カテゴリー: '10-6年生チーム

6年生の茨木定期戦直前練習

病気などの理由で、3週間ぶりにスクールに戻り、生徒がどれだけ変化しているか楽しみにしていましたが、皆大人びていて、目が一層輝いていました。身長も伸びていて成長のスピードに驚きました。主任コーチを身長で抜いた子が出ました。

いよいよ、初夏から第一ステップの目標にしてきた茨木との定期戦を一週間前に控え、全員を集め、目標を明確化しました。遠征チームの徳島、芦屋(兵庫県では伊丹に並ぶ強豪スクール)とも試合は行いますが、まず、今春負けている茨木に5点差以上で圧勝すること、芦屋には、春の京都成章杯で皆がアウル戦で見せたファイティングスピリッツをもう一度、再現することを誓い合いました。そのために、この一週間は、試合の場所の臨場感を持って、勝って皆で喜んでいる姿を過去の出来事のように想起するイメージトレニングを行うようアドバイスしました。「絶対勝つぞー!」の掛け声ではなく、「勝ったぞー!」のイメージです。

練習は、来週の試合で個人が行うアタック、ディフェンス(3人一組でタックルマシーン)を確認した後、2:1でのアタッキングの再確認を行いました。今回の試合は接点での繋ぎが勝敗を分けると見ており、誰でも隙あらばスペースを抜いていく意識付けを行いました。しかし、決して楽に抜かせてくれる相手ではないので、タックルを受けたときに素早く味方にパスで繋げることができたチームに勝利の女神がほほ笑むでしょう。

最後に試合を想定したコーチ中心のチームとのアタック・ディフェンスを行いました。Y13がステップでコーチを軽く抜き去るスキルと空いたスペースにボールを放り、味方バックスに取らせるタイミングなど、3週間でその切れ味・判断力が増したことが見て取れました。WTCビル級のセンターK5も主任コーチをぶっ飛ばし、パワーアップしていました。9.11は過ぎたので倒壊しないでしょうから、極力立ってプレーして核弾頭の役目を果たしてくれることでしょう。もう一人のセンターD7もさらにスピードアップしていました。モールで必ずきれいな球をハーフに出すY4もいい味を出しています。相手の強力バックスを仕留める役のY10もタックルの激しさが増していました。勿論、これらの生徒以外の全員が自分の得意なプレーに磨きがかかっていました。一番体幹トレが上手なS21 は、早く足を治してね。

コーチは練習通りに試合をやれとは決して言いません。試合では必ず頭が真っ白になります。そんなときこそ、練習で覚えたことがプレーで出てくれることだけを期待しています。

LINEで送る