カテゴリー: 中学生チーム

第18回大阪府スクールジュニア大会U15の部の結果

9月27日は、先週の結果を受けて、7~9位決定戦に参加しました。

vs吹田RS 7-24
vs中地区 7-28
2連敗に終わり、最終順位最下位で大会を終えました。

先日のジャパンの試合を見て、
・筋力トレーリングやスタミナ、身体づくりを含めた身体の準備、
・サインプレーやドライビングモールといったチームプレーやひとりひとりのタックルの入り方など戦術や個々のスキルを含めたテクニカルな準備、
・これらの準備を整えたことによるメンタルの強さや試合でも練習通りのプレーができる精神を含めた心の準備
つまり、心技体の準備をしっかりとやってきて初めて勝利を得られることに改めて気付きました。

さて、翻って考えるに、今回のチームにこれらを落とし込めたかと自省しますと、選手の個性や学年の持つ雰囲気や特性から、技つまりテクニカルな部分を伸ばすことで他の部分が引っ張られてくるのではないかと考えて練習メニューを組んできました。しかし、怪我の多い1年であったこと、試合中にスタミナが切れやすいことなど、実は身体の準備が整っていなかったのだと今になって反省しきりです。

ともあれ、中学3年のメンバーはとてもよく頑張ってくれました。中体連で頑張っているメンバーや他のスポーツにうつってしまうメンバー、両立が難しくなるがいる中で、さらに怪我人が多くなかなか全員が揃わない中で、自分の課題を克服すべく頑張ってくれました。

それぞれの成長もさることながら、特にキャプテンは任命されてから、おっとりとしたチーム全体の雰囲気から、他のメンバーより一足早く脱却し、キャプテンらしく成長してくれました。最後、勝利という形ではキャプテンの成長、チームの成長を結実させることはできませんでしたが、この経験が今後の人生の糧となってくれることを切に願っております。

さて、引退する3年がいれば、チームを引き継ぐ2,1年がおりまして、キャプテン、副キャプテン、FWキャプテン、BKキャプテンが任命されました。
中学では、伝統的にコーチが口出しせずに、卒業生だけで、新チームを引っ張るメンバーを決めています。
新チームのメンバーは、彼らの思いが詰まった良い人選であると思います。もともと面倒見の良い3年でしたが、後輩のことを良く見てくれていたことに改めて感心するとともに、3年の人柄に賛辞を送ります。

新チームでは、心技体すべてを整えて試合に臨めるよう、できる準備をやり切れるように指導していきます。最近の負けのスパイラルを断ち切るべく、コーチも意識改革を行います。これまで手を入れてこなかったルーチンワークも一から見直しつつ、チームだけでなく、選手個人の準備にも踏み込んで、もっと真摯にラグビーに取り組んで参ります。

早速、次回の練習から、新生中学チームがスタートします。
応援、よろしくお願いいたします。

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