カテゴリー: 中学生チーム

6月3日(日)摂津高校カーニバルの結果

6月3日(日)、摂津高校カーニバルに参加してきました。

けが人がいることもあって、低学年(U-14:中1,2)チームのみのエントリーとなりました。

・豊中RS 1 – 6 北地区(コンバージョンなしのため、トライ数のみ)

Pos. Name
1 K17
2 K23
3 I22
4 M10
5 Y14
6 Y15→M6
7 O19→N12
8 Y20
9 K16
10 M18
11 N12→Y15
12 M21

北地区チームは全員1年ということもあり、こちらは1年主体+2年のチーム構成でした。途中、戦術的な交代と怪我による交代を行いました。

<成果>

練習して間もないですが、密集でのピラーディフェンスには立てていました。

クイックネスがよく、相手のハンドリングミスにつけ込むことができていました。

ハンドリングミスも許せる範囲内ではないでしょうか。

<課題>

コーリングができていません。

追いすがるようなタックルばかりでした。

密集からの攻撃がワンテンポもツーテンポも遅いです。これはSHだけの責任ではないですよ。そして、密集でのターンオーバーが多くありました。

<概観>

中学で初めてのポジションの選手がいたこともあって、1年としてはこんなものかなという印象です。

途中まではよく頑張っていましたが、アンラッキーな形で点を取られてから、ズルズルと失点を重ねてしまいました。気持ちを切り替える選手、また気持ちを切り替えるよう発破をかける選手がいないのが気になるところです。

1年に混じって入っていた2年に、リーダーシップを発揮してもらいたかったですね。

・豊中RS 4 – 2 大阪RS(コンバージョンなしのため、トライ数のみ)

Pos. Name
1 A4
2 K23→K17
3 Y14→I22
4 H8
5 O5→Y14
6 M6
7 K13→S7
8 M10→Y20
9 S7→K16
10 M18
11 N12→Y15
12 M21

大阪RSは1年主体とはいえ2年も入っていたので、こちらは冬のスクール大会を見据えて2年主体+1年のチーム構成でした。途中、リードが広がったこともあり、戦術的な交代を行いました。

<成果>

ハンドリングミスは減ったのではないでしょうか。

コーリングがやや増え、戦える選手、引っ張れる選手が出てきました。

相手が1年主体ではありましたが、攻撃のビジョンが選手間で共有できてきたようです。

<課題>

ピラー、ラインなどの組織的なディフェンス、タックルなどに甘さがあります。

密集からの球出しが遅く、密集でのターンオーバーが多くありました。

なくすことのできる平凡なミスがありました。

<概観>

相手チームの主力選手が3人ほど抜けていましたし、こちらは2年主体でしたから、もっと余裕があってもいいのかなと思いました。

2年の1年間の成長ぶりを見る絶好の機会となりましたが、それぞれに課題が残ったのではないでしょうか。個人の課題は、それぞれ自覚しているとは思いますが、次回以降の練習で個々に話すことにします。

2年はオフェンス、ディフェンスとも、システム化、つまりチームとしてどうしていくかを詰めていってもいいように思います。

<総括>

今年度最初の試合としては、課題が多く見つかり、意義のある試合だったといえます。この時期に試合があるのは大変助かります。機会を設けていただいた関係者の皆様、ありがとうございました。また、保護者の皆様、チームのサポート、ありがとうございました。

1年はもちろん、2年も個人スキルがまだまだ足りません。特に2年は、今年度に入ってから練習していないスキルでも、昨年練習しているはずなのに、できていない、身についていないというプレーが目立ちました。1年に付き合って基本スキルを練習するのではなく、自分のレベルアップ(しかも決して高くないですよ?)のために練習しているという意識を強く持ってほしいですね。

1年は、ハーフコートでの試合でしたので、一番実感してほしかったエリアマネージメントと体力のなさを体験できなかったのが残念です。今回は20分1本の試合でしたが、スクール大会は15分ハーフになり、広さは倍になります。この試合で息が上がっているようでは戦えません。体力トレーニングは効果が出るのが3ヶ月後といわれています。今から始めても合宿には間に合わないくらいです。自分で体力のなさを自覚している選手はもちろん、体力は足りている選手も走りこんでください。試合中、ずっと走っている2年は、毎日走りこみを続けていますよ。

低学年チームは2年が主力ではありますが、1年も混じってのポジション争いがあります。中学でのジュニアラグビーからポジションの特性が出てきますが、それでもまだまだラグビーがうまい選手、走れる選手からチーム編成できます。ポジション別スキルも当然上げていきますが、まずはどのポジションでも求められるスキルを向上しないといけませんね。

今後、これまで練習していないスキル(セービングなど)を練習しつつ、足りないスキル(タックルなど)も強化していきます。また、ぼちぼち同時進行で、システマチックなオフェンス、ディフェンスについても練習し、ポジション特性の理解を深めながら、チームの強化を図っていきます。合宿では個別スキルより、チームを主体としたシステマチックな練習を多くして、高学年のスクール大会に備えるつもりです。

個人で向上できることは平日に、チームでしかできないことはスクールでの練習でやっていかないと、なかなかレベルアップできません。コーチ陣も課題に応じたメニューを考えていきますので、合宿をひとつのマイルストーンとして、みんなで頑張っていきましょう。

ところで、ラグビー日誌はつけていますか(私が知ってるのは日誌を見せてくれた1人だけです;o;)?これまでの練習を覚えていますか?毎週練習後に、その日に行った練習について、練習のねらい、練習方法、注意・意識すること、自分でできなかったことなどをまとめてくださいね。

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