カテゴリー: 6年生チーム

9/23 6年生 第44回vs茨木RS定期戦

9月23日(土祝)はマルチグランドで第44回豊中茨木定期戦をおこなわれました。44年も続く伝統の定期戦であり、秋のラグビーシーズンインの初戦でもあります。春から夏合宿まで取り組んできた成果をこの試合から披露していきます。またこの茨木定期戦は特別なルールがあってスクールとスクールのプライドをかけて6年生が1試合ガチンコの試合をおこないます。各学年の試合が全て終了した13:00 広いマルチグラウンドには両行の6年生だけがフィールドに立てる至福の時間です。今日6年生は17名で「エース」と「ヒーロー」に分かれて 3試合を戦いした。(指導員6名) 

試合結果(点数はワールドカップ風で) 

1試合目 vs 茨木RS  25-30 

2試合目 vs 茨木RS   5 ―  40 

代表戦   vs 茨木RS  40 ― 25 

1試合目は前後半で 「エース」 「ヒーロー」が前後半で交代、2試合目は「ヒーロー」で1試合、代表戦は「エース」で1試合をおこないました。 

「ヒーロー」では D23をセンターで起用しました。4月に入校してまだ6か月、ずっと今までサッカーをしてきて6年生からラグビーにチャレンジしています。いままでのミニラグビーではボールを前に運ぶにはラインを作って横にパスをつないで前に運ぶ、「横パス」が主流です。でも最近のトレンドは「前パス」 といって ゴロキックや小さいパントキック(チョンパン)で相手のディフェンスの裏に蹴って、ボールを再獲得するプレーです。陣地を大きく回復するロングキックに比べてこの「前パス」は再獲得できないとピンチになる大変リスクのあるキックです。でもロングキックはほぼ100%相手ボールになるので、リスクを冒してでもチャレンジする練習を小学生の間に使えるようになると将来、中学、高校でラグビー続けるならば大変大きな武器になります。 D23はさすが元サッカー選手! ボールを上手に前に転がしボールが上に跳ね上がった時に再獲得して「前パス」を成功させました。そのあとゴール前まで迫り、トライにつながらなかったですが「裏にでる」ことには成功しました。 

またヒーロー唯一のトライは「タックル職人」 S21がラストパスを出してK15がトライしました。S21はD23と同じセンターのポジションで主にディフェンスに力を発揮します。この9月から新ルールでタックルは胸骨より下となりました。S21はどっちかというと受け止めるタックルをするのでタックルの瞬間どうしても胸骨より上になります。しかし、S21は今日は違いました。1歩足を前に出してタックルできているので低いタックルになっていました。またそこから相手を捕まえ、そのままホールドしてモールパイルアップ! 豊中のマイボールスクラムを獲得します。その時の彼の課をはまるで職人の顔です。ヒーローの両センターがしっかりしてくれば、S6,N13の快速ランナーも前に出れるのでこのままチーム一丸で勝ちにいきましょう! 

「エース」ではL4のキックがベストでした。キックオフが100%のキックで滞空時間、ボールの落下地点全て最高でした。私がもし選手だったらその蹴ったボールを追いかけて直接ジャンピングキャッチするか?相手が取ったとしても滞空時間が長いので取った瞬間で相手の腹にタックルすることができる「最高のキックオフ」でした。  

代表戦はこのL4のキックオフがとても効果的でした。キックオフで確実に敵陣でプレー開始というパターンができ、それをきっかけに両ウイングでフィールドの隅にトライ、そして、茨木RSさんの猛反撃で1点差まで追い上げられても、うちにはボールを持つとトライか、またはゴール前まで必ずボールを運ぶ豊中のエースC22の突破があります。「サインはC22」 このC22の突破を起点にダメ押しのトライ! 最後はキック絶好調のL4がマルチグラウンドの高いフェンス越えのキックで蹴りだしノーサイド(13:30に用事があって帰る準備をしていたDコーチをやぶ蚊と蛇とへんな毛虫のいる草むらにボールを取りに行かせる場外キックでした。) 

代表戦は昨年に続き勝利できました。しっかりと試合を見てくれた5年生にバトンは渡せました。来年は5年生がんばってください! 

明日はMRR ミニラグビーレフリー試験の交流会に参加します。今回の試合でもあったセルフジャッジで足が止まる、レフリーの笛がなるまでプレーする。明日はそういった場面が多くあるかもしれませんがセルジャッジ禁止です! 

最後に今日対戦していただいた茨木RSさん、レフリー、指導員のみなさん、応援していただいた保護者の皆さんありがとうございました。

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