カテゴリー: 6年生チーム

10/22 6年生 「仕掛ける選手になる」練習

生徒14人(見学2名) 指導員3名  桜塚高校グラウンド

1)アップ 2連パス

2)4ゴールゲーム

3)右、左ラインパス

4)トライラック & 低い姿勢でのタックル

5)5年生と練習試合

この日は 「ドコモカップ」の組み合わせ抽選の日でもありN主任コーチが組み合わせ抽選会に参加してきてくれました。6年間のラグビーの集大成であるドコモカップです。6年生はケガ人が多くかなり厳しい戦いになると思いますが全力で戦いましょう!

チームスポーツで勝つためには お互いが同じスキルを持っていて、お互いが同じイメージができることです。同じスキルとは豊中の6年生でいうと パスとキャッチングスキルです。パスとキャッチはラグビーするうえで基本中の基本スキルです。まだまだパススピードが無い選手、キャッチミスしてノッコンする選手がいます。このスキルにまだ不安がある人はおうちで毎日練習してください。

練習方法の1例として、 

仰向けに寝ます。ボールを、おうちの天井に当たらないギリギリにところにまで投げます。落ちてくるボールを両手でキャッチしますが、落ちてくるボールは必ず寝ている態勢でキャッチできるところにボールを投げてください。これを連続で10回できたらその日はオッケーです。

仰向けに寝ることによって肘を引いて投げれないため自動的に大人ラグビーでも使う「パンチパス」になります。(キャッチボールできる人がいればキャッチボールしてください。相手がいなければ天井にボールを投げるこの練習をドコモカップ前日まで実行してください。絶対天井にボールを当てないこと) 

同じイメージとは ルールの理解が欠かせません。これは実戦よりラグビーを見に行った方が養われます。大人ラグビーでかまいません。 見に行く! テレビで見る!など1試合は長いので前半だけでもしっかり見てみてください。(見に行けばスペースを見ることができるのでできれば見にいってね!)

それから練習でもいいましたが 「ボールは両手で」持ってください。今後片手持ちは修正していきます。理由は次のようなことがあったからです。今回の5年生との試合でN13が自陣ゴール前から、ボールを持ちだし突進しました。彼は無意識なのかスキルをもっていたのかわかりませんが彼がボールを両手でもって走ると5年生はパスを警戒してタックルをしません。しかし片手で持つと敵はN13を捕まえに近づきます。このボールをN13は両手でもったり、片手でもったりを繰り返しているうちにゴールラインに迫りました。そして彼は最後にボールを片手で持ってしまったため相手に捕まってしまいトライできませんでした。 ボールを両手で持つだけで相手の動きが遅れることがわかりました。来週の試合では全員両手で持ってもらいましょう! N13ありがとう!

最後に某高校のラグビー監督が常に言っている言葉 「仕掛ける」です。今日行った4ゴールゲームでトライを量産するチームはどんなチームでした? 空いているスペースを見つける、自分が相手を引きつけてパスを出す。声をかけあって連携をとるなど 良い結果(トライ)がでるのはいつも仕掛けたからトライにつながったのが圧倒的に多かったです。 この仕掛けるはうちの6年生ではなぜか試合になると「見る」選手が増えます。H16がいつも「見る選手」でした。でも今回初めてタックルに行くH16をみました。恐怖感に対して相当な覚悟がいったと思います。おなかに入る良いタックルでした。これもH16が「見る」ではなく「仕掛けた」結果ナイスタックルなったのです。

「ラグビーは仕掛ける」です。

昔私が小学生のころクラスで1つ論争がありました。

1)善は急げ!

2)果報は寝て待て(慌てる乞食は貰いが少ない) 

どっちが いいのかでした。その時の結論はクリスマスも近かったので 2)になったのを覚えています。でもラグビーの試合は 12分、12分の24分しかありません。時間に限りがある限り ラグビーでは2)はNGで1)だと思います。

だから選手のみなさん! 次週の試合は「仕掛ける」選手になってください。

これはコーチの命令です。

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