きたーーっ!6年生高松遠征

7月11日、12日と高松 さぬきラグビースクールさんと合同練習・交流試合を行いました。
直前の台風が気になりましたが、当日は進路も逸れてまずまずの天候に恵まれました。
むしろ、少し蒸し暑い夏らしいメンバーには試練の機会でしたかね。

結果はさぬきラグビースクールさん、宇摩ラグビースクールさんとの対戦にて1勝1敗1分。
久しぶりに勝利の感覚を得ることが出来ました。遠征前から、また前日のSWコーチによる
ミーティングから遠征の意義や個人の思いを十分整理したことも奏功したと思います。
中味を少し手繰ります。

Ⅰ.対さぬきラグビースクールさん 2-0勝
  試合前からの意気込み十分。互いのコーリングと確実なコンタクトを行っていました。前に出ようとする
  個人の意思がはっきり表れており、アタック力は見ていても迫力十分でした。
  ディフェンスもFWを中心にしっかりコンタクトしていました。唯一の課題としてはセットプレーからの
  前に出るプレッシャーが少ないことと、連続攻撃を受けるとディフェンスが固まる傾向があること。
  でも久しぶりの勝利、それも一発目の試合での結果にはメンバーも満足気味でした。

Ⅱ.対宇摩ラグビースクールさん 0-2負
  勝敗では負けましたが、実は一番おもしろい内容。対戦相手の宇摩さんは大型FWとCTB陣に突破役がいる
  仮想大阪のラグビースクールによくあるタイプ。今までは完全に試合前から気遅れするパターンが今連合回は
  勢いがあり1戦目からのメンバー交代がありながらも最後まで一進一退の展開。特に自陣ゴール前まであと数センチ
  のところを体を張ったディフェンスには見ていたコーチ陣や保護者の方からも熱い声援が湧きました。
  最後の時間で更に1トライ取られましたが、必死なプレーには観戦していたメンバー・コーチ陣・保護者の皆さんに
  深い感動を与えました。

Ⅲ.対さぬきさん・宇摩さん連合チーム 1-1分
  最終試合です。相手はそれぞれの特徴を組み合わせた連合チーム。開始早々に1トライ先制され、いつもなら
  このままズルズルといくパターンですが、この日は1試合目、2試合目を経て気持ちが充実したせいか粘りの
  攻守を展開。最後に追いつくという内容でした。敢えてここでの課題を挙げるなら、熱い気持ちは十分判るけど
  少し冷静にグランド全体を使う眼があれば、もっと展開は変わったものになったと。

今回の遠征は6年生にとって、大きなターニングポイントになるかどうかはこれからのメンバー次第です。
ただ、試合中も試合に出ていないメンバーが必死に声を出している姿は本当にこのチームの結束感を感じました。
何よりチーム結束があってこそ、変化に気付いた後の進化は早いと思います。それはメンバーを信頼することが
できているからです。その意味で今回の遠征は有意義だと言えます。あっ!まだ早いかな?

また、次の練習や夏合宿を経て、大きく成長を遂げましょう!後、寝る前の約束も忘れずに!

最後に本遠征にご協力いただいたことや遠征試合当日に多くの保護者の皆さんにお越しいただいたことに感謝いたします。
コーチ陣も保護者の皆様のご協力やご声援を受けて、残りの6年生活動を充実させるよう努力します。