カテゴリー: '21-6年生チーム

2/19練習と「コンタクトを増やす」

やっと少し暖かくなってきて、気温的には楽でしたが、参加者が少なく11名での練習になりました。

まずは、いつものようにラダーとコーンを使って身のこなしの練習です。今回も、ジグザグにおいたコーンの外側をタッチせずに回ることにしました。コーンを回るのは、素早い方向転換の練習なのですが、まだ意図が理解できず、電車ごっこみたいにぐるっと回る子もいました。外側の足を踏ん張って、鋭く方向転換をするよう教えていく必要があります。

次に、ルーティン的な練習として、相撲を取り入れることにしました。これまでの試合での反省として、ボールを持った相手を倒せていないということがありました。考えてみれば、ルーティンとしてコンタクト的な練習はしてきていません。激しく当たるのは、なかなか数をこなすというわけにもいきません。そこでお相撲をどんどん取らせるのがいいのではないかと考えました。時間短縮のために、組んだところからスタート。勝ったら一つ順位を上げ、負けたら一つ順位が下がるというルールでしました。全員が同時にできるので、数分で10回戦くらいはできましたが、やってみたところ、力の入れ方などが、まだまだ全然できていないのがよく分かりましたね。投げ技を掛けて、相手の体勢が崩れたところで、崩れた方向にもうひと押しすれば倒れるのに、そこで手を放してしまって、もう一度組み直し、といったシーンが随所に見られました。相手の体勢の崩れたのを見てこれを利用して倒しに行く、といったことが自然にできるようになるまで続けていく必要があるように思いました。次回は、本日終了時の順位から始めます。休んでいた子は、最下位からスタートにします。

次は、いつものようにゴムボールでボールタッチの練習。2人でのボール交換20回連続×3。このあたりは軽々とできる子が増えてきました。ボール交換連続20回を達成した2人には、横に進みながらのボール交換。次は、41組で、全員がボールを持って「せーの」で隣にボールを回します(スクエア)。本日の最高記録は、20回でした。本日もトータルで200回以上はボールに触れたと思います。

次は、攻撃2人:守備1人でパスを投げる練習です。攻撃側はパスを投げる子が動くのは禁止、もらう子がディフェンスをかわしていろいろ動いて、パスをもらいます。3回失敗または、インターセプトで攻守交替。パスが通ったところで、キャッチした子は停止、この子が今度はパスをして、ゴールラインを越えてトライしたら勝ちというゲームです。年末にやって以来通算3回目になります。少し分かってきた印象ですが、まだ場所を取り合ってどんどんボールに近づいてきてしまうことが多く、練習の意図を上手く伝えられていないように思いました。相手の逆をついたりして、顔を出してほしいのですが、なかなかそうはなりません。

次は、タックルの練習です。Tコーチが長さ30cmくらいの大人の太ももサイズのタックルバッグを二つ買ってきてくれました。これだと、コーチの太ももごとパックできます。片方の太ももに当てるので、逆ヘッドにならないように判断する練習もでき、とてもいい練習ができたように思います。また、このタックルバッグと従来のもの二つで、4つを並べてどんどんやったので、短時間で一人1520回くらいはでき、密度の濃い練習になったと思います。子どもサイズの道具や子供用の練習を工夫する余地がまだまだあると感じました。

次は、子ども同士2人が組になって、一方がタックルして相手を倒す練習です。両足をパックしないとまず倒れないので、両足をパックしにいく意識を持ちましょう。

最後に紅白戦です。密集では、今日のタックル練の成果がほんのわずかですが見えたような気もしました。ただ、走り始めてしまった相手に対してはやはりタックルできず、それぞれがすごい攻撃力を持っていますので、ものすごい点の取り合いになり、コーチも途中から得点を数えるのをあきらめました。

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