豊中ラグビースクールの 現役の皆さん、卒業OB,OGの皆さん、保護者の皆様、指導員の皆様、あらたにラグビーを始めようとしていた皆さんもいると思います。 お元気ですか?
まさか、2019のジャパンラグビー時代の夜明けの予感がした秋から、2020年がこのコロナウィルス肺炎による活動停止の幕開けになると思いませんでした。
皆様と、お会いできずたいへん残念ですが、是非毎日自分の体調管理をする練習の機会ともとらえて、毎日最低でも1日1回は体温測定をしてください。
これまで夏合宿に参加していた生徒の皆さんは、合宿でいつも行っていた、体温を毎日測る自己管理の習慣が今とても大切ですね。
できればマイ体温計をもって、同じ体温計で、測定するのが、体温計ごとの誤差が少ないと思います。
「あれ?高いな」という値が短時間測定で出た時は、10分間 しっかり測定し続けてみてください。
これは指導員の皆様も、保護者の皆様も、是非実行してください。
動きたくて外で遊びたくてうずうずしている人も多いと思います。
でもラグビーは体力の必要なスポーツでありますが、臨機応変な頭脳が必要なスポーツであると思います。
このような時こそは、しっかりと勉強し、本を読む良い時間でもあります。
ラグビーに関するなら、ラグビーのビデオをみてイメージトレーニングしたり、ひとりで黙々と壁に向かってスクリューパスの練習をしたり、ドロップキックの練習もしてみましょうよ。
今こそ One For All
一人一人の自分の行動は、周囲のみんなのための行動であることを自覚すること。
そして万が一、自分や家族に感染が出ても、それを家族のせいや友人のせい、そして保護者や指導者のおとなは、他人のせい、会社のせい、乗った電車にいたあの席をしていた人のせいにしないことが大切です。なぜならその場にいなければならなかったのは、自分のそれまでに選択した行動の結果だからです。ほんの少し少し早く起きて、違う行動をしていたら変わっていたかもしれません。意図しようが意図しまいが、その人とその場にいなくてはならないことを選択せざるを得なかったこれまでのさまざまな選択の結果でもあるのです。
ですから、ヒトを責めるのではなく、今の自分の反省もして、でも後悔しないように、社会全体へできる貢献と、今しなくてはならないことの、天秤にかけて、これからすべきいろいろな行動を判断しましょう。そして次のはじまりのために準備をしましょう!
スクールの中の判断でも、感染のピンポンを抑制するために、今はいろいろな辛抱をお願いすることになると思います。
また集まれることを祈りつつ! ご理解の程、どうかよろしくお願いいたします。
校長 中村夫左央
