カテゴリー: '10-6年生チーム

6年生の試合直前練習

明日は6年生最初の大きな大会(大阪府ラグビーカーニバル)かつ日本ラグビーの聖地での試合となるため、コーチの方が気持ちが高ぶっていました。生徒は、いつもながらのマイペース人生。早く大人になって欲しいと念じつつ、直前練習の開始です。

試合でのテーマは、強い相手にどこまで激しくディフェンスでき、ボールの再獲得ができるかどうかです。この1カ月、生徒のタックルの形は目覚ましく向上しています。しかし、止まっているタックルマシンは倒せても、果たして動く物体を仕留められるか。コーチの悩みは尽きません。

試合前の練習は、①ウォーミングアップ(体幹トレーニング、タックルマシン回転競争)、②個別スキル練習(タックル、コンタクトバッグのディフェンスをつけたアタック)、③ユニットプレー(試合を想定したエリアマネージメントのチェック)の3パートに分かれます。

①ウォーミングアップ:今日の体幹トレでは、同じ体格の2人が3つのメニューを行うやり方を中心に楽しく行いました。一つ目は、ペアキック(向き合い体育座りをして両足裏を重ね、押したり引いたりする。この時、両手は前方に伸ばしバランスを取ります)、二つ目は、四つん這いシェイク(地上のマーカーを腹の下に置き四つん這いなった生徒を横に立った生徒が押したり引っ張ったりするのを耐える)、三つ目は、ボール争奪後ジャックナイフ(両者が膝をついた状態で向き合い、相手が持つボールを奪い取り、すぐに寝て体幹を意識してジャックナイフの形になってボールをダウンボールする)を行いました。すべてに共通することは、腹圧を意識して体を動かすことです。インナーマッスルとかインナーユニットとか言っても生徒は「??」なので、いかにわかりやすい例えを示せるか(おしっこを我慢するときの状態とか)。もうひとつ、昨年から取り入れている奇異な練習のタックルマシン回転競争ですが、これは、下のボールへの反応、タックルに入るときの足の使い方、前のプレイヤーが回転したマシンをすぐに持ち上げることでモール、ラックへの2人目のサポートの意識付けなどを狙っています。傍から見ると、遊んでいるようにしか見えませんが。。

②個別スキル(タックル):十五中には巨大なタックルマシン(マンモスの足)がありますので、両手を回してタックルしても地面に手を擦ることはありません。最初は、ストロングポジションの意味を、脇を開けた状態と閉じた状態でコーチが一人ずつチェックします。その後、コンタクトバッグ2つ、タックルマシン1つに3列が同時に脇を閉めた状態でプッシュの練習をします。次にパワーフットで激しく当たること、自分と相手の肩の位置を定めることをチェックさせて、最後は、助走をつけてマンモスの足にタックルを行います。自分の好きな肩で当たり、マンモスを一撃で仕留め、覆い被さったら「合格」です。今日は一発合格が8割とどこぞの名門予備校並みの合格率を示現。選手もどこか誇らしげでした。明日は頼むで~!

③ユニットプレー:最後の30分は、エリア別のアタック、ディフェンスのチェックです。2チームに分かれて、スクラム、ラインアウトからの玉出しでバックスの走り込むコース、フォワードのモール参加の方法(常に前に向いた姿勢でボールを獲得、押しこみ)をアドバイスしました。明日の試合ではキックディフェンスのシーンが多いと思われ、カウンターアタックを最後に行いました。

4月は、プレッシャー(タックル)の正確性に重点を置いたため、防御の最重要原則であるボールの再獲得まではレッスンできていません。明日はこの点に課題を残しそうですが、5月はそこを重点的に強化していきたいと思います。


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