7月23日(日)は 6年生が初めて午前、桜塚高校グラウンドでと午後の2部練習をおこないました。理由は今年は日曜日に雨で中止が多かったこと、11月にドコモカップというイベントが控えているため、少しでも練習量を増やすためにスクールより特別に許可をいただき、猛暑の中熱中症に最大限気を付けながら2部練習をおこないました。夏休みがスタートして最初の日曜日! 暑い夏ですが生徒も保護者も指導員もがんばりました。
第1部(桜塚高校:生徒18名+中学生3名、指導員6名)
1)アップ:体幹強化 ラグビーは体幹です! 体の芯が強ければコンタクトプレーは痛い!という感覚がほぼなくなり、相手を吹っ飛ばしたくなる欲望がでてきます。お家でもどうぞ!ぜひ!1週間体幹トレーニング続けてみてください。1週間後のスクールで「あれっつ? 自分パワーアップしてる!」と実感ができるでしょう。実感できるとラグビーが楽しくなります。楽しくなるとタックルができるようになるので、まずは体幹頑張って!
2)オフロードパス:スクールの方針として「倒れないラグビー」を今後も目指します。用意にラックにするのではなく、1歩でも前に進む。進めなくなって倒される前にオフロードパスをする。パスを受ける選手は普通のパスは無い!と思ってトップスピードでオフロードパスを受けるように準備してください。
3)2)の練習をふまえて「オフロードタッチ」の試合をおこないました。しかしながら、以前と同じパスを受ける選手が積極的に前にでていません。またパスを受ける選手も「パス!」とか「オレにくれ!」とか大声でボールキャリアーからボールを奪ってください。
4)ハイボールキャッチ: 練習量が増えた分、最重要で取り組みたかったスキルです。
キャッチ方法を文章で書くと以下のようになります。
A)目線をぶらさない
B) 常に半身でボールを見る。
C)少し後ろから捕球体制に入る
D) 落下地点を予測する これらA)~D)は 野球のキャッチングの方法です。ラグビーボールは野球のボールより高速で飛びませんがこの方法で落ちてくるボールを半身でキャッチできるようにしてください。 といっても実際の練習を増やします。
5)2対1からの3対2 : ここでは数的有利な状況を100%利用する。つまり確実に1対1でパスをして1人余らす。ように! K7はボールをもったらすぐに誰かにボール渡そうとします。もっとボールを持ってギリギリまで相手を引き付けるように!ここではN13がキレのある動きをみせてくれました。(拍手)
6)オフロードラグビー:最後にオフロードタッチの進化系、オフロードラグビーをおこないました。ルールとしてタックルはありますが、モール、ラックなどのブレイクダウンはありません。ここではタックルが課題でした。ドコモカップまでしつこく練習していきましょう。これで午前の練習はおわりました。今日の練習で伝えたいことは 認知、判断。実行の3つをゲームを通じて毎秒、繰り返し考え、実行する時は大きな声で指示を出す!というところでしょう! それでは暑いのでお昼ご飯を食べにかえります!
第2部 豊中3中 生徒12名、中学生1名、指導員4名
1)到着して熱中症専用の温度計の針は36.5度を指していて、温度計に書かれていたコメントは「36度以上は原則外での運動は禁止」となっていました。なので35度に下がるまで校舎の涼しい影のところで「座学」をおこないました。タックルの入る位置とキックオフサイドについて説明をしました。新ルールは9月から適用です。しっかり修正していきますので選手の皆さんは体幹強化してブレない体を作ってくださいね!
2)座学が一通り終わったところで温度計の針が「運動OK」のところまで下がりましたので、グラウンドにでて練習開始です。 まずはサッカーボールのようにラグビーボールをドリブルしてもらいました。3チームに別れてリレー形式で競争してもらいました。K17のいるチームが3連敗でした。(K17ドリブルは大きく蹴りすぎて、ballがとんでもないところにいってました。蹴りすぎです。それはドリブルではありません。)
3)ステップ(カットイン)の練習: これも2チームに分かれて団体戦で野球のように攻守交替をして5イニング戦いました。試合は白熱して延長戦にまでいきました。 1対1でステップを切って相手をかわす。6年生はこのスキルがないと試合に勝てません。「倒れない」ためには「相手に自分を触らせない」ということでもあります。これからも競争しながらスキルをしっかり練習していきましょう。
4)タックル: コンタクトバックに勢いよく当たってもらいました。コンタクトバックのあたる6年生はどれもこれも「ナイスタックル」を連発します。しかしこれが試合ではでない。やっぱり体幹を強くしないとだめかもしれません。
5)試合: 2チームに分かれて オフロードラグビーとミニラグビーの試合をおこないました。ここでは中学生のお兄さんが1年上の風格とドコモカップベスト8の自信からくるオーラを6年生に出しまくり、ステップで6年生にタックルをさせない動きをみせてくれました。11月までこれと同じ動きができるように真剣に自分自身のレベルアップに取り組んでください。