10/30 5年生『見たら負け』『待ったら負け』

10月30日(日)豊中3中 生徒20人、指導員5名

秋晴れの心地よい朝です。ラグビー日和です。29日の日本代表 VS ニュージーランド代表の試合惜しかったですね! NZは バレット、リーコ、サヴァエなどが出場していなかったみたいですけど日本代表は100%「ストリートファイト」をみせてくれました。 (誰も練習すれば強くなるんです!)

アップは暑かったので 「だるまさんがころんだ」を選択しました。10m先でコーチ(鬼)2人がボールのパス交換をおこないます。ボールが空中にある時だけ前に進んで良いルールにし、ボールを持っているときに動いたらアウトにします。アウトになればその場で体幹トレーニングをしてもらいます。ゲームはフェイントなどで数人はアウトにできるのですが、さすが小学生です。この昔からの伝統的な遊びである「だるまさんがころんだ」 遊びの時の子供の集中力は無敵! 何度も攻め込まれて鬼は退散しました。

次に4連パスをおこないました。先週と違うのは2グループに分けたので1グループ10人ほどです。1回で4人使うのでパスして走り終えるとすぐに次の順番がきます。特に列の真ん中2つのポジションは戻るのが大変です。このような状態ですが、早くもどった選手が真ん中を埋めてパスを継続します。2グループがボールを落とすまで、どれだけパスをつなげることができるか?競争しました。とりあえず30秒継続を目標におこないましたが、1グループが30秒やりとげました。(このグループの勝因はコミュニケーションです。)

次にタックルをおこないました。日曜の夜からコーチの夜寝るときの布団の下に引くマットレスとして使用するつもりで買ってきたまだ誰も使っていない新品のマットレスを3段重ねて汚れないように布団カバーに入れてヒモでぐるぐる巻きにしたマットをタックルされた生徒が安全に倒れれるようにクッションとして準備しました。このクッションがあるのでタックルされる生徒にはお腹を空けて構えるように指示を出します。そしてタックラーには毎週練習している「型」でタックルをしてもらいました。この狙いは「タックルが怖い」という生徒もいますので、前から言ってる「タックルポイント」で唯一やわらかいところ。「おなか」にタックルをして「痛くない」というのを体感してもらいました。コツをつかんだ生徒もいれば全然ダメの生徒もいます。 次のタックル練習は「君たちの手を奪います」 (今日コーチはこのマットレスで寝ます。)

そして、ここから新戦術習得の時間です。11月3日の試合で使っていきますので、まずは“プレッシャーなし” で役割を覚えてるため何度も反復し、次に試合形式の“プレッシャー有り”で実戦感覚をつかみます。見てて思ったのは「メイクライン」(ラインの形成)が速くなったことです。 ここでの問題はいまだに低学年と同じ動きをする生徒がいることです。とにかく「ボールの近く」にいつもいる “団子ラグビー” の主役たちです。彼らがチームのために動くのはいつの日になるのでしょうか? “ラグビーはチームスポーツ”ということに早く気付いてほしいものです。

最後に11月3日(祝)はスクール大会です。20名2チームで参加する予定です。対戦相手も大阪の強豪スクールばかりです、なので5年生は日本代表のように「ストリートファイト」の気持ちで挑まないと20点(大人ラグビー換算で140点)ぐらいすぐにとられ、メンタル折られますよ!(いっときますがコーチは今回も「サイレントラグビー」です。自分たちでチームとしてひとつになって戦ってください。)


 (おまけ)ストリートファイトについて 日本代表 下川選手のコメント

「ストリートファイトは、いきなり始まる戦いです。相手をリスペクトしつつ、先手を打つ。局面、局面で仕掛ける。プレッシャーをかけ、相手のしたいプレーをさせない。…僕もそれを体現したいです。練習中も、『見たら負け』『待ったら負け』という言葉をよく使います」 

(私の息子(今社会人)が通っていた広島のとある高校は昔からまさに「ストリートファイト」のスタイルでした。)

10/23 5年生 ”えっ!” 指導員1人! えっ!ワンオペ?

10月23日(日)豊中3中 生徒16人 指導員1人 

さぬき遠征明けの練習でした。生徒は8名欠席、そして指導員も5名欠席で、初のワンオペで指導しました。せっかく3,4年生が対外試合へ参加していたため広いグラウンドが使えます。以前から練りに練った「新戦術」を導入しました。 

1)アップ :広いグラウンドです。まずは軽く「1週」って言ったら、「2周」って生徒から声があったので、そのまま採用2周走ってもらいました。 

2)4連パス: 合宿で親子でおこなったパスではなく、一方通行のパスです。4列を作って外側の選手からパスをスタート、2番、3番とパスをつなぎ、反対側の4番目の選手へパス、4番目の選手はすぐに内に返し、ボールは元の位置にもどっていきます。もどったらまた反対側にパスをつなげていきます。1分間継続を目標にしましたが、まだパスができない生徒がいて結局1分どころか30秒もできませんでした。(パスは自分1人でえんしゅうできますよ! 毎日お家でラグビーボールにさわってください。)

3)新しい押し方: さぬき遠征ではBD(ブレイクダウン)で押し込まれることが多く少人数でボールの球出しができませんでした。なのでもっと膝を使った押し方を教えて練習してもらいました。ポイントは下から上です。そして押している時は足の運びをやめないことです。 

4)新戦術導入: 内容は試合前なので秘密! 少ししゃべると!とりあえず5年生の今の課題、A) ラインの整備、B)10分ハーフを走り切れるスタミナと大きな2点について取り組みます。できればスクール大会で披露したいですね! 

5)練習試合: 8人、8人の2チームに分けて試合をおこないました。最初の10分は  ⅰ)走ってはダメ! ⅱ)ボールは両手 の縛りをつけて「歩くラグビー」をおこないました。この2つ以外は9人制ルールです。歩いているから追いつける、歩いているからタックルもできるなど、だれでもスキルを使えるようにしてみました。 

6)最後は8人(ビブス着用)対8人(ビブスなし)で通常の試合です。今日習ったことをすぐに表現できるか?をみてました。結果はビブスなしチームが圧勝でした。この結果から、コーチとして最大の課題である「タックル」をどうするか?です。以前ある選手に聞いたことがあります。「自分から相手にぶつかっていくのは痛くないけど、タックルは痛そうで怖い」でした。怖いならタックルしなくてよい!と言っていますので、コーチとしてはまず「恐怖心」を取り除いてあげるのがコーチングのみせどころでしょう! 来週までの宿題となりました。 

最後に今日はワンオペでとりあえず2時間全員怪我無く終われました。今日はヘルプしてくれたコーチが豪華でした。「スクールの校長」、「委員長」、「YMCコーチのパパ(中学コーチ)」が手伝ってくれました。どうもありがとうございました。そして校長から5年生へ解決すべきもう一つ宿題をもらいました。次週タックルと合わせて練習でスキルアップです,。

また来週は3カ国対抗ラグビー最終節です。優勝チームはどのチームでしょう?そしてMVPは誰でしょう?

2022年度の豊中市民ラグビーカーニバルを開催いたします

11月6日(日)開催の第2回目は タグラグビー体験会を実施します
対象は4歳から小学6年生まで。
運動のできる服装でご参加ください。(見学も可)

・主催 :豊中市・豊中市体育連盟
・主管 :豊中市ラグビーユニオン
・会場 :マリンフード豊中マルチグラウンド(利倉東2-22-1)
    ⇒アクセスマップ

《第1回》
11月3日(木・祝)9:00~17:00

  • 9時~13時 交流試合の見学(中学生)
  • 13時~17時 交流試合の見学(高校生・高校OB)

《第2回》
11月6日(日) 9:00~16:00

  • 9時~11時30分  幼年・小学生・中学生のラグビー練習の見学
  • 9時30分~11時  タグラグビー体験教室(当日9時から会場で受付)
  • 12時~16時    交流試合の見学(社会人)

※内容については変更になる場合があります。ご了解ください。
※それぞれの開催日の午前7時の時点で、豊中市に大雨・洪水・暴風いずれかの警報が発表された場合は中止します。

  • 参加費用は無料です
  • タグラグビー体験教室は、4歳~小学生が対象です
  • 交流試合やラグビー練習の見学は自由です
  • タグラグビー体験参加者は運動のできる服装で、タオル・飲料は各自で持参してください。

《お問合せ》
豊中市スポーツ振興課
電話06(6858)2751
(土、日、祝・休日を除く8:45~17:15)
豊中市ラグビーユニオン:山田
電話:06(6863)2172

《備考》

  1. 参加者においては、今後のスポーツ活動における傷害事故対策として、スポーツ保険等への加入をお勧めいたします。
  2. 車でご来場の際は、有料駐車場に駐車してください。駐車場は混雑が予想されますので出来る限り、公共交通機関にてご来場ください。
  3. 参加申込書に記載していただく個人情報は、この事業以外には使用いたしません。

【新型コロナウイルス感染拡大防止の関連事項及び確認事項】

  1. 新型コロナウイルス感染拡大の状況等により中止または延期する場合があります。また、下記を必ずお読みいただき、参加申込みください。
  2. 参加申込書に記載された個人情報は、原則、この大会以外に使用しませんが、新型コロナウイルス感染者が発生した際、関係機関に情報提供する場合があります。
  3. 状況に応じて、観覧席の入場制限を行う場合があります。
  4. 参加者および関係者が以下の事項に該当する場合は参加を見合わせてください。(当日、別添の「健康チェックシート」を提出していただきます)
    □体調がよくない場合(例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)
    □同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
    □過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察機関を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
  5. マスクを持参すること(参加受付時や着替え時等のスポーツを行っていない際や会話をする際にはマスクを着用すること)
  6. こまめな手洗い、アルコール等による手指消毒を実施すること
  7. 他の参加者、大会運営スタッフ等との距離(できるだけ2m以上)を確保すること(障がい者の誘導や介助等を行う場合を除く)
  8. 大きな声で会話、応援等をしないこと
  9. 感染予防のために主催者が決めたその他の措置の遵守、大会運営者の指示に従うこと
  10. 大会終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、主催者に対し、速やかに濃厚接触者の有無等について報告すること

※報告先:豊中市スポーツ振興課(06-6858-2751)

10/15-16 5年生 さぬき遠征(Day 2)

Day 2

当初の天気予報では雨が降り出すと予報がありましたが、とても良い大ハズレの予報で快晴でした。朝ごはんはホテルの大広間に生徒、保護者、指導員全員でいただきました。やっぱり日本の朝はご飯に味噌汁を中心にした献立だな!と再認識するほどおいしい朝食でした。(私だけですか?昭和ですけど何か?)

朝食後バスに乗って昨日練習したグラウンドに向かいました。到着したらすでにさぬきRSさん他3チームもがウォーミングアップをしていて、会場は一気に「試合モード」の雰囲気になりました。豊中5年生は当日合流組も含めて20人、2チーム編成で4試合を戦いました。今回はいつもキャプテンをしているR8,L4にはキャプテン職をあえてさせないで1選手としてのびのびプレーしてもらうチーム編成ですにしてみました。 以下結果です。

Team H14 メンバー

H14(C), R8, R12, S9, H16, K17, S21, H23, Y24, H25

Team A10 メンバー

A10(C), A1, K3, L4, K5, H6, K7, R18, R19, C22

Team H14 vs さぬきRS        1 – 2  Lost

Team A10 vs 高知 RS        1 – 2  Lost

Team H14 vs 高松ラグビー少年団  4 – 2  Win

Team A10 vs 小松 RS        1 – 4  Lost

前日のK3の予言どおり 相手は「強かった」ですね! 特にさぬきRSとの試合ではその前日の合同練習の時、豊中で行っているタックル練習メニューをおこなったのですが、さぬきRSさんの生徒1名の「お悩みポイント」を解決してしまったらしく、試合では彼の「ナイスタックル」を連発されました。私としてはタックルの練習メニューの指導方法は間違ってないみたいでとてもうれしいのですが、なぜ豊中の生徒に伝わらないのでしょうか? (さぬきの彼は時間にすれば練習時間15分そこらでタックルができるようになってしまいました。教え方に間違いがないのに!)

また キックオフの高くあがるボールをダイレクトでキャッチできる選手が豊中にはまだまだたくさんいますので、ここも集中して教えていきましょう!

高知RSさんとの試合ではトライまでもうちょっとのところまで行きながら、ターンオーバーされ相手のランナーに2回もトライされました。いいところまで行くということは良い繋ぎができている証拠です。最後にフィニッシュ何が足らなかったのでしょうか?

小松RS さんとの試合では体格の大きい選手の突進に完全にビビりましたね!相手の必死に走る顔を見てしまうとほぼ***相手を止めることはできません。いままでずーーーっと言い続けていますが、「相手のおなか」だけを見てそのおなかにじぶんの肩をあてる。これ一択です。今後相手も今回の相手のようにどんどん大きくて、筋肉もついてきます。おなか以外にタックルしたら自分の肩をケガするリスクが増えます。君たち!5年生は6年生になるまであと6か月あります。毎週練習メニューに入れますので「タックルスキル」だけは「さぬきRSのあの少年」のように!15分くらいでマスターしてください。***(大きい相手に体をぶつけてたK3は良かったですよ!「相手が強い!」と分かっていて立ち向かってくれました。でもタックルはおなか一択ですよ!)

そして、高松ラグビー少年団さんとの試合では「R12 トミー」がMVPですね!今の5年生で足らないことを彼は10分間やり続けました。それは声です。今回はサイレントラグビーというルールがあるため、試合中に指導員や保護者が選手に声かけすることはできません。今回戦った4試合中この1試合だけが0点に抑え且つ4点も取った試合でした。もちろん彼以外の選手の働きもあっての勝利でしたが「彼の声かけ」はコーチがもし声をだせるなら「ここっ!」ていうところで、最初から知っていたかの如く100%言ってくれました。特にディフェンスです。「ヤンボール」(your ball がこう呼ぶようになったと思います。)の声を本当にドンピシャのタイミングで発するのです。それが何度も何度も全く同じタイミングで! (10年目のベテラン選手みたいにバッチリのタイミングでした。)彼のおかげで他の選手のディフェンス準備が素早くできたため相手のアタックがトップスピードになる前にシャットアウトしていました。 ここでKYっていう言葉ご存じでしょうか? ギャル語のKY(空気が読めない)ではなく、工事現場など危険をともなう作業をする場所では「KY」という言葉が使われます。「危険(K)予知(Y)」の意味です。彼の発する「ヤンボール」という声はまさにそのKY危険予知なんですね! あのタイミングでしかもあの声の大きさで10分間言い続けれる選手はいまのところ5年生ではトミーだけかもしれません。外で見ていた指導員、保護者にも伝わる彼の発信力!すごいの見せてくれました。 (あとトミー自身への課題です。声と自分の動きをシンクロさせてください。現在のトミーのプレーは“光と音”みたいな状態です。声が先、自分の動きが後になっているため、動作が1~3テンポ遅いです! )

今、5年生で私が合格と認めるタックルを試合でできる選手は誰一人いません。タックルはできないならば練習でマスターすることが必要ですが、声は練習がいりません。ただ大きき声でみんなに伝えればいいだけです。今度のウォーミングアップは「モッツァレラチーズゲーム」とかしてみます?大声でますよ!

最後に今回の遠征で大変お世話になりました「さぬきRSさん」、その関係者の皆様、そして対戦していただいたチームのみなさま、保護者の方々や応援していただいたすべての皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

参加 生徒20名 指導員5名 

10/15-16 5年生 さぬき遠征(Day 1)

10月15日~16日の2日間 5年生は香川県へ遠征して、以前より親交のある「さぬきラグビースクールさん」(香川県)、さらに「高松ラグビー少年団さん」(香川県)、「小松ラグビースクールさん」(愛媛県)「高知ラグビースクールさん」(高知県)と4チームとフレンドリーマッチをおこない、ラグビーをする友達をたくさん増やしてきました。

Day 1: 

朝6:30 集合です。指導員、保護者は1週間の仕事や家事等の疲労がピークに達した人が多い中ですが、生徒さんは朝からめっちゃ元気全開です。あの小さい体のどこにエネルギーをため込んでいるのでしょうか?

そして出発です。バスは高速に乗って、淡路島、徳島県を経て香川県へ! 車から見る車窓は素晴らしく、特に海が見えると心と疲労は癒されます。(海は心を落ち着かせるセラピー効果があるそうです。もし心が荒れてるときは海を見に行ってください。)

そしてバスは香川県「こんぴらさん」に到着です。
「こんぴらさん」とは 金刀比羅宮(こんぴらぐう)というお宮にいる海の神様を「こんぴらさん」と呼んでいます。参道の長い石段は有名で、参道口から御本宮まで785段、奥社までは、1,368段というとても有名な観光名所です。

昼食をすませた5年生! 「集合時間の兼ね合いもあるので途中まで登ってみますか?」というNM主任の号令で階段を登っていきます。階段の両端にはお土産屋さんも軒をならべていて「観光地!」ていう軽い気持ちで階段を登っていました。ところがです、階段1段1段の高さが小中学校の校舎の階段より高い! 300段近く登ったところで全員に疲労の顔が見えます。「こそろそろ引き返そうか?」N主任の言葉で「帰るモード」の空気になったとき、「最後までいこうや!」とH16が冗談でポツリ、その言葉に私も冗談で「よく言ったぞ!ほないこうか!」と言ってしまいました。「えーーーー」と帰るモードになっていた生徒からのボヤキ声が「コーチ!おまえ!何を言ってんねん!」と私は生徒からするどい眼光を飛ばされます。そして全員が意地になって先へ登っていきます。

と引くに引けない状態で、ついに残り480段ほど登り「金毘羅宮」に到着です。登っている途中に限界がきた数名の生徒がいてそこで折り返しを待っていて!と言ってましたが、その生徒たちも少し休憩して体力復活させ登り切りました。今回参加した全員が「785段を完歩」しました。すばらしい! チームで一つの目標に向かってやり切る、そのためにはいろいろ困難がありましたが、なんとか登り切って全員で見た、あの綺麗な景色は忘れないですね!今私は両足太ももの筋肉痛に襲われてこのブログ書いておりますが、5年生全員に最高にとても良い「チームビルディング」になりました。全員でこの素晴らしい景色をバックに記念写真のあと、金毘羅宮へR8キャプテンを先頭に全員で明日の試合の必勝祈願をして下山しました。(ここでエピソードをひとつ登りでヘロヘロになっていたR18、しんどそうだったので彼の水筒とカバンを持ってあげました。下山時も同じく荷物を持っていたのですが、下りはスキップしながら下りていきます。「おい!なんや!めっちゃ元気やん! どーゆーこと!」 でした。)

そしてバスはさぬきRSさんの待つグラウンドに到着です。野球もできる多目的グランドで。野球で「外野」と呼ばれる場所はとてもきれいな芝生で広々しています。そこで初めて「さぬきRSさん」とご対面!です。このさぬきRSさんの高学年の指導員は私の息子も通っていた、広島県尾道高校のラグビー部の先輩(1つ上)が指導されていました。なのでスムーズに練習にはいることができました。 私も豊中で練習メニューを考えるときは尾道のラグビーを参考にしていますので、両方の生徒さんにとってあまり違和感がなく練習ができたと思います。しかしながらコンタクトを含めた練習では豊中のほうが圧倒的に練習不足を感じました。コロナ禍でコンタクト系の練習をあまりしてこなかったことを少し反省しております。(これからもっと増やします。)

そして約2時間弱いっしょに練習をおこないました。 帰りのバスでK3に「勝てそう?」聞いたら、「強い!」とポツリ!「おい!まじか?」 明日は激戦になる予感がしました。

ホテルに着いてチェックインしすぐにお風呂そして夕食です。夕食ではメニューの一つとして「さぬきうどん」があったそうです。(コーチはさぬきRSさんとの懇親会参加のため夕食はみんなと食べておりません。)あとで聞いたS21の食レポでは「とてもモチモチしてコシがあり、美味しく、こんなうどん食べたことなかった。」そうです。(涙)

懇親会が終わって部屋に戻ると、すべての部屋が静かになっていました。今日のこんぴらさんはかなりハードだったみたいですね! 静かに1日目の夜がふけていきました。

DAY 2へ 続く! (まだ編集中)

3年ぶりの讃岐ラグビースクールとの交流戦

10月15・16日秋晴れの下、讃岐遠征をおこないました。コロナ禍でしばらく中断していた讃岐ラグビースクールとの交流戦を5・6年、中学を対象に行いました。

朝6:30市民文化会館前に集合し、7:00に讃岐に向け出発。中国道の工事のため、池田インター入り口は大渋滞です。明石大橋、淡路島、徳島を経由し香川県に。
金刀比羅宮の門前町の広場で昼食休憩。時間調整の休憩は少し長めです。そのため、金刀比羅宮に参詣するため石段に挑戦する生徒や指導員。本殿まで1368段の階段を頑張って登る生徒たちです。
その後、バスに乗り込み、合同練習場の土器川河川敷公園へ。讃岐ラグビースクールの保護者や指導員、スクール生の出迎えを受け、簡単な歓迎セレモニーの後各学年に分かれて合同練習を行いました。
その後宿舎に引き上げ、入浴、食事などを行い就寝。

翌朝は、6:45~朝食。8:45宿舎出発。土器川河川敷。午前中から交流試合です。讃岐ラグビースクールの招きで、高松、小松、高知各ラグビースクールも合わせた交流戦が開始されました。それぞれが日ごろの練習成果を出し合う熱戦が繰り広げられました。午前中に小学生の各交流戦が行われ、戦績は別添写真のとおりです。 豊中は、各試合ともよくたたかい。6年生は相手を零封するなど攻守ともにひごろの練習の成果を発揮しました。5年生も大接戦となり、トライ数で2-1など惜敗しました。 ただ、試合を通じて感じたことは、片手でボールを持ってプレーしていることでした。走る際は片手でボールを抱えて走ることは腕の振りはなどから有効ですが、接触プレーでのノッコンやボールがコントロールできない苦し紛れのパスなどが目立ちました。今後の課題と言えます。

昼食休憩時に、豊中から讃岐スクールにボールの贈呈式を行い。午後から中学の試合を行いました。対戦相手は讃岐と高知の合同チームです。豊中は立ち上がりから積極的な試合運びを行い、特にFWの頑張りによるラックなど接点で優位に立ち、テンポあるボールの球だしで、前半は15-0とリードして折り返しました。午後からメンバーチェンジを行い臨みましたが、前半の流れるようなゲーム展開は影を潜め、相手のペースでゲームが勧められるなどして最終的20-20の引き分けに終わりました。1年生のゲームなれなど今後の成長が期待される試合となります。

2日間にわたる讃岐ラグビースクールの実直な誠意溢れる受け入れ対応に感謝します。引き続き両ラグビースクールの交流がつづけられ、両校の関係の絆の発展を祈念します。

10/5 5年生 安全なタックルとは?

10月9日(日)8中 生徒17名 体験1名 指導員3名 

10月の3連休の2日目です。今日は午後から雨が降るという天気予報がありましたのでメニューも少し「巻き目」で進めていきました。 

1)今日から全体で体操が始まりました。だんだんコロナ前の状態に戻りつつあるのを実感しています。グラウンドを走って来た生徒さん、水飲んだあと早速ウォーミングアップをおこないました。まず最初は「9マス鬼ごっこ」 1,2,3のタイミングで9マスの中をジャンプして移動し鬼役の生徒と同じマスにジャンプしないというルールです。鬼は10回のジャンプ以内に捕まえないとペナルティ=バーピージャンプ が待ってます。 

プレー中は縄跳びのようにずっとジャンプしているのでこれは縄跳びの変わりになるアップになりそうです。 

2)同じくウォーミングアップとして5人組で円になります。互いを肘と肘で組み合って表向き、裏向きの2パターンでジグザグにコーンを回る競争です。先ほどの9マス鬼ごっこもこの円陣ランも「声」を出すことが狙いでした。円陣ランについてはどうすれば上手に走れるかできてません。次回もう一度チャレンジしてもらいましょう! 

3)タックル指導! これはコーチの持論です。 

「小中学校でのタックルは必要ない!」   と思ってます。 

「タックル」は「タックル肩」を作ってからでないと大けがにつながります。もし今の年代で脱臼なぞしてしまうと、ほぼほぼそこで生徒さんの「ラグビー」は終わってしままします。しかし、そうはいってもミニラグビーはタックル禁止ではありませんのでタックルも覚える必要があります。そこで、タックルで1つだけ安全な部位があります。それは「おなか=腹」 です。ここしか自分の肩を守るタックルゾーンはありません。なので5年生のタックル練習はこの1点のみしつこく教えて「タックル肩」でなく「タックル型」を作っていきこうと思います。キックの練習とタックル練習はしっかり「型」を教えていきます。しっかり覚えましょう! 

次に2コートでタッチフットをおこないました。5人、4人で守るには少し広いコート横のスペースの使い方を学びます。最後にコンタクトありのゲームをおこないましたがタッチフットの時はバックスのラインがありますが、コンタクト有りのゲームだとラインが消えます要かもです。 

10/2 5年生 3ヵ国対抗ラグビー(第2節)

10月2日(日)マルチグラウンド 生徒22名 指導員6名

あの花園第1Gでの試合から1週間経過しました。3敗した原因や、東淀川RS&淀川RSさんとの試合結果から見てわかるように5年生のできていないところはディフェンスです。なので、今日からディフェンス練習の時間を長めにとって練習をおこなってみました。

1)ウォーミングアップは チーム戦で「ジグザグ走」、「股の下くぐり」、「人間ラダー」、「馬跳び」などを組み合わせて実施してみました。結構楽しかったようで、生徒からアンコールの声もありましたが次があるので2回戦で終了しました。またやりましょう!

2)タックルの練習をおこないました。今までのタックルの指導方法では A) 相手の近いところに足を踏み込む(パワーフット) B)自分の胸を相手のおなかに当てる。C) 両手で相手を掴む。D) 両足を動かし相手を倒すでした。 こうやって読み返すと難しいことを言っていましたので、もっと簡単に指導できないか?いろいろ調べ、生徒が覚えやすいように「型」を作り、その「型」を覚えてもらうことにしました。ポイントは「手でつかむ場所」 です。いままで「おなかに入る」しか言ってきませんでしたが「手」のつかむ場所を決めてなかったので「膝裏」をつかむにしました。しばらく無意識に手が膝裏をつかむまでタックル練習を続けます。(おなかにはいる + 膝裏をつかむができたら合格です。) 

3)1対1でオーバーの練習 5mの距離をとって両サイドに選手をわけます。その真ん中にボールをおいて片方の選手がボールの上をまたぎます。もう片方の選手はまたごうとする瞬間を狙ってダッシュ!相手選手を押しかえします。この練習はラックというプレーに対して押し返してボールの上からスイープ(一掃)する(これをカウンターラックといいあす。)この練習ではK15が激しいPUSHを見せてくれ、K5とH14のガチンコ対決はお互い譲らない迫力ある押し合いでした。

4)今日のメインイベント3か国対抗ラグビーです。 以下結果です。

ブラジル 28 – 7  フランス

ブラジル:K3,ケイト⑤,りお⑧, ハヤト⑭, R19, もやし㉓、ゆうすけ㉔

フランス:ジャルジャル④、ケント⑦、,A10, カザホ⑮,りゅうのすけ⑱,S21,まっちゃん㉕

ブラジル:前半TRY: りお⑧,、R19 前半 GOAL: りお⑧,,R19

     後半TRY: R19,R19 後半 GOAL: R19,R19

フランス:前半TRY: ジャルジャル④ 前半 GOAL: ジャルジャル④

静岡ジャパン 24 - 21 フランス

静岡ジャパン:さわやん①、ケンタ②、,H6, しげ⑰,  R20, オバチー㉒

フランス:ジャルジャル④ ケント⑦、,A10, カザホ⑮,りゅうのすけ⑱, S21,まっちゃん㉕

静岡ジャパン:前半TRY: さわやん①,ケンタ②  前半 GOAL: ケンタ②

          後半TRY: さわやん①,さわやん① 後半 GOAL: さわやん①

フランス:前半TRY: ジャルジャル④,A10 前半 GOAL: ジャルジャル④,A10

            後半TRY: A10      後半 GOAL: A10

ブラジル 19 -  5  静岡ジャパン

ブラジル:K3,ケイト⑤,りお⑧, ハヤト⑭, R19, もやし㉓、ゆうすけ㉔

静岡ジャパン:さわやん①、ケンタ②、,H6, しげ⑰,  R20, オバチー㉒

ブラジル:前半TRY: もやし㉓ 

     後半TRY: もやし㉓,もやし㉓ 後半 GOAL: もやし㉓,もやし㉓

静岡ジャパン:後半TRY: オバチー㉒

第2節終了時の 勝ち点 ブラジル18、静岡ジャパン13、フランス 9 となります。 ブラジルは3トライ差以上のボーナスポイント1加算、フランスも7点差負けだったので+1ポイント加算してます。

ブラジルのディフェンスが良くて各試合それぞれ1トライに抑えています。攻撃面はR19&もやし㉓と さわやん①が3トライのハットトリック達成しております。R19は前回と今回2節連続のハットトリックを達成MVP最有力候補です。それを追いかけるのが同じチームのもやし㉓今日は初めてゴールキックも成功させました。練習の成果でてますね! 静岡ジャパンのさわやん①も5トライ! また守備面では先週の花園でブレイクしたS21、そしてハヤト⑭、ケイト⑤、カザホ⑮の「足腰強そうな3人組」がディフェンスではがんばっていました。トライする人が目立ちますがコーチはトライを防ぐディフェンスをしている選手もしっかりみてますので ディフェンスでMVPもありですよ! またどんな時もチームを鼓舞する声を出している選手!も十分MVP候補です。なのでMVPは全員にチャンスがあるので最終節も全力でがんばってください。

おまけ) 生徒さん目線では勝敗はかなり重要ですが、コーチ目線ではそこは2番目です。1番目は指導したプレーができるかどうかしかマジでみてません。試合のなかでいろいろ失敗をしてください。なんぼコーチが言っても経験しないと気付かないこともあると思います。秋から冬にかけてたくさん試合もあるし、リーグ戦もあります。どんどん試合に出て失敗してください。まだまだ失敗がたりません。今年出し尽くすぐらいやらかしてください! ねっ しげ⑰ちゃん!

おまけ2) 静岡ジャパンのスグル⑨ゲームキャプテンへ! 今日は手首痛で欠場となりましたがあなたがいないとチームがまとまりません。ジャパンの選手がスローフォワードのパスをしました。しかもパスした相手がフランスのランナーA10にラストパスを送ってしまいトライされました。(試合はジャパンが勝ちましたが、昨日あのパスはとてもタイミングがよくコントロールされたきれいなパスでした。)こんなことがおきないよう!しっかり手首を治してチームをまとめて最終節逆転Vをみんなで目指してください。