6年生の初陣はAチームが2戦2勝、Bチームが2戦2敗の結果となりました。チーム全員が酔いしれ満足した勝利でなかったことが今回の大きな反省点でしょう。レフリングをして気付きましたが、他のスクールの中には9人全員がお互い指示を出し合って生徒たちだけで試合を組み立てているチームもある中、わがチームは、まだまだ各プレイヤーがチームの一員としての意識が乏しいと痛感しました。また、どんな相手で、どんな戦況であろうと全力でぶつかるというラグビーの原点がおざなりになっていたことも反省材料です。これらの問題はこれからの練習の中で課題として取り組みます。
今回のテーマであるタックルに焦点をあてた場合、Aチームは合格点をあげたい。M1(Mはファーストネームの頭文字、番号は背番号)の開始早々のタックルは、今日皆が何をするべきかがわかっていると感じたプレーでした(自信をつけたM1はその後、右隅へのトライに繋げています)。その直後、K9のパワーフットを効かしたタックルもかつて見たことのない完成度でした。勿論、Y13のタックルはいつもゲームの流れを大きく変えてくれます。Y4も手首を痛めましたが、燻銀のサポートプレーで確実にボールをバックスに供給していました。Y10も密集から飛び出してくる相手にタックルで食らいつく姿勢は素晴らしい。K5は初戦では腰高のタックルで相手の首に入らないか心配でしたが、2試合目は、流石に本領発揮し、ゲームを決めるトライを立て続けに量産しました。S11はサイド攻撃を仕掛ける相手にしぶとく絡む粘り強さはピカイチです。相手を3人連続で前進を阻んでいました。一人目を確実に1発で倒すとこが彼の課題です。
Aチームの試合結果
1試合目 VS布施 :11‐0 ・・・前半9トライのラッシュアワー。M1のファーストタックル、K9の大きい相手へのタックルが印象的。後半2トライのみとは如何なものか。ホメオスタシス?
2試合目 VS八尾 :5‐3・・・北摂のライバル箕面に圧勝した八尾。これまで負けたことのない相手なるも、八尾の司令塔10を中心に成長著しく油断禁物で臨む。バックスのダブルライン、10の一人フェイントパスは特に印象的。案の定、前半は3‐3の同点。後半はD7、K5の力走で加点する一方、K13の危機一髪追いタックルで零封。
Bチームで印象に残ったプレー
K17、S21の中途入部コンビ(普段はケンカばかり)も荒削りながら光明が見えた。仲よくしてね。