9月3日はマルチグラウンドで練習でした。 京都伏見よりKIWIs というNZのオールブラックスの黒いジャージがチームジャージのスクールや大阪から中学校のラグビー部が練習に参加していました。 彼らがまず驚いたのは芝生のグランドの大きさではなく、上空を通過する飛行機の地上からの近さにびっくりしていました。 ”ボール蹴ったら当たるんとちゃう?” マルチグラウンドで絶対聞くこのフレーズ連発していました。
先週、そして今回と私は他の仕事に追われてあまり生徒さんを見ていないので、タイトル通りラグビーが上手になる方法を教えます。 明日からでも始めてみてください。
どういうことかと言いますと!
”ボールを持っていない時 自分はどうすれば良いか?どう動けば良いか?”
ということを考えてみてください。 例えば 相手が一人でこっちは自分を入れて二人、あなたはボールを持った仲間のすぐ横を走っています。 パス! といえばボールはもらえますが まだ相手がいます。 こんな時あなたはどうしますか?
1、すぐに俺(私)にボールを回せば相手がタックルに来ても振り切ってやる!
2、相手がボールを持った仲間にタックルに入ろうとした時に ”パス! ”と言ってボールをもらう!
さあ あなたは どうでしょう?
1 と答えた方は 日曜のサンデーモーニングに出ている張本さんに ”喝っ” を入れてもらってください。
2 と答えた方も 突然 存在感を出してもすぐには味方に伝わりません。1と同様に張本さんに ”喝っ” を入れてもらってください。
正解の例文としては ” 右(左)にいるで! まだ、まだ 引きつけて! 今や パス! と 言って最高のパスをもらう! これが正解です。
えっ? それはズルい? いいえ 私は あなたはどうでしょう? と聞いただけです。 どっちでしょう? とは聞いておりませんよ! (セコイ?)
このように ボールを持っていない時にどれだけ味方とたくさんの情報を共有することができるか? これが上手になる方法です。 残念ながらこれはラグビーの練習だけでは身につきません! 下にあげる日常の生活の中で身につきます。(
例えば
1)学校の掃除当番の時、女子が重たいものを動かしたり、持ったりする時、さりげなく手伝う!
2)廊下にゴミが落ちていたら さりげなく拾ってゴミ箱に入れる。
3)家に帰ったて自分のが履いていた靴を脱いだら さりげなく揃えて次に履きやすいように置いておく。
4)家の食事が終わったら、食べた食器は さりげなく台所に持っていく、さらにさりげなく他の家族の分も持っていく
5)バスや電車の座席に座っている時、体の不自由な人が乗ってきたらさりげなく 立って席をゆずる。
(他にもたくさんあります。 考えてみましょう! )
などなど ”さりげなく” 〇〇をする というのは まず ”気づく” という行動から始まります。 でも生徒さんの状態を さきほどの ”廊下のゴミの例えで再現すると! 今はあなたたちはこんな状態でしょう?
” あっ 廊下にゴミ落ちてるな! 拾おうかな? でも友達誰も拾わんみたいやし、やっぱスルーしよう!
せっかく ”気づいた” のに ”さりげなく拾えません” でした。 今6年生全員はこんな状態です。 みなさんはあと一歩のところまで来ているんですが残り一歩が前に出ていません! ホンマ ラグビーが上手になるゴールはあと一歩のところなんです。 ということで明日から ”気づく & さりげなく 動く” を考えて、生活の中で実践してみてください。 それができたら 次の南丘の練習では自分が上手になっていることが自覚できます。
さあ 日常生活の中で たくさんチャレンジしてみよう! (以上 大男より)

◆4日練習◆
~大男コーチがチーム仕事で席を外していたので、練習コメントです~
4日(日曜日)は、KIWI’S(伏見 RUGBY CLUB)さんとマルチグラウンドでの合同練習を行いました。KIWI’Sの皆様には朝早くから豊中までお越しいただき、ありがとうございました!
【練習メニュー】
・リアクション
・パックマンディフェンス
・ランパス
・練習試合
【コメント】
▼先週より取り入れた「パックマンディフェンス」は、”仲間同士コミュニケーション(意思の疎通)を図りながら相手を追い込む練習”です。豊中6年生に一番足りないのは”味方同士の声”。自分の役割を果たしながら、自分の「気づき」を味方に伝え又は指示を出す(逆に、味方の指示に従い動く。)。単純ですが、意思疎通が図れていないと非常に難しい練習です。普段仲のいいメンバーも、練習中は、”おしゃべり”ではなく、”コミュニケーション”を図ることが重要です。みんなの声が出るまで、続けてみたいと思います。
▼練習試合では、ボール際でのスピードでKIWI’Sさんに完全に”遅れ”をとっていました。豊中はパスをすればするほどボールの位置が”後退”してしまいます。一方KIWI”Sさんは、パスをするとオフェンスラインが前に出てきます。
それは、なぜか?理由は簡単です。「パスを出す・受ける”位置・スピード”」です。KIWI’Sさんは、パスを受ける者が常にトップスピード(ワンダッシュ)なのに対して、豊中はパスを受ける者が(ほぼ)止まっています。パスは、”ボールが来るのを待つ”のではなく、”ボールを取りに行く”意識が重要です。その意識がないと、ボールを後ろに投げることしかできないラグビーでは、どんどん後退してしまいます(当たり前ですね。)。また、サインプレー(クロス等)をしても、キャリアが動いていなければ、ディフェンスを騙すことはできません(ディフェンスからは”丸見え・バレバレ”なので、恰好のタックルターゲットとなり、サインプレーの意味がありません)。その結果、オフェンスしているのに前に出れず後退してしまうことになります。
上手なチームになると、オフェンス・ディフェンスともに、「ゲインライン」を意識しながらプレーを仕掛けてきます。”相手よりも早く、一歩でも前に全員で出る”意識を心がけてください。
合宿後、夏休みをはさみ2度目の練習となりましたが、まだまだ身体が”夏休みモード”の生徒が多いような気がします。
来週は、練習開始と同時に”キレッキレのプレー”を見せてくれることを期待しています!
(小男より)
先日はありがとうございました。
大人、子どもともども非常に良い刺激を受けて帰りました。
飛行機の音も含め。
コメント頂いているようなプレーは全く出来ておらず、恐縮です。
高速代使ってお邪魔する価値ありと、コーチ陣で話しておりました。
また押し掛けさせて貰いますので、よろしくお願いします。
大島様 コメントありがとうございました。Kiwi’s さんとの合同練習はいつもの豊中だけの練習と違い、緊張感のあるとても良い練習ができました。また、機会がありましたら宜しくお願いします。