2019年度 修了に際しての祈り 20200301

6年生の諸君、中3の諸君、
はじめがいくつであれ、最後の節目までやり遂げたことを讃えたいと思います。
また今日が最後となる予定であった生徒の皆さんも
最後までありがとう。

年度末の今日に、
まれにみる世界的なコロナウィルス感染のため、日本中がいろいろなイベント自粛を促す中、本日修了の予定。
ところが今朝さらに前日の雨でグランド使用が不可能との知らせ。
今日が最後と思いなおしたのに、これまたどうしたことか。

生徒に皆さんは、今日のこと、忘れないでくださいね。
この年の、このタイミングで、いろいろなことが起きたこと。
今日あったいろんな出会いとできごと。
今日のかなわなかったこと、
皆さんの日記やラグビーノートに記録をして、記憶の糧にしてほしいところでです。

今年度を振り返れば、
ラグビースクールとラグビー  いろいろありましたね。

2019年秋 ラグビーワールドカップで盛り上がりました。
真近かに見るラグビーの祭典は、予想を超えるジャパンの活躍にて、ラグビーが注目を集めることになりましたね。

豊中のスクールでは6年生ドコモカップ初出場に挑戦。
実は大阪府下のスクールが注目する内に、予選突破。

中学部もかつてないほどの大阪府選抜への選抜人数
残されたメンバーは文句も言わずスクールでの練習。

低学年と幼年はタグラグビー開始
他の学年もいろいろな思い出ができたと思います。

いずれのことも、新しいことへのトライは、ピンチを招くこともありながら、
可能性を広げるチャンスでもあることを示してくれたと思います。
また新しい友人を得て、ラグビーの絆も感じてくれた人がいればうれしいところです。

豊中ラグビースクールとしては、
ラグビーを上手になってもらうことも大事ですが、
豊中ラグビースクールは、
「ラグビーを通して良い人間になること」
そのために自分の目の前にあることを一所懸命に向上する努力ができる人になること、
それがスクール指導員のひとつ目のものさしです。

今はたいしたことではないかもしれない。
でも将来、ラグビーを通してのこの経験が、大きな糧になることを願っています。

「ラグビーが好きになってもらえたか」も、もうひとつのものさしです。
ワールドカップに引き続き スクールの体験者、入校者がその後激増。
以前からの生徒さんは 良い見本になってくれていますね。

ワールドカップもそうでしたが、まさに今日は、
お父さん お母さん コーチ、先生方と話する機会でもありましたね。
これまでスクールに来ていた生徒やそのご家庭は、ラグビーのお話することも好きになってもらえたかしら?
コミュニケーションが取れないとチームは勝てないですね。

この一年 私自身も見に行くことも含めて関係し、私自身 いろいろなことに気づくこともありました。
皆さんの未来は、この予測不明の世の中、毎日どうして過ごすのか、
楽しみながらも、しんどいこともやり、納得して向上することをめざすか、
自分の嫌いなことはやらず、好きなことだけして甘い毎日を過ごすことになるのか・・・

生徒の皆さん、そして指導員・保護者の皆様が、
今年度を振り返り、新年度のあらたな糧になりますように祈っております!
そしてまた新たな出会いと素敵な未来を祈ってます!

2019年度修了式
 中村校長