「よっしゃいくぞ!! 1年生」
ピカピカの一年生の練習の始まりです。今日の練習中に何度今の中学一年生の6年前を思い出したことか。彼らも何かを持っていましたが、呑み込みのよさではこの小1は既に彼らを抜いているかもしれません。これは大変なクラスを担当してしまいました。メンバー数も23人とTRSの一大勢力です。これだけ好条件が揃った以上、コーチも春から力が入ります、、、、、、、、、、、、、、、
と6年前東日本大震災があった3月11日から1ヶ月たった4月17日にこのブログは今はシンガポールで働いているフクシマ先輩のブログから始まりました。
そして2017年3月20日の「マリンフード豊中マルチグラウンド」において、生徒とお保護者、指導員との壮絶な最後の戦い(卒業試合)と、その日の夜、保護者さんが何ヶ月も前から準備していただいた、100名以上が参加した盛大な卒業パーティーをもって豊中ラグビースクール6年生30名がスクールを卒業しました。 (反省:最後の最後でY3に怪我をさせてしまい本当に反省しております。すみませんでした。最後の最後でダメな指導員でした。)
6年生30名の生徒の皆さん、そしてその生徒のお父さん、お母さんご卒業おめでとうございます。6年間(幼年からなら9年間)という長い長いラグビー中心の生活も昨日で一旦ピリオドが打たれました。お疲れ様でした。
生徒の皆さんこれからはキッズではなく、ジュニアと呼ばれるフィールドに舞台を移して新たなチャレンジが始まります。ラグビースクールのラグビーをやりきったあなた方全員はにこれからの中学校生活3年間、勉強、部活、新しい先生、友達(異性含む)との出会いなどなど色々なことが起こる3年間になるでしょう。順調な時もあれば、トラブったり、悩んだり、悲しんだり、もうアカン! と自分を責めたりすることもあるかもしれません。でもそんなピンチの時はラグビースクールでの出来事を思い起こしてください。なぜならピンチを切り抜けるスキルはラグビーで身についています。思い出してください試合でターンオーバーして相手ボールをマイボールにするためにチーム全員でタックルしてディフェンスしてる時、いつもあの時何を考えていました? また全員がラグビーを上手くなるために自主トレをしていたと思います。なぜ自主トレをしていたのですか? ねっ? スキルもう身についているでしょう! えっ でもまだ信じれません? そしたらこれはどうですか?
君たちが1年生の時に今ではこのスクール全生徒が行うようになった体力測定!を他の学年にも先駆けて行ったの覚えてますか?その時の初めて行った第1回の体力測定の記録です。(先輩ブログより抜粋)
1.ベースランニング(10M四方):金R15(10.51秒)、銀T2(10.55)、銅M19(10.61)
2.ジグザグ走(30M・3M):金Y17(15.11秒)、銀R15(15.51)、銅H13(15.58)
3.30M走:金S6(6.50秒)、銀T18(6.52)、銅T2(6.65)
4.遠投(ラグビーボール):金T2(8.5M・・ベスト10M)、銀H9(8.5M・・ベスト9M)、銅Y5(7.5)
5.キック(ラグビーボール):金T18(15M)、銀H9(14.5)、銅S6・S14(13.5)
そして、長くなるので例えば2年生なった時の春の30m走の記録です。
①T18 5.75秒 ②K16 6.00秒 ③S6 6.03秒 ④S25 6.07秒 ⑤R26(新人) 6.10秒、、、、、、、、、、、
どうですか? 1年間でタイムが短縮しているのがわかると思います。そしてこれはココに名前が出ている仲間だけでなく6年間通じて全員がタイムを少しずつ短縮しています。「そんなん当たり前やん! 体デカなってるんやし!」とも言うでしょう! そうなんです。君たちはデカくなっているのです。まだ「キッズ」や「ジュニア」と言われる世代の君たちにはまだまだデカくなっていくんです。”やったらできる”という貴重な経験とスキルを身につけているのですから、これから始まる中学生活は恐れるものはありません、何事にも自分から仕掛けていって全力で!そしてトップスピードで!走りきってください。
色々書くと1週間ぐらい書いてしまいそうなので、手短ですが最後に君たちにこの言葉を贈る言葉として贈るとともに先輩からバトンを受け継いだこのブログも終わりにしたいと思います。
「生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。 転ぶたびに起き上がり続けることにある。」 by ネルソン・マンデラ
それでは! 皆様ありがとうございました。 さようなら!