カテゴリー: '22-5年生チーム

7月21日 2年生「夏休みは本をたくさん読もう」

7月21日はマルチグラウンドで練習でした。(選手14名、指導員6名)
セミが鳴き始め、すぐそこまで夏が来ている大変蒸し暑い中で練習を始めました。合宿を控えており、「タックル」「あたり」の練習を復活させたかったのですが、気温上昇もあり、また3年生と5人制ラグビーで久しぶりのフルコンタクトを行いました。 それでは時系列で報告します。

アップ: 
まずは対戦したい人同士で1ペアをつくります。縦30mのコートをダッシュで1往復どちらが速いか勝負をおこないました。勝った選手は「天国」の称号、負けた選手は「地獄」の称号をつけました。(地獄になった生徒には「恐ろしい罰ゲームがあるかもしれない?」と少し匂わせて次戦レースでの奮起を促します。その次は 「天国」チームと「地獄チーム」でリレーをおこないました。ボールを落とさない限り「天国」チームのほうに分があるので指導員と保護者さんに手伝ってもらい走路を横切る様に行ったり来たりしてもらって「動く障害物」をつくり、その障害物にぶつからないようにしてどっちが先にゴールするかリレー対戦をおこないました。いかに障害物に邪魔されることなく走れるかを見ているとステップを切ってクールに走る生徒、障害物に邪魔されてトップスピードで走れない生徒などなどがいました。

リレー中、2年生が解決しなければならないプレーが発生しました。

(状況)
○○君が走者として障害物をよけて戻ってきました。彼は次の走者にパスをしますがパスをした相手はまだ順番がまわってきていない□□君、パスすべき選手は△△君でした。当然準備のできてない□□君はボールを取ることができず、ボールは地面を転がりました。結果としてこのボールの受け渡しのもたつきが影響して彼らのチームはリレーに負けてしまいました。

(原因)
1) ○○君が□□君にパスをしてしまった。
   (次走者にパスをするルールが決まっていたのに誰が次走者かも確認をしないでボールを投げた。 顔はゴールを向き、手はとにかく味方の色の方向へ)
2) □□君は順番が回ってきていないのに次走者の横に立っていた
   (次走者以外は2メートル下がる様にルールを決めていたのに約束をまもれなかった。)
3) △△君は次走者なのに○○君に対してパスの声を出さなかった。
   (試合でも練習でもパスをもらう時は「パス」と声を出すように小1よりずっと指導しているができない。)

1)について考察?
OO君的な選手への指導はどうする。: 
このタイプが2年生に多数存在している。ボールを持っている時は頑張るがボールを持っていないときは動きがとまる。 ボールを再獲得するためのディフェンスの練習が必要と考えています。

2)について考察?
□□君的な選手への指導はどうする : 
このタイプも2年生には多く存在しており、コーチが説明する時にちゃんと聞いていないから間違った動きをしてしまう。「聞かす」というところから始める必要があります。ハリウッドザコシショウのようにインパクトのあるしゃべりの技術を上げる必要があります。

(生徒さんにお願い!)
家で本を読む! ゲームは少なめで本を読む! 夏休みなので涼しい図書館で本を読む! 本を読むことで人の話が聞けるようになってきます。よろしく!

3)について考察
△△君的な選手への指導はどうする?

「声がでない。 恥ずかしい、だしたくない!」

(対策)
声を出す、もしみなさんが中学生、高校生、大学、社会人まで将来ラグビーを続けていくつもりなら今のうちに声を出す必要があります。声は 1)「パス」「右」「左」などの指示の声、2)タックルの時の「ヤー」、相手を捕まえてからの「ゴー」というディフェンスの声、3)「ナイスプレー」「がんばろう」とチームを鼓舞する声、4)そして「トイメンマークした!」「サイドケア!」など対戦相手にプレッシャーをかける声の4つがあります。 このように最低4種類の声をがだせないとラグビーは残念ながら面白くなくなってしまうでしょう。ラグビーは楽しいと感じたいなら、2年生はまず「パス」「ヤーゴー」の声からだしをしてみよう!

ポートボール(スペースボール)

次にポートボールをしてみました。といってもルールを理解できないようなので「天国」チームと「地獄」チームに分かれてパスをつないでゴールまでボールを運ぶところまで練習しました。ボールを持つと歩いてはいけないので必然的に周りの選手が動きます。黙っていてはパスはもらえなので声もでます。

(問題点)
声もでて、ルールを理解した選手だけでパス回しをしてゴールしていた。 

(対策)
よってそれができないように「1人1回パスをする」というルールを追加して全員でボールを運ぶように修正しました。 来週は試合までできるようにします。

最後に
3年生と対戦 & タックル練習(メンバー外)
試合に出てもらった5人は1年の時に相手を怖がらなかった選手をセレクトしました。久しぶりのフルコンタクとでも怖がらなかったのは立派でした。来週もどんどん体を当てていきます。また、試合に出なかった生徒さんにはタックルのコツと当たる時のコツを教えました。しっかり覚えておいてください。
テレビ ノーサイドゲームに感化されたY11や他の生徒さん「ヤー」という大きな声がしっかりでていてびっくりしました。テレビの影響はすごい!

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