12月8日土曜日 豊中市立上野小学校  ラグビー教室を開催します

豊中市立上野小学校でラグビー教室を開催します
これは上野小子供教室として開催される催しです

小学生対象のミニラグビー、およびタグラグビーのレクチャーを行います。
タグラグビーは平成20年6月改訂の小学校学習指導要領解説に、新たな運動種目として例示されました。タグラグビーはタックルやスクラムなどの接触プレーがないため安全で、小さな子どもや女性でも楽しめるスポーツとして注目されています。

■時間:午前10時開始⇒11時半終了予定
※15分前にはスタイルして集合してください
■場所:豊中市立上野小学校グランド
■対象:小学校1年生から6年生の男女

初心者を対象に学年に応じたグループ分けにより開催します。
全くの初めての子ども達も安心してご参加ください。
ラグビースクールに所属の子ども達も歓迎です。

運動が出来る服装でご参加ください
※長袖ジャージ+ウインドブレーカー+スニーカーが望ましいです
(サッカーシューズ、トレーニングシューズ可)
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豊中ラグビースクールの指導員の皆様、参加ご協力宜しくお願いいたします

2012 4年 スクール大会

天気予報通り、未明からの雨 花園の天気が気になって・・・

参加全員17名 指導員8名

 得意の開始早々の第1ゲームからでした。 早めの集合時間にしたのですが・・・雨のため、集合も遅れがちとなり。。。当初予定のメンバーでのスタメンが組めず・・・準備不足の懸念・・・  ほぼ準備運動だけの ゲーム突入でした><

 第1ゲーム vs寝屋川

全員出場の第1ゲーム!  初対戦となります。 どんなチームでしょうか? やはりいつものようにTRSより身体が大きいですね。  自分達のラグビーができるのかが焦点です。  無事に先制点をあげることができ、TRSのペースで試合が進みました。  全員で勝つ! 一つ目の目標達成でした。 練習の出席率の高さが、いい方向に働いたんでしょうね。 積み重ねですねぇ^^ いい感じで次に進めました。

第2ゲーム vs富田林

引き続いての第2ゲーム  昨年も対戦した富田林さんです。 大きな身体を武器に突っ込んできます。  しつこく食い下がれるかが、ポイントです。  全員で捕まえて、マイボールにできるか? こちらも先制でき、ペースよく試合が進みました。 全員で勝つ! 2つ目の目標達成でした。 第1試合同様次に進めます。

 午後からの2つの決勝 どちらも予想どおり東淀川さんdesu  初めて? チームをふたつに分けて望みます。  ご飯も食べて、充分に休憩できたと思います

1試合目

こちらは、先制でき、身体の大きな相手にもしっかりとつかまり、先制点をあげ、自分達のペースでゲームができました。 継続的に攻撃も出来 突っ込んでくる相手にもしつこく捕まえにも行けていました。  が・・・しかし 声を出してのプレーが、まだ少ない!  こういう試合で、きちんと声が出せてないと厳しい試合展開になったときに声がでなくなります。  練習でしていることができるように。

 2試合目

いいゲームでした。 最小得点差、熱い20分でした。 観客席とも一体になるすばらしい時間でした。 が・・・結果0-1で賞状に手が届きませんでした。  笑顔が残らず、涙が残りました。 悔しいですねぇ・・・ ^^  ここ一番で、励ましあい、確認しあうことが出来てませんでした。 練習でしてきたことが、できたのが相手。 できなかったのが豊中・・・  この違いの差です。 強い相手に、試合中会話も無く 黙って仲間のプレーを見ているだけでは、チームとしての強さが生まれません。  

練習でしていることが、試合でどれだけだせるか? です。

2012 4年 高槻交流戦

1日空いての高槻交流戦 連戦に慣れてない子供達の体力が心配ですが・・・元気に早朝から集まってくれていました。 参加16名(午後から2名)指導員4名

4年参加スクール 高槻 アウル 京都西 さぬき  今回は 6試合・・・ かなり厳しいゲームとなることが予想されました。   desuga多くのスクールさんと、手合わせできる機会をいただき感謝です。

今回は、練習中から 笑顔が多すぎました。 リラックスした笑顔ではなく、遊びの笑顔でした。 試合モードに出来なかったのが反省です。 スクール大会では、できたと。。。感じましたが・・・ 結果6試合とも厳しい内容でした。

強いチームと戦うには、スクール大会のように、個の力だけでは、限界があります。 攻撃が続きません ディフェンスの時間が多すぎます。 プレッシャーからでしょうセットプレーの準備もできません。  できないからチームで戦えません。 練習でしていることが、できません。  なんとか、攻めよう トライしようと頑張っている気持ちは、伝わりますが・・・自分が!だけでは、成長しているこの時期になると難しくなります。   自分達で考え、協力しあい、考えを共有して、チームとしてどうできるか? 一人だけ、声を出して皆を自分を励ましてました。 でも、それに呼応する声が小さい・・・ 負け戦でしたね。

練習でしていることをどれだけゲームで出来るかが・・・ですね。

救いは、最終ゲーム 想いは成就しませんでしたが、声を出してお互いに声を掛け合っていました。  やっとできました。  少々 厳し状態に追い込んだのが効いたのかな?  結果はついてこなかったですが、 いい顔で帰ってきました。  この子達が、経験したことを忘れないようにしたいと思います。

”試合に出たい”は、伝えてくれるようになりました。 ”勝ちたい”と言ってくれるように なって欲しいですね。  指導員も一緒に成長ですね。

2012 4年 スクール大会

天気予報どおり 未明からの雨 東大阪の天気はいかに???  こちらも 7:00過ぎまで空を見上げながら・・・ 連絡なし いざ出発

てことで・・・ 集合も遅れがちとなり・・・準備不足の懸念が・・・  参加17名 フルメンバー 指導員 8名

今日の目標達成の為・・・ 一丸となり

9:00からの第一ゲーム  vs寝屋川

全員出場で立ち向かいます。 豊中よりまたも大きな相手・・・ 中央付近で攻防が続きます。 無事先制でき こちらのペースでゲームが進みました。 第1ゲーム勝です

続いて 連戦で もう一つのカテゴリー vs富田林

こちらも全員出場です。  こちらも身体の大きい相手です・・・ 第1試合同様 いい感じで、勝つことができました。

午後から 2つとも決勝です。 しかもどちらも東淀川RS

ひさしぶりに2チームに分けて挑みます。

C-1

声を出して・・・声が出せれば・・・  こちらも無事先制できました。 なれないポジションの子もいましたが、がんばってくれていました。 タックルと以前よりかなり・・・ まずは賞状1枚ゲット^^

A-1

いい試合でしたねぇ・・・結果は0-1 最小得点差で、惜しくも・・・どちらも観客席まで盛り上がり 最高のゲームでした。 東淀川RSさんに感謝です^^  また、次回よろしくお願いします。

総評

まだまだ 個人の力量でゲームをしてしまいます。 チームとして意思統一のないままプレーしていますね。 課題の声の連携がない! 強い相手には通じないですねぇ・・・ 1対7で試合をしています。 7対7で試合が出来るようにしたいですねぇ   チームでディフェンス チームトライやねんけどなぁ

そろそろ厳しくしていかねば・・・?かなぁ・・・

3年生:スクール大会と高槻RS交流戦

23日のスクール大会、そして中1日で迎えた高槻交流戦。
2日間でトータル10試合もこなしたこのメンバー達の活躍を称えたい。

スクール大会は前日夜からの雨がなんとなく残る寒いコンディションで行われた。最初に「勝負けなど気にせず、とにかく普段の練習の発表会のつもりでやって来い!」とだけアドバイスをした。初戦はいまひとつ燃えきらない感じでスタート。相手も同じ状況なのに・・と思いながらも2戦目、3戦目と進むうち、なんとなくいつもと違う感じはしていた。「みんな、なんか妙に明るい?」・・いつもなら負け試合後は重い沈滞ムードに包まれているのだが・・。

そして翌々日にむかえた高槻交流戦では午前10時頃から午後4時頃に渡って6試合も組まれており、体力的にも精神的にも耐えられるのか?モチベーション低下で怪我をするのでは・・との不安もよぎり、最後の2試合はキャンセルを申し出ようかと考えていたが、全くの老婆心であった。

25日は初戦から高槻Aとの対戦。
正直に言うと、高槻Aは格上のまったくもって歯が立たない相手だとわかっているので、コテンパンにやられ、朝一から身も心もヨレヨレにされるのでは・・と、ものすごく不安だった。
案の定、モールは相手ペース、ラックも圧倒され、アタックもことごとく阻止され、ブレイクダウンも奪われ、得点は取られまくり。・・・だが、しかし。昨日の彼らはいつもと違った。
練習どおりの展開でファーストトライを奪取した。その後は相手の容赦無い猛攻を浴び続ける。そんな状況でも決してあきらめムードにならなかった。マイボールのアタックではいつもの練習どおりのラインを組み、ディフェンスでは対面マークも忘れず、前に出るデフェンスを実行した。どれだけ圧されていても、つねにチャンスを狙い、着実なボール回しをしようとする。そんな彼らの姿に感動した。京都西戦でも、さぬきRS戦でも、島本RS戦でもしかり、ホイッスルがなるまで、とことん自分達のスタイルで戦い続けた。

1-YO
常に冷静な判断でチームをリードしてくれていた。ボールをよく見ており、ほんの一瞬の隙をチャンスに変えてくれる。

2-SU
身体を生かしてひつこくボールに絡む。ディフェンスでの初速もアップし相手に確実にプレッシャーを与えられるようになってきた。

4-SM
持ち前の足腰の強さでボールを奪取する。仲間の声に反応した球出しとフォローが出来るようになってきた。

5-SK
昨日の試合ではすばらしいガッツを見せてくれた。いつも練習していることを着実に実行してくれたからこそ、味方をフォローし、ボールを受け継いでのゲイン。相手へのヒット後の味方へのボール出しも上手になってきたよ。

6-YT
持ち前の明るさでチームに活気をつけてくれる。小さいながらも身体を張ったプレーでモールでも確実にボールを扱えるようになってきた。

8-SA
ここぞ!という突っ込みでゲインラインを押し上げてくれる。
チーム全員が君のファイトを拠り所にしている。それを背負うのは大変かと思うが、君だからこそなのだよ。恐怖心はテクニックで克服できるから、しっかり基本を練習しよう。

9-TH
抜群のラグビーセンス!
すばらしいタックルで確実に相手の動きを止める。まさに君はチームの守護神だ。
※たくさんご飯を食べて頑丈な身体を作って欲しい。

10-YI
最終戦で「男」を見せた!
突然のSO抜擢に「えっ!」と一瞬ひるんではいたが、試合ではなんのその、前に出るディフェンスも出来た、SOのポジショニングもよかった。ハンズアップも、センターへの球回しもOK。いつもは気弱なイメージだけど、さすが幼年からのキャリアがここにきて形になってきた?
昨日の試合を自信にして頑張ってほしい。

11-HT
おとなしいイメージながらも、プレーでは決しておとなしくない!
常にアタックのチャンスを窺っている。着実にチャンスを逃さないその集中力は頼もしい。
走力もたいしたもんだ!

12-AS
スイッチが入ったAKは一味違う!パスダミー入れながらのステップや、バランスのいいポジショニング、そして抜群の走力。ディフェンスのガッツも素晴らしい!

13-SO
身体をつかったプレーが出来るようになってきた。昨日の試合で見違えるように成長したひとりだ。自分の足で突き進んだ十数メートル、初トライおめでとう!
昨日のプレーは本当に頼もしかった!

14-YT
モールで着実な仕事をこなす。目をしっかり開けてプレーしているので力強いプレーができるようになってきた。走力も確実にアップしている。頼もしいぞ!

15-SY
確実にモチベーションが変わってきたね。ボールをよく見ているのでチャンスを逃さず、味方へのリレーションもうまくできるようになってきた。大きな相手にも果敢にボールを奪いにいけるようになってきたね。

16-HN
ボールをよく見ている。冷静な判断でディフェンスでも前に出てプレッシャーを与えられるようになってきた。声も出ている。普段の練習でも、すごく真面目に取り組んでくれているのがわかる。それが試合にも現れているが、君にはもっと激しく暴れてもらいたいと思っている。
失敗を恐れずもっと暴れて欲しい!

TRS3年生チームも、試合に出ているメンバー、応援しているメンバー全員が、ひとつのトライをみんなで分かち合える。そんなチームになってきたと思う。
昨日はたまたま休んでいたメンバーも、そういうラグビーの本質をもっともっと理解して、すばらしい体験をしていって欲しい。

これからもまだまだ、”しんどくて、辛い”練習をしてゆくが、仲間同士励ましあって、がんばって欲しい。
もっともっと”荒ぶる”ラグビーを!

二年生は『カモメになったペンギン』

スクール大会から中1日の高槻市ラグビーカーニバルが日没少し前に全学年終了しました。名残惜しそうにH9とS10が暗くなるまでキックやパスに興じている光景は日本がかつて高度経済成長を謳歌した「三丁目の夕日」を見るようでした。いよいよ高度成長期を迎える二年生がこの一年間「頂き」を目指して準備してきたことを発表する今日、8試合を終え、生徒皆、満足した一日だったようです。勝敗の上では3勝4敗1分となったものの、保護者、コーチとも二年生の一年間を締めくくる発表会を心ゆくまで楽しめたものと思います。来月からは新三年生の意識を持って新たなゴールを目指します。二年間高槻のような強いチームを目指した長い道のりも今日でゴールのテープを切ることができました。生徒26人全員よく頑張った!欠席のK12を除いて全員がマンオブザマッチ(豊中RSのマスコット初登場)を持ち帰ってくれました。素晴らしき4色ペンギンズの8試合を簡単にレビューしておきます。

[第一試合:チーム・ピーチvsアウル]

ペナルティからチームキャプテンS1からゲームキャプテンR15へボールが繋がり先制トライ。今日はK4のタックルが光っていました(MOM)。R15が完璧な追いタックルながら負傷退場しJ22が加勢に入り、タックルで代役をきっちり勤めました(MOM特別賞)。S25はタックル、トライとチームへの貢献度を急速にアップ。2-2の同点で折り返し後は、大きい相手の縦突進に対し、3人がタックルを外され逆転。しかし、TC、GCの連携で同点とし、K4の負傷退場でワンポイントリリーフのT18が流麗なステップワークによる5人抜きのトライで逆転(MOM特別賞)。最後はS25が左ライン際を走り抜けトライしノーサイド(7-5)。

[第二試合:チーム・ブルーvs京都西]

全く情報を持たない未知数の相手にどう挑むかが見ものでしたが、KO早々、Y17のワンマンショーが始まりました。なんと前半だけで11本のタックルをすべて成功。ノッコンを誘う激しいプレーでチームをぐいぐい引っ張りました(MOM特別賞)。10本目のタックル後、漸くゲームキャプテンのM19がタックルで続いたくらいでもっとサポートが欲しかったところ。Y17のキックオフからの縦突進も今までに見られなかった激しさが全身からみなぎっていました。1-6で折り返した後半もワンマンショーは続き、インゴールノッコンを生んだハードタックルは圧巻でした。お父さんに見せたかった(しかし、お父さんがいたら違う結果だったんだろうか)。M19のサポートによるトライ(MOM)、M23の瞬足を生かしたタックル、トライ(MOM)などで終盤は強い相手によく頑張りました(4-11)。

[第三試合:チーム・レッドvs高槻A]

いよいよ目標と定めた試合の始まりです。マイボールKOでしつこく前進を試みますが、相手の二重の防御網を破れないまま、ブレイクダウンに強い相手に3トライ献上の苦しい立ち上がり。しかし、ここからイメージキャプテンJ22の竜巻のような攻撃で1点をもぎ取り、ゲームキャプテンS6も必死の追いタックルでゴールを死守(MOM)。J22からT2に繋ぎトライし2-6でハーフタイム。後半は、S14の相手ラックへのオーバーでターンオーバーするチャンスをものにし、H9が先制トライ(その後、顔面タックルを受け負傷退場。MOM痛かったで賞)。S6も去年なら追いタックルの恐怖でカットインしていたであろうところで右隅に走りきった勇気あるトライ。頼れるゲームキャプテンに成長しました。T18、S14の渾身のタックル、J22→S6の連携による2トライで後半だけ見れば1点差まで詰め寄るベストゲームでした(6-11)。

[第四試合:チーム・グリーンvs高槻B]

ラックサイドを抜かれ1点先制される立ちがりながら、R27が右サイドを走り抜けトライですかさず同点。その後ブレイクダウンから立て続けにトライを奪われ3点差が開いたところを諦めずK20がトライ(MOM)。その勢いでR27が3トライの大活躍あり(MOM特別賞)、5-6で後半へ。後半も最大3点差を終盤、R27のハードタックルからY3のトライ(MOM)、そして最後はR27自らが飛び込んで同点としノーサイド(9-9)。来年のトライゲッター王として浮上しそうな逸材がまた現れました。

[第五試合:ピーチvsさぬき]

相手キックオフからノーガードの打ち合いとなりました。大柄のFWDにハンドオフを受けトライ献上。マイボールKOからS1のトライと交互にシーソートライを続け、6連続ノーホイッスルトライという珍記録が生まれました。相手ノッコンで記録が途切れた後、花園でのスクール大会に出られなかったH13がトライ(MOM)。R15トライ、K4タックル&トライで漸く逆転で折り返し(6-5)。我慢比べの後半は、K4、R15のナイスタックルあり、相手の加点を1点に抑える一方、S1、S25、K4、R15(また退場、今日はいつもと違う下降局面のドラゴンだったか)のトライで突き放しノーサイド(14-6)。さぬきRSさんから差し入れいただいた本場のみかんで、お昼抜きのコーチは元気を取り戻しました。

[第六試合:ブルーvs高槻B]

先ほど引き分けということもあってか、相手は最初からエースを投入。戦前の予想を翻す大量失点となったものの、H7のタックル、H7の相手エースのタックルを受けながらのT18へのパスでトライに繋がりました(MOM)。1-6で迎えた後半もH7の独走(トライ寸前のインゴールノッコンは惜しかった)やY17のタックルで懸命の防御をしていましたが加点できないまま1-12でノーサイド。

[第七試合:グリーンvs京都西]

ブルーが大敗した相手にグリーンは、Y3、K20、R27のトライやタックルなど前に出るプレーが奏功、2点差で折り返し(5-3)。後半もよい繋ぎが続きながらゴールを奪えないまま相手の逆転を許しノーサイド(6-10)。2試合フル出場のゲームキャプテンK16がよくチームを支えました(MOM)。Y5は試合中、コーチに厳しく叱られながらよく頑張った(MOM特別賞)

[第八試合:レッドvsさぬき]

レフリーが現れないという珍事で前半は8分程の短い試合となってしまいましたが、トータルで19本のトライラッシュは賞賛ものです。この試合はS10の動きが素晴らしく、自らのトライだけでなく、相手ゴール前でオフロードパスがJ22に繋がったシーンはソニービルもびっくりかも。T2もナイスタックルからJ22のトライに繋がっていました。後半は、負傷者もあり、他のチームからコーチのチョイスで参戦して貰いました。やはり本日の締めは、J22の独走トライ。体格とプレーが徐々にマッチして力強さが増してきました。

全試合終了後、MOMの表彰を行ったあと、寿間近なTakeコーチに皆で寄せ書きをした色紙を生徒全員からプレゼントしました。最後は西日を受けた生徒全員で記念撮影。皆満面の笑みを浮かべていました。

冒頭ペンギンズと書いたのは、五年ほど前に出版された表題の本から拝借したものです。棲家のある氷山が溶けるというリスクが迫っている状況でも多くのペンギンたちが何も行動をしないことに対し、立ち上がった若きヒーローペンギンたちがとった勇気ある行動をリーダーシップの観点で平易に書いたベストセラーです。これらの変革を望むペンギンたちはカモメが空を飛んでいるのを見たときに、カモメになったつもりで考え、新たな氷山を偵察をするという行動に出ました。

考え方を変えれば、行動が変えられる。これまで一緒に練習をし、考え、話し合った仲間と協力して行動を起こすことができた二年生です。これからは、より高い視座でラグビーを捉え直し、さらに強いチームになるべく、行動を変えていって欲しいものです。目指すは、自分たちでラグビーのあるべき未来を考え、勇気を持って行動するチーム。さあ、一月から新たな取り組みが始まります。

「週4時間に生きる」二年生

降水確率80%を覆す予想外の天気のおかげで予定通り花園でのスクール大会がつつがなく終了しました。「自分が多数派の側にいると気づいたときこそ、立ち止まって自分と向き合う時である」とマーク・トウェインが言ったとか。20%の確率を信じることがいかに大事か痛感しました。

二年生は4チームに分かれて4時間にほぼ連続で6試合も緊張感のあるラグビーができました。結果は3勝3敗。1試合を2つのチームが前後半に分かれて闘ったので、チーム毎の戦績は、チーム・レッド=2勝1分、グリーン=2勝1敗、ブルー=2勝1敗、ピーチ=1勝2敗でした。1年前のこの日、大泣きに泣いた彼らが、心身ともにたくましく成長したことを実感できた大会となりました。参加した22人全員がコーチ達の心に響くプレーをたくさん魅せてくれたので、マンオブザマッチの選定は苦労しました(表彰は明後日の練習開始前に行います)。以下、生徒達の4時間を記しておきます。

[第一試合:寝屋川戦]

①前半/チーム・ブルー(H7、Y17、M19、R21、R24):相手ボールのKO。気負いすぎたかノーホイッスルトライ献上の苦しい立ち上がり。劣勢を立て直すべくゲームキャプテンM19が骨折から復帰の初戦で右に左にスイングしてのお試しトライ。相手反則からすかさず右隅に連続トライでエンジン全開のあとは古傷の不安を払拭するタックルも完璧な仕上がりでした。終了間際、R21が課題としてお父さんと取り組んだ布団タックルの成果が出ました。美しい追いタックルでトライラインを堅守(MOM)。3-4の接戦の形でチーム・グリーンにバトンタッチできました。

②後半/チーム・グリーン(Y3、Y5、K8、K16、R27):前半の流れそのままにイメージキャプテンY5が大きなストライドでゴール左隅を狙う走りを見せるも、いずれもタッチに押し出されトライならず。最近早出してラグビーの一連の流れを掴んだ様子のR27がエッジの効いたステップでトライラインを超えたものの、濡れたボールを置きに行ったためインゴールノッコン。再度チャンスが巡り、今度は落ち着いてトライとし同点に(MOM)。次はベテランY3(チームキャプテン)までもあろうことかインゴールノッコン。次のトライチャンスではボールを抱えて飛び込みトライ。終盤R27二度目のトライで追いすがるも時すでに遅し。6-8でノーサイド。

[第二試合:高槻戦]

①前半/チーム・ピーチ(S1、K4、K12、R15、S25):1年ぶりの対戦はマイボールKOで再開。さすがに相手ディフェンス網は固く、K4を起点に連続攻撃を仕掛けるもトライに繋がりません。逆にタックルを受けたところでオーバーされヤンボール→そのままサイドをつかれてトライ献上。一年生時の試合が脳裏に蘇ります。そこで終わらないのが収穫期を迎えたピーチ軍団。S25がスペースを駆け抜け→K4→R15と電流が流れたようなトライ。試合前、チームが円陣になって「勝つぞ!」の無言信号を送ったインパルス練習の成果が早速出ました。5分までの1-1のイーブンを破る相手トライで逆転されましたが、R15が自陣ゴール左隅直前で追いタックルでピンチを凌ぎます。7分、ラックからS25が躊躇なく飛び込んでトライ。その後のタックルでもチームに大きく貢献しました。終了間際にR15が縦突破し、最後はS25がトライ。先週の練習でコーチにすえられたお灸の効果が早々と出ました(MOM)。3-6でチームレッドに襷を渡しました。

②後半/チーム・レッド(T2、S6、H9、S10、S14、T18、J22):味方オフサイドの反則からすかさず相手エース18番に先制トライを許すも、イメージキャプテンJ22が突進しトライラインを超え反撃の狼煙と行きたかったところでしたが、懐かしのインゴールノッコン。しかし、これで勢いづいたレッド軍団。T2がゲインラインを超えタックルを受けた後の捨て身のダウンボールをS14の素早い寄りでT18に繋いでトライ。チームキャプテンH9も落ち着いたプレーで加点し2点差まで詰め寄りました。ペナルティから相手18番の速攻トライで引き離されても、H9のトライで食い下がりました(MOM)。最後はゲームキャプテンS6からS10に繋いでトライ。前半の3点差をそのまま引き継ぎ8-11でノーサイド。何かに着実に近づいて来ました。

[第3試合:枚方戦]

①前半/チーム・グリーン:この試合でもマイボールKO早々R27がスピードで抜き去りトライ。同じく二年生から入校のK8も存在感を見せつけます。ボールを小脇に抱え、可愛い横走りから縦に切り返すところや首タックルを取られこそしましたが、素早いアップは彼らしい強気の側面が見えました。あとはパスのタイミングさえつかめば一人前です。彼らに経験値では負けないY5が左に器用なステップでトライ。タックルでも大きく貢献しました(MOM)。ゲームキャプテンK16もうまくY3に繋ぎトライとなったプレーやタックルを随所で見せていました。Y3も今度は指先だけ触れる最後まで諦めないタックルでゴールを死守。最後は自らの左右に揺さぶる華麗なランでトライ。5-2で折り返し。

②後半/チーム・ブルー:M19が確実なタックルで相手反撃の芽を積んだあとは、最近大阪の自転車レースで優勝した(本人談)Y17のトライショーの始まりです。今日は3連続トライで試合を決めました(MOM)。チームキャプテンR24もプレーでは黙っていません。ペナルティからスペースを抜けてトライのあとは、模範的なタックルで成長ぶりを見せつけました。最後はR27が今日覚えた頭から飛び込むトライで10-6のノーサイド。

[第四試合:堺戦]

①前半/チーム・レッド:開始2分、J22が力強いゴール前密集のガメリトライで均衡を破ったあとは、T18のタックル、J22のターンオーバー、S6のトライの三重奏。S14も低いナイスタックルでT18トライ。今日のS14はチームを鼓舞するタックルで貢献(MOM)。T18のうまいフェイントでトライの他、H9、T2のタックルからS10のトライ、締めはT18のトライで6-2。

②後半/チーム・ピーチ:後半は、S1、K4、R15の三重奏で加点し、13-6でノーサイド。MOMはタックル、ブリッジ、トライでゲームキャプテンの使命を果たしたR15。

[第五試合:大阪戦]

①前半/チーム・ブルー:Y17が左ライン沿いを走り抜け先制トライのあとは、M19、R21がトライ。R21はこの試合で相手の突進を止めモールとしボールを押さえ込んで離さずマイボールスクラムや、ターンオーバーに繋げての大活躍。M19、Y17のトライのあとは、またもR24のタックルがひときわ光彩を放っていました(MOM)。8-0の零封で最後のバトンタッチ。

②後半/チーム・グリーン:K8が今度は2本のトライで大活躍(MOM)。R27も3本、Y5は2本とトライを重ね大円団。

[第六試合:阿倍野戦]

①前半/チーム・レッド:昨年勝利した相手とはいえ受身に回れば手強い相手とわかっていながら、受身のプレーで序盤から0-3の苦しい展開に。しかし、落ち着いたS14のトライ、S6のタックル&トライ、ペナルティからS14→T18と繋いで同点に追いつき、ゲームキャプテン意地のドライビングモールで逆転トライ。高槻戦で一人涙したT2が目の覚めるタックルとトライ(MOM)で5-3。

②後半/チーム・ピーチ:虎の子の2点を瞬く間に失ったところで、S1がひとり気を吐きトライで6-5(MOM)。ここから勝利の三重奏どころか、タックルできない、モールも押される、ラックもターンオーバーの三重苦を背負い大逆転負け。味方ラックから出るボールへの相手の二人懸りの激しいプレッシャーは学ぶべきところがありました。ピーチ軍団は今回の試合で受けて勝てる試合はないことを痛感したことでしょう。明後日の初戦から飛ばして欲しいものです。

冒頭の降水確率で思い出しました。結果の80%は原因の20%から出てくるという「パレートの法則」。会社の2割の社員が8割の成果をあげるなど、様々な文脈で語られる法則ですが、今日勝てなかった原因の2割(最も勝利を遠ざけた要因)を明確にし対策を打てば、8割もの高い勝率に繋げることも夢ではないかもしれません。仕事を重要なことに制限すると、仕事時間が短くなるという考え方も80/20の法則です。今日「週4時間」という短い集中した時間の試合体験で何が重要なことかがわかってきた二年生。明後日の8試合で理解力が試されます。

「苦しみに強くなるのではなく、勇気の要ることを行う強さを育てよ」(マキャベリ『君主論』)

11/23 1年生 スクール大会

11/23(祝)花園ラグビー場 練習G
参加人数:6名

今日は、朝おきてみるとドシャブリの雨でしたが、だんだん雨脚も弱くなり、無事スクール大会を実施することが出来ました。しかしながら風邪で急遽2名が参加出来なくなり、6名で2試合戦うこととなりました。これまでの練習成果がみられればきっといい試合が出来ると信じています。

試合結果
vs東大阪 2-9 負け
vs枚方  14-3 勝利

1試合目の東大阪は大阪で一番強いチームです。そのチームに対して、攻撃面でのランは十分通用していました。足の速さ、ステップ、TRYする気持ちどれをとってもよかったと思います。
また、相手に捕まっても1人を残して全員で押し込むことも少しずつ出来てきました。
これだけの差が出るのは、ボールに対するからみが上手いことと、当たるときに相手にボールを取らせない、また相手が当たってきたときに、タックルにも行くし、ボールも取りに行っています。豊中の生徒は、簡単に相手にボールを取られているので、ここに一工夫をすれば、一段と強くなると思います。

2試合目の枚方戦では、アタック時にどうしても相手の居る内に切れ込んでしまくクセがあるので、真っ直ぐに走り外にステップそんままコーナー目指してTRYに向かって走るように指示しました。始まって直ぐにコーナーへのTRYが見事決まり、みんなも大喜びでした。その後はTRYの山を築き、全員が伸び伸びとグランドを走り回っていました。
相手に捕まっても足を動かして押し込み相手ボールを奪ってのTRYも見られました。
残念のなのが、途中までは、ノートライに抑えていたのですが、3TRY取られたことです。相手をみながら一緒になって走っていてはタックルに入れません。相手に向かっていくことが必要です。

以上、あさっても試合が3試合あります。今日のことを忘れずにどんなに強い相手でも走って、当たって、押し込んで下さいね!保護者のみなさまも感想等、是非お聞かせ下さい。

11/18 1年生練習内容

11/18(日)三中
参加生徒:6名

今日は昨日の雨でグランドコンディションが心配でしたが、乾きもよく思い切り練習する事が出来ました。

1.パス
円になってのパスを行いました。内向きと外向きと行いました。落とさないように気をつけて行えば直ぐに出来るようになると思います。そろそろ試合でもパスが出来るようになればいいのにと思っていますので、少しずつ練習しましょう!

次に2人組みで、前に相手が居ることを想定し、パスをつなぎTRYする練習を行いました。いきなり高度なことをやらせて見ましたが、1つのパターンを繰り返すことにより、荒削りではありますが、ボールを受ける→ラン→パス→ラン→TRYの流れが体験できたと思います。また、TRY直前に相手に行く手を阻まれた時に、しっかりと当たってTRYすることも行いました。TRYラインが目の前にある時は、なにがなんでも頑張ってTRYして下さい!

2.3対3
最後に幼年さんとの試合を行うことから、小さなコートで、アタック&ディフェンスを行いました。最初に相手と向かい合い、コーチの合図で、アタック・ディフェンスを支持します。ディフェンス側が、ラインまで下がり体制を整えた後に、アタック側はチョン蹴り、パスし攻撃します。

ねらいとしては、
・直ぐに下がってディフェンス体制を引くこと
・攻撃側がパス受けたら一斉に前に出てディフェンスを行うことです
こちらも少々強引ではありましたが、みんな必死になって練習していました。

3.練習ゲーム
幼年さんと試合を行いました。夏にはやられたので、生徒も乗り気ではなかったですが、練習の成果がみられることと期待して試合に臨みました。ねらいどおりみんな成長しており、3TRYは許したものの幼年さんの強力なアタックにも何とか食い下がって止めていました。攻撃面についても、ボールをつなぐプレーが見られたり、モールで押し込むプレーが見られて一体感が出てきました。
この調子で、スクール大会も頑張りましょう!

4年生 Nov18

雨上がりのグランドが心配でしたが、意外と・・・ グランド整備ありがとうございました。

本日参加17名+体験1名 全員集合!♪♪でした。 指導員6名 ありがとうございます。

久々の交流試合1週間前 みっちりと・・・^^  今回初めて前日での、メンバー発表 チームを二つに分けてみました。 8名と9名 でもゲームは7人制・・・><   声を出して、元気に練習した者が、スタメンと伝えました・・・ さぁ! がんばって!! 課題は、ミスを恐れず、仲間でフォローできるように 

  • ディフェンスの練習  強い姿勢で・・・
  • 前回からの遊び心を加えた ランパス  声出して 走った?? 
  • こちらも今回初めて、FW・BKに分かれて・・・  しっかりと基本の習得。基本です!^^
  • 最後に5年生の大きな身体を借りて、練習マッチ・・・結果は・・・秘密です  :;笑

午後からの親睦会 多くの参加でした。 朝から準備いただいた、保護者の皆様と共催となり楽しんだ他学年の方々、ありがとうございました。 4年指導員代表して感謝いたします。 そして、元気にみんなで仲良く遊んでいた子供達! 来週は、主役となって花園のグランドを駆け回ってください。 練習の成果を、みんなに見せつけちゃえ! 楽しいスクール大会にしましょう。

子供・保護者・指導員 みんなで楽しく元気にラグビーを楽しもう!

18番が見えてきました^^  いっしょにグランド駆け回って・・・ 欲しいですね。

二年生の成長過程で身に付けたい『「抜く」技術』

昨日降り続いた雨に加えて水はけの悪いグランドながら、練習には問題のない適度な状態でした。一時間以上前から保護者と生徒に水抜きをしていただいたおかげで、出席した生徒全員(23人、1人怪我のため見学)でたっぷりタッチフットでウォーミングアップできました。タッチフットは途中からコーチを抜いて数人の生徒に順番にレフリーを任せてみました。ポジショニングはほとんど動かず、遠くからタッチの回数を数えるだけでしたが、二年生にしてはよく頑張っていました。今後、生徒にレフリーも任せ、自主的に練習できるようなシステムを作ろうと思います。

あと5日と迫った花園第2グランドでのスクール大会、そして翌々日の高槻市ラグビーカーニバルに向け、直前練習をいつもより緊張感を持って行いました。コーチの指導もいつものほのぼのモードから一転、厳しいものに変わって、生徒も戸惑ったことでしょう。まず、改めてメンバー4チームを発表し、チームピーチが黒、レッドが黄、グリーンが緑、ブルーが青のビブスをそれぞれ身に纏いました。選ばれた12人のキャプテンに惜しみない拍手が送られました。

メンバー発表後、花園・高槻両大会の作戦を細かいことは抜きにしてアタック、ディフェンス各1つだけ伝授しました。極めてシンプルな攻撃パターンはこれまでの早朝タッチラグビーで身に付いたことを実際のタックルありの試合で行うというものです。昨日世界ランキングでほぼ互角のグルジアとの接戦で劇的な勝利を収めたジャパンの「アタックシェイプ」に近いのかも知れません。まずは、生徒全員の前で紙を見せて手拍子で息を合わせました。25個の●と○をある一定のパターンで縦に並べ、それを見ながら全員で手拍子しました。夏の練習時にもやったことのある練習だったのか、全員よく息を合わせていました。

●の箇所は手拍子を行い、途中に3箇所○○印をつけた箇所は手を叩きません。5日後の試合に向けた作戦をこの手拍子で感じて貰いたいがために、途中、手拍子をしない「間」を置きました。早くから水抜きを行った生徒に今日気づいて欲しかったのは、「抜く」ことの効用です。ラグビーは相手とのコンタクトなしには試合にならないため、えてして強引なまで力を出し切ることがもっとも効果的と考えがちです。じつは力を最大に得るためには、そこに力を抜くという逆の要素を活用することが必要と唱える学者がいます。コーチもその考え方に賛成で、力を抜く仕組みがないものは実は脆い。生徒が皆続けられるものとして答えてくれた呼吸も同じこと、常に力んで酸素を吸い込むだけで息を吐くことがなければ死んでしまいます。血液も同様です。熱力学では、「熱から有効な仕事を取り出すためには、ムダがなくてはならない」という大原則があるそうで、やけどしそうな熱源の二年生にもムダあるいは「あそび」といった「抜く」技術が必要なようです。

人間は放っておくとひとりで頑張り、やりすぎてしまいます。ラグビーという大人数でプレーするスポーツでは、ワンマンプレーが致命傷となるケースが多々あります。一見、最大の力を発揮するプレーヤーに任せておけば勝てると思ってしまいがちですが、二人がかりでマークされたり、怪我で退場したときに弱さが露呈するものです。押しの強い選手と引きの強い選手といった相反する二つの要素を活用することは、ムダが多いようで実は強いチームに欠かせない考え方かもしれません。

かといって引く力だけの生徒に引き技だけを教え込むというのも問題です。引き技は押す力が最大になって初めて活かされるものです。全力を出し切って初めて相手は全力で反発してくるから引き技が効果を発揮するのであって、最初から腰が引けていては勝負の土俵にも立てません。今日の練習で、栄えある花園でのイメージキャプテンに指名したS25のプレーが全力を出し切っていない様子に、彼に向かって大声で「やり直し!」と呼び戻しました。初めてコーチに怒鳴られてバツの悪い思いをしたと思います。合宿での体力測定三冠王の彼なら花園を縦横無尽に駆け抜けてくれる力を持っているが故の熱い指導と思って、どこで力を出し切って、どこで抜くのかがわかる選手になって欲しいと思います。

もう一つ、「記憶を抜く」という生産的な手抜きの効用も二年生には知って欲しい技術です。人間には覚えていられる容量に限りがあります。そこで忘れないようにメモに残します。それによって安心して忘れることができ、記録が記憶の手抜きを可能にしてくれます。今日、S6が見せてくれたラグビーノートも、わざわざ書いておかなくてもその時は覚えていられるものばかりです。けれど、これから覚えないといけない情報が増えてくる二年生には、いつか忘れ去られる日が来ます。そうならないように、たまにノートを読み返すことは忘れやすい生徒にとってとても大切な習慣となるでしょう。怪我でも見学に来て練習内容をノートにイラスト付きで描いていたA11のノートを借りて今開いています。「ボールははしりこんでからもらう」「あいてにぶつからないでなかまにパス!」とか子供ながら気づきを言葉にしていて、高い理解力に驚かされました。12月の完治が楽しみです。

アタックでの作戦遂行、ディフェンスでの決まりごとを再確認して、ピンボール(ダウンボール→ヒット→ピックの繰り返しでゲーム)を行った後、ピーチ対レッド、グリーン対ブルーのミニゲームを行いました。ピーチは2連続先制トライでレッドを手こずらせる緩急のある良い動きでしたが、5-4でレッドがかろうじての勝利。グリーン対ブルー対決では、K8が追いタックルでトライを阻止したプレーが印象的でした。身を挺したタックルはまさに「私を抜く」ことによって仲間から信頼を得る人間関係を構築する技術だと気づかせてくれるビッグプレーでした。本人はケロッとしていたところが、彼らしく微笑ましい光景でした。

花園では、4チームが5~6試合を行います。各試合を前半・後半に分けて、ブルー・グリーンが寝屋川、枚方と、ピーチ・レッドが高槻、阿倍野と戦います。これらの勝敗で試合が組まれており、その数試合はコーチ選抜チームをその日、肩の力が抜けている選手中心に組成したいと思います。全てはその翌々日のために。

4年生 体験会

11月3日  豊中ラグビーカーニバル  11月10日 ラグビー体験会  

両体験会にご参加をいただいた子供達、そして親御さん。大変感謝しています。ありがとうございました。 いっしょに汗をかいて、ラグビーに興味を持ってくれたならうれしいことです。  今回のことが、良縁となればいいなと思っています。

4年生は、ラグビーを好きになる!仲間を好きになる!ことを考えながら、笑顔のある練習をし、自分達で考え、みんなでゲームに勝つことを目指しています。 HPに練習スケジュール載せていますので、いつでも気軽に来てください。

 楽しい仲間が待っています。

明日18日も練習しています!!