カテゴリー: 校長ノート

「つらいのはしあわせのはじまり」 一歩でも前進することで得られる幸せ

2020年度は、コロナウィルス感染症にかからないように、家の中での生活が多かったことと思います。そんな中で、ラグビースクールの練習さえも、減りました。試合も減りました。不完全燃焼の思いもあったでしょう。

それでも、皆さんがグランドで走りまわる時間をできるだけ作るように、大庭運営委員長はじめ、運営部、全指導員のみなさんが準備してくださいました。大会や試合は数少なくなりましたが、そんなひとつひとつの練習や試合を大切に感じることができましたか?夏は暑いけど、家にじっとしているより、気持ちは晴れました。冬は寒かったけど、外の新鮮な空気に触れて、そのありがたさを感じました。校長もじっとしているよりずっと楽しかった!

2020年12月末から正月にかけての、花園での全国高校大会では、無観客ながらもスクールOBたちが、活躍の場を得て、元気な姿を見せて楽しませてくれました。見えないところでも、中学・高校・大学それぞれのラグビー部活動を楽しんで終えたOBたちもいました。お仕事をしているお父さんお母さんにとっても、自宅で家族と一緒に過ごす時間も多かったと思いますが、一緒に過ごすことで、家族の様子がわかり、新しい気付きがあり、家族のありがたさ、大切さ、楽しさを経験できました。新たに楽しいことも見つけたでしょう。

「つらいのはしあわせのはじまり」 だそうです。

つらい 「辛い」という文字に、一本の「ぼう」を加えたら、「幸」という字になること知っていますか?

辛抱してるときに、一本の「ぼう」をたすと幸せです。希望の「ぼう」を加えたら「幸」になるのです。(わからない人は、おとうさん おかあさんに教えてもらってください)

ラグビーは、一歩でもトライに向けて前進することを考えてプレイするスポーツです。

日頃のラグビーの練習や試合から、一歩でも前に進むんだという気持ちを是非身につけてください!そうすれば、今後の人生で、もしもなにか決断する時、つらい時には、一歩でも前に進む方法を迷わず選択することで希望を持つことができるでしょう。

危険なけがをしないようにしっかりと準備をして、とくに中学生以上は体を鍛えて、シンプルでイージーなラグビーを楽しみましょう。

良い一年になりますように。

 

コーチの皆様、保護者の皆様

新型コロナウィルス感染予防体制の中でのスタートとなりますが、引き続きご支援・ご協力をお願いいたします。

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