カテゴリー: '10-6年生チーム

6年生、間違いだらけのシューズ選び

ゴルフの話で恐縮ですが、こんな格言があったかと思います。「飛距離を競う小学生、ルールがわかって中学生、道具がわかる高校生」とかいうゴルフの奥深さを表す格言です。

 

いよいよ来月に迫った定期戦に向かって、練習や指導に漏れやダブりがないか、コーチは藁をもつかみたい心境で、十五中に現れた6年生の足元の道具に注目してみました。

 

スパイクを見て気づいたことは、以下7点もありました。

 

①ひもを緩めて履いている

②ひも穴をすべて通していない

③明らかにオーバーサイズでゆるゆる状態

④かかとを踏んで履いている(論外)

⑤ひもを固結びのまま履いている

⑥かかと部分が空いている

⑦中敷きの下に小石が残っている

 

ゴルフでは、高校生にならないと道具はわからないようですが、わが6年生には、使い方次第で最も強力な味方となる道具に拘って欲しいと思い、練習前に一部の生徒に次の通りシューズの履き方指導を行いました。

 

①ソールは足先の部分を購入時に折り曲げて慣らしておく(案外忘れていますが、足裏の曲がる箇所は一か所ですので、足の曲がる位置とシューズの曲がる位置を一致させることが大切です)

②ひもは毎回ほどき、ゆるめた状態にしておく

③シューズに足を入れたら、かかとトントンとつき、かかと部分を固定してから、ひもをつま先から確り締める(つま先をトントンつくのは間違いです)

④ひも穴にはすべてひもを通し、足首を固定するように確りとひもを結ぶ

 

以上の4点を励行するだけで、より速く、より疲れず、より力強くプレーができます。今週の合宿でも全員に指導して行きたいと思います。

 

さて、合宿直前練習は猛暑の中、これまでのおさらいを行い、試合の局面を想定した練習をきっちり行いました。

 

合宿でのポイントは、コーリング(せみの鳴き声以上の的確な声を出す)、激しさ(タックル、ヒット、ガット)、ユニットとしてのアタックとディフェンスの基本的な流れの理解と実践につきると思っています。あとは算数(引き算)が得意になること、中学生のプレーとの違いに気づくこと、留学生との国際交流、みんなで作戦を考えることetc、最後の小学生の合宿生活の中で、貪欲にラグビーを追及して欲しいものです。

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