7月8日は南丘小での練習でした。地震の影響などで通常練習のお休みが続き、6月10日以来の久しぶりの練習でした(先週7月1日は試合がありましたが。)。参加者は生徒17名、指導員5名。生徒は合宿用のTシャツの採寸を行いました。
大雨がやっとやみましたが、南丘小の芝のグラウンドは水がうすく溜まっていました。気温がぐんぐん上がってきたので、水分補給の回数を多くして休憩の時間を長めにしました。
1.アクションとランニング
アクションとランを組合せてアジリティの練習です。ランは、スキップ、後ろ走り、前走りなど、アクションは前転、うつ伏せ、ジャンプなど。芝の水の上で前転などをしたので、シャツとパンツがびしょびしょに濡れて悲鳴が上がっていました。
2.ステップの練習
今まで、コーンやポールを使って、スラローム走やジグザグ走をやってきました。そのおかげで、ステップを切って走れる生徒が出てきました。これは自然発生的なので、今回は足の動きを意識して行い、ステップがもっとうまくなることを目指します。小刻みなステップは当たりの時にまっすぐではなくて、半歩右か左にずらして当たるときにも使います。
1:右足、2:左足と順に前に出していき、3:右足は大きく右横に出します。続けて4:左足、5右足と前に出して、6:左足は大きく左に出します。あとは1、2、3、4、5、6の繰り返しです。
1:右足、2、3、4、5の5で大きく右横に出す、さらに6:左足、7、8、9、10で10は大きく左に出す練習もしました。
最初は体が思い通りにうまく動かなくて難しいですね。続けて練習をしましょう。
3.当たりの練習:At(アタック)とDf(ディフェンス)
AtとDfが1人対1人で当たりの練習をしました。
これは、Dfは、相手が来たらとにかく捕まえることを意識するために行いました。相手の上半身に抱きついて捕まえます、捕まえたら離さないこと、そして前に押し返します。押しながらボールを抑えること、できれば取ること。タックルを下に行ってもよいですが、このように上半身を止めてもよいです。ただし、ハンドオフに注意です。ボールを抑えることができれば、プレーが続けて出来ないので、モールアンプレアブルとなることが多く、スクラムとなりDf側のボールとなって、大変有利です。
Atは相手にまっすぐ当たって押すことを意識するために行いました。今までの練習と同じです。トライを取る練習でないので、体をずらすことはしなくて、まっすぐに押します。足をカイて(ドライブ)前進します。しばらく押してコーチが「後ろを向け、パス」と言ったらくるっと後ろを向きます。
先日の試合で、ボールを持って突き進むのは良いが、相手にからまれてボールを抑えられてモールアンプレアブルとなることが多かったです。そこで次回の練習は、Atの一人目は前進するときはボールを隠すこと(相手に絡まれないように下側に持つ)、二人目の選手を付けて、二人目は一人目の横をつかんで(バインドして)一緒に前進することを練習する予定です。
4.ミニゲーム
いつものとおりに最後の約30分は、5分間程のミニゲームを行いました。今回のテーマは、次の2点です。
・スクラムを組んだら素早くボールをバックスに出すこと。H(ハーフ)はボールを持ってきょろきょろしない。
・B(バックス)一人目はHからボールをもらったらすぐにパスをBの二人目に出すこと。
このほかに、ゲームの中でいくつかの注意をしました。
・HとF(フォワード)のDfのスタートのタイミング(いつ出るか、素早く出ること、走るコース)
・ボールを拾いに行くときは、自分の陣地側から行くこと(ゲートを通ること)