三年生に向けての試練となった『カジュアル・ベイカンシー(突然の空席)』
今年の初テストマッチとなる伊丹RS招待試合9ゲーム。日差しで霜が溶け出し泥々となったグラウンドで生徒たちは凍てつく寒さのなか最後までよく頑張りました。今回は、これまでの最多となる5チームをエントリーし、結果は5勝4敗の勝ち越し。競合スクールに決して引けを取らない全員ラグビーができた好ゲームとなりました。
先週の段階で25人出席の予定でしたので、5チーム(アース、ウォーター、ファイア、ウィンド、エアー)の中で一人も休めない編成でしたが、前日に病欠1名が出て24名の出席。さらに当日練習途中で1名体調不良(途中復活してくれました)、チームキャプテン1名負傷退場という試練が待っていました。そんな突然の空席を他チームのキャプテンが中心となって埋めてくれました。過去最多試合数につき、以下結果のみ記しておきます。
①チームウォーターvs伊丹 : 4-3 勝 MOM S25(ラストワンプレーでの逆転トライ。持っている男です) 相手のシザース攻撃に翻弄されながらも、モールのドライブ攻撃は圧巻でした。
②チームエアーvs東大阪 : 2-4 負 MOM M19(イメージキャプテンとしてなかなか燃えないチームメイトをタックルで点火) 初チームキャプテンM23もトライでチームを牽引。
③チームアースvs吹田 : 5-3 勝 MOM K8(前に出るディフェンス、勝ち越しを決めたトライでチームに大きく貢献) T18からのパスを受けたチームキャプテンR24の独走トライもお見事。
④チームファイアーvs東大阪 : 4-2 勝 MOM T2(均衡を破る2本のトライもさることながら、低いタックルで確実に相手のゲインを阻止) K20は練習通りのフリックパスがH9に通りトライに繋げた。
⑤チームエアーvs伊丹 : 4-5 負 MOM K4(ゲームキャプテンとして攻守で活躍) 幻の同点トライが悔やまれた。
⑥チームウォーターvs吹田 : 3-6 負 MOM Y17(何度もタックルで勝機を見出そうとしているひたむきなプレー) よもやのチームキャプテンR15負傷退場は痛かった。
⑦チームウィンドvs東大阪 : 2-8 負 MOM S14(からだを張ったプレーが随所で見られた。チームメイトへの指示も明確) 長い故障からの復帰戦でA11が爆発!2本の鷲掴みトライは大器の片鱗か)
⑧チームアースvs伊丹 : 6-4 勝 MOM S10(勝ち越し、ダメ押しのトライはもとより戦況を冷静に俯瞰する力は流石ゲームキャプテン)、MOM特別賞 T18(2試合フル出場で数限りないタックルを敢行) J22の前半4連続大回転(?)トライは圧巻。
⑨チームファイアーvs吹田 : 12-1 勝 MOM H9(チームキャプテンから久しぶりのゲームキャプテンとして攻守に大活躍。ファイアーのまさに光源) トライラッシュだけでなく、相手ラックを全員でオーバーしてマイボールとしたターンオーバーなど迫力満点の本日ベストゲーム。
偶々今週読了したJ.K.ローリングの最新作のような突然の空席が出た試合でしたが、この小説でボート選手としてチームにメダルをもたらした女子生徒クリスタルのように「ひょうきんで、それでいてタフで。けっして怖じ気づくことなく、つねに戦う姿勢を忘れない」金太郎飴軍団の仲間がリーダーシップを発揮したことが三年生に繋がる大きな収穫となりました。

