7/24 5年生練習  シロクマの地肌は何色? 

7月24日(日)14:00~16:30 豊中15中グラウンド 生徒20名 指導員3名 (お父さん3名にお手伝いをお願い)

夏まっさかりの午後からの練習、真っ先に心配したのはR18の体調です。最近はしっかり早く寝ているそうで体調は万全みたいでした。確認終了後、まずは全員に次の質問をしてみました。

シロクマの白い毛を全部剃ってみたら、地肌は何色?  1)白 2)黒 3)グレー(灰色)の3択をしてみたところ

1)白は7名、
2)黒は8名 
3)グレー5名でした。 

答えは 2)黒色です。 シロクマは皮膚の色を黒くすることで、太陽の熱を効率よく吸収することができると言われています。寒い北極ならではの工夫でしょう。 また白く見える毛も実はこの毛自体は透明なのですが、毛の中が空洞になっていて、光を乱反射するために白く見えているそうです。動物園に行く機会があればシロクマ見てきてください。

と! シロクマのネタで生徒の心を冷ましておいてから練習開始です。参加20人を4人1チームに分けてからタッチフットを2面でおこないました。(1度に4チームがプレー、1チームが休憩で3分間プレーしてローテーションします。)小人数でのタッチフットは選手1人1人のボールタッチの回数がも増えるため、パスのタイミングや、スペースを作りに行く創造力、攻め続ける集中力、ディフェンスもさぼれない! などなどにメリットは沢山あります。この練習ではトライの取り方が「ウマイ」と思うシーンが見られました。9人制だと1人でぐいぐい行くのではなく、4人でうまくスペースを作ってそこに走りこむ、そうです教えたかったこと(スペースにボールを運ぶ)ができています。しかしながら少人数のゲームだと5年生はこのように抜群の動きをしますが、これを9人制だとまた1人で持っていきます。原因はタッチフットでも見られましたが、積極的に動けていない選手がいます。この選手が9人制でも動かないので1人で持っていかないといけないということが判明しました。今日は指導員が3人でしたので1人がサポート、2人がレフリーで回すと4人1チームでした。 次回は3人1チームにして、1人にかかる責任をさらにを大きくして全員が動けるようにしたいと思います。

次にキックの練習です。今度は5人1組で4チームつくり、直径5メートルの円を描いて、さらに円の中心に直径50cmのサークルを作ります。1人はその円のサークルに入り、残り4人が円の外からキックパスをします。サークルからはみ出ずにキャッチできれば1点、1分間で何点取れるか競ってもらいました。サッカー経験者のA10、キャプテンR8,副キャプテンL4のキックパス成功率は高かったです。3人ともバックスなので蹴る機会がある経験の差がでました。他の生徒さんもラグビーフットボールっていうフットボールスポーツなのでキックスキルは5年の時に「ギリギリ」上達してください。今後練習メニューでもいれていきます。

このあとはタックルを練習しました。いつも教えている、手、肩、足を同時っていうワンパターンの指導であまり効果なかったのでちょっと各パーツを集中的に教えてみることにしました。 第1弾は「手」です。というか? 「手」ができたらタックルは80%できたようなものです。今まで 0.1秒で相手を捕まえろ!といってきましたがちゃんと0.1秒でつかめるか?捕まえるスピードをあげてほしかったので、「手」だけに集中して指導をおこない、練習にも緊張感をもたせて1本1本集中して取り組んでもらいました。「相手を捕まえてはなさない!」倒さなくても捕まえるだけでもできれば小学生のスキルレベルでは合格です!クワガタのように挟む気持ちを持って相手を捕まえてみてください。
(オリャーは練習ではスゴイタックルするけど試合はまだまだ必殺技のようで見ることができません。いつか見せてください。)

最後に5人制ラグビーをおこないました。といってもルールは9人制とかわりません。キックもありです。4チームで総当たりでおこないました。 白、黒、緑、青の4チームを均等に分けファイトしてもらいました。どのチームが優勝するか?と煽ってみたところやる気120%で取り組んでくれました。 5年生は本当に負けず嫌いの生徒が多いと思います。 1番とか優勝とかいうとすぐに燃えてくれます。この行動パターンは今後のメニュー作りに活用できそうです。 とりあえず合宿までにスキルをMAXまで上げて6年生にチャレンジと4年生には貫録を見せることができるように準備してください。

最後にこれから大きなイベント(試合)がめっちゃあります。しかし、まだ5年生として最低限成長してほしいレベルにまだまだ達していない状態です。今年5月の花園で体験したと思いますが、いわゆる「コンタクト」が年々強くなってきています。毎回腹筋や首トレ、体幹を練習前におこなっていますが、このトレーニングで「弱い」=「危険」な生徒をコーチは既に見切っています。今後合宿から毎月試合がありますが。「Aチームに入りたい」など思っている選手諸君へメッセージ! 今後のチーム編成の基準は「ラグビーが上手いから」だけで選抜しません。「タックルされても倒れない」選手も選考基準となりますのでしっかり、自分の骨を強化するように夏バテしないように毎日しっかりご飯を食べて下さい。

追伸: まきたコーチ的見解 「夜遅くまでテレビゲームや携帯スマホゲームしている選手へ!」 

    「絶対あなたたちはA
 

7/17 5年生練習  結果的にMTMになってしまいました。

7/17 豊中8中グラウンド 生徒18名、指導員3名

雨で2週間練習が中止になり、久しぶりのラグビーは全体的にキレが体が重ーいスローなスタートでした。また私も雨雲レーダーを見て「40分後に雨が降る」という情報を得たので、(40分間試合しよう! 雨が降らなければ今日やりたかったメニューを入れていこう!)と急遽メニューを入替え L4,R8,A10 の3名にジャンケンでのチーム分けを依頼して3チーム作り、3分ハーフでオフロードタッチをおこないました。久しぶりのオフロードタッチでしたが最初の2ターンぐらいまでは選手の「勘」が戻ってなく、チームの連携がとれていませんでした。でも3ターンぐらいから調子が上がってきて、パスが繋がりはじめました。この練習で気付いたことなのですが、5年生は「声がでる選手」と「おとなしい選手」の2つに分かれていて、「おとなしい選手」はディフェンスはできているのですが、アタックは特に「速攻」の対応がまだまだでした。やっぱりここは 阿吽の呼吸やアイコンタクトなどありますが、「パス!」とか「出せ!」と言えば確実にトライができた状況が何度かありました。この対策を次の練習でおこなうことにしました。

次の練習は アタックのパス回しと、ディフェンスで横1列になる練習を同時におこないました。準備としてアタックは斜め後ろにマーカーを均等に3つ並べます。ディフェンスは横一線にマーカーを3つ均等に並べます。(カタカナの ‶フ” みたいなイメージです。) これを左右に並べます。 1チーム3名で円陣を組みグルグル回ります。これも右チーム、左チームで回ってもらいます。コーチの合図は「ディフェンス」 「アタック」の二つです。 号令がかかれば各チームはアタックポジション、ディフェンスポジションに散らばります。 アタックはポジションに付けばボールをボールをだし、それをパス回して前進します。ディフェンスはポジションに付けば内側の選手が掛け声をかけて横一線にダッシュをします。左右どちらのチームが速くできるかを競いますので「速さ」「正確さ」「コミュニケーション」が同時に鍛えれらるトレーニングです。当然負けたチームはペナルティーが待っていますので緊張感もあり、競争という「負けたくない」気持ちも煽られて自然と声がでてきていました。自称「独自開発練習メニュー」としては及第点となりました。これをベースにバリエーションを増やしていこうと思います。(パスはリターンして戻す、ディフェンスも前にでたら一旦うつ伏せの姿勢をとって、そしてすぐ起きてうしろ走りで下がるなど マルチグランドの時ははそこまでやります。)

最後もオフロードタッチをおこないました。 本当はコンタクト練習したかったのですが、「ゲームしたい!」という選手の要望が強く、MTM(マッチ、トレーニング、マッチ)のパターンになっていたのでゲームをおこないました。すでに勘が戻ってきた選手たちの動きはキレがでてきました。このゲームでは目立った3人をピックアップします。 

A1 ゲームの内容を知りつくしているA1は自分のチームの「おとなしい選手」に「どうすればよいか?」「このゲームではどこまでがセーフでどこかからがアウト」かチームメイトに伝えて選手を動かしていました。この指示の声は最高に良かったです。あともう一つレベルをあげるなら、周りをもっとみてパスしてほしいタイミングでチームメイトにパスを出させるまでいってみましょう! つまりoFF the Ball のスキルです。 これができたら抜群の選手になれる可能性があります。 

L4 チーム1のキッカーで副キャプテン、いろいろ新しいことに取組んでいていいですね!今回はバックフリップパスを実戦で試していました。そのパスはまだ相手を翻弄するレベルではないです。でもやり続けて下さい。理由は以前から取組んでいるステップで今日は何度か相手を抜き去りました。最初は全くできなかったステップも、何度も練習してとうとう完成の域にはいってきましたね! ラグビーは練習すると練習したことがすぐに実感しやすいスポーツの一つだと思います。練習はできないことをできるようにするための時間です。いまのまま何でもチャレンジしてください。

R18 彼はこの夏の季節 毎年暑さでダウンします。なので私は毎回 凍らせた「アイスノン」を2つを持参しています。R18は大丈夫か? 倒れてないか? と見張っているので自然とR18の動作を見る様になります。 するとどうでしょう!以前よりパスが上手になっていることに気が付きました。その証拠に今日のオフロードタッチの試合では白チームに一人不足が出た時、青チームから一人補充することにしたら白チームのメンバーはR18を指名しました。 同じ青チームで試合前のボールジャンケンで何度も負けるL4を選ばず、R18でした。もともとは「ボールを持ったら敵にタックルされるから嫌だ!、じゃボールをすぐパスしておこう!」というところからはじまったR18のクイックパスでしたが、そのパスのスキルはいまではボールを外に速く運ぶ大事なスキルとして成長していました。クイックはできています! あとはそのパスの距離を伸ばすことにチャレンジしていきましょう!

A1の OFF THE BALL のスキル、L4 の新しいことへの積極的なチャレンジ、R18のチームからの信頼! や他にもキックについて調べて来たH6や、練習前にコーチにキックを教えてもらっていたH25など、昭和生まれの私的にいう「一丁やったろか?」という動きが各選手にでてきているのはとてもよい流れだとおもっています。 5年生にとって この8月(合宿) 9月(ガチの試合) 10月(遠征)と イベントが次から次にきます。 毎回の練習を全力で取り組んで、ぜひともポケモンより進化してください。