーションがスムーズでしたね! 次に「お宝守りゲーム」 グリッドの真ん中にマーカーを10個置き各チームより守備(鬼)1名を出して別のチームが10個全部マーカーを取りにくるので、それを守ります。1分間でマーカーが1個でも残っていれば守備の勝ちです。全部取られたら守備の負けで守備1名を選出したチーム全員が罰ゲーム!となります。鬼は360度あらゆるところから攻撃側の手が伸びてくるので俊敏なフットワーク、360度を見回す視野などラグビー要素のはいった楽しいゲームとなりました。おもしろかったみたいで「もう1回やろう!」のリクエストが入りました。(この声は正直コーチとしてうれしい!)

そして、全員でタックル練習をおこないました。事前に生徒さんには5年生が目指すタックル動画がYouTubeにありましたので、それを見てもらうようにお願いをしていました。頭にイメージできている状態でグラウンドに来ればそのイメージで生身の人間にタックルすることができます。1つ1つ丁寧におこなっていますが、本日のリーグ戦では「まだまだ」目指すタックルができる生徒がいません。ほんままだまだ我慢の指導が続きます。

そして、各チームに分かれて練習後「3ヵ国対抗リーグ戦」を行いました。久しぶりにレフリーをおこない、記録はYMUコーチにお願いしました。

それでは結果です。

静岡ジャパン 5   vs  21 フランス 

静岡ジャパン: 9スグル、S6,  13ナツト、 17しげ、22オバチー

フランス:L4ジャルジャル、K7, A10, 12トミー、15,カザホ、18 りゅうのすけ、 S21,  25 まっちゃん

TRY:静岡ジャパン:13ナツト フランス:4ジャルジャル、S6、15カザホ

GOAL:  フランス : 4ジャルジャル、S6、 15カザホ

ブラジル 21 vs  5  フランス

フランス:L4 ジャルジャル、K7, A10, 12トミー、15,カザホ、18 りゅうのすけ      S21, 25 まっちゃん

ブラジル : 8リオ、K3, 5けいと 14ハヤト、R19, 23もやし、24ユウスケ

TRY  フランス:15カザホ   ブラジル: 8リオ、 R19,  23もやし

GOAL ブラジル : 8リオ、 R19,  23もやし

静岡ジャパン : 0   vs  21 ブラジル 

静岡ジャパン : 9スグル、S6,  13ナツト、 17しげ 22、オバチー

ブラジル   : 8リオ、K3, 5けいと 14ハヤト、R19, 23もやし、24ユウスケ      

TRY ブラジル : R19, R19 そしてつないでトライ24ユウスケ

GOAL  :  ブラジル: R19, R19、24ユウスケ

ブラジル 2勝、 フランス1勝1敗、 静岡ジャパン 2敗 という結果でした。

ブラジルは今節で2回のハイタックルをとられましたが負けなしということで初開催のリーグ戦で初優勝となりました。おめでとうございます。優勝されました「ブラジル」チームは年末に予定されています、茨木RSさんとの定期戦には豊中RS代表として出場していただきます。「リーグ戦のチャンピオンチーム」としてもっと暴れてください。(でもハイタックルはリーグ最多です。全然コーチの指導を無視してませんか? お腹ですよ!)

副キャプテンのL4が率いる「フランス」はボールをもっとスペースにパスを回すことを考えてほしいですね! パス=ボールを落とすかもしれないという気持ち、勝たなければいけないという気持ちがボールを長く持ってしまい、結果として敵に囲まれることになります。ボールは落としてもいいんです! 相手に取られてもオッケーです。 練習でできないことは試合でもできません! パスを通すための貴重な時間とタイミングをこれからも大事にしてください。

良い例:JAPANのN13は毎回ボール落としても、落としてもトライを取る男です。(ちょっと落としすぎですけど! でもいいんです!)

静岡ジャパンは最終節までベストなメンバーが揃いませんでした、シーズン途中で主力メンバーが3人も抜け、最終節も5人で戦わなければならないという非常事態の中のリーグ戦でした。結果としてこのリーグ戦で優勝したブラジルに勝ったことがあるのは静岡ジャパンだっただけにベストメンバーでのガチンコ対決みたかったですね! (今日出席の5人に拍手です。よくがんばりました。)

それでは 各チーム成績と トライ王の発表です。

優勝:ブラジル   勝ち点 24ポイント (29p)  5勝1敗

   (総得点: 123点 総失点 39点 得失点差 +84点)

2位:フランス   勝ち点 20ポイント (15p)  2勝4敗

   (総得点: 75点 総失点 111点 得失点差 ―36点) 

3位:静岡ジャパン 勝ち点 16ポイント (16p)  2勝4敗

   (総得点: 75点 総失点 123点 得失点差 ―48点) 

(ブラジルは勝ち点29ポイントでした。 しかし、ハイタックル数が全体で最多のため、15ポイントで3位だったフランスに5ポイント献上しました。これによりフランスが2位になりました。)

トライ王: R19(ブ) 9個です。すごい!

ちなみに 2位 23もやし(ブ)6個、、3位 5個で1さわやん(日) と4ジャルジャル(仏)

MVPは R19(ブ)(走攻守で活躍 優勝に大きく貢献)  

MIPは8りお(ブ)、15かざほ(仏)の2名です。2名は“つなぐトライ”に貢献しました。2名のラグビー偏差値上昇してます。

あと特別賞が3名です。12トミー(仏)、14ハヤト(ブ)、22オバチー(日)の3名、自分のプレー以外にチームを勢いづける声や体を張ってチームプレーをしたことが選出ポイントです。特に22オバチーは5人という状態の中、よくがんばりました。

声を出すって!コーチは手取り足取り技術指導ができるものではありません。シンプルに生徒一人一人の気持ち次第です。 コーチがみなさんに経験上伝えたいことは 声を出す—> 元気がでる。–> 1歩前に踏み出す—> 楽しいラグビーが体験できます。 (保証します。)

最後に私が練習メニューを作る時に参考にする元サッカー日本代表監督 故イビチャ・オシムさんの名言 : 「若い選手にはミスする権利がある。」 

11/3 5年生 スクール大会 「1歩前へ!踏み出そう!」

11月3日(祝木)文化の日 スクール大会 生徒19名、指導員3名、お父さん指導員2名  <— 助かりましたありがとうございます。

秋晴れのとても良い天気の1日、花園ラグビー場にてスクール大会が行われました。コロナ禍の影響で5年生、6年生の2学年だけの大会となりましたので、昔のような混雑もなくスマートな大会となりました。5年生ハ元々20名で参加ということでチームを10人、10人に分けていましたが1名欠席となり19人になりましたので急遽プランを変更し、万が一の選手交代に備える形をとるため、この2チームが1試合の前半、後半で交代するようにして全員が大阪府下の強豪スクールさんと戦うようにしました。 

チームは以下の2チームです。

Team A: OGW05 

A1,L4,K5,S9,R12,N13,K15,S21,Y24 

チームキャプテン:L4  ゲームキャプテン:K5  イメージキャプテン:R12 

Team B: SGT17 

H6,R8,A10,H14,H16,K17,R19,C22,H23,H25 

チームキャプテン:R8  ゲームキャプテン:K17 イメージキャプテン:H14 

それでは結果です。1トライ=7点で表示 

vs 枚方RSさん    Team A  0 – 49   Team B  7 – 35    TTL  7 – 84  負け 

vs 大阪中央RSさん Team A  0 – 42   Team B  0 – 42    TTL  0 – 84  負け 

vs 東大阪RS  さん Team A  0 – 35   Team B  0 – 28    TTL  0 – 63  負け 

vs 東淀川RS  さん Team A  49 – 0   Team B  56 – 7    TTL  105 – 7 勝ち 

今回は「新戦術」導入初の対外試合でした。まずはこの戦術に慣れるということ!あとこれは指導者側も手探りなのですが「フリーマン」の設定はどこのポジションが有効なのか?というのも試しながらの戦いとなりました。 

午前中の2試合は今取り組んでいる「タックル」が指導した通りにできていないため、ディフェンスがいつものようにザルです。(手だけでタックルにいこうとしている。)また相手の背の高く大きい選手にビビッてしまい、体が硬直し動けない。この大きい選手が走ってきたら、駅で電車が通過するのを見送る駅長のように「お見送り芸人」になっていました。 

今回タックルには少し期待をしていました。というのはつい先日、生徒全員にタックルについてアンケートをとったところ。今回参加者19人中で「怖い」と回答したのは4人、それ以外の15人は「タックルするのはラグビーでは普通のこと」と回答してくれていたからです。でもフタを開けてみると、C22以外はすべて「お見送り芸人」でした。 

残念です。なので午後からの試合に向けて、コーチ側も工夫します。試合後の結果をいつものように「1本2本」という言い方でをするのではなく、点数(TRY+GOALの7点)で伝え、「笑ってられない」状況にあることを伝えました。しかし、5年生はK15、Y24以外の心を打つことはありませんでした。(Y24は悔し涙を流し、K15は次の試合に向けてしっかり次の対戦相手の試合をみてくれました。) なので、この二人の「戦う炎の目」が消えていなかったので、この炎を全員に伝えるため昼からディフェンスについてコーチ全員が見本を見せて体をはります。なぜディフェンスを頑張らないといけないのか?見える形で伝え、全員に「次の試合で「1歩前」に足を出してみよう!」と投げかけてみました。するとチーム全体に火がついたようです。午後1発目(3試合目)の試合結果は上に書いた通り、明らかに被トライ数が減りました。チームのために体を張り、また今日は突進を見送っていた大きい相手にも勇気をだしてタックルに行って倒した結果です。(これには感動しました。)また相手のトライも、いつもは豊中のタックルが無いからグラウンド中央をまっすぐ走ってというトライが減り、サイドドライン際(隅っこ)への被トライが目立ちました! ラグビーはやっぱりディフェンスが大事なことを体験できたと思います。 

4試合目は勝ちに飢えた選手たちです。最終4試合目にも関わらず今日1番の集中力を発揮し、相手からボールを奪い、トライを重ねました。(しかし、ワンサイドゲームはプレーが雑になる弊害がでましたので、試合後のミーティングではBestは3試合目、ワーストは勝利した4試合目と伝え「3試合目のディフェンスを忘れないように!」と全員に説明しました。 

また新戦術の攻撃面ではアタックラインが無くなって以前のような「団子ラグビー」になる場面も減少しました。今回強豪スクール相手にスコアできませんでしたが、いわゆる「トライを予感させる状態」になるのが何度か見られましたので、今後の改善点はフリーマンの選定だと思いました。まずは今日思ったのは「SOがフリーマンでよかったか?」でした。これからの練習で違うパターンも試してベストを探りたいと思います。 

また、今日はケガする生徒が多くでました。大阪中央RSさんはしっかりしたSAがしっかりした装備で試合を見守っていました。今日の5年指導員は今回3名(助っ人お父さん指導員2名で5名)という参加、1名が他の試合でレフリーのため離席、1名はARの場合、ベンチの私がSAも兼務しないといけないので次回以降、SAグッズの充実を図らなければと思いました。  

最後に本日対戦していただいたスクールの皆様、並びに開催いただきました協会関係者の皆様ありがとうございました。 

さあ次は3カ国対抗ラグビーの最終節ですよ! 

10/30 5年生『見たら負け』『待ったら負け』

10月30日(日)豊中3中 生徒20人、指導員5名

秋晴れの心地よい朝です。ラグビー日和です。29日の日本代表 VS ニュージーランド代表の試合惜しかったですね! NZは バレット、リーコ、サヴァエなどが出場していなかったみたいですけど日本代表は100%「ストリートファイト」をみせてくれました。 (誰も練習すれば強くなるんです!)

アップは暑かったので 「だるまさんがころんだ」を選択しました。10m先でコーチ(鬼)2人がボールのパス交換をおこないます。ボールが空中にある時だけ前に進んで良いルールにし、ボールを持っているときに動いたらアウトにします。アウトになればその場で体幹トレーニングをしてもらいます。ゲームはフェイントなどで数人はアウトにできるのですが、さすが小学生です。この昔からの伝統的な遊びである「だるまさんがころんだ」 遊びの時の子供の集中力は無敵! 何度も攻め込まれて鬼は退散しました。

次に4連パスをおこないました。先週と違うのは2グループに分けたので1グループ10人ほどです。1回で4人使うのでパスして走り終えるとすぐに次の順番がきます。特に列の真ん中2つのポジションは戻るのが大変です。このような状態ですが、早くもどった選手が真ん中を埋めてパスを継続します。2グループがボールを落とすまで、どれだけパスをつなげることができるか?競争しました。とりあえず30秒継続を目標におこないましたが、1グループが30秒やりとげました。(このグループの勝因はコミュニケーションです。)

次にタックルをおこないました。日曜の夜からコーチの夜寝るときの布団の下に引くマットレスとして使用するつもりで買ってきたまだ誰も使っていない新品のマットレスを3段重ねて汚れないように布団カバーに入れてヒモでぐるぐる巻きにしたマットをタックルされた生徒が安全に倒れれるようにクッションとして準備しました。このクッションがあるのでタックルされる生徒にはお腹を空けて構えるように指示を出します。そしてタックラーには毎週練習している「型」でタックルをしてもらいました。この狙いは「タックルが怖い」という生徒もいますので、前から言ってる「タックルポイント」で唯一やわらかいところ。「おなか」にタックルをして「痛くない」というのを体感してもらいました。コツをつかんだ生徒もいれば全然ダメの生徒もいます。 次のタックル練習は「君たちの手を奪います」 (今日コーチはこのマットレスで寝ます。)

そして、ここから新戦術習得の時間です。11月3日の試合で使っていきますので、まずは“プレッシャーなし” で役割を覚えてるため何度も反復し、次に試合形式の“プレッシャー有り”で実戦感覚をつかみます。見てて思ったのは「メイクライン」(ラインの形成)が速くなったことです。 ここでの問題はいまだに低学年と同じ動きをする生徒がいることです。とにかく「ボールの近く」にいつもいる “団子ラグビー” の主役たちです。彼らがチームのために動くのはいつの日になるのでしょうか? “ラグビーはチームスポーツ”ということに早く気付いてほしいものです。

最後に11月3日(祝)はスクール大会です。20名2チームで参加する予定です。対戦相手も大阪の強豪スクールばかりです、なので5年生は日本代表のように「ストリートファイト」の気持ちで挑まないと20点(大人ラグビー換算で140点)ぐらいすぐにとられ、メンタル折られますよ!(いっときますがコーチは今回も「サイレントラグビー」です。自分たちでチームとしてひとつになって戦ってください。)


 (おまけ)ストリートファイトについて 日本代表 下川選手のコメント

「ストリートファイトは、いきなり始まる戦いです。相手をリスペクトしつつ、先手を打つ。局面、局面で仕掛ける。プレッシャーをかけ、相手のしたいプレーをさせない。…僕もそれを体現したいです。練習中も、『見たら負け』『待ったら負け』という言葉をよく使います」 

(私の息子(今社会人)が通っていた広島のとある高校は昔からまさに「ストリートファイト」のスタイルでした。)

10/23 5年生 ”えっ!” 指導員1人! えっ!ワンオペ?

10月23日(日)豊中3中 生徒16人 指導員1人 

さぬき遠征明けの練習でした。生徒は8名欠席、そして指導員も5名欠席で、初のワンオペで指導しました。せっかく3,4年生が対外試合へ参加していたため広いグラウンドが使えます。以前から練りに練った「新戦術」を導入しました。 

1)アップ :広いグラウンドです。まずは軽く「1週」って言ったら、「2周」って生徒から声があったので、そのまま採用2周走ってもらいました。 

2)4連パス: 合宿で親子でおこなったパスではなく、一方通行のパスです。4列を作って外側の選手からパスをスタート、2番、3番とパスをつなぎ、反対側の4番目の選手へパス、4番目の選手はすぐに内に返し、ボールは元の位置にもどっていきます。もどったらまた反対側にパスをつなげていきます。1分間継続を目標にしましたが、まだパスができない生徒がいて結局1分どころか30秒もできませんでした。(パスは自分1人でえんしゅうできますよ! 毎日お家でラグビーボールにさわってください。)

3)新しい押し方: さぬき遠征ではBD(ブレイクダウン)で押し込まれることが多く少人数でボールの球出しができませんでした。なのでもっと膝を使った押し方を教えて練習してもらいました。ポイントは下から上です。そして押している時は足の運びをやめないことです。 

4)新戦術導入: 内容は試合前なので秘密! 少ししゃべると!とりあえず5年生の今の課題、A) ラインの整備、B)10分ハーフを走り切れるスタミナと大きな2点について取り組みます。できればスクール大会で披露したいですね! 

5)練習試合: 8人、8人の2チームに分けて試合をおこないました。最初の10分は  ⅰ)走ってはダメ! ⅱ)ボールは両手 の縛りをつけて「歩くラグビー」をおこないました。この2つ以外は9人制ルールです。歩いているから追いつける、歩いているからタックルもできるなど、だれでもスキルを使えるようにしてみました。 

6)最後は8人(ビブス着用)対8人(ビブスなし)で通常の試合です。今日習ったことをすぐに表現できるか?をみてました。結果はビブスなしチームが圧勝でした。この結果から、コーチとして最大の課題である「タックル」をどうするか?です。以前ある選手に聞いたことがあります。「自分から相手にぶつかっていくのは痛くないけど、タックルは痛そうで怖い」でした。怖いならタックルしなくてよい!と言っていますので、コーチとしてはまず「恐怖心」を取り除いてあげるのがコーチングのみせどころでしょう! 来週までの宿題となりました。 

最後に今日はワンオペでとりあえず2時間全員怪我無く終われました。今日はヘルプしてくれたコーチが豪華でした。「スクールの校長」、「委員長」、「YMCコーチのパパ(中学コーチ)」が手伝ってくれました。どうもありがとうございました。そして校長から5年生へ解決すべきもう一つ宿題をもらいました。次週タックルと合わせて練習でスキルアップです,。

また来週は3カ国対抗ラグビー最終節です。優勝チームはどのチームでしょう?そしてMVPは誰でしょう?

10/15-16 5年生 さぬき遠征(Day 2)

Day 2

当初の天気予報では雨が降り出すと予報がありましたが、とても良い大ハズレの予報で快晴でした。朝ごはんはホテルの大広間に生徒、保護者、指導員全員でいただきました。やっぱり日本の朝はご飯に味噌汁を中心にした献立だな!と再認識するほどおいしい朝食でした。(私だけですか?昭和ですけど何か?)

朝食後バスに乗って昨日練習したグラウンドに向かいました。到着したらすでにさぬきRSさん他3チームもがウォーミングアップをしていて、会場は一気に「試合モード」の雰囲気になりました。豊中5年生は当日合流組も含めて20人、2チーム編成で4試合を戦いました。今回はいつもキャプテンをしているR8,L4にはキャプテン職をあえてさせないで1選手としてのびのびプレーしてもらうチーム編成ですにしてみました。 以下結果です。

Team H14 メンバー

H14(C), R8, R12, S9, H16, K17, S21, H23, Y24, H25

Team A10 メンバー

A10(C), A1, K3, L4, K5, H6, K7, R18, R19, C22

Team H14 vs さぬきRS        1 – 2  Lost

Team A10 vs 高知 RS        1 – 2  Lost

Team H14 vs 高松ラグビー少年団  4 – 2  Win

Team A10 vs 小松 RS        1 – 4  Lost

前日のK3の予言どおり 相手は「強かった」ですね! 特にさぬきRSとの試合ではその前日の合同練習の時、豊中で行っているタックル練習メニューをおこなったのですが、さぬきRSさんの生徒1名の「お悩みポイント」を解決してしまったらしく、試合では彼の「ナイスタックル」を連発されました。私としてはタックルの練習メニューの指導方法は間違ってないみたいでとてもうれしいのですが、なぜ豊中の生徒に伝わらないのでしょうか? (さぬきの彼は時間にすれば練習時間15分そこらでタックルができるようになってしまいました。教え方に間違いがないのに!)

また キックオフの高くあがるボールをダイレクトでキャッチできる選手が豊中にはまだまだたくさんいますので、ここも集中して教えていきましょう!

高知RSさんとの試合ではトライまでもうちょっとのところまで行きながら、ターンオーバーされ相手のランナーに2回もトライされました。いいところまで行くということは良い繋ぎができている証拠です。最後にフィニッシュ何が足らなかったのでしょうか?

小松RS さんとの試合では体格の大きい選手の突進に完全にビビりましたね!相手の必死に走る顔を見てしまうとほぼ***相手を止めることはできません。いままでずーーーっと言い続けていますが、「相手のおなか」だけを見てそのおなかにじぶんの肩をあてる。これ一択です。今後相手も今回の相手のようにどんどん大きくて、筋肉もついてきます。おなか以外にタックルしたら自分の肩をケガするリスクが増えます。君たち!5年生は6年生になるまであと6か月あります。毎週練習メニューに入れますので「タックルスキル」だけは「さぬきRSのあの少年」のように!15分くらいでマスターしてください。***(大きい相手に体をぶつけてたK3は良かったですよ!「相手が強い!」と分かっていて立ち向かってくれました。でもタックルはおなか一択ですよ!)

そして、高松ラグビー少年団さんとの試合では「R12 トミー」がMVPですね!今の5年生で足らないことを彼は10分間やり続けました。それは声です。今回はサイレントラグビーというルールがあるため、試合中に指導員や保護者が選手に声かけすることはできません。今回戦った4試合中この1試合だけが0点に抑え且つ4点も取った試合でした。もちろん彼以外の選手の働きもあっての勝利でしたが「彼の声かけ」はコーチがもし声をだせるなら「ここっ!」ていうところで、最初から知っていたかの如く100%言ってくれました。特にディフェンスです。「ヤンボール」(your ball がこう呼ぶようになったと思います。)の声を本当にドンピシャのタイミングで発するのです。それが何度も何度も全く同じタイミングで! (10年目のベテラン選手みたいにバッチリのタイミングでした。)彼のおかげで他の選手のディフェンス準備が素早くできたため相手のアタックがトップスピードになる前にシャットアウトしていました。 ここでKYっていう言葉ご存じでしょうか? ギャル語のKY(空気が読めない)ではなく、工事現場など危険をともなう作業をする場所では「KY」という言葉が使われます。「危険(K)予知(Y)」の意味です。彼の発する「ヤンボール」という声はまさにそのKY危険予知なんですね! あのタイミングでしかもあの声の大きさで10分間言い続けれる選手はいまのところ5年生ではトミーだけかもしれません。外で見ていた指導員、保護者にも伝わる彼の発信力!すごいの見せてくれました。 (あとトミー自身への課題です。声と自分の動きをシンクロさせてください。現在のトミーのプレーは“光と音”みたいな状態です。声が先、自分の動きが後になっているため、動作が1~3テンポ遅いです! )

今、5年生で私が合格と認めるタックルを試合でできる選手は誰一人いません。タックルはできないならば練習でマスターすることが必要ですが、声は練習がいりません。ただ大きき声でみんなに伝えればいいだけです。今度のウォーミングアップは「モッツァレラチーズゲーム」とかしてみます?大声でますよ!

最後に今回の遠征で大変お世話になりました「さぬきRSさん」、その関係者の皆様、そして対戦していただいたチームのみなさま、保護者の方々や応援していただいたすべての皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

参加 生徒20名 指導員5名 

10/15-16 5年生 さぬき遠征(Day 1)

10月15日~16日の2日間 5年生は香川県へ遠征して、以前より親交のある「さぬきラグビースクールさん」(香川県)、さらに「高松ラグビー少年団さん」(香川県)、「小松ラグビースクールさん」(愛媛県)「高知ラグビースクールさん」(高知県)と4チームとフレンドリーマッチをおこない、ラグビーをする友達をたくさん増やしてきました。

Day 1: 

朝6:30 集合です。指導員、保護者は1週間の仕事や家事等の疲労がピークに達した人が多い中ですが、生徒さんは朝からめっちゃ元気全開です。あの小さい体のどこにエネルギーをため込んでいるのでしょうか?

そして出発です。バスは高速に乗って、淡路島、徳島県を経て香川県へ! 車から見る車窓は素晴らしく、特に海が見えると心と疲労は癒されます。(海は心を落ち着かせるセラピー効果があるそうです。もし心が荒れてるときは海を見に行ってください。)

そしてバスは香川県「こんぴらさん」に到着です。
「こんぴらさん」とは 金刀比羅宮(こんぴらぐう)というお宮にいる海の神様を「こんぴらさん」と呼んでいます。参道の長い石段は有名で、参道口から御本宮まで785段、奥社までは、1,368段というとても有名な観光名所です。

昼食をすませた5年生! 「集合時間の兼ね合いもあるので途中まで登ってみますか?」というNM主任の号令で階段を登っていきます。階段の両端にはお土産屋さんも軒をならべていて「観光地!」ていう軽い気持ちで階段を登っていました。ところがです、階段1段1段の高さが小中学校の校舎の階段より高い! 300段近く登ったところで全員に疲労の顔が見えます。「こそろそろ引き返そうか?」N主任の言葉で「帰るモード」の空気になったとき、「最後までいこうや!」とH16が冗談でポツリ、その言葉に私も冗談で「よく言ったぞ!ほないこうか!」と言ってしまいました。「えーーーー」と帰るモードになっていた生徒からのボヤキ声が「コーチ!おまえ!何を言ってんねん!」と私は生徒からするどい眼光を飛ばされます。そして全員が意地になって先へ登っていきます。

と引くに引けない状態で、ついに残り480段ほど登り「金毘羅宮」に到着です。登っている途中に限界がきた数名の生徒がいてそこで折り返しを待っていて!と言ってましたが、その生徒たちも少し休憩して体力復活させ登り切りました。今回参加した全員が「785段を完歩」しました。すばらしい! チームで一つの目標に向かってやり切る、そのためにはいろいろ困難がありましたが、なんとか登り切って全員で見た、あの綺麗な景色は忘れないですね!今私は両足太ももの筋肉痛に襲われてこのブログ書いておりますが、5年生全員に最高にとても良い「チームビルディング」になりました。全員でこの素晴らしい景色をバックに記念写真のあと、金毘羅宮へR8キャプテンを先頭に全員で明日の試合の必勝祈願をして下山しました。(ここでエピソードをひとつ登りでヘロヘロになっていたR18、しんどそうだったので彼の水筒とカバンを持ってあげました。下山時も同じく荷物を持っていたのですが、下りはスキップしながら下りていきます。「おい!なんや!めっちゃ元気やん! どーゆーこと!」 でした。)

そしてバスはさぬきRSさんの待つグラウンドに到着です。野球もできる多目的グランドで。野球で「外野」と呼ばれる場所はとてもきれいな芝生で広々しています。そこで初めて「さぬきRSさん」とご対面!です。このさぬきRSさんの高学年の指導員は私の息子も通っていた、広島県尾道高校のラグビー部の先輩(1つ上)が指導されていました。なのでスムーズに練習にはいることができました。 私も豊中で練習メニューを考えるときは尾道のラグビーを参考にしていますので、両方の生徒さんにとってあまり違和感がなく練習ができたと思います。しかしながらコンタクトを含めた練習では豊中のほうが圧倒的に練習不足を感じました。コロナ禍でコンタクト系の練習をあまりしてこなかったことを少し反省しております。(これからもっと増やします。)

そして約2時間弱いっしょに練習をおこないました。 帰りのバスでK3に「勝てそう?」聞いたら、「強い!」とポツリ!「おい!まじか?」 明日は激戦になる予感がしました。

ホテルに着いてチェックインしすぐにお風呂そして夕食です。夕食ではメニューの一つとして「さぬきうどん」があったそうです。(コーチはさぬきRSさんとの懇親会参加のため夕食はみんなと食べておりません。)あとで聞いたS21の食レポでは「とてもモチモチしてコシがあり、美味しく、こんなうどん食べたことなかった。」そうです。(涙)

懇親会が終わって部屋に戻ると、すべての部屋が静かになっていました。今日のこんぴらさんはかなりハードだったみたいですね! 静かに1日目の夜がふけていきました。

DAY 2へ 続く! (まだ編集中)

10/5 5年生 安全なタックルとは?

10月9日(日)8中 生徒17名 体験1名 指導員3名 

10月の3連休の2日目です。今日は午後から雨が降るという天気予報がありましたのでメニューも少し「巻き目」で進めていきました。 

1)今日から全体で体操が始まりました。だんだんコロナ前の状態に戻りつつあるのを実感しています。グラウンドを走って来た生徒さん、水飲んだあと早速ウォーミングアップをおこないました。まず最初は「9マス鬼ごっこ」 1,2,3のタイミングで9マスの中をジャンプして移動し鬼役の生徒と同じマスにジャンプしないというルールです。鬼は10回のジャンプ以内に捕まえないとペナルティ=バーピージャンプ が待ってます。 

プレー中は縄跳びのようにずっとジャンプしているのでこれは縄跳びの変わりになるアップになりそうです。 

2)同じくウォーミングアップとして5人組で円になります。互いを肘と肘で組み合って表向き、裏向きの2パターンでジグザグにコーンを回る競争です。先ほどの9マス鬼ごっこもこの円陣ランも「声」を出すことが狙いでした。円陣ランについてはどうすれば上手に走れるかできてません。次回もう一度チャレンジしてもらいましょう! 

3)タックル指導! これはコーチの持論です。 

「小中学校でのタックルは必要ない!」   と思ってます。 

「タックル」は「タックル肩」を作ってからでないと大けがにつながります。もし今の年代で脱臼なぞしてしまうと、ほぼほぼそこで生徒さんの「ラグビー」は終わってしままします。しかし、そうはいってもミニラグビーはタックル禁止ではありませんのでタックルも覚える必要があります。そこで、タックルで1つだけ安全な部位があります。それは「おなか=腹」 です。ここしか自分の肩を守るタックルゾーンはありません。なので5年生のタックル練習はこの1点のみしつこく教えて「タックル肩」でなく「タックル型」を作っていきこうと思います。キックの練習とタックル練習はしっかり「型」を教えていきます。しっかり覚えましょう! 

次に2コートでタッチフットをおこないました。5人、4人で守るには少し広いコート横のスペースの使い方を学びます。最後にコンタクトありのゲームをおこないましたがタッチフットの時はバックスのラインがありますが、コンタクト有りのゲームだとラインが消えます要かもです。 

10/2 5年生 3ヵ国対抗ラグビー(第2節)

10月2日(日)マルチグラウンド 生徒22名 指導員6名

あの花園第1Gでの試合から1週間経過しました。3敗した原因や、東淀川RS&淀川RSさんとの試合結果から見てわかるように5年生のできていないところはディフェンスです。なので、今日からディフェンス練習の時間を長めにとって練習をおこなってみました。

1)ウォーミングアップは チーム戦で「ジグザグ走」、「股の下くぐり」、「人間ラダー」、「馬跳び」などを組み合わせて実施してみました。結構楽しかったようで、生徒からアンコールの声もありましたが次があるので2回戦で終了しました。またやりましょう!

2)タックルの練習をおこないました。今までのタックルの指導方法では A) 相手の近いところに足を踏み込む(パワーフット) B)自分の胸を相手のおなかに当てる。C) 両手で相手を掴む。D) 両足を動かし相手を倒すでした。 こうやって読み返すと難しいことを言っていましたので、もっと簡単に指導できないか?いろいろ調べ、生徒が覚えやすいように「型」を作り、その「型」を覚えてもらうことにしました。ポイントは「手でつかむ場所」 です。いままで「おなかに入る」しか言ってきませんでしたが「手」のつかむ場所を決めてなかったので「膝裏」をつかむにしました。しばらく無意識に手が膝裏をつかむまでタックル練習を続けます。(おなかにはいる + 膝裏をつかむができたら合格です。) 

3)1対1でオーバーの練習 5mの距離をとって両サイドに選手をわけます。その真ん中にボールをおいて片方の選手がボールの上をまたぎます。もう片方の選手はまたごうとする瞬間を狙ってダッシュ!相手選手を押しかえします。この練習はラックというプレーに対して押し返してボールの上からスイープ(一掃)する(これをカウンターラックといいあす。)この練習ではK15が激しいPUSHを見せてくれ、K5とH14のガチンコ対決はお互い譲らない迫力ある押し合いでした。

4)今日のメインイベント3か国対抗ラグビーです。 以下結果です。

ブラジル 28 – 7  フランス

ブラジル:K3,ケイト⑤,りお⑧, ハヤト⑭, R19, もやし㉓、ゆうすけ㉔

フランス:ジャルジャル④、ケント⑦、,A10, カザホ⑮,りゅうのすけ⑱,S21,まっちゃん㉕

ブラジル:前半TRY: りお⑧,、R19 前半 GOAL: りお⑧,,R19

     後半TRY: R19,R19 後半 GOAL: R19,R19

フランス:前半TRY: ジャルジャル④ 前半 GOAL: ジャルジャル④

静岡ジャパン 24 - 21 フランス

静岡ジャパン:さわやん①、ケンタ②、,H6, しげ⑰,  R20, オバチー㉒

フランス:ジャルジャル④ ケント⑦、,A10, カザホ⑮,りゅうのすけ⑱, S21,まっちゃん㉕

静岡ジャパン:前半TRY: さわやん①,ケンタ②  前半 GOAL: ケンタ②

          後半TRY: さわやん①,さわやん① 後半 GOAL: さわやん①

フランス:前半TRY: ジャルジャル④,A10 前半 GOAL: ジャルジャル④,A10

            後半TRY: A10      後半 GOAL: A10

ブラジル 19 -  5  静岡ジャパン

ブラジル:K3,ケイト⑤,りお⑧, ハヤト⑭, R19, もやし㉓、ゆうすけ㉔

静岡ジャパン:さわやん①、ケンタ②、,H6, しげ⑰,  R20, オバチー㉒

ブラジル:前半TRY: もやし㉓ 

     後半TRY: もやし㉓,もやし㉓ 後半 GOAL: もやし㉓,もやし㉓

静岡ジャパン:後半TRY: オバチー㉒

第2節終了時の 勝ち点 ブラジル18、静岡ジャパン13、フランス 9 となります。 ブラジルは3トライ差以上のボーナスポイント1加算、フランスも7点差負けだったので+1ポイント加算してます。

ブラジルのディフェンスが良くて各試合それぞれ1トライに抑えています。攻撃面はR19&もやし㉓と さわやん①が3トライのハットトリック達成しております。R19は前回と今回2節連続のハットトリックを達成MVP最有力候補です。それを追いかけるのが同じチームのもやし㉓今日は初めてゴールキックも成功させました。練習の成果でてますね! 静岡ジャパンのさわやん①も5トライ! また守備面では先週の花園でブレイクしたS21、そしてハヤト⑭、ケイト⑤、カザホ⑮の「足腰強そうな3人組」がディフェンスではがんばっていました。トライする人が目立ちますがコーチはトライを防ぐディフェンスをしている選手もしっかりみてますので ディフェンスでMVPもありですよ! またどんな時もチームを鼓舞する声を出している選手!も十分MVP候補です。なのでMVPは全員にチャンスがあるので最終節も全力でがんばってください。

おまけ) 生徒さん目線では勝敗はかなり重要ですが、コーチ目線ではそこは2番目です。1番目は指導したプレーができるかどうかしかマジでみてません。試合のなかでいろいろ失敗をしてください。なんぼコーチが言っても経験しないと気付かないこともあると思います。秋から冬にかけてたくさん試合もあるし、リーグ戦もあります。どんどん試合に出て失敗してください。まだまだ失敗がたりません。今年出し尽くすぐらいやらかしてください! ねっ しげ⑰ちゃん!

おまけ2) 静岡ジャパンのスグル⑨ゲームキャプテンへ! 今日は手首痛で欠場となりましたがあなたがいないとチームがまとまりません。ジャパンの選手がスローフォワードのパスをしました。しかもパスした相手がフランスのランナーA10にラストパスを送ってしまいトライされました。(試合はジャパンが勝ちましたが、昨日あのパスはとてもタイミングがよくコントロールされたきれいなパスでした。)こんなことがおきないよう!しっかり手首を治してチームをまとめて最終節逆転Vをみんなで目指してください。

9/25 5年生 高槻RS40周年記念大会

9月25日(日) 生徒22名。指導員4名 

今日は花園ラグビー場にて”高槻ラグビースクール40周年記念大会に招待していただきました。招待していただいた高槻RSさん、そして今日対戦していただいた他のスクールの皆さん、そして暑い日差しの中4試合サポートしていただいた保護者のみなさんありがとうございました。さて今日の結果です。 

フランス vs 吹田B戦 0-9 

ブラジル vs 吹田A戦 1-9 

静岡ジャパンvs 高槻A戦 0-9 

全員 vs 東淀川+淀川戦 8-5 

今回は私が編成の担当になりましたのでいつものN主任コーチに代わって編成してみました。まずはせっかくの花園第1グラウンドで4試合です。こんな機会は恐らく今後のスクールのイベントでもほぼ無いと思いましたので、全員がとにかくこのグラウンドを「これでもか!」っていうぐらい楽しむように編成してみました。特に4試合目は5分毎に選手を入れ替え全員で総力戦で臨んでようやく勝って終わることができました。 

しかしながら、最終戦以外は「コテンパン」にやられてしましました。 

試合終わりのミーティングでキャプテンR8もプレーしていて感じたことをチームメイトに話してくれました。 

1)雰囲気! 点を取られると下を向く! だれもチームを鼓舞しない。 

2)全員がボールを追いかける、するとディフェンスラインがなくなる。 

3)ラックオーバー人多すぎ 

4)足がとまっている 「見ている」 

上記 2)3)4)については、そうはいっても「どうやって守る?」ていうのがわからない生徒が90%以上だと思います。どうすれば良いか? でもまずは1)の改善が先になります。ディフェンスはチームが連携して守ることが必要です。 1)を改善しないとチームは1つになりません。 1)についてはキャプテンR8は合格です。他の生徒さんは「自分がキャプテンだったらどうする?」 キャプテンのつもりで今後プレーしてみてください。 

次回からディフェンスの練習していきますので、必ずヘッドキャップは持ってきてください。また今日は「マウスピース」や「肩パッド」を装着している選手をチラホラみました。 

ディフェンスの練習はコンタクトが増えますのでそれらの装具も練習でも装着をしてください。  

最後に 今日一番輝いていた選手! S21です。しっかりタックルに行って相手のチャンスの芽を何度も摘んでいました。ずっとタックルばかりで楽しくなかったかもしれませんが S21のプレーは今後5年生のタックルのお手本になりますね! 次は勝ちにいきましょう!

追記) コーチが高校生、大学生の頃 15人制ラグビーでのポジションはNO.8(ナンバーエイト)といってフォワードでした。このポジションはスクラムの時に最後列でスクラムを組む8番目のポジションです。ナンバーエイトのディフェンスの仕事は「ゲインラインを割らせない!」です。「ゲインライン」とはラグビーで、スクラム・モール・ラックの中央を通って、ゴールラインに平行すると想定される線。また、ラインアウトで、ボールを投げ入れる地点からゴールラインに平行に伸びた線のことで、この架空の線を守るためバックスラインを突破してきた敵を「タックル」で倒してゲインラインを割らせない練習をしました。(させられました。)  もしバックスが突破され、NO.8も突破されたら、そのままトライです。凄いプレッシャーです。その時私がバックスラインにかける言葉は「抜かれても絶対止めるから、前にでて!」と声掛けをします。するとバックスは「頼むで」という声がかえってきます。これでこのセットプレーはバックスと私との間にディフェンスの包囲網を作ります。NO.8の仕事はこれだけでは終わりません。声を出して相手のバックスのサインプレーを予測し、そのサインプレーの名前を相手に聞こえるように声を出して、相手のすることを「すでに知っているぞ」とアピールをします。この行動は負けていても勝っていても常にこの仕事をおこなっていました。(だから試合終了まで下を向いている暇がなのです。)