カテゴリー: '21-6年生チーム

7/10練習内容と理解させる工夫

まず、いつも通りラダー各種+コーンタッチです。コーンタッチしながら前も見るように、前の方でコーチがグーとかチョキとかサインを出して、これに答えながらコーンにタッチする、ということもしました。あらゆる場面で回りが見えるようになって欲しいので、いろいろな工夫が必要です。

パスキャッチについては、いつものように片手トス、両手投げ上げ、キックキャッチ、同時交換などで200回程度はボールに触りました。パスを捕るのはかなり上手になってきましたので、そろそろパスをする方の練習も始めました。先週と同様に手首を柔らかくして、手首の前後の動きと内から外へ回転する動きを使い、3,4,5の指先でピュッと押し出す感じで投げる練習をしました。なかなか難しい動きですが、できている子もいます。これも夏合宿終了時までに全員できるようになったらいいなあ、なんて思っています。

次に、これも永遠の課題である、走りこんでボールをもらう動きの練習です。5mおきにコーンを置き、4人一組、3人一組でコーンのところに行くたびに後ろを向いて次の人にボールを渡す。ボールをもらう人は走りこんでボールをもらう、という練習です。一部理解している子はいるものの、なかなか走りこんでボールをもらうことができませんでした。

なぜうまくいかないのか。一つは、止まってしまっていることに気づいていない子がいるように思います。自分的には一所懸命やっているし、とってから一生懸命走っている訳で、しかしそれではコーチが言っている「走りこんでボールをもらう」ことになっていないということに気づいていない。もう一つは、「走りこんでボールをもらう」方がいい、ということを納得させられていないということではないかと思っています。普段からラグビーを見ている子であれば、そういうプレイがあることは知っているでしょうが、RSの練習以外では一切ラグビーに触れない子もいます。止まって捕った方が圧倒的に捕りやすいし、失敗して突き指をしたりする確率も減ります。そりゃあ止まって捕りたいですよね。なので、止まって捕ったら突破できないけれども、走りこんでボールをもらったら突破できる、みたいなギリギリのシチュエーションを作り出さなくては説得できない気がします。ここも工夫が必要です。

最後に紅白戦です。なんとかボールを回そうとするプレーが各所に見られ、とてもいい傾向だと思いました。ただ、まだ投げる方の技術がないため、めくら投げのようになってしまうシーンもありましたが、これもおいおいよくなると思います。

 

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