4年ぶりに全学年参加の夏合宿を実施しました

4年ぶりの全学年による合宿を18日~20日の日程で鉢伏高原で行いました。
生徒125人、指導員46人、保護者サポーター48人の計219人の参加。バス4台に分乗して行ってきました。宿舎は、4か所に分宿となりました。
高原は、赤とんぼが飛び交う季節でした。昼は暑いものの明け方は寒さを感じ窓をしめる必要があります。
4年生以下は初めての合宿です。幼年さんは夜になると「ママー」とか「お家に帰る」など、一人が泣き出しと次々に泣き出し、指導員を困らせます。

時代を感じる言動も。
二層式洗濯機を使ったことがないようで、「こちらのどう使うんですか?乾燥機ですか?」「脱水機」「いれておいたらいいんですか?」「明日の練習までには乾きません」また、「トイレ流れへんねん」行くと確かに。レバーを上げると流れました。家の便器はお尻を上げると勝手に流れるものでレバーなど使って流す必要がなかったようです。

生徒たちは、午前午後の2部をいつもより負荷をかけた練習をこなし、元気に合宿を終えることができました。練習でバテ気味の子どもも宿舎に帰れば元気いっぱいです。BBQや花火など子どもたちの声が高原に響き渡っています。

大阪府ラグビーフットボール協会の会長交代

大阪府ラグビーヒットボール協会から会長の退任と就任の挨拶状が届きました。
花折昌治会長が退任され、新たに天野寛之氏が新会長に就任されることとなりました。
引き続き、協会発展のためご尽力いただけることと思います。
私たちも、豊中の地でラグビーの普及に取り組んでいきたいと思います。

2023年7月3日
豊中ラグビーユニオン 会長 宮本信隆

ミスしてもみんなでカバ-できるチ-ムを作る

令和5年6月4日
豊中ラグビースクール 校長 村上 良


 日頃はラグビースクールの活動に尽力いただきありがとうございます。
本年度はコロナ禍で活動を制限しておりました3年間から動き出し始め、 本格的な活動に移行する大事な1年となると思っております。 引き続きよろしくお願いいたします。
 さて先日の開校式の際に話させていただいたことを覚えていらっしゃいますでしょうか。 この1年間いろいろな学年の試合を見せて頂き、ひとつ気になっていることは、仲間がミスをした際に 「なんでミスしたんや」とか「そうじゃない」とかの言葉が出ていたことです。
 ここで考えてもらいたいのが、 決してその選手は 『わざとミスをした』 わけでなく、たまたまミスをしてしまったのであり、ことによってはボールを落としてしまったのはパスをした方のせいかもしれないのです。
 本年度の目標として『ミスしてもみんなでカバーできるチームを作る』としませんか?
選手も指導員もそして保護者も心掛けませんか? 皆でそんなラグビースクールを目指したいと考えています。

 先日日本協会より通知のあった U-15 U-12 のルール改正の中でも明文化されています。『試合中コーチは定められた区域内に位置し、子供の自主性、判断力養成の観点から人格を尊重した言葉で指導を行う事。又レフリーの判定に異議を唱えたりしてはならない』と書かれています。最悪そのコーチを退場させることが 出来、主催者にその旨を報告するとの事です。
 決してルールになったからそうしようとの考えではありません。 昨年度1年間各学年の試合を見ていて感じたことです。当スクールとして手始めに指導員が試合中なるべく声を出さないことを目標としたいと思います。出すのは褒めるなどホジティブな言葉のみ。 学年によっては難しいかと思われますが簡単な指示は良いですが「肯定的な言葉」で指導してあげてはどうでしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。

≪為参考≫
指導員に必要な心掛けの頭文字をとったものに 『PATROL』というものがあります。
・「P」→Process 試合や練習で起きた結果より、 それまでに経験した努力を重視する。
・「A」→Acknowledgment 子供の意思を尊重し、むしろその行動や言動を褒めてあげる。
・「T」→Together 信頼関係が生まれてモチベーションの向上につながります。
・「R」→Respect 年齢や性別に関係なく全員の個性を尊重する。
・「O」→Observation 子供は誰かに見られていることで安心感を覚えやすい。
・「L」→Listening あくまでもメインは子供であって指導者ではありません。

本年度の目標を『ミスしてもみんなでカバ-できるチ-ムを作る』

昨日(4日)、マルチグランドでの練習後、指導者講習の前段で指導員に対して、村上校長から以下の指導に際しての「基本的な指導の姿勢」についての文章が示され、その説明がなされました。

特に、今年度の目標を「ミスしてもみんなでカバーできるチームづくり」に置くこととして、ミスをなじるのでなく、生徒に対するポジティブな言葉で導くようにしていきたいと述べられました。指導員の皆さんのご理解とご協力をお願いします。

令和5年(2023年)度「指導者講習会」を開催しました。

本日(4日)マリンフードマルチグランドで、豊中と箕面ラグビースクールの合同練習が行われ、そのあと、恒例の「指導者講習会」を開催しました。
今回は、ルール―改正について大阪協会の嵯峨レフリーに解説をお願いしました。

U12とU15に関する改正として、生徒の安全確保を重点に

  1. ジャッカルの姿勢(U12は禁止)
  2. ハンドオフの定義の再確認
  3. ハイタックルの確認
  4. スクーズボールの禁止
  5. ノーバイド・逆ヘッドのタックルの禁止

などです。

箕面及び豊中のスクールの指導者を中心に60名超の参加があり、関心の高さをうかがえる取り組みでした。参加していたユニオンの高校担当理事から、高校の先生や生徒にも参加の機会をとの要望があり、次回そのことを配慮した開催を検討してくこととしました。

5月13日(土)臨時練習を行います

2023年 5月13日(土)に臨時練習を実施いたします。
●場所:グリーンスポーツセンター
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/shisetsu/sports/syounaip.html

グラウンドが狭いので、二部制で実施いたします。
【臨時練習-1部】9:00~11:00:幼年・2年・4年・6年
【臨時練習-2部】11:00~13:00:1年・3年・5年・中学


保護者の方々はグラウンド外からの見学にご協力ください。
また駐車台数が少ないので、なるべく公共交通機関(阪急神戸線神崎川駅より徒歩)か乗り合いでお越しください。

ミニラグビー・ジュニアラグビーのルール改正について

スクールの指導員ならびに保護者の皆様へ
ミニラグビーとジュニアラグビーのルール改正がございますのでご承知おきください。
詳細は下記のリンク先をご参照ください。

日本ラグビーフットボール協会
(通達)U12 ミニラグビー及び U15ジュニアラグビー競技規則の一部改正ついて
(https://www.rugby-japan.jp/news/51909)

スプリングカップ順位検定戦敗退 6位にとどまる

豊中ラグビースクール 中学部

今日は、スクールのU15スプリングカップ大会の順位決定戦です。
先週の予選リーグで1勝1敗のため、5・6位順位の決定戦に回りました。

8:30鶴見緑地競技場集合です。
鶴見緑地に着くといつも利用している駐車場は工事中で閉鎖されています。先に進んだところの駐車場に入れることができました。

大阪ラグビースクールと対戦です。31-14で敗戦。6位となりました。悪いところばかり出た試合となりました。
もうあと一歩が足りません。そこで諦めてしまってトライを許す結果になってしまいました。体幹の弱さも目につきました。
ラックになってボールを確保しているにもかかわらず、めくられてしまってターンオーバー。
苦し紛れのパス、それをノッコンやインターセプトされる。
きっちとボールを保持し続けることが課題として浮き上がっています。
できるのにやらないなど今日の天候と同じ、少しうっとおしいと感じた試合でした。

まあ今日の天気は曇りのち晴れですから、彼らなら今後の修練で頭の上の雲を払ってくれると期待しています。

スプリングカップU15大会開催される

TRS中学部リーグ戦1勝1敗で5・6位順位決定戦へ

4月23日晴天に恵まれた花園多目的グランドでスプリングカップU15大会が開催された。
この大会は4チームずつで2つのリーグ戦を行い、最終的に順位を決めることになります。
わがチームは第1回戦はSMRCと対戦です。個々の奮闘だけが目に付く試合内容でチームとして機能せず41-0の大敗を喫してしまいました。
13:30からの第二試合はリーグ内での初戦敗退組同士の対戦でKINDAIです。
初戦の反省を踏まえ展開ラグビーで勝負し、54-0で圧勝しました。
この、落差の激しいチームですが、修正の効くチームでもあり、第2試合で立て直したチーム力は評価できます。いまだに、イージーミスやセルフジャッジなど、グランド内で緩慢なプレーが散見されました。もう少し集中力を持続できるスキルを身に着けてほしいものです。

この結果、次週(30日)は5・6位の順位決定戦に回ることとなりました。
また、U15の大会ですから、新1年生は体格的なこともあって出場させることができません。そのため、2・3年生のチームで、けが人もいるため、ベンチ入りは12人でした。選手層の薄さは否めません。
新1年生の速やかな技術的・体格的成長を待ちたいと思います。
今日は、新1年生は試合出場はないものの、ボールボーイやウォーターなどサポート役に積極的に関わるなど活躍してくれました。片づけも含めて、16:00に撤収となり、初夏のような強い日差しに終日晒され相当疲れました。
1年生には、本日と次週の試合内容について「良かった点と悪かった点」についてレポートの提出が試合前に課せられました。

23年度 スクール入校式を開催しました

2023年4月2日、豊中ラグビースクールは入校式を開催しました。

今年度は幼年11人、1年13人、2年16人、3年19人、4年27人、5年23人、6年22人、中学38人の合計169人の生徒とコーチ87人の体制で出発することとなりました。
あいさつに立った村上校長は「ラグビー憲章」の5項目(品位・情熱・結束・規律・尊重)に触れ、最近、憲章に照らして危惧していることがあるとして、例に「チームメイトのミスをなじる人を散見します」仲間への尊重やチームの結束、罵詈雑言を口にすることに対する品位など少し、反省も含め改めて憲章を基礎とし、生徒・コーチ・保護者さんの三位一体で運営をめざします。との挨拶を行いました。

各学年保護者世話係、運営委員、各学年担当指導員の紹介が行われ、生徒たちはグランドに出て各学年ごとの初練習を行いました。
その後、保護者会が開かれ、往時に比べ生徒数の半減など持続可能性に黄色信号が点滅する現状を報告し、保護者さんへ生徒勧誘のお願いを行いました。

中学生は月末(23・30日)にはスクールのU15を対象としたスプリングカップ戦が予定されています。

修了式・北地区合同中学部卒業記念試合と中学部の卒団パーティー

今日(21日)は、スクールの修了式と北地区の中学卒業記念試合で終日豊中のマルチグランドです。
それが終わると、北地区スクール中学部の卒業記念パーティー(いわゆる追い出しコンパ)です。

朝は、練習後、幼年の年長さんと保護者、6年生とその保護者の記念試合です。
保護者の皆さんに我が子の成長ぶりを体感してもらう恒例の企画です。子どもたちも大人たちも楽しそうにしています。
中には大人げない大人もいて、本気度フル回転で観客からブーイング。試合をコントロールするレフリーからはイエローカードが出され一時退場など、どよめきと笑い、歓声に包まれた会場でした。
そのあと、全員に終了証と記念品が手渡されました。
4月2日には開校式です。多くの子どもたちが継続してラグビーを続けてくれることを期待しています。

午後からは、「北地区合同 スクール中学部 卒業記念試合」です。
茨木・高槻・豊中・島本・吹田・箕面の各チームが合同で2チームに分かれて対戦します。
現役同士、卒業生と現役、卒業生とOB・コーチの3つの試合が組まれます。
日ごろは対戦相手としてライバルですが、合同での練習など交流の盛んな北地区のスクール同士です。生徒たちも自然に会話を交わし、仲間という感覚です。

その後一旦家に帰って、着替えて、卒業記念パーティーに。子どもたちの食欲は旺盛です。
わずか3年間の付き合いでしたが、子どもたちは著しい成長(大ばけ)を見せてくれます。
個人差はあって、時期はそれぞればらばらですが、必ず開眼します。それを越えたとき、子どもたちは心からラグビーを楽しみますし、続けてこの競技をしたいと思ってくれます。
3年生の時に大化けした一人の生徒は寄せ書きに「絶対やめません」と書いてくれました。
今年の3年生も針路先はラグビー部のある高校にになりました。
あらたなステージでの活躍を期待します。

3月19日(日)春の陽光を浴びてタグラグビー体験会を開催

本日、豊中市の「スポーツ魅力発信事業」を請け負って「タグラグビー体験会」を開催しました。
マルチグランド周辺の子ども園等に開催チラシをスポーツ振興課を通じて配布し、タグやボールも準備万端です。前日の雨の影響でしょうか、グランドには大きな水たまりが数か所。水を吸うスポンジローラーはスポンジが劣化しボロボロ。それを避けての開催です。

保護者の皆さんのご協力で7人のお子さんが来場。最初はスクールの幼年グループで基礎的な練習です。その次にかけっこの競争などをしてから3組に分かれて対抗戦です。追いかけたり、逃げ回ったり子どもたちはずいぶん楽しそうにしていました。少しシャイでなかなか参加しようとしない子も、ゲーム(試合)になれば元気に走り回っていました。

ラグビ―ユニオンとスクールは楽しくスポーツを経験できるよう地域で活動しています。
折を見て「体験会」を開催しますので、是非ご参加ください。

なお、午後からは、中体連、関大北陽中学を招いて、スクールの中学部が交流試合を行いました。
結果は以下のとおり。
TRS   59-0 中体連
中体連 7-46 関大北陽
TRS   28-5 関大北陽

春の陽光を浴びてタグラグビー体験会を開催

寒さの緩んだ5日、スクールは地域に開放し多くの方にラグビーを楽しんでもらう取り組みの一環として「タグラグビー体験会」を開催しました。事前の告知の不十分ながら多くの友だちが参加してくれました。中には、親せきの家に泊まりに来ていた明石市の双子の兄弟も参加し、元気にラグビーを楽しんでくれました。参加された子ども達の年来がばらついたことなどから、それぞれの学年グループに参加し、ラグビー体験をしてもらいました。なじみの薄いスポーツですが、すぐにチームに打ち解けパスやキャッチなど上達が早いと感じた参加者の皆さんです。

ラグビースクールではラグビーユニオンと協力し、地域でのラグビーの普及に取り組んでいます。

次回は、3月19日(日)利倉東町のマリンフードマルチグランドで9:30~タグラグー体験会を開催します。奮ってご参加ください。

タグラグビー体験会を開催します

豊中ラグビースクールと豊中ラグビーユニオンの共催で「タグラグビー体験会」を以下のとおり開催します。ご近所お誘いあわせの、上奮ってご参加ください。

  • 日時:3月5日と3月19日 午前9:30~11:00(受付開始は9:00~)
  • 場所:マリンフード豊中マルチグランド(豊中市利倉東町2丁目 大商学園高校の南西スグ)
  • 内容:タグラグビー体験(対象 4歳ぐらい~小6年生)
  1. 参加費無料
  2. 当日は運動ができる服装で集合して下さい。 水筒(芝生のグランドのため水でお願いします)・タオル・着替え等ご用意下さい。
  3. 雨天の場合中止します。 その場合は当日の7時30分頃に豊中市ラグビースクール及びユニオンのホームページにて案内。
  4. 会場周辺は駐車禁止です。送り迎えを含め路上での駐停車は絶対にしないで下さい。 最寄りの駐車場をご利用願います。
  5. 当日並行して豊中ラグビースクールの活動も行っていますのでご希望の方は見学をして下さい。

タグラグビーとは・・・
私たちがよく知っているラグビーは1チーム15人で行われ、「タックル」に象徴される激しい身体接触が特徴です。
タグラグビーは、タックルをはじめとする身体の接触プレーを一切排除しているため、誰でも安全に楽しむことが できるボールゲームで、プレーヤーは腰にベルトをまき、その左右に1枚ずつタグを着けます。
攻める側は、ボールを持って走ったり、攻めている方向の後ろにパスをしながら前進し、相手のゴールラインを超 えたところにボールを置けば「トライ」で1点となります。
守る側は、ボールを持って走っているプレーヤーの左右どちらかのタグをとることによって守ります。つまり、タックルの代わりにタグをとることが防御手段になっているので、タグラグビーには身体接触がないのです。
このタグラグビーのよさは、いくつかの研究論文等でも確かめられていて、その中には、ラグビー独特のボールを前 に投げられないルールによってパスは後ろへ後ろへと回ってくる結果、コートの後ろや隅に引っ込みがちになる運動 が苦手な子も、ボールを手にする機会が多くなるというデータもあります。また、ボールを持って走ることから運動量が豊富で、その中身も、相手をかわしたりタグをとられないように逃げ回 ることから、筋力や持久力はもちろんのこと、敏捷性やバランス感覚を養える多様な動きがたくさん含まれています。