4年生 Oct21

秋晴れ!! 本日参加16名 ありがとう。 指導員も7名 布陣できていますねぇ^^  本日はグランドが広く使えます!

さて、本日も豊中市民ラグビーカーニバルを控え タグラグビー練習 早出練習にかかわらず・・・ 多くの参加でした。  そんなにラグビー好きになってくれたんでしょうか?ねぇ~^^ そう思っちゃいます。

笑顔の耐えないタッチフットで、充分にウォーミングアップ。 “うしうま”で少し楽しませながら。。。 そして、時間も押してしまったので、ゲーム形式。

通常練習に繋がるように、タグラグビーの特性を意識させて・・・

 通常練習

  1. 先週から、ワンステップ、タグラグビーの特性を踏まえての練習です。みんな、かなり声が出てました。 このまま習慣づいてくれたらいいのですが・・・    期待しよう!!
  2. ツーステップ、 アレンジを加えます。 いろいろなポジションを経験させながら・・・

 3年生とゲーム形式で・・・課題は練習してきたことをする! 

1 声の出る割合はかなり高くなってきました。 が、まだまだ、ゲームに集中すると口数が減ってきます。 

2 プレッシャーの少ない状況・・・まだまだ初歩的なミスが目立ちます。 自信を持ってプレーしていって欲しいですね。

課題残ってます。 がんばりましょう。

 先週・先々週と タグラグビー早出練習でした。 おかげで通常練習は、みっちりと・・・

次回 練習に繋げるようにしなければ。。。です。   

PS、⇒    整列!!  これがなかなかできません! 自分の置かれてる位置・方向が、各自掴めないですねぇ。。。  最近学校では、きちんと整列させてないのかなぁ・・・?

と・・・感じてしまいます。  お気づきの点 ありましたらよろしくお願いします!

 

 

試合したいですねぇ・・・ よろしくお願いします。

二年生、「さあ、才能に目覚めよう」

暖かな秋晴れの下、久方ぶりの広いグランドに二年生22人(4名欠席、S14の皆勤記録が途絶えました)が集まりました。今日も一時間以上前にS6がいちばん乗り。続いて登校のS10、H13、K16、R21が揃って黒ビブスを装着し、黒チームの面子がガラリと変わりました。メンバーが流動的になってきてよい傾向です。

今日は使用できるボールが限られていて、保護者の方に他のグランドから急遽取り寄せていただいたようです。ボールのない中でエアタッチラグビーも考えましたが、他競技を知るということでテニスボールを使った手打ちソフトボールに挑戦しました。野球を見たことはある生徒たちですが、やってみるとバッターボックスの立ち方、アウトの取り方など意外と構えやルールを知りません。後で聞いたら、昔のように学校や空き地でやらないんですね。全員集まって11人対11人のサッカーのようになり、ピッチャーマウンドの周りに立錐の余地もないほど群がっていました。それでもヒットが出たのはなぜ?バッターではA11が空振り一回転して大仰にこけて、コーチから「それは(Mr.ジャイアンツ)長島や!」と笑われていました。皆初めての経験だったようで楽しかったようです。

全体練習開始後、生徒たちを集め、先ほどのソフトボールでは皆それぞれ得意、不得意なプレーがあったようですが、自分の得意なことについて聞いてみました。キック、パスといった技術面の回答が多く出たので、「では、スポーツから離れて一日ずっと続けられることは何?それも強みじゃないかな」と違う質問をしてみました。「(テレビ)ゲームなら一日中でもやれる!」と自慢げに話す生徒が多かった中で、「息をする」、「心臓を鳴らす」という珍回答もありましたが、「本なら読める」(S10)、「絵を描く」(K20)というコーチ好みの回答もやはり出ました。今日帰ったら自分が一日続けられることについて考えてみるように宿題を出しましたが、覚えているかな。

スポーツで最大人数といわれる集団競技ラグビーとは単純明快で、プレーヤーの性格や能力は一人ひとり異なるという事実を踏まえて、その違いを活かすことにつきると思います。著名な投資家ウォーレン・バフェットは大学生を前に「私はきみたちとなんら変わりません。もしなんらかの違いがあるとすれば、私は毎日朝から晩までこの世でいちばん好きなことをしている。だだそれだけのことではないでしょうか」と、どんな投資家よりも辛抱強い男と評される人物らしからぬ拍子抜けた話をしたそうです。その辛抱強さという自らの強みを活かす道を切り拓いたことが今の名声に繋がったのは間違いない事実です。ラグビーでも生徒一人ひとりの強みを活かした適材適所の配置がチーム全体の大きな成長のキーファクターとなりそうです。まず、二年生には誰でも一人ひとりに強みがあることに気づかせることが先決ですね。

無意識に繰り返される思考、感情、行動パターンのことを才能と呼ぶそうですが、この定義に従えば、先ほど二年生が発言した一日中無意識に続けられることも才能と言ってもよさそうです。才能、知識、技術。この3つが組み合わさって初めて強みが生まれる。表題タイトルの本では、その強みの例として34の強みを紹介していますが、その中で二年生にあてはまりそうなものを以下列挙します。

◇目標意識:自分の行き先が明確でないと生活はたちまち苛立たしいものになる   ◇回復思考:ものを修理したり、(レゴなどで)何かを組み立てたりするのが大好き   ◇学習欲:学校でいちばん優秀というわけではないが、教わったことはなんでもスポンジのように吸収する   ◇活発性:「いつ始めようか?」と動き出したくてうずうずしている   ◇共感性:チームで何かを決めなくてはいけないとき、いつも「わかった。でも、あいつはどう思う?」と全体の雰囲気を感じ取ることができる   ◇競争性:勝てる勝負しかしない。もし負けたりしたら、腸が煮えくり返る性質   ◇規律性:几帳面でもきれい好きでもないが、決めたことが完璧に完了されることを求める   ◇収集心:知りたがり屋。遊戯王カードなど形あるものだけでなく、さまざまな情報に好奇心を覚える   ◇慎重さ:用心深く、油断しない。自分のこともあまり話さない。自分自身で考えることを好む。(コーチもこのタイプか)

今日の練習では、コーチが手に持ったビブスの色を見て団体行動することから始めました。横に3M感覚でゾーンを描き、最初の3Mのゾーンを0番、3~6Mを1番、6~9Mを2番、9~12Mを3番と呼ぶことに決め、コーチが決めた色別動作(緑:ダッシュ、黄:スタージャンプ、黒:うつ伏せ)を5人の同色ビブス集団で息を合わせて行う練習です。コーチがゾーンの番号をコールし、生徒が均等に横へ広がり、コーチの指示で行動開始。これはスムーズにできました。次に各集団毎で相談し、サインを決めます。コーチが黄を出せばダッシュ、黒ならスタージャンプという具合です。一分の円陣作戦タイム後やってみました、できたでしょうか。サインを知らないコーチがランダムで上げるビブスに自信を持って反応できていない生徒がかなりいました。間違っても何食わぬ顔で行動するようにアドバイスしたら、かなりできるようになってきました。

この他、二人一組で5M先の左手にいるコーチからパスを受け10M先の二番目のコーチ(右手に停止)にパスし、後続の生徒がそのボールを貰い、15M先の3番目のコーチにパスする練習を行いました。二年生には複雑かとは思いましたが、彼らは最初からうまい具合に連動していました。パスの精度も春から増しています。NZ式ハンズアップもよくできていました。次に、狭いゾーン(5M)のパスから広いゾーン(7~8M)へ攻めるイメージ(反対側では逆にワイドからナローに)でやってみました。これも難なくやってのけるところが流石二年生。すばらしい。それならば、いじわるコーチは考えました。3人でできるか。それも最初ボールをコーチから貰った生徒はパスしてすぐにうつ伏せ、次の生徒はパスしたらスタージャンプをするというインポシブルなミッション付き。なんとこれも数回やっただけでノッコンせずに難なくクリアしました。いじわるコーチも参った(*_*)。

最後に新しい黒ビブス軍団とその他の色でミニゲームを行いました。今回黒が初めての黒星。群雄割拠の時代到来のようです。十人十色の強みを持った生徒たちが誰とチームを組成しても同じように連動できるチームが強いチーム。強いから勝つのではなく、勝つことで強くなっていくチームを目指したいものです。

来週はグランド確保できずお休みです。来週の週末はゆっくり家族といっしょに自分の強みを考えてみるのも良いかもしれません。

二年生を『まとめる技術』

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養生中の青々とした芝生のグランドを横目に土の上で二年生21人が朝早くから集まって練習しました。自転車通学の生徒R15は8時15分に一番乗りで登校し黒ビブスをゲット。続く5人も黒を選択していました。皆が好きな黒チームになると最後のミニゲームは交代なしでプレーできることとしています。中学、四年生も一時間前から練習していました。全体練習の前に準備が整うのはよいことですね。集まった生徒を二つに分けて先週から始めたNZ式タッチラグビーを開始し、その後現れた生徒を均等に混ぜてコートも徐々に拡大して一汗かきました。

全体練習開始後、生徒を集め、先ほどのタッチラグビーで大事なことは何か質問しました。H9は真っ先に手を挙げて「声を出す!」と元気に即答してくれました。「マコーミックさん(今週は関学が同志社を破りました)もおっしゃった通り大事だね」、ではどんな時に声を出すのか。タッチしたときの「タッチ!」のコールを大きな声ですることはもちろんですが、コーチからは、ボールを持っている人の周りが「偶数にタッチされたから、パス!」とか「奇数にタッチされたから3歩前へ進んで寝ろ!」という指示の声をもっと出してみようと伝えました。次に、ラグビーノート(既に2冊目)をS6が持ってきてくれたので、皆に披露しました。彼の素晴らしいところは、試合結果を踏まえて、良かった点、できなかった点を事細かに文章化し、次はこうしたいと書いてることです。ゲームキャプテンらしいプレーはまさに日々自分を見つめ直している姿勢から生まれていると思います。他の生徒もノートをつけていると手を挙げていたので、来週も楽しみにしています。

H9やS6にも備わりつつあるリーダーシップをもって強い組織へと仲間を引っぱっていくことは大事ですが、それだけではなく、リーダーに付き従う生徒全員(フォロワー)が自然と動き出すような環境作りも大事だということを念頭に、まずは集団行動の練習に取り組んで貰いました。
集団行動は小学校一年生の最初に体育の授業で習う基本中の基本ですので、姿勢(気をつけ、休め、腰を下ろせ)と集合・整頓(3列、前へならえ)はできていますが、方向転換(回れ右=右足を約二足斜め後ろに引き、左足のかかとと右足のつま先で180度右へ回り、右足を左足に引き付ける)ができない生徒がたくさんいました。一年生の時にやっておけばと後悔の念を抱きながら、小学生には困難と言われる「交差」にトライしてみました。コーチも入り12人の集団(3列縦隊)を並行に二つ作り、そこから斜め45度に前進し両集団が交差するというものです。何もヒントを与えずやってみましたが、交差することなく、前を通過しただけでした。次に、横一列手を繋いでやったところ、ぎこちないまでも交差はしていました。先頭をリーダーにして、フォロワーが一糸乱れず連動すれば、それだけで素晴らしい練習となりますが、時間がいくらあっても足りませんのであきらめ、グリッド練習に切り替えました。
グリッド練習では、四角形の四隅にボールを持った生徒が同時に対角線上を走り抜ける練習からスタート。周縁視野(焦点を合わせず漠然と目に映るものを眺めること。「ソフトアイで見る」とも言う)を使って、三方向から迫る相手を眺め、ぎりぎりまでまっすぐ走る練習です。ソフトアイについては、17世紀の伝説的な剣士・宮本武蔵が『五輪書』のなかで二種類のビジョンについて述べているそうです。ひとつは「見」と呼び、外観や表に見える動きを観察すること。もうひとつは「観」と呼び、ものの本質を見ること。周縁視野を使う「観」によって、剣士は敵を見つけ、攻撃される前に、その動きを察知できると武蔵は教えたそうです。コーチも梅田の地下道の雑踏などではソフトアイですいすい人の波をかきわける練習を行ったり、時間制限のある読書はフォトリーディングでキーワードだけ読み取る練習を行ったりしますが、効果的だと思います。
グリッド練習はパススキルの練習と思われがちですが、目の使い方を覚える練習ではないかと改めて思いました。
次の3チーム対抗リレーでも、背の高いコーン(工事現場用)で前方を見ながらステップで回る練習を取り入れました。生徒がちゃんと前を見るように、コーチがビブスなど3色用意し、ひとつを掲げ、生徒がそれを見て「黄色!」などと言うように工夫しました。
前回も紹介しましたU20日本代表監督の中竹氏は近著『まとめる技術』でカリスマリーダー抜きで勝つ組織を作る方法について持論を展開されています。その中で、強い組織について触れています。「強い組織とは、仲間同士が、それぞれのスタイルを理解している組織だ。(中略)個のスタイルが組織の中で浸透すれば、暗黙のうちにコミュニケーションが図られ、パフォーマンスを向上させることができるのである」。このスタイルを確立するためには、冷静な自己分析を行い、自己認識を的確にしなければならないそうです。二年生も徐々にではありますが、自己の強み、弱みを分析し始めているようです。六年生までに26人全員のスタイルを確立し、仲間同士がスタイルを理解した上でスキルの向上が図れたら日本一強いチームになっていることでしょう。「日本一オーラのない監督」と言われながら大学選手権2連覇という実績を残された中竹さんの組織論は今後も注目したいと思います。
最後のミニゲームでは、黒ビブス軍団とそれ以外のカラービブスチームに分かれ、黒ビブス軍団をどう攻略するかをヒントを与えて考えて貰いました。黒ビブスは休みなく連戦することとしていますので、ずっとゲームをしたいという生徒は早朝練習でさらに力がつく、フォロワーも負けじと勝つ方法を考え近づいていくという好循環がおきることを期待しています。こじんまりまとまった組織ではなく、生徒各自のスタイルをあるもの探しの中で見つけ、気づかせ、どこまでも大きく拡散していきながらも一つにまとまった組織を目指したいものです。

4年生 Oct 14

試合が先延ばしになり・・・ 燃えるものが・・・><

そのぶん、じっくりと・・・本日13名 参加ありがとうございます。  指導員たっぷりと8名全員出席?!^^ すばらしい!!

 中学が早出で練習と言う情報を得て・・・ 相乗りで、中村校長の元、タグラグビーの練習です。  校長! 早朝からありがとうございました。^^

 全員ほぼ初めてのタグ・・・ニコニコしながらしていました。 ラグビー好きになってくれているみたいですねぇ・・・  タグラグビーに戸惑いながらも楽しそうでした。    来週もやるぜよぉ~^^

 通常練習

基本練習ランパス と 応用練習 

練習でしたことがゲーム形式でできるかどうか・・・??? できたかなぁ・・・? グランドが今回は狭かった分・・・次回 反復です。

そろそろ 子供達の身体も成長し視野が広がってきてるかな? 楽しみです。

 

親睦会参加いただいた保護者の方々ありがとうございました。 有意義な時間が過ごせました。  子供達の笑顔が見れる様にがんばっていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

10/14 1年生練習内容

10/14(日)南丘
参加生徒:8名

今日は、天候も良く絶好の練習日和です。みんな小学校の運動会練習で鍛えたれ、成長した姿を期待しています。かけっこの結果を聞くと、1番・2番とみんな早く走れたようです。もっともっと早く走れるように練習しましょう!また今日は、引越しでお別れしていた、幼年時代のお友達が練習に参加してくれました。

1.アップ
横一列になり、掛け声に合われて、前・後ろに動く練習を行いました。
注意する点は、常に前に居る敵(相手)を意識することです。
特に後ろに下がる時は、相手から目を離すとその隙にコースを変えられたり、パスされたりしてディフェンスが追いつかなくなります。また試合中にボールから目を離さないようにすることも大事ですので、常に意識しましょう!

次に横への動きも一列になってこないました。これも前に居る相手の横の動きに付いていく練習です。鬼ごっこで鬼になった時に、手を広げて追い込みながら捕まえに行くのと同じ考えです。次の練習では、鬼ごっこをやってみようと思います。

2.ランパス
ボールを落とさないようになって来ましたので、次は前に走るスピード、正確なパスを声を出しながら行えるように練習しましょう!FWパスを行いました。最初は歩きながらのパスです。
注意することは、前に放らない、声を出してもらいに行き一歩踏み込んでもらうことです。最初はなにかよく分からないようでしたが、練習すれば直ぐに出来てきて、最後には、右・左どちらでもパスが出来、競いあってパスをもらえるようになりました。試合でもボヤボヤしているとパスは回ってきませんので、大きな声を出して積極的にパスをもらえるようにして下さい。

3.ミニゲーム
最初は、4対4で行いました。アタックは自由走れるようになっていますが、相手に捕まったボールがパイルアップ(どちらにも出ない)状態になることが多くあります。ディフェンス側がボ-ルを奪う力が強いこともありますが、たいがいは相手にボールを簡単に渡していることが原因です。相手に捕まりそうになった時は、自分の体を使って何とかボールを相手に取られることなく、味方につなげるように工夫しましょう!

また、ディフェンスですが、全員で一斉に前に出るのではなく、真ん中の2人ないし3人が最初に前にでて、次に残りの人が相手の動きや味方のタックルミスなどに応じて前に出るようにします。大変難しいので、これから何度も繰り返しの練習が必要ですが、基本となる1対1で相手を止めることは必要です。止めれなくても向かってくことは喫緊の課題となっています。

以上、今日は、幼年時代のお友達が参加してくれて、とてもよい刺激になりました。豊中1年生の誰よりも積極的でガッツがあり、みんなも負けないように練習しましょう!現在も河内長野RSでラグビーを続けているとのことであり、今後の対戦を楽しみにしています。ありがとうございました。

4年生 Oct 7

本日参加16名 いいですねぇ 指導員 4名 ありがとうございます。

基本反復練習と“声” 

元気に練習できていたでしょうか?  元気に楽しく練習しないと・・・と考えています。

 

練習マッチ

中学が不在の為グランドが広く使えたのと子供達の強い要望により、少し長めに・・・ 課題を与えて試合形式でさせてみました。 みんなで考えて・・・参加するだけでなく体感してくれてたらと・・・考えています。  多くのポジションを経験させて、もっと仲間もラグビーが好きになって欲しいですね。

 子供達 試合したがっていますねぇ・・・茨木交流戦も不完全燃焼でしたもんねぇ・・・  飢えてます・・・ たぶん・・・笑

 交流試合組んであげてください^^

交流戦に勝利した二年生に告ぐ。『現実を視よ』

茨木RSさんとの伝統の交流戦を終え、台風で荒れた先週末を挟んだ初めての練習が漸くできました。昨夜の雨のおかげで硬いグランドがほどよい柔らかさと湿り気を帯び絶好の練習日和でしたが、秋の運動会・お祭りのシーズン真っただ中ということもあって出席人数は19人と低調でした。

今朝は、スクールに来てコーチに挨拶をした順番で好きなビブスを着られることと勝手に決めて生徒を待っていました。練習開始1時間前、前回の試合でチームTのゲームキャプテンS6が現れるや開口一番「神鋼の森田恭平がMVPやった!」。スクールOBの活躍を自分のことのように自慢げでした。次は君の番だよ。ほどなくS10、T18、R15、H9が続々現れ、皆の大好きな黒ビブスが早くも完売。昨日運動会だった生徒が多く、コーチから聞くまでもなく「かけっこでいちばんだった!」との報告を受けました。よく頑張ったね。来週も早出の順番で好きなビブスを選べることを出席生徒全員に伝えましたので、コーチも寝坊できなくなりました。有言実行は大変です。練習前に集まった生徒でタッチラグビーを行いました。これから寒くなるので、ウォーミングアップとして今後も継続します。タッチのルールとの違いは、タッチした生徒のビブスの番号が奇数ならタッチをされた生徒が3歩前進してダウン、偶数の場合はタッチされた生徒がその場でポップパスという点だけです。今日は慣れていないため、相手の番号まで意識が回りませんでしたが、徐々に慣れてくれば、奇数を探すような動きが出てくると思います。しかし、今日でも既にパスをノッコンせずによく繋げていて感心しました。

全体練習では、まず交流戦のレビューから。対戦した2つのスクールにいずれも勝利したことを讃えました。一つ負けたけれど、負けた相手との再戦で仲間が勝利してくれました。TRS二年生チーム全体としてどうかが重要です。運動会でいちばんになった?と聞けば、ほぼ全員の手が挙がりました。かけっこでいちばん、それはとても素晴らしいことです。コーチは学校の運動でいちばんを取ったことが一度もないので負け犬の遠吠えと思われそうですが、ラグビーは鈍足でもいいんです。『鈍足だったら、速く走るな』の作者(元早稲田大学ラグビー部監督の中竹氏)自身も大学の中では決して足が速くなかったそうですが、「ラグビーは凡人でも生き残れる術を残してくれているスポーツ」、「試合では絶対に全力で走らずに、余力を残し動きまわり、運動量で勝負をする。足が遅いのだから、どんなに頑張って速さで勝負しても負けてしまう。なら、別の部分で勝負すればいい」ときっぱり。では皆は何がいちばんか、数人の生徒に尋ねました。Y5は聞いて欲しくて仕方ない様子で「体重が36Kあります」とマイベストをカミングアウト。身長の高さならJ22も負けていません。中には勉強や音楽(鼓笛隊の活動で今日欠席の生徒もいます)なら誰にも負けない生徒もいるでしょう。生徒には自分のいちばんを見つけてそれを伸ばそうと伝えました。そういうコーチも、生徒へのないものねだりではなく、生徒の「あるもの探し」ができないとコーチ失格と言われそうです。

今日は人数が少ないこともあって、前半はレクリエーションの定番メニューを沢山用意して久しぶりの仲間との親交を深めることとしました。

1.4チームに分かれてリレー:①ボール股挟み(簡単かと思いきや、よく落としてやり直していました。結局、カンガルー跳び方式が正解でした)、②胴周りボール回転、③首周りボール回転、④ボーリング(5M先のピンを倒してボールを持ち帰る競争はすぐ結着がつくと思いましたが、なかなか当たらないものです。盛り上がりました)、⑤インパルス(輪になって手を繋いでスタート地点の生徒が右隣の人の手をギュッと握りしめ、握られた人は同じく右隣の人の手を握り、信号を速く2周させたチームの勝ち。目を瞑り真剣になって信号を伝達している様子は手だけが動いて微笑ましい光景でした)、⑤エアーボールキャッチ(エアーラグビーは二年生の専売特許、ボールなしと言った瞬間、「エアーや!」とはしゃいでいました。アイコンタクトでバーチャルのボールをパスしましたが、2個輪の中に放り込むといつの間にか1個でパスを回しだしていました)

2.じゃんけん列車:全員が近くにいる相手と1対1でじゃんけんし、負けた方が相手の肩に両手を乗せて列車を形成し、別の列車とじゃんけんします。あっという間に長い列車になりました)

3.手をたたこう:犬の足などお題を出し、その本数だけ手を叩いて、全員の息を合わせます。クモ、イカまでは良かったですが、「さざえさんの波平の髪」のお題に拍手が止まらず、どうしたのかS14に聞いたところ「横にもじゃもじゃしている」とのこと。出題ミスでした。

親交が深まったところで、1vs1のステップ練習を行いました。レクリエーションの余韻があったのか、どうも集中できません。全員を集めてこれからの目標をもう一度確認しました。2週間前の交流戦に勝ったことで自分達が強くなったと思っていないか。「成功は一日で捨て去らないと将来の成功に必要な要素が見えなくなってしまう。優秀な人間ほど、過去の思考パターンに引きずられる傾向がある」とは「ユニクロ」ことファーストリテイリング会長兼社長がずっとおっしゃってこられたこと。一つの頂きはクリアできでも、次の頂きを極められる保証はどこにもありません。常にゼロベースで高みに臨む気構えでなければ、チームとしても個人としても成長はありません。誰かが変えてくれるだろう、そう思っているうちはいつまで経っても何も変わらない。二年生にはまだ難しいかもしれませんが、夏合宿を自分達で乗り越えられた生徒達です。きっとわかってくれると思います。先ほどの柳井氏が近著でジョン・F・ケネディの就任演説の名スピーチを取り上げていますが、これからのゴールデンエイジに向けて急成長する二年生にも心にとどめて欲しいフレーズです。

チーム(スピーチでは「国」)が君のために何ができるかではなく、君がチームのために何ができるかを問いかけてください。

金太郎飴たちの「あるもの探し」の旅がいよいよ始まります。

 

ジュニア・ミニ・タグの競技規則の改定等について

■U-15ジュニアラグビー競技規則の改訂等について(通達)
平成24年4月20日
http://www.rugby-japan.jp/laws/2012/1204_u15.html

■U-12ミニラグビー競技規則、タグラグビー競技規則の改訂等について(通達)
平成24年8月24日
http://www.rugby-japan.jp/laws/2012/1208_0824_minitag.html

■U-12ミニラグビー競技規則、タグラグビー競技規則の改訂通達文についての訂正(通達)
平成24年9月26日
http://www.rugby-japan.jp/laws/2012/1209_0928_minitag2.html

注意されるべき点として中高学年でキックの条項が大きく変わっています。
なおこの改定の施行は平成24年9月1日となっています。

最新の競技規則等は日本協会のサイトからダウンロードできます
日本ラグビーフットボール協会サイト|ルール