ルール改正の説明会を中学生に

3日、中学はマルチグランドで単独の練習でした。練習の前に、今期、大きなルール
の変更が行われましたので、関西ラグビー協会の嵯峨レフリーを招いて、生徒とコー
チへの説明会を行いました。
大きな改正点は

①50:22
ボールを保持しているチームが自陣内からボールを蹴り、相手陣の22mラインより内
側で、間接的タッチになると、その後のラインアウトではそのチームがボールを投入
します。
50:22を行うためにキャリーバックをしたり、ボールを防御側の陣内にパスバックす
ることはできません。防御側の陣内からフェーズが始まります。

②ゴールラインドロップアウト
これはインゴールで、ボールがヘルドアップとなった際に適用されるルール。
・インゴール内で攻撃側プレーヤーがノックオンした場合
・ディフェンダーが、自陣のインゴール内で攻撃側のキックを、グラウンディングし
た場合
・このようなケースで、ゴールラインに沿った地点から、ゴールラインドロップアウ
トでプレーを再開します。

いずれも、攻撃側が有利なルール改正となります。

その他、新ルールではフライングウェッジの定義が見直されました。その内容は、予
め3人がバインドしているミニスクラムに対して、制裁を科すことです。
そして、単独のプレーヤーによるラッチングについても改正。コンタクト前に1人だ
け、プレラッチングすることが認められました。このプレーヤーは、ファーストアラ
イビングプレーヤーのすべての要件(特に立ったままでいること)に従わなければな
りません。

2021年のラグビールールの改正は、2021年8月1日以降に開始される試合・大会から適
用されています。

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