10/24 4年生 「君の名は?」の件

10月24日(日)豊中第15中グラウンド 生徒23名 指導員5名

先週の試合から1週間経ちました。次の対外試合予定はいまのところありませんが、久しぶりの対外試合でうまくいったことできなかったことがでてきました。コーチはできなかったことをできるようにするのが役目ですので、練習最初に生徒さんを集めて試合の感想について生の声を聴くことができました。

それでは練習メニューです。

1)ラジオ体操第2 & 首と腹筋のトレーニングおぼえましたか?

「ラジオ体操第2」 ほぼダイナミックストレッチと同じ効果があるので真剣に!のばすところのばす、勢いよくおねがいします。そして首のトレーニングはコンタクトの時衝撃から脳を守りますしんどくてもがまんしてください。そして「腹筋」は強くしないと「速く走れない」、「タックルもできない」し、「パスもキックも距離出ません」。腹筋をやらないといつまでたってもラグビーは上手になりません。

2)指示付き円パス (名前パス)

「声が出ない」原因のひとつに仲間の名前を知らないというチームビルディングに於いて無くてはならないものですので、7~8人でグループをつくり円になります。パスさせたい選手に「他の選手の名前」言いながらパスを出します。パスを受け取った選手は指示された選手にパスしますが、次にパスをする選手の名前を言わなければいけません。「えーっと」とか「うーん」という言葉はアウトです。

「名前」だけ読んでパス回ししました。結構時間かけましたのでみんな仲間の名前を覚えたとおもいます。しかし今日練習した中で一人だけ「コーチ、コーチ!この練習やけ俺の名前をみんな間違って呼ぶねん!」と訴える選手がいました。 彼の名前は「りゅうたろう」でも「りょうたろう」でもありません。「りゅうのすけ」です。みなさん次間違えたらアウト=バーピーです。さらに今日は11時でS2が用事で早退しました。すでにS2がいなくなったグループで円パスしている時になぜか?「S2」の名前を叫んで、アウトになっている選手もおりました。「りゅうちゃんごめーん」

3)2対1

TV番組に「ライオンのグータッチ」という番組があります。日曜日にあるので録画してみていて他のスポーツでもトレーニング的に良いと思ったのはパクらせてもらってます。その番組の過去の録画でラグビーの会があり、元神戸の大畑さんが指導する回がありました。その時の練習で時間を多くさいておこなっていたのが2対1でした。結果として大畑さんの指導を受けたスクールは大会でずっと負けていましたが、1回戦を久しぶりに勝利してそのままの勢いで優勝したというテレビ的に撮れ高のある内容でした。4年生の練習は70%は相手を付けた練習をおこないます。

4)タックル

L4のお父さんから前回のブログの最後コメントが中途半端n終わっていたことについて続きを書きます。本当は先週書きたかったのですが、全体で試合の反省会をしてから書こうとしてそのまま文章が残っておりました。(すみません)書きたかったのはタイトルにありますタックルです。先週の試合中、参加した選手を私なりに「タックルできる選手」、「相手を捕まえられる選手」、「相手を捕まえようとしている選手」の3つのグループに分けていました。(この判断基準は広島県にある某高校ラグビー部のタックルスキルを参考にして判断しました。)

今回分けた3つのグループで「タックルできる選手」、「相手を捕まえられる選手」に選ばれた選手はタックルダミー、コンタクトダミーを使って勢いよく当たる練習をおこないました。(YMCコーチはダミーなしで生徒のタックルを受けたため衝撃で体があとであちこち痛くなったそうです。まさかそんなに4年生に破壊力があったとは驚きです。)

そして「相手を捕まえようとしている選手」のグループは人対人で行いました。まずは両膝をついて捕まえる。それができたら片膝をついて前に一歩出てタックルする。捕まえる手の動きは宇宙戦艦ヤマトの敬礼(右手を素早く胸の位置に持ってくるアレです。)あれぐらいの素早やさで相手をつかみ手を引けば必ず相手を倒せます。このグループはとにかく恐怖心を取り除くまたは和らげること、相手のオナカに肩を当てれば痛くないなどの経験をしてもらうのがこの練習の目的です。じっくりひとりひとり見ることで細かいところまで教えることができます。この練習ではここではR18が進化を見せてくれました。もともと大きな体格なのでしっかりタックルできれば相手には脅威となるでしょう。あとMrオリャーも背中を曲げなければよいタックルになります。「オリャー」ていいながらタックルできれば名タックラーになれるでしょう!このクラスの生徒さんのスキルアップがチーム全体のレベルをあげます。2年あるのでゆっくりしっかり正確に基本を教えていきます。焦らないあせらない!

最後にAD アタック & ディフェンス

コロナ禍では試合オンリーでした。なのでルールが曖昧になってても試合できたと思います。これからはコーチがいろいろな状況を作ることで、この場所ならどうする?あっちの場所ならどう動く?などなどセットプレーやペナルティーの時にどうするのか?いろいろ考えながらトライをめざしてもらいます、

以上 次週はマルチグラウンドです。 (金魚救いのテストしましょうか?

10/17 4年生 縁起担いでみました。(大阪市体育協会会長杯)

10/17 鶴見緑地球技場 生徒21名 指導員5名

昨日夜からの雨もあがり、21名が3チームに分かれて1チーム2試合、合計6試合を戦いました。試合前に「コーチ!俺試合に勝つために”かつ(勝)丼”食べて縁起担いできました。」とN13が気合十分で話してくれました。さてさて”縁起は担げた”でしょうか?

1)豊中1:(チーム 山) K5,H6, R8,K15, H16, S21,Y28

vs  枚方RSさん    1  –  4   vs   茨木RSさん 1    –    8

2)豊中B:(チーム 寺) S2, S9, Y11, R18, R20, K25, K27

vs  枚方RSさん  0 - 6   vs   茨木RSさん 1    –    4

3)豊中2:(チーム   蒔) A1, L4, A10, N13, H14, R19, C22

vs  花園RSさん  4 - 3   vs   吹田RSさん 1    –    4

結果だけみると彼が思い描いた縁起は担げなかったかもしれません。また他の生徒さんも納得できない結果だったと思います。今回勝たせてあげれなかったのはコーチの100%責任です。(ほんま反省してます。)

6試合戦って失点のほとんどはタックルです。コロナが収束したら本格的にディフェンスを教えていきます。またアタックについてはいまだに「幼年さん」クラスのスキルしか持っていない選手がいます。4年生の攻撃パターンは「チームでボールをつないでトライを狙う!」です。早く気づいてください。(できれば12月まで!)

今回の対外試合からたくさん課題がみつかりましたので全員がボトムアップできるようにこれからフルタイムの練習ができるみたいなのでどんどん新しいことしてもらいます。

10/10 4年生 今日は全員でバックスの練習をしてみた件

10月10日(日)豊中第15中グラウンド 生徒23名 指導員6名

10月17日(日)大阪市長杯に向けて最後の練習をおこないました。今年はコロナ禍で通常練習や夏合宿が中止、ようやく9月の中旬から練習を再開していきなり試合です。試合に向けて練習を始めて回数は多くできませんでした。でも、まずはこの試合を戦うことによって「試合独特の緊張感」「フィールドの広さ」を経験してください。(5年生になればフィールドはさらに10m伸びますよ!) 緊急事態宣言も解除され練習時間もFULLに2時間とれるようになりましたので改めて今週から本格的に「ラグビー」の練習をはじめました。

1)体操:今日はスピーカーを忘れました。(すみません) よって”マキタオリジナル”で体操しました。

2)ショートダッシュ: 足の遅い人もスタートしてから5mならば、正しい走り方をマスターできれば足の速い人も捕まえる可能性がでてきます。これから走り方の練習を地味ですがおこないます。全員がスタートダッシュで同じタイムがでるようにがんばっていきましょう!

3)ディフェンスラインとアタックラインを覚える! 今日はこれがメインでした。ニュージーランドのU8の練習を参考にアレンジしてみました。ディフェンスはしっかりラインが引けませんでした。 アタックは「パスが遅い」という結果がでました。この練習もしばらく続けます。

4)エビ進化系:これは「2人目」が重要です。この練習は中学生でできないとアカンので定着するまで練習を継続します。

5)練習試合: 最後は試合でストレス発散的におこなっていますが練習時間がFULL TIMEに戻るなら今後はAD(アタックディフェンス)に変更しようと思います。でないと「引っ込み思案」の生徒さんが「積極性」というスキルを習得できません。次週の試合でいろいろと課題を収集させていただきます。

最後に来週は久しぶりの試合です。「金魚救い」のトレーニングは試合の日まで欠かさない様に!

10月10日 2年生オータムチャレンジ

久しぶりの試合、天気に恵まれすぎて夏日でした。
違うスクールの子供と試合となると、いつもと違う緊張感があって良かったです。
なかなかコロナ禍で思う様に練習はできませんでしたが、上手くパスがつながる場面もありました。

コロナの規制とレフリーの関係でしっかり試合は見れてないのですが、「今日はどうやった?楽しかった?」の質問に良い顔でみんな答えてくれていたので心配なさそうです。

保護者の方もいろいろな事も重なって大変な一日やったと思いますが協力ありがとうございました。

10/3 (4年生)「仕掛ける」とは?

10月3日(日) 13:00 ~ 15:00 服部緑地人工芝G
生徒22名、 指導員5名

練習メニュー
1) ラジオ体操第2 & 首とオナカのトレーニング
練習の始まりです。しっかり体を動かしてください。 (ちゃんと体操しない人います。ケガするのでまじめに)
2) スプーンリレー
スプーンの上にスーパーボールをのせて落とさない様に3m先のコーンマーカーを回
って来て4チームでリレーをおこないました。 A) 歩く、B)ボール落とさない、C)他
のチームに負けられない! などなど 距離は3m(往復6m)ですが、周辺視野を鍛
える要素満点のトレーニングとなっております。今回は皆さん歩いていました。 次
回、早歩きや、小走りができるようになれば「スプーンリレーマスター」の称号を与
えます。
3) ビブス争奪ゲーム
2人1組で向かい合いお互いの手の平にビブスを載せます。そしてじゃんけんを行い
勝てばビブスを引っ張って奪取、負ければビブスをつかんで取られない様にする。こ
れは目から入った情報をいかに速く体に伝え行動できるかを鍛えます。勝ち残りでチ
ャンピオンを決めましたところ、K15が優勝しました。K15は低学年の時、ラグ
ビー体験で練習を一緒にして、その時おこなった「スポーツ鬼ごっこ」で素早い動き
でボールを何度も奪取していたイメージが今でも残っております。K15のような素早さはラグビーでは相手とのボール争奪戦に有効です。このままこの素早さをもっともっと磨いてください。

4)キック & パスの練習
大きなグリッドを作り、真ん中に〇のエリアを設定、生徒を4チームに分けて各コー
ナーに振り分けて、等間隔で並んでもらいます。グリッドから1番遠い選手がボールを前の選手にパスをして先頭の選手までパスをつなぎます。先頭の選手はボールをキックして中央の〇の中にボールを落とします。〇の中にボールが直接バウンドするか?〇の中にボールを入れれば得点です。キックした後のボールを拾って自分のチームの最後尾まで走って行き、前の選手にパスをする。これを繰り返し各チームのポイントを競いました。パスは投げる時に後ろにボールを引かないで持った状態から押し出す様に(パンチパス)パスをしてください。また、キックはボールの先端を蹴るボックスパントです。蹴る時ボールは上に投げないで落とすだけです。
4) 練習試合
ビブス争奪ゲームの上位3名をキャプテンに指名し、メンバーを選抜してもらい3チーム編成して、各チームで練習を行ってからの試合に臨みました。対戦相手は5年生です。(5年生のみなさんありがとうございました。)外からみて5年生全員が4年生より頭1つ分ぐらい身長が高く、仮想「10/17の大阪市長杯の対戦相手」としてチャレンジしてもらいました。 (試合時間10分 x 3試合)

チームK15 : K15, A1, S2, S9, A10, H14, H16, K25    :  0 – 2

チームK17    :   K17, N13, R18, R19, R20, H23, K26     :  2 – 1

チームH6     :   H6, L4, K5, R8, Y11, K27, Y28               :  0 – 2

久しぶりの「紅白戦」ではない試合でした。点を取られたシーンはすべて「見た」です。逆にトライしたシーンは「仕掛ける」ができた時でした。どういうことかというとトライされたときは相手がボールを動かしたとき、ボールが動いているのを「見た」だけで体は動いていない状態です。当然相手の動きを追いかけることになるのでディフェンスは失敗します。事実、4年生がトライしたシーンは2回ありました。1つ目はR19のインターセプトです。R19は全力で相手を追い込み、相手に不利な状態を作ってパスを出させました。2つ目のN13はペナルティーからの速攻です。相手がディフェンスラインを整える前に走り出しました。これが「仕掛ける」ということです。

注意!! (ボールを持ったら何がなんでも「俺が前に突っ込む」というのは「仕掛ける」とは言いません。それは「個人プレー」です。)

ということで来週 ”市長杯” 直線の練習は「仕掛ける」練習をたっぷりします。

おまけ: 「仕掛ける」を体感したいみなさんへ! 身近なところに「仕掛ける」はたくさんあります。例えば「妹、弟の面倒を見る」「おうちのお手伝いをする」「授業でわからないところをそのままにしないで先生にすぐ質問する」などなど仕掛けてみてはいかがでしょうか?

ルール改正の説明会を中学生に

3日、中学はマルチグランドで単独の練習でした。練習の前に、今期、大きなルール
の変更が行われましたので、関西ラグビー協会の嵯峨レフリーを招いて、生徒とコー
チへの説明会を行いました。
大きな改正点は

①50:22
ボールを保持しているチームが自陣内からボールを蹴り、相手陣の22mラインより内
側で、間接的タッチになると、その後のラインアウトではそのチームがボールを投入
します。
50:22を行うためにキャリーバックをしたり、ボールを防御側の陣内にパスバックす
ることはできません。防御側の陣内からフェーズが始まります。

②ゴールラインドロップアウト
これはインゴールで、ボールがヘルドアップとなった際に適用されるルール。
・インゴール内で攻撃側プレーヤーがノックオンした場合
・ディフェンダーが、自陣のインゴール内で攻撃側のキックを、グラウンディングし
た場合
・このようなケースで、ゴールラインに沿った地点から、ゴールラインドロップアウ
トでプレーを再開します。

いずれも、攻撃側が有利なルール改正となります。

その他、新ルールではフライングウェッジの定義が見直されました。その内容は、予
め3人がバインドしているミニスクラムに対して、制裁を科すことです。
そして、単独のプレーヤーによるラッチングについても改正。コンタクト前に1人だ
け、プレラッチングすることが認められました。このプレーヤーは、ファーストアラ
イビングプレーヤーのすべての要件(特に立ったままでいること)に従わなければな
りません。

2021年のラグビールールの改正は、2021年8月1日以降に開始される試合・大会から適
用されています。

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